今回は、仙台市交通局の大型車のうち、1998年と2000年に導入された車両を取り上げます。低床車やCNG車の導入が始まった世代です。

56 (4)
仙台230あ56
KC-HU2MMCA
1998年式
1998年はツーステメインで導入されました。前年導入分と特に仕様は変わっていない模様。導入時のナンバーは宮城200か56でしたが、のちに仙台ナンバーで再登録され、数字は宮城ナンバー時代の数字を希望ナンバーで取得しています。

60 (1)
仙台230あ60
KC-HU2MMCA
1998年式
1998年の大型車はツーステを中心に、仙台市営初となるワンステも各シャーシで2-3台ずつ導入されました。画像の車はブルーリボンのワンステで、前面と側面に「ワンステップバス」の表記が入れられています。

64 (1)
仙台230あ64
KC-UA460LAN
1998年式
ツーステの日デKC-UA+富士重工7E。他シャーシと同様に、ツーステメインながらワンステも2台導入されました。また、仙台市営初のノンステも導入されました。

74 (5)
仙台230あ74
KC-MP717M
1998年式
ツーステのふそうエアロスター。書くまでもないですが、これまで通りの仕様になっています。

75 (1)
仙台230あ75
KC-MP717M
1998年式
例によってワンステのエアロスターも導入されました。パッケージクーラーを採用しており、ツーステの車とは見た目に大きな違いが出ています。

81 (1)
仙台230あ81
KC-LV280N
1998年式
仙台市営において最後の導入となったいすゞKC-LV+富士重工7E。画像の車はツーステで、翌年以降は純正車体での導入となり、この組み合わせでの導入は1998年をもって終了となりました。また、4メーカーの車両をまんべんなく導入する方式も1998年をもって終了となりました。

DSC_5366-f
仙台230あ78
KC-LV280N改
1998年式
3台のみ導入されたKC-LV+7Eのワンステ。前中扉間の車体裾形状が特徴的です。現在は図柄入りナンバーに交換されています。

83 (1)
仙台230あ83
KC-LV280N
1998年式
国際友好都市「長春号」ラッピングが施されているKC-LV+7E。仙台市営にはこのような姉妹都市・友好都市のラッピング車が多数在籍しています。

203 (2)
仙台230あ203
KC-LV280N
2000年式
2000年は2年ぶりの大型新車として3メーカーの車両が導入されました。長らく富士重工5E,7Eを架装していたいすゞLVは久々に純正車体(キュービック)での導入となりました。ただ、逆T字窓でワンステなうえ、いわゆる東武顔を採用しており、以前同様されたキュービックとは大きく仕様が異なります。

209 (25)
仙台230あ209
KC-HU2PMCE
2000年式
2000年導入分では唯一のノンステとなった日野ブルーリボン。この型式はこの1台だけで終わってしまいました。なお、2000年はCNG車の日デNE-UA+7Eツーステも導入されました。