純粋な悪
強者と狂者の宴 ウィクロス7話
selector spread WIXOSS (セレクター・スプレッド・ウィクロス) 第7話 感想
晶にさらわれた一衣を救うため、晶の元へ行ったるう子たち
挑発する晶、ボロボロになった一衣、怒るるう子、そして現れたウリス
一瞬即発の状態、先に動いたのは・・・・
(ドスッ!)
「これがあなたの用意した面白いショー?」
「がっかりね」
開幕 腹キック
「どういうつもり、こんな目立つ所にこんな傷つけて」
「みっともない」
「みっともない・・・!?」
「傷は見えない所につけるのがいいの」
「そういう所の方が柔らかくて傷つけやすい」
世間にバレやすいアキラッキーのやり方はウリスの美学に反していた。
怒ったウリスはアキラッキーを見限り腹キック!
し、真性のサディストじゃ・・・(滝汗)
「美しいもの、強いもの、立派なもの、正しいもの」
「そういうものが壊れていく姿が好き」
「どんなものも壊れていく姿が一番輝いている」
「そう思わない?」
るう子になぜこんなことをするのか問い質されたウリスの答え
それは「壊したいから」という恐ろしく身勝手なものだった。
まさに繭が語っていた「黒の少女」と同じ行動と思想
やはり黒の少女はイオナさんではなくウリス・・・と思いきや
「始めは小さなものだった。色々なものを壊していった」
「この手の中で冷たくなって」
「小さい頃は大人たちの目も誤魔化せた」
「でもそうもいかなくなかった」
「気づいたのよ、バレなければいいの」
「見えない所を傷つけてやればいいんだって」
「そうすれば誰にも何も言われない」
「外からは見えない一番柔らかい所を、心をね」
「何もしないわよ」
「直接相手をいたぶるような下品な真似、私の趣味じゃないの」
「私はね、自分で自分が嫌いになるよう仕向けてやるの」
「生きていくのが嫌になって自分で人生を終わらせるようにね」
「けどしくじちゃった」
「ヘマしてバレて大人しくしてなきゃいけなくなった」
「いい子のフリしてお友達と仲良く」
「誰かをぶっ壊してやりたくて仕方なかった」
「退屈で退屈で私の方が死んでしまいたいくらい」
「でもね出会えたの、ルリグに」
「最高よねぇセレクターって!!!」
「バトルフィールドの中なら誰かの目を気にする必要もない!」
「誰をどれだけ傷つけても許される!大人も法律も関係ない!」
「思う存分壊してやったわ」
「夢を踏みにじり、希望を捨てさせ、そして心を」
「今でもあの子たちの泣き声が聞こえて来る」
「それがあなたの願いだったの?」
「誰かの人生を滅茶苦茶にすることが」
「いいえ、この中にいたいって思ったの」
「この悲しみの、憎しみの、後悔の渦の中に」
「だからルリグになることを願った」
ウリスの正体、それは特別なルリグでもなんでもなく
「人の不幸を願った人間」
つまり「純粋悪」「サイコパス」
おいおいおい!!黒の少女(イオナさん)よりヤバいじゃねえか!!(滝汗)
「ねえこんな風に思ったことはない?」
「現実の世界なんてクソッタレよ!」
「何もない虚像、欺瞞、見せかけだけの嘘ばかり」
「だけどバトルフィールドだけは違う」
「あそこには真実しかない」
「自分の欲望ぉ!願望ぉ!全てを剥きだしにして戦い」
「そして壊れて心がぐちゃぐちゃになって」
「ヒヒヒッヒ!フフフ!私は永遠に見続けたいの!」
「あの絶望をね!!」
「だから私はバトルに勝ち続ける!!」
「そして何度でもルリグになるのよぉ!!!」
完全に頭がおかしいことを言っているウリス
もうこんな奴は見過ごせない、るう子はバトルへ突入!
「さすがねるうぅ」
「それでこそ壊し甲斐があるわ!」
「るう子分かってる タマ分かってるから」
バトルは両者白黒デッキ、お互いの実力はほぼ同等
一進一退の攻防の中、お互いの本気を感じ取るタマとるう子
「本気でバトルする!」
「イオナアタック!!」
これが女子力(物理)か
腹パンに腹キックの応酬!ガチンコバトル!
「見たことない・・・あんな幸せそうなウリス」
「みっともない・・・」
「違う・・・ウリスは私を愛し・・・愛してくれた」
「アキラブリーアキラブリーアキラブリー・・・・」
どうやら3回負けペナルティの傷を変質者に襲われたことで受けたらしいアキラブリー
負けた時点で謎パワーで傷ついたのかなと思ってましたが、予想以上に生々しい事件
そんな心身共に限界が来たアキラブリーを見つめるミルルン
あのアキラブリー相手に全くキャラを変えずに接していたのでかなりの狂キャラか思ったが
割と純粋なルリグなのかもしれない
捨てられたアキラブリーの命運は如何に!?
「るう!イオナ!」
「お願い早く!タマを早く倒して!!」
「ごめん、ごめんねタマ・・・」
「イオナ、グロウ」
「ダークマター!!」
バトルは終盤、タマの悲痛な叫びに応えるため
イオナをレベル5にグロウし、決着をつけにいったるう子
しかしウリスの防御は鉄壁、後一歩なのに倒せない
「やっぱり、タマは光だ」
「ある所に1人の少女がいる」
「その子はこの世界に生まれ落ちたその時から孤独の中にいた」
「外の世界を知ることもなく」
「誰かに愛されることも触れられることもない」
「いつまでもいつまでも永遠に感じられる孤独の中に生きていて」
「ふたせ文緒の話を覚えてる?」
「闇の少女と光の少女は最初は1人の女の子だったって」
「あの女こそ、その始まりの少女」
「そしてあの女、繭は・・・私たちの母親」
バトル中、突如ふたせが話していた1人の少女の話の続きを喋り始めたイオナ
彼女は告げる「タマが光、自分が闇の少女」「繭が自分とタマの母親」だと
は、母親・・・・?
「ダメね」
「せっかく楽しく遊んでいるのに」
「みんなを嫌な気持ちにさせるなんて」
「イオナはいけない子、闇の少女だ」
って早速DVかましてるじゃないですかーい!この母親!!
真実を話したイオナの胸を締め付ける繭
みんなを嫌な気持ちにさせてるのはイオナさんじゃなくて
繭とウリスじゃねえか!!(怒)
果たして繭の真実とは!
イオナさんの本当の出自とは!
そしてこのバトルに勝ってもまだ一敗のウリスをどう脱落させるのか!
物語は一気に動き、次回8話「この世界は私物」に続く!!
ベクター「カードバトルで裏切りと狂気は基本!」
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