2008年07月16日

松尾芭蕉とリストラ

「奥の細道」「笈の子文(おいのこぶみ)」などの作品で知られる江戸時代の俳人・松尾芭蕉。

若いころから俳句に親しんでいたものの、本業はあくまでも宮仕え。

今でいうサラリーマンでした。

勤務先は伊賀上野の藤堂家で、代々、城代家老の家柄でした。

しかし、仕えていた藤堂良忠が亡くなるとリストラの対象になってしまいました。

こうして失業した芭蕉は、本格的に俳人となる決意をすると、江戸に向かったのです。

経歴では、江戸に定住し、点業(俳諧の添削などをする仕事)で活躍したとありますが、当時の俳人の生活は相当に厳しかったはずで、芭蕉隠密説も、こうしたところから生まれたようです。

いずれにしても、20代の初めにリストラの憂(う)き目に遭わなかったら、俳人・芭蕉はこの世に誕生していなかったかもしれません。

zatugaku_door at 09:05│Comments(0)TrackBack(0)歴史 | 偉人

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