こんばんは。
雑号将軍です。

前の更新からもう1年経っとるやないかっ!
去年も同じ会話をした気がしますが、もう気にしたら負けなような気がしますね。
今年から正規雇用の世界に再び戻ったんですが
うん、自分って仕事が出来る出来ないとか以前に、正規雇用に向いてなかったのか
と、変な悟りを開く毎日です。
そもそも社会不適合者なんじゃないか説が濃厚ですが

そんな仕事のことは隅においておいて、今からお話しするのは、去年も悩んでいた、
某が求める理想の音でエロゲを楽しむ
という問題です。
なんか、目的がいつの間にか、エロゲでなくなっている今日この頃ですが、一つのゴールとなるものに巡り会えたので、そのことを書いてみようと思います。
多分、この2017年の中で、最も嬉しかった出来事は、この
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SIMAUDIO 430HADに出会えたことだと思うので。
一年間で感じてきたことを思いのままにぶちまける内容になっていますが、宜しければ、御覧下さい。
1,430HADを購入するまで

前回の更新で、あれこれやと、ifi audioのPro iCANを購入したみたいな話をしてたわけですよ、ええ。
でもね!
やっぱ、気に入らねえ!!!
ってなった雑号将軍は、理想の音を求めてさらなるアンプを求めて探索を行ったわけです。
Pro iCANを速攻で売り払ってね!!(え
しばらく、HD-DAC1のみの世界に還って、自分が求めている音がなんなのか一から見つめ直してみました。
そうしたときにどうしても欠かせないと思ったのは
ヴォーカルがしっかりしていて、伴奏がそれを邪魔しないこと
結局、音の質とかそんなんどうでもいいっていうか10万も出せば、それなりなところまでは到達出来るんです。
問題はそこから先で、ヴォーカルと伴奏を如何に分離出来るか、某の場合はそこから一歩進んで、ヴォーカルがどん!と中央にあって、それを左右から伴奏が包み込んでいるような音を求めました。
Pro iCANが某の好みに合わなかったのはまさしく上のことが原因で、Pro iCANはとても綺麗な音を奏でます。特に真空管の音なんて最高級ですよね。
ただ、音に威圧感があるというか、伴奏の音圧が某にはキツすぎるんです。
伴奏はあくまでもバックでいて欲しいんです。
ヴォーカルの後で下支えをしていて欲しい、前に出てくるとどうしてももっとヴォーカルを聴きたくて、音量を上げてしまう→伴奏うるせえええええええっていう無限ループ、そら無理だと・・・。

そんなわけで、再びアンプ探しに出かけました。
LUXMANのP-700u
SonyのTA-ZH1ES
Aurorasoundの
HEADA
QuestyleのCMA 600i

全部、聴いてみましたが、上の条件を満たすものは一切ありませんでした。
唯一、TA-ZH1ESについてだけは、前回も候補に残したこともありますが、安定感のある音だなと思いました。
多分、下手に15万くらいのアンプと10万くらいのDACを買うくらいなら、TA-ZH1ESにしてしまった方が圧倒的にお得だと思いました。
少なくとも、30万以内でPCオーディオの環境を整える場合、一つの基準になるような音だと思います。
要するに何が言いたいって
誰やねん、アンプとDACとを分けた方が音良くなるとか言ったやつ!!
いや究極的には分けた方がいいと思うんですよ。
ただ、アンプとDACを繋ぐのに1m前後のケーブルを使うわけで、そこでの音の劣化は避けられません。
それを極力避けるためにケーブルにお金かかるし、そもそも単体DACで15万以内くらいだとまともなのがないやないかー!!!っていう致命的な問題があるように感じました。
それに対して一体型ならケーブルで悩む必要もありませんし、技術的なところは分かりませんが少なくとも外と外でアンプとDACをつなげるわけですから当然そのケーブルの長さも短くなりますのでケーブルによる劣化は少なくなると想像できるなと。
気になった方は是非、TA-ZH1ESやHUGOあたりを聴いてみて下さい。下手にアンプとDACとで30万くらいの音よりいい音しますよ?
(`・ω・´) んで、その一体型>分割型はどのあたりでひっくり返ると思ってるん?
|゚Д゚)))<分からん。でも、SonicaとかHA-1、U-05,HP-A8、NuWave DSDを使うくらいならそれ自体を一体型として使うか、それ+10万くらいの一体型の方が絶対いいと感じた。
というかケーブル選ぶの面倒くさいねん(´;ω;`)ブワッ


2,430HADを購入へ

上みたいなことがあって、うーんってうなっている中で、飛び込んできたのがSIM AUDIOの430HADでした。
きっかけはSandal Audioさんの記事を拝見したことでした。
最初は230HADの方を見てたんですが、430HADについて「特に低音の空間余裕が広くなるため、十分な低音のパワーが感じられるのに、前に迫ってこないため圧迫感が少ないです」と評されているのに気付きました。
そのとき思ったんですね、これならいけるかもしれないって!!
ただ、問題は金額です。
398000円(((( ;゚Д゚)))
アンプ単体でこれですから、DACを取り付けるとこれに7万円upです。
それは・・・いや、ねえ?
ただ、探してみたら、試聴機のレンタルをやっておられるじゃないですか!?
しかもDAC付きで、これ単体の実力も測ることが出来る。
1万円かかるけど、それでこのレベルの音を体感できるなら、うん、やってみる価値はある、うんきっと。
まあ、そんなわらにも縋るというか鬼気迫る勢いでレンタルをして聴いてみたら
さあ、買うか
ってなってました/(^o^)\ナンテコッタイ
ただ自分一人で決断するのはPro iCANの二の舞になってはいけないので、友人にも来てもらい、聴いてもらい、大きな不満点がないことを確認した上で、あ、そうそう、DAC付きの方が明らかに音がいいので、お値段468000円!!さあ、購入!!!
なんかAmazonでぽちったみたいですが、実際にはどうすれば安く済むかというか現実的に支払可能かなど色々悩んだ末の決断です。
(`・ω・´) <フジヤエービックさんの分割手数料無料のサービスがなければ死んでた


3,430HADについて

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きたあああああああああああああ
と狂喜乱舞したのが、4月13日のことです。
あ、今までずっと語っていませんでしたが、SIMAUDIOというのはカナダにあるオーディオメーカーのようです。
あんまり深くは調べていないのですが、基本的にはスピーカー向けのアンプを作っている老舗のようで、ぶっちゃけ
430HAっていうのは安い方なんですね!!!!という事実に気付いて驚愕しています。
オーディオの世界怖い(((( ;゚Д゚)))

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付属品は、説明書とリモコン!
ですが、雑号将軍はリモコンを使ったことはないです。
というか、これ、このアンプに使う意味あるのか・・・。
あとは、またありましたよ!
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大学生がつくったみたいなレジュメ的説明書!!
海外メーカーなので、付属の説明書は全部英語ですからね。
必死に日本語訳してくれたものを付属してくれています。
一応、DYNAUDIO JAPANというデンマークのスピーカーメーカーが代理店をやってくれているようですが、説明書は相変わらずのプリンタ印刷のものをホッチキス止めしたような大凡、高級感とは真逆の仕様でした。
まあ、日本語の説明書つけてくれるだけありがたいんですけどね。

そんなわけでいざ開封!!
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恰好良いいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!
某が、鏡面仕上げというのかピアノ仕上げというのか、とにかくあのニスでテカテカした仕上げが大嫌いなので、そういうのを一切排した、質実剛健な筐体がとても気に入ったというのが素直な感想でした。
いや、試聴機で見てるから今更ではあるんですけどね。
写真では伝わらないのですが、黒一色と言っても、研磨方法が異なる4種類のパーツで構成されているので、見ていて飽きないというか、見た目にもこだわっているという印象が強いです。
なので、見た目もかなり高級感というか重厚感があって飽きないです。

あと、非常に面白いのは
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バランス入力端子が隠し扉の下から出てくる
という仕様ですね。
使わないならホコリを被る入力端子ですから、利便性という面でも極めてありがたいのですが、どういうギミックでこれが出来るのか非常に気になっています。2枚窓にでもなっているのでしょうか?
不思議です。
ああ、ヘッドホンのバランス入力端子は4pinと3pin×2の両方を用意してあります。
近頃発売されたP-750uなどでも両方が搭載されましたが、とりあえず両方あると、どんなヘッドホンのバランス接続も出来るのでありがたいですよね。

まあそんなこんなで褒めちぎっている430HADですが、一個弱点というか欠点があって、その巨大さ故に、
全く無音ではないんですね。
感度のいいイヤホン(IE80とか)や、PC直挿し前提の安価なヘッドホンなんかを繋ぐとどうしてもノイズが乗ってしまうんですよね。
T1 2ndやHD800などそれなりなヘッドホンしか繋がないでしょという前提なのでしょうが、逆に言えば少し選択肢が狭まってしまうというのは残念でした。


4,430HADの音質とか

では、重要な音質についてお話しますが、その前に一つだけ。
説明書や本体には全て430HAと書いてありますね、このアンプ。
でも雑号将軍はタイトル以外では430HADと表記しています。
どういうことやねん、というと、DAC内蔵型になると430HADとなるようです。
ただ、DACはオプションであって、後付けの付属品になるので、説明書や本体などは一貫して430HAに統一しているというのが実情だと思われます。
なので、タイトルではその実情に倣って430HAと表記し、この後も含め本文では、DAC付きであることを示すため430HADとしています。
そのため、以下の音質についても、PC→(USB接続)430HA→ヘッドホンへの音になります。

音の印象は一言で言えば
聴きやすい音
という印象です。
そんなん、全然わからんわって言われそうなので、もう少し細かく説明していくと
430HADの音質には、大きく二つの特徴があると感じています。
まず第一に
低音の質がいいんですね。
今まで聞いてきたアンプだと、低音の音は出るんですが、量で勝負してくる印象があります。
しかし、この430HADは量は出ているんですが、距離感をもって、丁寧にしっかり、しっとりと鳴ってくれるんです。
ここが実は重要で、これが出来るアンプが本当に少ないという印象です。
なんていうかね
低音ってのは量じゃないんだよ、質なんだよ!!
などと柄にもない所謂標準語で話してしまうレベルです。
低音って量が多かったり近かったりすると耳痛くなりません?音圧で鼓膜が刺激されるというか。
他の音の邪魔してんの、お前?みたいなのもあったりでがっかりです。
なんか愚痴みたいになりましたが、430HADは、そのような圧力勝負の低音ではなくて、適度な距離感で俺が下支えになってやるぜみんなー!!っていうような縁の下の力持ちのような低音です。
これが本当に理想的というか、私が求めている低音でした。

そしてもう一つ大きな特徴が
音場がとにかく広く、深いということです
これも今まで聞いたアンプとは一線を画すものでした。
ヴォーカルが前にしっかりと定位し、伴奏はそれを取り囲むように広く展開して、それぞれの位置から鳴っているという印象です。
勿論、ヴォーカルと混ざって鳴っているなどという印象はありません。
あくまでもヴォーカルはヴォーカルのみで中央にあって、そこから動きません。
本当に
これや、某が求めていた音は・・・
という感動は今でも忘れられません。
本当に、ヴォーカルを気持ちよく聴ける素晴しい音作りになっています。
聴いていて楽しいというか音が美味しいタイプの音ですね。
これは某が聴いた限りではぶっちぎりでナンバーワンという印象です。
少なくとも、Pro iCANや、P-750u、HDVD820あたりとは音のタイプが違います。
どっちがいいかというよりは、方向性の違いなのでしょうねい。
上のは音全体をきっちりと表現することに特性があるような印象です。
なので、どれも、聴いてみると、ヴォーカルと伴奏が同じような音量で流れている印象があるので某のようなヴォーカルを中心に音楽を聴きたがる人間とは相性が悪いようですね。
|゚Д゚)))コソーリ<ぶっちゃけお前がアニソンしか聴かないことに問題があるんでね?
(`・ω・´) <おい確かに録音がアレなのが多いからってそれはやめろ
ハイエンドオーディオに飛び込んで以来、この430HADになってようやく気持ちよくonly my railgunを聴くことが出来た(´;ω;`)ブワッ
※名誉のために述べておけばfripsideの『infinite synthesis』の音質はアニソンアルバムの中だとかなり良い部類なはずです


つまり逆に言うと、430HADはあまりモニターというか、解像度を重視するような場面では向いていません。
別段解像度が低いわけでは全くないのですが、あくまでも音色を中心に鳴っているので、細かい音まできっちりはっきりとその他の音と混ざるように鳴らすというタイプではないです。
ただそれでも、HD-DAC1から切り替えてすぐの某には
あれ!?この曲、こんな音入ってたっけ?こんな鳴り方やったっけ?
と気付かされることが多々ありました。
恐らくですが、DACチップに解像度の高いものを用いているのだと思います。
ただそのままその音で表現することはなく、430HAというヘッドホンアンプ自体の音色に調整しているのでしょう。
この解像度のバランスが絶妙で、語弊を恐れずにオーバーに言えば、ヴォーカル←メインの伴奏←細かい音という順で三段階の層を構成しているような音です。
こういう音を聞いていると、ただ解像度が良い=良い音ではないのだなということを教えてくれます。

以上、長々と語ってきましたが、とにかく、質のいい低音と、広さと奥行きの両方を感じられる素晴しい音場表現が特徴のヘッドホンアンプが430HADです。
どんな曲を聴いても素晴しいのですが、某の好きなアニソン系の曲で某が感激したものを挙げると


この二つは鉄板ですね!!!
アイマス楽曲の中でもとびきりマスタリングの優れた逸品ではないでしょうか。

あとは某の好みで

細氷ってこんな奥行きと広がりのある曲だったのか!?
と一回聴いて頭を抱えてしまったのを今でも思い出します。
アニソン=音質がアレという印象だったわけですが、そんなこと全然無いやんっていうか、この曲のマスタリングした人はリスナーに挑戦状を叩きつけてきたんじゃないかという印象でした。
お前ら、『細氷』の本気を聴ける環境持ってんの?っていう!!!
そのくらい、アンプを変えて印象が変わった一曲でした。
というか、この『細氷』を聞いたときに、ああ、このアンプは買わないとあかんやつやな・・・・・・って一種の諦念を抱いたので、某の中でも思い出深いです。


というわけで、ほんとに勢いのままに書き連ねてきたのですが、もし少しでも伝わっていれば嬉しいです。
ではでは、本日はこの辺で。
皆様、よいお年をー!!!


追記:今日掃除しながら購入後初めて気付いたこと
blog06ネジ一本、止まってへんやないかあああああああああああああ!!
これ、今からでもネジ送ってもらえるんかな・・・。