2015年06月15日

ことわざと座右の銘 【1】

浅瀬に仇波(あだなみ)
 仇波とは訳もなく立ち騒ぐ波のことで、深い淵より浅い瀬の方がさざ波が立ちやすく、思慮の浅い人ほど落着きがなくむやみに騒いだりするもの。


仇(あだ)も情けも我が身よりでる
 人から憎まれるのも愛されるのも全て自分の心がけや行いから出て来るもので、自分を差し置き相手の批判や悪口はやめること。


蟻の思いも天に昇る
 蟻のような小さく弱い虫でもたゆまぬ努力の末にはその願いが天に届き達するということで、力のない者であってもひたむきに努力すれば夢は必ず叶うということ。


案ずるより産むが易し
 出産前はあれこれと心配になるけれど産んでしまえばそれほどではなく、物事は実際にやってみると心配していたよりも簡単にできてしまうので、取り越し苦労はしない。


言いたいことは明日言え
 言いたいことがあってもその場ですぐに言わず、一晩寝てよく考えてから言った方がいいということで、思ったことをすぐ口に出すと失言したり相手を傷つけたりするから慎重に。


怒りは敵と思え
 徳川家康の遺訓のひとつで、相手に怒りを持てば必ず相手も自分に怒りや憎しみを抱くようになるということ。怒るということは結局自分自身を滅ぼす敵になってしまうものであるということ。


石の上にも三年
 冷たい石の上でも三年座り続ければ暖かくなり、辛く苦しいことも辛抱強く続けていればいつか報われる日が来るということ。


石橋を叩いて渡る
 石橋のような堅くて丈夫なものであっても叩いて安全確認してわたるということで、物事は用心には用心を重ねて慎重にということ。


急がば回れ
 危険な近道よりも多少遠回りでも安全な道の方が結局早く着くということで、時間や手間がかかっても安全で確実な方法ほを選ぶ方がよい。


一芸は道に通ずる
 ひとつの芸を極めた人は他の方面に関しても、物事の真理に達する筋道が分かるようになるということ。


一期一会
 一期は一生、一会は一度会うことで茶道の心得。茶会での出会いはたとえ同じ人と別の茶会で会うことがあっても一生に一度限りのものと思って誠意をつくせという教え。


一年の計は元旦にあり
 一年の計画は年の始まりの元旦に立てるべきで、何でも最初にしっかり計画を立てて実行すること。


一寸の虫にも五分の魂
 たとえ一寸しかない虫であっても五分の魂はあり、どんなに小さく弱い者であっても意地はあるからどんな相手ににも決してあなどってはいけないということ。


いつも柳の下に泥鰌(どじょう)は居らぬ
 一度柳の下でどじょうを捕まえたとしてもいつもそこにどじょうがいるとは限らず、
一度うまい話があったからといっていつも同じようにうまくはいかないということ。


命あれば海月も骨に会う
 骨のないくらげでも長生きすればほしいと思っていた骨と出会って骨のあるくらげになるかもしれないということで、長生きしていれば思いがけない幸運にめぐりあうかもしれないので、命を粗末にせず大切に。


命に過ぎたる宝なし
 命以上に大切な宝物はなく、大切なものはない。命というものは何よりも尊いものなので、何よりも大切にしなければならない。


魚心あれば水心
 魚が水に好意を持てば水も魚に好意を持つものということで、人も一緒で相手の出方ひとつでこちらの対応の仕方も変わってくるということ。


浮世渡らば豆腐で渡れ
 豆腐は見かけは四角いが中身は柔らかい。この大変な世の中を生きていくには、外見はまじめで内面は柔和な方がうまくいくということ。


牛の歩みも千里
 歩くのが遅い牛でさえ歩き続けていけばやがては千里先の遠くまで行くことができるということで、毎日コツコツ努力を続けていけば大きな成果を得られるということ。


嘘つきは泥棒の始まり
 平気でうそをつくようになるとそのうちに泥棒をしても平気になってしまうということ。






zayuno at 09:29|Permalink