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ブログにご来訪の皆様、新年あけましておめでとうございます。

今年も『イルンに居るんデス』をどうぞよろしくおねがいいたします♪

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さて、当方昨年の暮れから訳あって予定外の里帰りをしていた。

倫敦に住む妹たちとほぼ時を同じくして帰省したが、身内の結婚式に出席しなければならないということで最後の一人(と姪っ子ひとり)が先に帰ってしまった大晦日、父ひとり娘ひとり残され家の中が一気に寂しくなった。
 
この4日ほど前、父が昔ながらの干し数の子が食べたいというので殺人的な人手の築地に足を運び、やっとの思いで見つけてきたものが戻し中である。

はて暇になったし、数の子だけというのも寂しいからもう2、3品正月っぽいものを作ろうかと腰を上げたのだが、途中なんとなく止められなくなってしまった。

おせちというものは普段作りつけていないからレシピ本とにらめっこしながらの奮闘、けっこうなストレスである。

嗚呼、なぜこんな思いをしてまで…と半分自嘲しながらも、大晦日定番の歌番組を観ながら「これ誰?」「あら、相変わらず豪勢な衣装ね~」「で、トリがこれってどうよ!?」と独りで茶々を入れつつシコシコ、まあでも出来上がりを見るとそれなりに綺麗で(決して細かいところに目を走らせてはいけません!)正月らしい気分にはなれた。

笑ってしまうのが紅白の八幡巻きを作ろうと思い立って、外側に巻きつける薄切りの牛肉を買いに行ったときのこと。

大晦日の買出しでごった返しす地元恵比寿のMデパートの肉売り場に足を運ぶと、正月景気(?)に便乗してかどの肉もかなり高値、しかし周囲を見回すと皆さん平気な顔でバンバン購入していらっしゃる。

純粋な見栄から赤字を出しても大盤振る舞いしたい衝動に一瞬駆られた(←かなりスペイン人的思考)ものの、ここは現実と向き合わねばならぬ。

恥じらいだらけの子供時代だったらもう絶対に無理!ということも平気で出来ちゃうアラフィフのおばさんだもの、正々堂々と「あのう、こちらの薄切りもも肉を一枚」

むろん売り場の女性は顔色ひとつ変えず、笑顔で薄紙のような肉を一枚だけ包んでくれましたがな。

しかしそれでもお値段のほうは800円近く。

ぎゃっ、やはり一枚にしておいてよかったと胸をなでおろしつつ、これはスペインで格好の話のネタになるな、と真っ先に思ってしまったのだった(スペインでは肉の値段は何処でも㎏単位、透けるような薄切り肉は意味不明の食べ物である…たぶん)

こういったいきさつで八幡巻きこそ出来上がりが少量であったが、結局は他は全て作りすぎたというのが現実。

冷蔵庫は重箱に入りきらなかったおせちで溢れ、結局は滞在最後の一週間、このおせち消費に追われる羽目になった。

嗚呼、帰る前に食べておきたいものがもっともとあったのに。


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