先日焼き鳥を作った時、前もって塩ダレで下味を付けておいてから焼いたら美味しかったので、この頃肉に下味を付けまくっている。
上写真はピメントン(パプリカ)風味の下味をつけている最中の豚ロース。
結構どぎついオレンジ色で何かと思われただろうか。
スペインでは ロモ・アドバード(Lomo adobado)といって、日常の食卓やカフェテリアのプラートス・コンビナードス(色々なものが盛り合わせになってでてくる一皿メニュー)にこのグリルがよく登場する。
今まではなんとなく市販のもので済ませてたが、下味付けのマイのブーム到来で自分で仕込んでグリルするようになったらこれがなかなか美味しくて好評なのでレシピを載せておく。
私にとってはもう食べ慣れた味付けでも、食べたことのない方達にとってはちょっと新鮮なのではないかと思う。
典型的なスペインの味つけをお試しください。
まずは基本のマリネ液の配合から。
塩の分量に幅を持たせてありますが、塊肉を漬け込む場合は多めに、スライスされた肉の場合は少なめにする。
肉料理用のマリネ液
adobo para carne
材料:(肉250gに対して)
オリーブオイル・・・大さじ1
水(*)・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/2〜1
* 同量のレモン汁や白ワインまたはレモン汁+水、白ワイン+水 etc. に置き換え可能。何も加えずにオイルを倍量にしても 結構だ。お好みに応じて変化をつけて下さい。
この方法だとマリネ液にオイルが入っているので、フライパンに油を引く必要はとくにない。
パプリカ風味の豚ロース
lomo adobado
材料:(4人分)
基本のマリネ液・・・肉500g分
豚ロース肉(スライスされたもの)・・・500g
パプリカ・・・小さじ1(又は Pimentón dulce と Pimentón picante 各小さじ1/2)
にんにく・・・2片
作り方:
1. 肉500g分の基本のマリネ液を用意し、パプリカとにんにくの粗みじん切りを加えて混ぜておく。
2. 豚ロース肉を1に漬け込み、2時間以上置く(長時間置く場合は冷蔵庫に入れる)
3. フライパンあるいはグリルパンを熱する。十分に熱くなったら中火に落とし、豚ロースをマリネ液から取り出してにんにくを取り除いてから(*)両面を焼いて出来上がり。
* にんにくを取り除かないと、出来上がりの風味がきつくなるので要注意である。
上写真はピメントン(パプリカ)風味の下味をつけている最中の豚ロース。
結構どぎついオレンジ色で何かと思われただろうか。
スペインでは ロモ・アドバード(Lomo adobado)といって、日常の食卓やカフェテリアのプラートス・コンビナードス(色々なものが盛り合わせになってでてくる一皿メニュー)にこのグリルがよく登場する。
今まではなんとなく市販のもので済ませてたが、下味付けのマイのブーム到来で自分で仕込んでグリルするようになったらこれがなかなか美味しくて好評なのでレシピを載せておく。
私にとってはもう食べ慣れた味付けでも、食べたことのない方達にとってはちょっと新鮮なのではないかと思う。
典型的なスペインの味つけをお試しください。
まずは基本のマリネ液の配合から。
塩の分量に幅を持たせてありますが、塊肉を漬け込む場合は多めに、スライスされた肉の場合は少なめにする。
肉料理用のマリネ液
adobo para carne
材料:(肉250gに対して)
オリーブオイル・・・大さじ1
水(*)・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/2〜1
* 同量のレモン汁や白ワインまたはレモン汁+水、白ワイン+水 etc. に置き換え可能。何も加えずにオイルを倍量にしても 結構だ。お好みに応じて変化をつけて下さい。
この方法だとマリネ液にオイルが入っているので、フライパンに油を引く必要はとくにない。
パプリカ風味の豚ロース
lomo adobado
材料:(4人分)
基本のマリネ液・・・肉500g分
豚ロース肉(スライスされたもの)・・・500g
パプリカ・・・小さじ1(又は Pimentón dulce と Pimentón picante 各小さじ1/2)
にんにく・・・2片
作り方:
1. 肉500g分の基本のマリネ液を用意し、パプリカとにんにくの粗みじん切りを加えて混ぜておく。
2. 豚ロース肉を1に漬け込み、2時間以上置く(長時間置く場合は冷蔵庫に入れる)
3. フライパンあるいはグリルパンを熱する。十分に熱くなったら中火に落とし、豚ロースをマリネ液から取り出してにんにくを取り除いてから(*)両面を焼いて出来上がり。
* にんにくを取り除かないと、出来上がりの風味がきつくなるので要注意である。
カフェテリアとかでプラートス・コンビナードスをたのむとこんな感じで出てくる(右上の白いグチャグチャしたのは目玉焼き)
たいていは盛り合わせ内容によって1番、2番 etc. と番号が付けられていて、そのときの気分で選ぶことができる。
だからフライドポテトのかわりにロシア風サラダにしたり、豚ロースの変わりに鶏肉や牛肉にしたり、ベーコンやサルチーチャ(ソーセージ)をつけたりすることも可能だ。
学生時代は節約、節約で普段お腹をすかせていたので、いざ食べるとなったらこういう高カロリー食をたのんでいた(懐かしい日々…)
メヌー・デル・ディア(日替わり定食)より安くてこのボリュームだし、プラートス・コンビナードスは貧乏学生の強い味方である。
学生に限らずこれ作ると旦那も上機嫌、食べる度に「ああ、これだよコレ。旨いなあ」とのたまう。
豚肉+ピメントン(パプリカ)のコンビはチョリソ同様、スペイン人のソウルフードなのだ。
おまけ:これはチビ助が修学旅行(1泊2日)に行った先で作った揚げドーナツ(ロスキーヤス)
コメント
コメント一覧 (8)
うちも常備していて(ちゃんとスペイン産を買ってます!)手羽先のグリルやアーモンドのローストに大活躍。
目玉焼きがつくところが、いかにも、でおいしそうです!
いかにもスペインなマリネ液ですね。
いつもお弁当なんで試してみます。
ピメントンをご愛用とは…さすが!スペイン通でいらっしゃる。
しかもスペイン産にこだわるところも素敵です♪
アーモンドのロースト、じつは初耳でした。
さっきレシピ検索したけれど、これもヨイですね。
明日さっそくこれをおつまみに、一杯いっちゃいます(笑)
おお、大蒜は除きませんか!
いいですね〜そういうワイルドな方大好きです(笑)
私も最初は一緒に焼いてたんですが、旦那のお弁当に持たせたらバス中臭って閉口した、と文句を言われちゃったんですよ。
fleur de selさんのおっしゃるように、最後に入れほうが焦げないでよかったのかもしれません。
はじめまして!
コメントありがとうございます。
ピメントンを加えると、なんでも一気にスペインな味になりますよね。
好き嫌いの激しいこちらの子供達も、これだと何食わぬ顔で美味しそうに食べるから面白いとなぁ思います。
塩についてコメントするのを忘れてしまったんですが、肉250gに対して小さじ1/2加えるととかなりマイルドで、小さじ1だとしっかり塩味がつく感じです。
私は中を取って小さじ1+1/4ぐらい、塊の肉のときには少々きつめにします。
お役に立ったか知らん?
今、よくよくコメントを読んだら、ヒメントンとはもしやスペイン産のスモークドパプリカのことですか?
それだったらmeloさんから頂いたものがあるので今度はそれでやってみます。
あれ、香りが普通のパプリカよりも香ばしくてホントにおいしいですよね~。
スペインって美味しいものが多いわぁ。
ありがとうございます♪
私も最近またよく作っているんですよ。
漬けさえおけば、忙しいときなど本当に助かりますよね。
ピメントンはおっしゃる通り、スペインのスモークパプリカのことです。
次回は是非それでやってみて下さい。
まさしくスペインの味ですよ〜