ビアリッツバレエ団1
先日ビアリッツ・バレエ団(Ballet Biarritz)の公演を観にサン・セバスティアンのコンサートホール、KURSAALまで行ってきた。

ただでさえ人気のバレエに加えてオケの生演奏も聴けるというので、チケットは数ヶ月前から完売状態。

私は旦那が弾いているオーケストラが舞台下(正確にはオケピット)で演奏している関係で招待券が貰えたので、ラッキーだった。
 ballet biarritz
ところでこちら
アダムのマカロン
公開リハーサルで一日ビアリッツに行った旦那がお土産に買ってきてくれたMAISON ADAMのマカロンである。

以前ビアリッツを訪れたとき、何気なく立ち寄ったお菓子屋さんのMAISON ADAM。

ここのマカロンこそ、今をときめく全てのマカロンの元祖であることは後から知ったのだが(この辺のことは他のブロガーさんたちも記事にしていらっしゃいます)素朴で大好きな味だ。

もちろんマカロン以外のケーキやチョコレートも美味しいのでその後しばらくは「ADAM〜ADAM〜」騒いでいた。

最近ちょっと忘却の彼方にあったのが、いきなりお土産という形で目の前に現れてびっくり。

我が旦那、記憶力がやたらいいので「これ美味しい」と私が言ったものは(どんなくだらない物でも)必ず覚えていて、見つけると買ってきてくれるのだ。

バレンタインデーの記事でちょっと悪口っぽいことをかいてしまったので訂正しておく。

さて話は元に戻って、ええと、バレエでしたね。

バレエって肉体に課せられる訓練は猛烈に厳しいし、食事制限だってしなくてはならないし、あの華やかな舞台裏では他人を蹴落とす非情な競争が繰り広げられているのだと知りつつ、子供のときからの憧れだった。

フリフリドレス風の衣装が着れるからという不純な動機からだったと思うのだが、可愛い衣装なんて公演当日までは着ることがないんだと気付いたのは、だいぶ後になってからのことだ。

さて、何を隠そういい歳して漫画が大好き人間である。
                    舞姫(テレプシコーラ) 10 (MFコミックス)
                舞姫(テレプシコーラ) 10 (MFコミックス)

最近こちらのコミックにはまって以来、以前にも増して「バレエって面白い!生の踊りを観たい!」という気分が高まっていたところだったので、お友達を誘って颯爽と出向いたのだった。
  
演目はチャイコフスキー作曲の『眠れる森の美女』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』からの抜粋をメドレーにしてまとめたもの。

はじめ「ビアリッツバレエ団」と聞いて、現実のバレエ界の実情に疎い私は「ああ、近場のバレエ団を呼んだのね」ぐらいにしか思っていなかったのだが、直前になってフランスで3本指に入る有名なバレエ団だと知ってびっくりした。

監督はかつてパリ・オペラ座の主席ダンサーを務めたことのあるティエリー・マランダイン氏。

この方の振り付け、全体的にはかなりエロティックだったが、そこここにコミカルな動きがちりばめられていて、意表をつく面白さである。

エロティックと感じてしまったのは主役級の二人が男性ダンサーで「濡れ場」は全てこのおにいさん達の絡みだったからなのだ(こんなふうに)
ビアリッツバレエ団2
演目が演目なので、こういう解釈は完全は予想外であった。

衣装も写真で見るといろいろ刺繍(アップリケ?)がしてあるのが分かるが、色がこんな風だから遠目にはヌード同然に見えてしまい(当然それが狙いなんだろう)もうドキドキ。

『眠れるの森の美女』から始まって『白鳥の湖』と移行していく間も男子二人の絡みは続き、「まさか、まさかよね?」の『四羽の白鳥の踊り』で男性ダンサー4人が手に手を取って踊り出した時にはのけぞった。

実際このカンパニーは総勢16名の小所帯で、しかも内訳が男子9名+女子7名というのだから数の上でも男性のほうが優勢。

前述の漫画の作者、山岸涼子さんもローザンヌ国際バレエコンクールの描写部分で「最近は男性の出場者数が女性を上回る」と説明されているので、ますますびっくりである。

もうバレエをする男が珍しい時代ではないのだ。

さて、写真にも少し写っていますが舞台は終始暗めで、舞台装置は鉄棒のような可動式の手すりが数個と、モノリス風の大きな鏡ばりの四角柱が数本あるだけ。

これらの道具をダンサーたちは踊りながら傾けたり倒したり、時には上にのって歩いたりして、様々なシチュエーションを描き出していくのだが、全ての視覚的要素がシンプルなだけに観ている私自身の想像がかきたてられて実に見事なやり方だなぁと感心した。

こういう風な舞台装置のパフォーマンスを期待していた観客の中には
クルミ割り人形
こういう雰囲気の舞台が気にいらない人もいたかもしれないが
バレエ
具体的=情景描写的な舞台装置の場合、想像力より視覚的な情報が物を言うぶん余程お金をかけてゴージャスにやって貰わないと、かえって逆効果である。

昨年末に観に行ったロシアバレエ団による『くるみ割り人形』の舞台装置のチープさが学芸会状態で、すごくガッカリだったのをふと思い出した。

何はともあれ、ダンサーたちの鍛え抜かれたボディに溜息。

振り付け師の厳しい要求に応えられなくてはならないのだから当然とはいえ、素晴らしいの一言につきる。

そしてユニークな解釈と振り付けでおおいに楽しませてくれたティエリー・マランダイン氏の今後の活躍にも、注目していきたいと思う。

さてこの日のように帰宅が遅くなるのが分かっているときには、疲れていてもパパッと作れる簡単晩ご飯でないといけない。

私がよくやるのは、家を出る前にとりあえずじゃがいもと卵を茹でておくこと。

これが何かと便利で、皮をむいて輪切りにしたじゃがいもに、適当な大きさに切った茹で卵とトマト、缶詰のツナを加えて混ぜ合わせ、塩+オリーブオイル+ビネガーで味を付けるだけで立派な一品料理の出来上りである。

余裕があれば、スプリングオニオンを加えても美味しい。
茹でジャガイモのサラダ
大盛りにすると一皿でも結構なボリュームなので、手抜きモードでいろいろ作るのは嫌だけど大食いの旦那の空腹をなんとかしないと…という時に、よく登場する。

レタスなどの葉ものが入っていないぶん長い時間が経ってもあまり状態が変わらないので、大きめのタッパーにこれをどばっと入れて旦那のお弁当にしてしまうことも。

これ一品でビタミン、炭水化物、タンパク質が摂取できてしまうところもポイントが高い。

レシピというほどの物ではないが、一応載せておくことにする。

 
じゃがいもとトマトとツナのサラダ
ensalada de patata,tomate y atún

材料:(4人分)

じゃがいも・・・・・大4個
卵・・・・・・・・・2個
トマト・・・・・・・2個
ツナ缶・・・・・・・1〜2缶(80g入り)
オリーブオイル
ビネガー

作り方:

1. 大きめの深鍋に卵とじゃがいもを皮をむかずに丸のまま入れ、水から茹でる(ロシア風ポテトサラダを作るときと同じです)ゆで時間の目安は大きい物で20〜25分、小さい物で15〜20分ほど。じゃがいものゆで具合をみて少し固めの段階で火を消し、そのまま5分ほど放置する。鍋の中身をザルに上げ、冷めるまで待つ。

2. 冷めたじゃがいもの皮をむき、輪切りにする。ゆで卵の殻をむき、6〜8等分のクシ切りにする。トマトも適当な大きさのクシ切りにしておく。

3. サラダ皿にじゃがいも、ゆで卵、トマトを入れ、ツナ缶も加える。塩を若干きつめにふり、オリーブオイルをたっぷり回しかける。仕上げにビネガーをふりかけ、両手を使って全体をやさしく混ぜ合わせる。


美味しく仕上げるコツは塩とオリーブオイルをたっぷり目にふること。

茹でたじゃがいもをサラダに入れる場合、塩はいつもより多めにした方がいいように思う。

                  

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