2005年12月07日

ヒオウギ貝

a2262017.jpg愛媛県南宇和郡愛南町内海地区の特産で、色鮮やかな貝殻と甘みのある味で知られるヒオウギ貝の出荷が今年も始まりました。ヒオウギ貝、漢字で書くと緋扇貝。色鮮やかな扇を広げた形に似ていることから、この名で呼ばれます。

愛南町内海地区の主産業は真珠の母貝である「アコヤ貝」の養殖。この辺りは天然のアコヤ貝の稚貝を海に沈めた杉葉に付着させて採集できる貴重な場所です。ここで養殖されたアコヤ貝は良質な真珠を育てる貝として、全国でも常にトップレベルの評価を受けています。

この杉葉に同じように付着するのがヒオウギ貝の幼生。かつては自家消費用にわずかに養殖されていただけでしたが、地域の新たな特産品にということで、4年前から本格的な養殖に取り組み始めました。直径5ミリ程度の幼生を約1年半かけて出荷サイズの8センチ以上に育てます。

赤、紫、オレンジとあまりの色鮮やかさに初めて目にした人が「着色してるの?」と驚くのも無理はありません。しかしこれは、由良半島沖の海流が生んだ正真正銘の天然色。「さんご礁に囲まれた保護色とも言われる。それだけ海がきれいということ」と緋扇貝養殖協議会の織田若一会長は胸を張ります。

ホタテより甘く濃厚な潮の香りが特徴で、刺身はもちろん、焼いても揚げても美味しく食べられます。販売を始めた当初は、色がカラフルすぎることが「食する」という点において、マイナス評価ではないかという懸念もありましたが、その美味しさが知れ渡るにつれ、むしろ「貝殻を器として使える」「テーブルが華やかになる」とプラス材料として捉えられるようになりました。

お世話になったあの方へのお歳暮にももちろん最適ですが、これから、クリスマス、忘年会、お正月に新年会・・・と人が集まる機会の多いシーズン。我が家にお客様をお迎えすることになったら、ぜひ。テーブルにのせるだけで、豪華な一品として存在感を発揮すること間違いありません。

ゆうパックでの全国発送。20個入り3500円、30個入り4500円(送料、税込み)で来年1月31日まで受け付け。問い合わせは愛南漁協内海支所ヒオウギ部会 0895−85−0305


zehicolle at 22:23│Comments(0)TrackBack(0)

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