2010年10月

2010年10月26日

ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う

待望の石井隆監督の新作を観て来ました。
シネマート新宿はほぼ満席、17年前に「ヌードの夜」を観たのも新宿でした。
今はなきシネマアルゴ新宿、石井隆監督作品との初めての出会い。

その後「死んでもいい」「夜がまた来る」「GONIN」など。
観る度に衝撃を受け、惹きこまれて、虜になっていきました。
もう純粋に大好きなんです。

追い詰められて行き場を失くした男と女が。
堕ちるところまで堕ちた、絶望的な闇のなかで見せる輝き。
それはほんの一瞬の儚いものかもしれませんが。
美しくて、優しくて、哀しくて、せつなくて、愛おしくて。
心をかき乱されて、ただただ圧倒されるんです。

今作も完膚なきまでに打ちのめされました。
竹中直人さん演じる代行屋・紅次郎は最高に格好良いです。
佐藤寛子さんも素晴らしかった。

あの鬼気迫る異形な世界に、少しでも沢山の人に触れて欲しい。

http://www.nude-ai.com/

ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う



zeichen6 at 23:59|PermalinkComments(0) 映画 

2010年10月13日

葬送の教室

風琴工房「葬送の教室」を観て来ました。

実際にあった航空機墜落事故を題材にした群像劇。
加害者企業と被害者遺族を描いた物語。
おいそれと感想を語るのがためらわれるような。
非常に繊細かつ重厚な作品でした。

物語が進み緊迫感が高まるにつれて舞台上の「その場」に、
自分が居るかのように錯覚するような瞬間がありました。
遺族の父親が亡くなった子供について語る場面は、
正視してるのが辛くて目を背けてしまった。

キャストが皆さん、本当に素晴らしかった。
そして脚本・演出の詩森ろばさん、どれだけ膨大で緻密な作業であったか。

心を鷲掴みにされるような作品でした。
千秋楽、観に行って良かった。

http://www.windyharp.org/


zeichen6 at 23:59|PermalinkComments(0) 舞台 

2010年10月07日

まとめてお知らせ

ツイッターなどに書きましたが、ブログでも。

西谷龍二監督の「モートラ物産音楽隊」
ロシアの映画祭でグランプリを受賞したそうです。

岐阜の大自然のなかで合宿撮影をしたのがもう7年前。
今でも国境を越えて上映されていると思うと嬉しいです。

http://www.btvm.ne.jp/13_news/01_09.html

頃安祐良監督の「Goodnight bad Morning」
第13回京都国際学生映画祭にノミネートされました。

来月と再来月、京都シネマにて上映される予定です。
スケジュールなど決まり次第、また告知させて頂きます。

http://www.kisfvf.com/

山岸謙太郎・石田肇監督の「キヲクドロボウ」
先月よりレンタルDVDが、全国リリースされております。

地元のTSUTAYAやGEOにも置いてありました。
各種ネットレンタルサービスにも対応しておりますので、
是非ご覧になってください。

http://kiwoku.jp/news/log/eid53.html

zeichen6 at 23:00|PermalinkComments(0) 映画 

2010年10月02日

しんゆり映画祭

今日は新百合ヶ丘の川崎市アートセンターへ。

しんゆり映画祭のプレイベント。
ndjc(若手映画作家育成プロジェクト)新世代短編セレクション。
いつもお世話になっている女優の広江美奈さん、
作曲家の原夕輝さん達と一緒に観て来ました。

どれも見応えある素敵な作品ばかりで楽しめました。
ゆっくりとじんわりと染み込んでくるような、
印象に残るシーンが幾つもありました。

僭越ながらイベント後の交流会にも参加。
とてもアットホームな雰囲気で居心地が良くて。
最後まですっかり長居してしまいました。

昨年のエレファントムーンの舞台や、映画だとか。
自分の出演作品を観てくれてた人達が何人かいらっしゃって、
声をかけて頂いたのがとても嬉しかったです。

短編セレクションは10月9日迄。
しんゆり映画祭は9日から開催されるそうです。
神奈川在住の方もそうでない方も、宜しければ是非。

http://www.siff.jp/siff2010/


zeichen6 at 23:59|PermalinkComments(0) 映画 

2010年10月01日

10月になりました

4年勤めた職場を今日付けで退職。
理由はもうバイトを雇う余力がないそうな。
派遣切り、いや派遣じゃないので只のバイト切りです。

働き始めた当初に比べて今の社員数は半数以下。
この不況のなか、心構えは出来ていましたが。
一週間前に言われるとは思わなかった。

急なオーディションや撮影、舞台など。
突発的だったり、長期的な休みを取る時にも、
いつも柔軟に対応してくれて、恵まれた環境でした。

これも良い機会として暫くは。
今まで多忙で出来なかったことをひとつひとつ。
粛々とこなしていきたいと思います。


zeichen6 at 23:59|PermalinkComments(0) 日常 
プロフィール


保田泰志

1975年3月17日生
東京都出身

■性別:男性
■血液型:O型
■身長:187cm
■体重:120kg
■趣味:映画 芝居

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