CINEMA VALENTINE

第四回 和光大学生自主制作映画上映会『シネマバレンタイン』

海峡。監督から。

グーテン。やあ、全国津々浦々のアッパー男子、アッパー女子のみんな、夏祭りに意中の彼・彼女は誘えたかい?
少し悪そうな先輩達がいる、神社を避けて、国道沿いの道路で、手と手が少しだけ触れる瞬間に言うセリフだけを、君は前日考えるといい。それ以外は、まったく考えなくていいんだ。

なんで、僕がブログを書いているかと言うと、熊ちゃんがブログをアップしていたのだけれど、それが全く固くるしい
プールの後の5限みたいな文章だったからなんだよ。そんなんじゃあ、観てくれた人も映画の内容をそれ以上に理解しようと出来ない。だから、監督を務めた僕自身がこうして、キーボードを叩いてる訳なんだけど。実際は眠れないからなんだ。

僕は『海峡:』という映画を撮った。観に来てくれた方、本当にありがとうございます。
これは夏の映画なんだけど(夏に撮ったから)夏になると、思い出す話がある。

それは僕が中学生だった時の話だ。中学生の大抵がそうであるように、僕もあらゆることを本当に何も全く知らない中学生だった。つまり、当たり前を信じきってしょうがないような感じだったんだ。
その頃の僕は、部活、学校、塾が世界の全てだった。どうしようもないぐらいに詰まらないし、得体の知れないものがフツフツとしていたんだ。土曜日にも学校の授業があるようになって、いよいよ、僕は嫌になってきた。
その日、学校をサボって、駅前の図書館で本を読んでいたんだ。そしたら、隣にとても綺麗な女の子が座って僕に話しかけてきた。 「あなたも不登校なの?」「あ、いや、僕は普通のサボりです」「ふーん」僕はその綺麗な横顔に一瞬にして心を奪われた。彼女は学校が嫌で嫌でしょうがなく、いつも映画と一緒に過ごしていた。その日から、ぼくらは図書館で学校をサボって合うようになったんだ。色んな話をした。彼女のお兄さんが映画を大好きだったことことや、古い映画の話、、それから、彼女がお兄さんをとても大好きだったこと、それから、彼女のお兄さんが亡くなってしまったこと。いつの間にか、僕らはとてもお互いの、人に言わないような類の話もするような関係になった。彼女はとても色んな事を知っていて、僕は映画や音楽を彼女から教えてもらった。夏の終わりの間際に彼女はどこか遠い場所に行くことになった。もう図書館でいつものようには会えないと、本当に突然言われた。彼女は僕に何枚かのCDと紙の束をくれた。「これは、なに?」と紙の束を指して僕が聞くと、彼女は「台本」って言ったんだ。「なんの?」「映画の台本」「へー」「私ね、映画を撮りたかったの、お兄ちゃんが主役の」「あ、そうなんだ」「でも、撮れそうにないから、あなたに渡すね」彼女の手書きの台本は5ページしかなかった。「あなたがもし、映画を撮ったら、いつかこの台本を使って欲しいんだ、そしたら、私、どこにだって見に行く」僕は、全くそのときは、自分が映画を撮るなんて想像したことがなかった、けど、この時、すこしだけ、想像してみたんだ。

正直、彼女と出会って別れるまで、特別なことは起こらなかったし、時間だって長くない。彼女がいなくなってから
僕は少し寂しかったけれど、何も変わらなかった。

高校になって彼女から電話が来た。彼女を思い出すのに、すこし時間がかかった。そのぐらいもう忘れていたんだ。彼女は電話で 「映画撮ってる、それとも、何か、自分のやりたいこと見つかった?」 僕は高校になっても馬鹿だった。いや、もっと馬鹿になっていた。だから、調子よく言ったんだ「ああ、撮ってる撮ってる、もうかなり撮ってるよ」本当は映画なんて撮ってなかったんだ。ただ、何も考えないで馬鹿な遊びばかり、やってた。電話で長い沈黙になった。「どうしたの?」僕は聞いた。「映画撮ってないでしょ」って彼女は小さい声で言ったんだ。僕は「あ、わかる?撮ってないよ、というか今、何してんの?久しぶりに会おうよ、遊ばない?」電話口で彼女はさっきよりも小さい声で言った。「そっか、ごめんね、電話して」そのまま電話が切れたんだ。僕は何も気にしなかった。


大学に入って、僕は本気で映画を撮るようになった。大学を卒業して、寮から新居に移る時に、整理していた、本棚の後ろから、ボロボロの紙が出てきた。それは、昔、彼女が僕にくれた台本だった。もらってから、一度も読んだ事のない彼女の台本だった。台本を読んで、彼女が学校で友達が一人もいなかった事を知った。彼女がイジメられていた事を知ったんだ。映画の内容はお兄ちゃんと妹が2人で海に行く話だったんだ。

僕は、とても僕自身が惨めで嫌になった。彼女の手書きの台本には、監督の名前だけに僕の名前がかいてあった。僕は、彼女に電話した。そしたら、彼女の携帯にはお母さんが出た。彼女は病気で死んでしまったのだと言った。
別に悲しくも何ともなかった。ただ、凄く言葉に出来ない何かが僕の中で渦になっていた。そうですか、と言う僕にお母さんが、「娘から、この番号から電話が掛かってきたら、出て欲しいって言われてたの」「なんでですか?」「もしかしたら、映画が出来たって報告かもしれないからって」しばらく何も言えなかった。お母さんがまた「映画が出来たんですか?」僕は「あと、もうちょっとなんです」ってまた嘘を付いた。

彼女の台本で映画を撮るって決めた。けど、その台本に僕は少しだけ手を加えたんだ。それはお兄ちゃんと妹が2人で海に向かう、その中に、もうひとり、男の登場人物を増やした。それは、彼女とお兄さんの道中に僕も参加したかったんだ。昔を振り返って気づいた時には、もう、彼女はいなくなってて、何も約束を果たせなかった。

彼女のお母さんと電話をした後にもしかしたら、彼女から電話がかかってくるかもしれないって思った。死んだのは嘘なんじゃないかって思った。
僕が映画を撮ってるってお母さんから聞いて、けど、僕は映画の撮影で忙しいから、電話に出られないんだ、だから彼女は留守番電話に入れるんだ「私のこと、覚えてる?、明日とか会わない?」って。

僕は、その留守番電話を聞いて慌ててかけ直すんだけど、繋がらないんだ。どこかで、もう会えないってわかってるんだけど、もうちょっと待ってみようって、ずっとコールしてるんだ。

そんな、事が、もしタイミングが合えば起きてたかもしれないんだ。

今回の『海峡』っていう映画には、実はこんな話があったんだよ。わざわざブログに描く様なことでもないんだけれどね。彼女があの時、上映会に来てくれてる気がしたんだ。受付の名前を探してみたりしたんだよ。








































なんて、作り話だよー。ベロベロ~~~~。
観に来てくれました皆様、役者、スタッフ、素晴らしい上映会に誘ってくれたゼミ生の皆さん、本当にありがとうございます。

菊地穂波 





 

無事終了!


久しぶりに書きます!
管理人のりょっけです。


だいぶ時間が経ってしまいましたが
「シネマバレンタイン」無事終了しました!

当日はなかなかの盛況でした!
立ち見のお客さんも出るほどの盛況っぷりでした!

本当に来てくださったお客様には感謝の言葉しか出ません!
ありがとうございました! 


このゼミでの活動を始めてもうすぐ1年が経ちますが
なかなか大変な1年だったと思います。

撮影や編集に話し合いなど…etc

去年の4月に先輩達が「このゼミは大変だよ」と言ってたのを思い出し
今は「なるほどなぁ」と実感してます(笑)


そんな1年の集大成でもある上映会の後の打ち上げはかなり楽しかったです!←


来年もこんな上映会をやれる様に頑張りたいと思います!


以上!りょっけでした!

カントリーマァム

じゃーん!
01296788.jpg

パンフレットが出来上がりました!
パンフ班の二人(と顔のでかい編集長)ががんばってくれました。
当日みなさんにお配りしますので楽しみにしていてください!

そしてじゃじゃーん!
f5afd076.jpgdaa53ece.jpg

巨大ポスターも完成しました!
でかい!チラシと比べるとこんな感じ。

いよいよ上映会2日前…。
明日は学校・学生ホールにてゲネプロです。

上映会当日これない方は明日のゲネプロに是非遊びに来てください!

最後の追い込みでございます。

プロフィール
2012年2月12日(日)
第四回 和光大学生
自主制作映画上映会
CINEMA
VALENTINE

荻窪駅徒歩7分
OMEGATOKYO にて
Twitter
記事検索
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
  • ライブドアブログ