新年明けましておめでとうございます。
組合員の皆さまにおかれましては、ご家族と共に健やかな新しい年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
建設業界を取り巻く一年を振り返って
昨年は、一昨年同様、自然災害の多い年となりました。
異常気象のせいと思われる冬の豪雪被害、夏の異常なほどの猛暑、相次いだ台風に豪雨災害、そして大阪北部地震、北海道胆振東部地震と規模の大きな災害に見舞われました。
被災された方々の一日も早い復興をお祈りします。
さて、私たち建設産業では、大きな変化を迎えようとしています。
働き方改革では、これまで対象外とされていた建設業も罰則付きの残業時間規制が2024年から適用されることになりました。
時間外労働や休日出勤の管理、就業規則の作成や36(サブロク)協定の準備などが求められることになります。
長時間労働の是正に向けて現場の土曜閉所運動も始まっています。
そして、キャリアアップシステムの登録が開始され4月から現場での運営が始まります。
このシステムを普及させ現場環境を変え、建設業従事者の処遇改善につなげていかなければなりません。
西福岡支部も地域での登録受付窓口として開設されますので、仲間の登録促進に向け、私たちの役割発揮が求められます。
また、何といっても仲間の賃金、単価の大幅引き上げこそ私たちの最大の課題です。
大手ゼネコン、住宅企業は、軒並み史上最高の利益を上げているのですから、現場で働く仲間の賃金を上げるための原資は十分にあるはずです。
今年10月に予定されている消費税増税、その4年後にはインボイス制度(適格請求書)が導入されますが、私たち中小零細な建設業者にとって深刻な影響を及ぼします。
こうした取り組みを仲間に伝え広げることが組合の大きな課題となります。
15年4月に予定されていた消費税率引き上げが17年10月に延期になり、さらにまた2年後に延期になった経緯があるように力を合わせた運動で、現場を変えることができます。
「要求しない賃金は上がらない」
「請求しない法定福利費はもらえない」
このことを肝に銘じて、要請、要求運動を繰り広げていかなければなりません。
人手不足が深刻化している現在、みんなの力で若者が望んで就業できる建設産業にしていきましょう。
拡大目標「ひとりが一人」
目標達成でゼンフク最大支部へ
西福岡支部が発足して以来、毎年全支部中一位で拡大目標を達成してきました。今年度もあと数か月を残し、目標に達することができました。これもすべて組合員の皆様のおかげだと感謝申し上げます。
ゼンフク最大の支部を目標に5月の支部定期大会まで拡大に力を入れ、更に頑張っていきたいと思います。
10月14日(日)9時から糸島市志摩新町の
初音旅館に於いて 中建国保健康教室の取り組みとして
「海辺でスポーツ&地引網」を開催しました。
赤ちゃんからお年寄りまでの74名が参加。
浜辺に設けられたコートでドッチボールやしっぽ取りゲーム
をして、地引網の網を全員で引いたりしました。
あいにく不漁ではありましたが、飛び跳ねる魚に
小さな子供たちは喜び、満面の笑顔がこぼれていました。
汗を流した後は、バーベキューで腹ごしらえ。とれた魚に肉や
野菜、いかエビなど冷えたビールやジュースを飲みながらの
賑やかで楽しい会話が弾みました。
途中、小さな子供たちは「宝探しゲーム」大人たちは
「ビンゴゲーム」をしそれぞれが獲得した景品に大喜び、
楽しかったと皆、初めての試みに満足気でした。
本当に充実した楽しい一日になりました。

9月9日(日)野方中央(遺跡)公園にて、「第41回全建総連ゼンフク
西福岡支部住宅デー」が開催されました。
当日は朝からあいにくの雨模様で、開催を危ぶまれましたが、
毎年楽しみにされている方などに背中を押され開催することになりました。
雨にもかかわらず沢山の方々に来場していただきました。
催し物は人気の包丁砥ぎや、まな板削りをはじめとして、木工教室での
手作りプランター教室。さらに、可愛らしいタイル張りコースターや、
ちびっこも簡単に作れる手作り椅子が大好評、昨年からの畳作り体験も
人気でした。
毎年恒例となった焼きそばは例年通り大好評で家族で食べる姿が
公園のあちらこちらで見られました。
ご参加・ご協力頂いた組合員の皆様、本当にありがとうございました。





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