【全学連ニュース】 全日本学生自治会総連合

「学びたい、交流したい」「奨学金を拡充してほしい」「施設・カリキュラムの改善を」「平和や憲法を大切にしたい」「就職難をなんとかしてほしい」。  こういった学生に共通する願いの実現へ思想信条の違いをこえて、みんなで力をあわせるのが学生自治会、その全国的な連合体が全学連です。 各地での取り組みなどを紹介していきます。

2012年02月

 全学連は3月2日〜4日の日程で、第63回定期全国大会を開催します。
  「生協の購買部を拡充した」「後輩のために教科書をリサイクル」など、この一年間、全国各地の学生自治会が、いきいき学べる環境をつくろうと貴重な成果をあげてきました。こうした一つひとつの学園で活動している学生自治会の全国連合が全学連です。学費負担軽減や就活のルールづくりなど、全国で力を合わせてとりくんできたことが社会を動かしています。
 大会では、全国のとりくみの工夫や悩み・教訓を交流し、2012年度の方針や新役員を決定します。

※お問い合わせは、全学連書記局(0422-38-9047)まで。

 2月13日、FNNニュースで「2011年度の大学生の1カ月の仕送り額は平均6万9,780円 大学生協調査」が報道されました。

********************以下、FNNのHPより********************
FNN大学生協は13日、学生生活実態調査を発表し、2011年度の仕送り額(下宿生)が、平均6万9,780円であることがわかった。
仕送り額は、1996年度は10万2,240円、2000年度は9万7,120円と徐々に減少していき、2010年度は7万1,310円だった。
大学生は、「奨学金いただかないと、かなり厳しい...」、「(家からの仕送りは?)3万円です。30万円あったら、悠々自適です」、「仕送りは、今もらっていないですね。ほとんどアルバイトと奨学金です」などと話した。
さらに、下宿生の4人に1人が、仕送り額が5万円未満、10人に1人が「仕送りなし」だった。
1カ月の食費(下宿生)についても、1992年度の3万3,660円をピークに下がり続け、2011年度は2万2,590円と、「およげ!たいやきくん」がブームとなり、大卒の初任給が9万円台だった1976年と同じ水準となった。
大学生は「1日3食は、なかなか食べられないです...」と話した。
特に、大学1年生の食費は、2010年度の2万0,600円から1,550円減少して、1万9,050円と、2万円を切った。
これは、1日に換算すると635円、1食あたりおよそ210円となる。
1人暮らしの学生の瀬川和弘さんは、親からの仕送りが家賃と光熱費で全て消えてしまうという。
瀬川さんは「ご飯は、炊飯器で一度に多く炊いたものを、タッパーで小分けにして冷凍しています」と語った。
そして、この日の昼ごはんは、前日の残り物のマーボー豆腐。
瀬川さんは「ちょっと、きのうに比べると味落ちますね」と語った。
奨学金は月に6万円あるというが、瀬川さんは「(奨学金が)200万円以上となると、大きな額なので、どれだけ時間かかって返せるのかと、不安に思います。(今より親からの仕送りを)もらえる状況ではないので、これ以上欲しいとは、特に思わないですね」と語った。
一方で、今回の調査で、暮らし向きについて、「楽な方」だと答えた学生は、40.1%から43.8%に増加した。
下宿する学生は、「普通に暮らしに困ることはないので、不満はないですけれど」、「親の世代の話を聞くと、4畳一間に住んでいるわけでもないので、そんな困ったことは何もないですね」などと語った。
一方、文部科学省が発表した2010年度の子どもの学習費調査では、幼稚園3歳から高等学校までの15年間、全て公立に通った場合は504万円。
全て私立に通った場合は、その3.4倍の1,702万円という結果になっている。

↓FNNのHP↓(動画でも見ることができます)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00217189.html

20120213115413281_0001 2月12日付の東京新聞で、「家計の教育費負担 世帯年収減り 在学費用は高止まり」と題する記事が掲載されています。
 日本政策金融公庫の調査結果をもとに、「小学生以上の子ども全員にかかる1年間の在学費用は、約191万円と前年度調査より7万円余り減りましたが、年収に対する割合は平均で37.7%と0.1ポイント増えてい」ること、「このうち、『年収200万円以上400万円未満』の世帯は57.5%と年収の半分以上を占め、家計を圧迫してい」ると、年収が低いほど負担が重くなっていることを指摘しています。
 また、日本学生支援機構の学生生活調査によると、「昼間部の大学学部生の奨学金受給者は50.7%と08年調査より7.4ポイント増え、初めて5割を越えました」。

日本福祉大学3年生
 大学の学費は年間100万円程になります。私立大学の中ではそれほど高くないと言われますが、とても高く感じます。
 入学当初から日本学生支援機構の第二種(有利子)奨学金を、月8万円借りていて、利子をつけた返済総額は500万円にもなります。今までは仕送りが月8万円ありましたが、昨年11月に支援してくれていた祖父が他界し、実家の自営業の収入も少ないことから仕送りが一切なくなりました。それからはバイトの量を増やし、月7回の夜勤と学業を両立させているギリギリの状態です。特に夜勤明けで講義があるときは、眠くてしんどいです。
 一時期は、大学生活を続けられるのか不安で、勉強にも身が入らず、講義の最中もお金のことばかり考えていました。先の見えない不安に押しつぶされてしまいそうです。まだ卒業までの学費を支払う目処はついていませんが、今は卒業を目指してできる限りの方法でなんとか払えるようにしようと思います。
 ゼミでの学びや専攻している社会福祉は、将来就職して生かしていきたいですが、そのことを許さないような高学費の実態があります。就職難や不安定雇用の増大で、奨学金の返済を不安にさせる現実があります。バイトや就職活動など日々の忙しさが考える余裕をなくし、「現実を受け入れざるを得ない」という思いに駆られることもあります。しかし、私のような状況に置かれている人は、決して珍しくありません。私のような状況に置かれている人を、今もこれからも生み出していく社会であってはいけないと思います。

 2月10日、全学連が呼びかけている「牾愴颪良蘆慣攜此高等教育予算増額瓩鬚發箸瓩訐全蟒靆勝3826筆を紹介議員を通じて国会に提出しました。
 昨年12月2日に国会議員要請をおこない、学生の実態を伝えるとともに、紹介議員を依頼。要請したすべての政党の多くの議員・秘書が要請趣旨に賛同し、日本共産党の宮本岳志議員が紹介議員を引き受けてくださいました。

要請項目
●国際的にも高すぎる学費を、これ以上値上げせず、段階的な値下げにふみだすこと。
●お金がなくて学べない若者を生まないため、政府の責任で、学費の負担をへらすこと。
 ・授業料免除を、年収400万円以下の家庭の学生はすべて受けられるようにし、さらに実情をふまえた軽減措置をひろげること。
 ・奨学金では無利子枠をふやし、給付制をつくるとともに、卒業後は、年収300万以下のすべての人の返済を猶予すること。
●老朽化して危険な施設をすみやかに改修し、とくに学生寮を充実すること。
●以上を実現するため、高等教育予算の削減をやめて増額すること。

※通常国会終了(6月21日)の1週間前までは、追加提出が可能です。集めていただいた署名は、下記連絡先まで郵送でお送りください。

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全日本学生自治会総連合 書記局
〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-9-8 三協第一ビル3階
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