Made in USSR bis

別冊少年チャンピオン絶賛連載中のマンガ「みつどもえ」およびChampionタップ!で連載中の「ほぼ週刊みつどもえ」についてご紹介しております。更新は発売翌日または毎週木曜日を目標にしています(最近守れてません)。

みつどもえ346卵性 パリピどもが勝手に・・・・・・/私みたいになっちゃダメよ

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みつどもえ時空の張本人

 時間をループさせ、経験や記憶は蓄積されるものの時間は1年を螺旋のように回り続けるみつどもえ時空。かつてみつどもえ時空の特異点について考察してみたこと(本記事末尾)もあったのですが・・・どうやらそれは7月18日である事が判明しました。海江田先生が30歳にならないというのがミソだったのですね。みつどもえ時空の中心はみつご達でも何でも無くて、海江田先生の執念だったというのがみつどもえらしくて非常にいい。

 まだ全然実感を伴わない、来月でのみつどもえ連載完結ですが日々いかがお過ごしでしょうか。個人的には夏コミに出すみつどもえモブ合同誌の編集作業が色々あって、そちらにあまり意識が向かずに済んでいたということもあり今の所は普通に過ごせております。来月の完結を迎え、その後からじわりじわりとみつどもえロスの黒い染みが心の中に広がっていくのだろうとぼんやり身構えているところです。

 最近ナマコちゃんカミングアウトなどの色々な問題に決着が付いてしまって、落ち着かない思いが続いていましたが、もはや何も畏れる必要はなくなってしまいました。ついに今月は16Pを費やして海江田先生婚活問題解決か・・・と思いきや。最後までそうはならないのがみつどもえでした。

 海江田先生のサプライズ誕生パーティーですが、反対する三女+杉ちゃんvs推進するみつば+ふたば+吉岡+宮下という構図が面白いですね。30歳のラインを超える事の恐ろしさを想像できる2人とそれ以外というこの対立軸ですが、ぱっと見では壁軍団(海江田先生含む)とそれ以外が思いつきます。同志的な共感で結ばれた壁軍団2人は、海江田先生の心中がきっと手に取るように分かるのです。ところで2人が覗き見た海江田先生のプロフィールですが、最後まで名前の部分は隠してあるのですね。生まれは昭和62年ですので、2017年で満30歳。という事は初登場時はもっと若かったことになる気もしますが・・・そして写真は懐かしいムフー投稿写真。(追記)

 必死に火消しに走る壁2人ですが、海江田先生は7月18日という日すら記憶から抹消している徹底ぶりでした。ちゃんと黒板には7月18日と大書してあるのに、です。そのあまりの重さに少しでも力になろうとする戦友・三女杉崎。さらに海江田先生は、昨日の矢部先生の飲みへの誘いが勘違いされたという方向に意識下ですり替えを行ってきます。なるべくその方向に乗せていこうとする二人ですが・・・(追記:taraさんのご指摘ですが、ひとははそちらの方向に持っていこうとはしていません。ただ誕生日を想起させるものを体を張って阻止しているだけ・・・)

 邪悪としか見えない満面の笑みを浮かべて30本のローソクが立ち並んだケーキを取り出す吉岡さん。吉岡さんは天使の眷属なのに、なぜか海江田先生に対しては意識下の刃を隠そうともしませんね。海江田先生の生き方が心の奥底の何かを揺り起こすとしか思えません。無邪気にローソクを数え出す海江田先生に、身を張ってローソクを握りつぶして防ぐ三女さん。

 入ってきた矢部っちにカッターを持たせてケーキ入刀、ポテコの指輪交換などさすが知能派の2人ですが、何とふたばの差し金か1組の生徒まで動員されてマスゲームによる30歳の祝福が。命がけで窓際に立ってこれを粉砕する三女さん。高所恐怖の三女さんがここまで。
小金井くんがさすがの速度で直ちに反応してくれて良かったと思います。小金井くんにも岡部くんor丸井三郎丸くんとのシーンが用意されてくれて良かった・・・

 体を張った三女さんを優しく慰める海江田先生。そしてまさかの矢部ひと晒し。矢部っちの「まいったなァ〜」と三女さんのぐぬぬ顔は矢部ひと派のみなさんには永久保存ものだった事でしょう。

 そしてなぜか学校を去る事を渾身の大ゴマで告げる海江田先生。私すっごい幸せ者よ・・・の脈絡がちょっと分からないのですが、30歳をもって学校を辞めると決めていたとかでしょうか。「私みたいになっちゃダメよ」は、あの尖りまくった高校時代の自分を反省しての事なのか。

 そして翌日、何事も無かったように職員室の自分のデスクで仕事に励む海江田先生。呆然とする2人がみつけたのは2016年のカレンダー。つまり目の前の海江田先生は30歳で、現実逃避の一環として昨年のカレンダーを置いているのか、それとも本当に時間が戻ったのか。学校を去るうんぬんを考えると、やはり実際に時間がループしているのだろうと思います。ならみつどもえの連載完結も来ない世界にループして欲しい・・・

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みつどもえ時空についての考察(2013年3月・同人誌寄稿原稿) 

読み返してみたら海江田先生に「私が永遠の20代を維持するための仕組み」とか言わせてますね・・・

【C92】みつどもえモブ本制作中です!【宣伝】

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モブモブしい裏表紙を目指して・・・
裏表紙の一部塗りかけです。もっとモブモブしたものになる予定です。

じゃんぴーさんとの合同サークル「眉毛の形は人ぞれぞれだよねっ><(リンク)」では、今夏のコミックマーケット92でみつどもえモブ合同誌「モブの形は人それぞれだよねっ」を刊行予定です。

スペースは8月12日(土)(2日目)の東地区“ナ”ブロック-54bとなっております。当日はzenitがスペースにいる予定です。

 まだまだ寄稿者の皆様からの原稿も揃わず胸突き八丁といった所です。自分も本文のおまんがは完成したものの裏表紙を塗ったり記事をまとめたりと余裕0でやっております。

しばらく本ブログの更新が滞るかもしれませんが、入稿の暁には復活いたしますのでお見捨てなきようお願い申し上げます。C92関連の情報は適宜こちらでも報告いたしますのでよろしくお願いいたします。

みつどもえ345卵性 大人の女性ならやっぱりひわい小説だねっ/ナマコちゃんよりこれを書いた方がいいと思うな!!!

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アメとムチ

 二人の「娘」に叱咤激励されながらひわい小説の執筆に励むじゅんじぃ先生。吉岡家の女に流れるひわいな血は一人の純粋な絵本作家の作家としての人生をいとも容易く変質させてしまうのでした。ふたばの蔑みに満ちた表情いいですね。

 毎度の事ですが、全編吉岡さんに満ちた345卵性の感想をまずもって述べたいと思います。遂に長年の鬱屈が解消したかと思った直後に斜めの方向に進んでしまった家族のお話。眉を太くしたふたば≒吉岡さんに従えば全ページまゆげなこの1本。必見です。

 お土産を抱えて修学旅行から帰宅した吉岡さんを迎える紗江子ママ。2泊3日の間夫婦水入らずで過ごした結果、紗江子ママはツヤテカに充実し、純次パパはダシがらのようにしおしおになっていました。まあ・・・夫婦だから仕方ありませんね。そんな様子を取り繕おうとするように「日光の3ナマコちゃん」を取り出して恒例のナマコちゃん教育を行う紗江子ママ。そう。吉岡家ではまだ数年越しの「娘にナマコちゃんを面白いと言わせてパパがカミングアウトするキャンペーン」が続いていたのでした。しかし、取り出されたソレを見て顔を曇らせる娘・ゆき。その様子に娘が自分のキャラクターを投げ捨てる場面を幻視してしまい、いたたまれなくなってその場を逃走する純次パパ。作家の魂はかくのごとく純粋かつ面倒なのでした。

 同じく修学旅行から戻るところのみっちゃんとふたば。みっちゃんが自分で食べる可能性もありますが一応おみやげ袋を抱えているのに対し、観光地によくある木刀を満足そうに振り回すふたばの対比です。そんな二人が行き合わせたのは、公園のバネ遊具で一人孤独な魂を紛らわせるじゅんじぃ先生。ナマコちゃんはその誕生から三女さんや杉ちゃんなどから大いに力を得ているので、先生も勢い相談モードに入ってしまうようです。みっちゃんの「誰が嫌おうがどーでもよくない?」はある意味みんなの正直な感想を代表しています。そしてふたばの「創作者」としての自覚が興味深い。「繊細でナイーブで清い心」はもしかしたらのりお先生の心の声なのかも。汚れた手で顔を拭い、眉が太くなった姿を見てみっちゃんに閃きが訪れます。

 眉を太くすればふたば≒吉岡さんなふたばの特性を生かしたこのカミングアウトの訓練。ふたばのなりきり能力の高さを加えるとほぼ完璧なシミュレーションが可能です。ひたすら面倒な作家じゅんじぃの要求すら軽々とこなしてしまいます。しかし、パパは娘に対しても肩に手を回して愛をささやくジゴロ的な仕草なのですね。これでは紗江子ママが躍起になって(若い)女性排除に奔走するのもしかたが無いと言えましょう。みっちゃんもやるとなればトコトンやるタイプです。今度はナマコちゃん全否定バージョンで最悪の事態にも心を折られない訓練。しかし、罵倒モードのふたばの破壊力は草次郎パパに続き純次パパの心を完全に折る事に。公園の砂に頭を埋めて苦悶する背中に投げかけられる鋭いdis・・・ふたばのシミュレーション能力の高さにはいつも驚かせられます。何も考えていないようでこういう時にはピンポイントに本質をえぐってくるふたばの残酷さです。

 作家としてのプライドを完全に粉砕されたじゅんじぃ先生は、言われるがままにひわいな小説を地面に書き始めます。効き過ぎた訓練に慌てるみっちゃんとふたば。必死にナマコちゃんを持ち上げるふたばですが・・・いつの間にか心配して探しに来た本物の吉岡さんに入れ替わりです。「私だよっ」のコマは永久保存したい素晴らしい吉岡さんです。そう。曇った吉岡さんの表情は、せっかく買ったおみやげが被ってしまった事からだったのです。実は前からじゅんじぃ先生=純次パパである事もバレ済みだったという。そして純次パパがずっと聞きたかった「素直な感想」も実に高評価で、
積年のじゅんじぃ先生の鬱屈が晴れ渡った瞬間です。こうなるとコロッとやる気になるのが作家の純粋さなのでしょうか。

 しかし、吉岡さんは見つけてしまいました。地面に棒で書かれたパパのひわい小説。年頃の娘に「ひわい小説を・・・書いていたんだ」と言えるパパ素敵。小説の内容が判読できないのが残念です。ナマコちゃんどころではない食いつきの娘は、ナマコちゃんをやめてひわい小説を書けと叫びます。「可愛くてほんのり泣ける」はずではなかったのか!?長年のパートナー 兼マネージャーの紗江子ママも同意見。吉岡家の女に流れるいんらんの血の濃さよ・・・しかもふたば画伯までが挿絵を描くと宣言。せっかくの娘への認知が果たされたのも束の間、じゅんじぃ先生は絵本からエロ小説へ転向する事に。数ヶ月後ひわい作家としてデビューも果たしたとの事ですが・・・吉岡家としてはナマコちゃんで大いに潤ったはずなので、今後色々経済的に苦しくなる予感がしてなりません。でもパパの文才といんらんな妻娘のサポート、ふたば画伯の画力が合わされば結構行けるのかも。作家じゅんじぃの行く末は次回の吉岡家回で明らかになる事でしょう。現実的には二足のわらじでしょうが、ピュアな純次パパには難しそう。楽しみです。
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