120802blog

もういっその事・・・

しんちゃんをコントローラーにしてみてはどうでしょうか。詩織様をもってすれば片手で出来てしまうはず。でもSSS隊はしんちゃんへのボディコンタクトは厳禁なんでしたっけ?ちぇー。


さあ、復帰後第2回です!みつどもえの載っているチャンピオン、いいものですね・・・と思ったら早々に別冊チャンピオン移籍が発表されました。月刊誌に媒体を移す事になりましたが、連載そのものがストップしてしまい明日の見えなかった暗黒の1年3ヶ月を考えると載ってくれているだけでも嬉しいというのが正直な気持ちです。この密度のギャグを週刊連載して来たこと自体が奇跡に近かったわけで・・・。とりあえず別冊チャンピオンでの掲載フォーマットがどうなるのか気になります。


さて今回は・・・いきなりしんちゃんの頭上でスカートの内部をさらしてふたばと戦う?おがちんと、必死でカバーする加藤さんというギリギリのカットで始まりです。恥じらいの無いおがちんには困ったものですが、そんなおがちんにもはいていなかった6年生の日々を思い出してふとんの端を噛みしめる時が来るのでしょうか。トレードマークのジャンスカもクリスマス以来のしんちゃんパパの「まさのぶ」サイン入りのままです。兄一郎太は妹を溺愛している割には妹の生活の細部をよく見ていない疑惑。ちゃんと見てやれよ!!と言いたくなりますね。


さてSSS隊の朝はしんちゃんと魂を共有することで始まります。いつもならサッカーなのでしょうが、あいにく今日は雨。しんちゃんはPSPとおぼしきゲーム機(PZP)に没頭中です。さすがにゲーム機の持ち合わせはないようで、机に座ってエアゲームに励む三人。がっかり感あふれる詩織様と加藤さんと対照的に情熱的に打ち込むおがちん。ピコピコ8bit全開なおがちんのエア効果音に「おがちん効果音が昭和だよおがちん」のツッコミを入れる加藤さんこそどこで昭和のレトロゲームを知ったのか、恐ろしい子。そして詩織様のエアゲームを容赦なく指導するおがちん。「猫背で口が半開き」と言われてさすがに無視しきれなくなったしんちゃんは姿勢を正します。イケメンの矜持でしょうか。


背筋を伸ばした所、そこに折り悪く通りかかるふたばとぶつかってPZPは空中へ。千葉氏の謎の秘技に中継されてみっちゃんの椅子の上に着地した所に、ちょうど汗だくのみっちゃんが勢いよく腰を下ろします。不可抗力とは言え、瞬時にお亡くなりになるPZP。責任を感じて弁償を申し出るふたばと自分たちが原因であるにも関わらず善意の第三者的同情心があふれ出すおがちん。この構造的なシークエンスこそがみつどもえですよね。しかしおがちんにとってふたば・みつば・千葉氏あたりは「珍獣」なんですね。6-3のキングオブ珍獣のおがちんに言われては皆も立つ瀬がありません。


ゲーム機の替わりに自分たちがゲームになると宣言するおがちんと、それを聞いて瞬時にしんちゃんに「操作」される自分を想像して赤面しながら悶える伊藤さんと加藤さん。なんて性的な。Bボタンって一体どこなんですか!!しかしおがちんの頭にあったのは、ゲーム内のキャラとしてしんちゃんに操作される自分たち。しんちゃんの愛するモンスターハント(何というギリギリな!)になり切るべく、敵であるふたばに助力を求めます。SSS隊はハンターに、連携プレイでPZP破壊に荷担した三人はモンスターとなって対峙します。しかし、可動部0の椅子の脚をコントローラーとして与えられたしんちゃんには為す術が無く、ハンター達はモンスターに蹂躙させる羽目に。特に千葉氏の秘技の練習台にされそうな伊藤さんピンチ!あとおがちんの顔から普通に出血しているんですが大丈夫か・・・


操作できないというしんちゃんに、軽々と脚を曲げてみせるふたば。ようやく反撃に出るSSS隊。みっちゃんは頭におがちんのほうきの直撃を受けて死亡。千葉氏は詩織様に三角定規で物理的に床に縫い付けられる所を皮一枚残して奇跡的に回避。さすが詩織様、恐るべき殺気です。椅子の脚を曲げられないしんちゃんはふたばと変わってゲーム内へ。そして狩るものから狩られるものへ転落するSSS隊。自分たちこそがしんちゃんにとって、明らかにモンスターの側だったという悲哀。しかししんちゃんと戦う事を選び取る3人。この妙な侠気がSSS隊を単なるストーカー集団以上の何かにしているのだと思います。


さて、来週は合併号休みでみつどもえは二週間後に掲載され、そのご別冊に移動です。みつどもえある所に天地あり。当然みつどもえについて行きます。