「絶対未知領域」
友達同士で露天風呂に来た小学6年女子は、お湯に浸かった瞬間なんて言うのだろう。意外とおっさんくさい事を言うのかもしれない。それともストレートにキャッキャウフフでしょうか。小学6年女子のどなたか、ぜひご教示下さい。ピンなし宮下さんと宮下ヘアの吉岡さん。(クリックで大きく!)
みつどもえ167卵性 ぽっかぽか~ん
アニメ化も嬉しいけれど、今週はこちらも嬉しい二本立て。しかもテーマはお風呂ですよ!
巻頭カラーは見開きいっぱいに丸井三姉妹と杉ちゃん一味!空中にばらまかれたポテチを早速キャッチしている吉岡さん!!可愛い顔をして仕事は速い。残りは杉ちゃんの頭上を越え、宮下さんの胸元を通過して床に寝そべるひとはのもとへ行くのでしょうか。メインのふたばとみつばはいわずもがなの愛らしさ。のりお先生のイラストは躍動感があって素晴らしいので、アニメ化もすることだし大判の画集を出して欲しいです。
友達同士でお風呂!そしてのっけから脱衣所です。お風呂には着衣のままでは入れませんので、当然衣服は脱ぎますね。プール回のように巻きタオルの森になる事もなく、実に自然な感じです。お風呂ですから仕方がない。仕方ないのですが、いきなりみっちゃんがぱんつを脱いでます。その事実に胸躍らされる前にぱんつに黒々と描かれた信楽焼のたぬきに視線は釘付け。加えてふたばはぱんつを頭に装着している。何これ?と言うところで、私たちはこの瞬間みっちゃんがぱんつを履いていない事を忘れさせられてしまう。のりお先生の術中にまんまと嵌ってしまっているのです。あえて言うならみっちゃんのスリップ姿がリアルな感じで実に好ましい。あと杉ちゃんが着ているのは、履いてない疑惑を巻き起こした5巻巻末のものと同じっぽいですね。そして、みっちゃんのお尻に重大な問題が発生し、これを守り抜く戦いが始まります。
そして露天風呂へ・・・。吉岡さんの「こういう時胸を隠すか下を隠すか迷うよね」っていん○んな素晴らしいセリフです。ひとはさんまでらしくなくノリノリになって「顔を隠せばいいんだよ」とかましてくれます。宮下さんに「変態がいるぞ」と突っ込ませてあげられる位の緩みっぷり。ここは168卵性への伏線になっています。このコマで注目したいのは6人の髪型。吉岡さんは髪を後ろでまとめてねじり上げてプチ宮下に、杉ちゃんはピョンピョンをお団子にまとめ、ひとははタオルを顔に被り、宮下さんは一見いつものようでいてバレット(この間教えていただきました)ではなくゴムのようなもので後ろ髪を留め、ふたばはちょんまげはそのままに後ろ髪を解き、みつばは後ろ髪をお団子に。髪型のバリエーションを惜しげもなく投入しているサービスカットです。ちなみに宮下さんは明らかにピンをしていません。やはりピンは見ているところで外せば大丈夫なようです。
そして始まる杉みつの濃密な裸のお付き合い。サウナの我慢比べはいいとして、ジェットバスの噴射を利用して杉ちゃんを押し倒すみつば!ジェットバスアタックと命名したい。前後のページを忘れてこのコマだけ見るとまるで別のジャンルの漫画を読んでいるような気分に!残念なのはみつばにその気が全くない事。今はそれどころでは無いのでした。
ようやくお風呂を上がってお尻の危機から脱しようとした瞬間、タトゥーお姉さんとの戦いに。って、このお姉さんは市民プール回(151卵性)のアキ子さんではありませんか!!公衆浴場のお約束として入れ墨の方はお断りなのですが、アキ子さんは事もあろうにみっちゃんのお尻の問題を盾に押し入る構え。憤然と決起したみっちゃんとアキ子さんの戦いの結末はいかに!
すばらしい肌色回でした。この回がアニメ化されたら不自然な湯気が漂いまくる事必定でしょう。もはや芸術の域に達した「見えそうで絶対見せない」を縦横に駆使したのりお神渾身の一撃です。
みつどもえ168卵性 ぼっこぼこ
タイトルからして笑いを堪えられません。運動会の時もそうだったように、二本立ての二本目は草次郎パパに決まっているのでしょうか。当然ぼこぼこになるのはいつも矢部っち先生。けしからぬ事に冒頭から淫夢の真っ最中です。ひとはがありながら栗山っちにまだ執着のご様子。でも温泉で燗酒のお酌なんて、矢部っちもクラシカルですね。栗山っちがタオルを巻いているのも教師の良心か。
しかし、すばらしい矢部ひとです。チクビを撫でながら鼻歌を歌うひとはさんも衝撃なら、顔を赤らめて「鼻歌だったと思います」はこれまで最高の照れひとはです。いつものごとく空気を読まずに「さらけ出し」推奨のやべっちに「先生のエロ」でとどめです。このふたりはいつまでこんな事を続けるのでしょうか。一生でしょうね。
スーパー銭湯に浮かれるひとはも浮かれポンチですが、のこのこついて行こうとする矢部っちも救いがたい浮かれポンチでしょう。お約束の展開ながら丸井家の庭に侵入してしまい、裸の草次郎に捕まって全裸!に剥かれる矢部っち!!ここまで守り抜いた純潔を散らされる少年誌を越えた超展開かと思いきや、お義父さんの背中を流し、ビールまでご相伴する、もう義理の息子になったの?という別の意味での超展開。最後はお約束のぼこぼこですが、結構前進しているではありませんか。家に入れ、最後のシチュエーションで命があった、というのは草次郎も心の中では認めている証拠!全国の矢部ひとファン大安堵です。
来週は合併号。ということは再来週はお休みなのですね。しかし、今週の密度と量を考えたら、前々回一週間しか休まなかったのはむしろ驚きです。