94b05919.jpg
「ねえちゃんが夜なべをして爆弾を作ってた」

完璧主義の杉ちゃんの事、当然爆発したスピーカーも自分で仕込んだはず。花火をほぐした火薬などの粗悪な物を作るとも思えず、スピーカーが振動したら起爆する回路と必要量の爆薬を組み込んでいたと思われます。慌てふためくみつばの姿を記録するためなら、杉ちゃんはその程度の手間は惜しまない。でも危険だからやめて!あと、俵に砂を詰めて積んだのは?さすがにあれは杉ちゃんには無理として、一体誰が?。

みつどもえ182卵性 ENGEL VOICE

一回お休みの後は、丸井三姉妹+チーム杉崎(松岡さん含む)総登場の大サービス!決戦場は杉崎家!目標はみつばの赤っ恥!というと、懐かしのハロウィン回を思い出します。そうです。前回みつばの初化粧に戦意を喪失した杉ちゃんが、性懲りもなくみつばに恥をかかせようと罠を張ります。タイトルも天使の歌声とエンゲル係数とチャンピオン連載作を掛けた力作です。期待するしかありません。美麗なセンターカラーも見所。お茶のお風呂でくつろぐひとはがいいですね。髪を上げているのが新鮮。しかし、このサイズの三つ子はまさかフィギュアの発売を予告しているのでは!


一コマ目の杉ちゃんも前髪がブワッとたなびいて迫力満点。生え際が全部見えてかわいらしい事この上なし。おまけに前回のストパーが残っていて、ピョンピョンがいつもより巻きが浅いという細かさ。そしてページをめくらせては、お約束のヒヒヒ顔の杉ちゃん。いつもいつもよだれを垂らしてご苦労様です。今回ヤレヤレ顔ばかりの宮ちゃんもいい味です。

しかし、今回釣られたのはみつばだけではありません。丸井家の家計を預かるひとはも優勝賞品の米三俵につられてうかうかと乗せられてしまいます。脳裏をよぎるムシャコラ家族に食べさせるため、苦手な歌に挑戦するひとは。思えばみつどもえが「音楽」をネタにするのは今回が初めてではないでしょうか。ひとはが歌が苦手、というのは今回が初公開です。そしてひとははガチレンだけでなく洋楽も聴くらしいと言う事。ひとはの事ですからセンスいい音楽を聴いていそうではありませんか。ともかく、自分のためでなく家族のために参加するひとはを応援しないわけにはいきません。

今回嬉しいのは松岡さんがしっかり絡んでくる事。三女ある所に松岡さんあり、というお馴染みの展開です。しかもそこにヤジ馬の吉宮も加わってひとはウォッチング。屋上で洋楽を吟ずればUFOを召還と思われるひとは。何で両手を天にかざしているのかは不明ですが、実にいいコマです。そして奇声を発すると共に、ふたばの持つ花瓶が手も触れずに爆砕する驚異の力を目の当たりにする三人。ひとはの負のオーラが怪奇現象と親和性が高いのか、皆疑う事も出来ません。

そしてお風呂。以前から二人して入浴する事が多かったのですが、今回はみっちゃんのシャンプーシーンという大ご馳走です。風呂だから当然ですが、二人ともずばっと全裸で素晴らしい。みっちゃんのぷよぷよ加減とひとはのスレンダーさが良い対照をなしております。さて、風呂の中でも異音としか認識されないひとはの歌声。運動に加えて音楽もダメとは今後のひとはネタとして期待が出来ます。音楽の時間とか学芸会の合唱など夢が膨らみます。いままでなら「スイー」っと避けていたのでしょうが、最近のひとははあえて立ち向かってくれるので、私の中で好感度急上昇中です。成長する人はガチで美しい!!

そして決戦の日。満開の桜の下、みつばにマイクが手渡され、アイドルさながらのフリで歌い始めた途端スピーカーが爆発!杉ちゃんはぬぐってもぬぐってもヨダレが止まりません。親指にコードを掛けて歌い始めるみっちゃん可愛すぎです。しかも歌詞が「愛の」ですよ。杉ちゃん的にはしばらく歌わせておいた方が良かったのではないかと思わざるを得ません。まあ、ヨダレをゴシゴシぬぐう杉ちゃんも可愛いです。喜びすぎ。

しかし、話は終わらない。これまで松岡さん達に超常の力を見せつけてきたひとはが家計の危機を救うため、中止を押し切り歌い始めます。「立ち上がれ!」と歌った瞬間、桜の下の土中から人影が猛然と起き上がる!杉ちゃん再度の逆転負けです。ここは一回目にはえ?と思ったのですが、良く読むとちゃんと伏線が引いて組み立ててあって、相変わらずののりお先生節です。
ところで、みつばのセリフに8時間しか眠れなかったとありますが、みっちゃん実は成長期なのでは。横方向の成長ばかり注目されますが、自分にはみっちゃんが高校生位になったら、誰よりも(宮下さんよりも)背が高くなっていそうに思えてなりません。草次郎も長身だし。

まさかのドラマCDが5/26に。ドキドキしますね。魂を揺さぶられる炎の力作を期待しています。PVもアニメ公式サイトで公開されました。よ、吉岡さんの胸ーー!! 
(100403 1訂)