5分後のひとはとしんちゃん
みつしん以上に話題がなさそうなのがひとしん。しかし、ひとはには134卵性のお泊まり回で見せたバースト話芸があるのだった。頑張れしんちゃん!ひとはの次はきっとふたばが来るぞ!今は耐えろ!耐え抜くんだ!(※100513イラスト修正)
みつどもえ187卵性 THE・2名様
磁石の様に女子(含む海江田先生)を引き付ける魔性の小学6年男子・佐藤信也。容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能の彼が唯一女性として心を許せるのは幼なじみのふたばだけ。もはや円熟期の夫婦のような二人ですが、同じく幼なじみである筈のみつばとひとはとはなぜかそれ程近くはありません。みつばからは変態パンツ魔人呼ばわり、ひとはに至ってはほぼ没交渉もいい所。どうしてこうなったのかは残念ながらまだ語られてはいませんが、身体測定回の6年3組美少女ランキングの時に、「丸井家の長女は」と聞かれて「黙っていればマシかな」と答えるくらいには意識している様子。
そんな二人がばったり出くわしたのは某ハンバーガーショップ。小学生の分際でハンバーガー屋だとぅ!?と思うのは時代に取り残されているからでしょうか。買い食いってしちゃいけなかったのになあ。やや気まずい間柄であれば、見なかった事にしてやり過ごすのが常道ですが、視線を逸らしたしんちゃんを、ストロー袋の目線で逆に釘付けにするみっちゃんマジ天使。別に誘っていたわけでもない所がみっちゃんクオリティです。無視していられなくなったしんちゃんはふたばとひとはもいると聞いて一緒に待とうとしますが・・・この期に及んで「ウソウソ一人で来たの」、とはみつばも往生際が悪すぎます。そして流れる重い空気。空間を歪めてしまうほどのこの重さ。重力でぐにょぐにょに歪んだ背景が前衛的。
そ・し・て!窓の外を通るお似合いの夫婦!誰かと思えば吉岡さんと宮下さんではありませんかー!しかし、必死に呼び寄せようとするしんちゃんの思いも虚しく、歩く恋愛探知機吉岡さんが気を利かせてみつばとしんちゃんは取り残されてしまいます。この時の吉岡さんが宮下さんの腕を引く様子も実に仲睦まじいものです。あとは若い人にまかせて、みたいな雰囲気。ありがとうのりお先生。二人とは別に杉ちゃん、しんちゃんのサッカー仲間などが次々と通過する中、必死に呼び寄せようとし続けるしんちゃんに無視された格好のみつばは面白い筈がありません。
しかし、ここで自分からちゃんと話題を振るみっちゃんは大人です。しかもパンツ魔人に気を使ってパンツ話をするなど、社交性ありすぎ。なんだかんだでみっちゃんも出来た人ですね。パンツヘアバンドとガチレンソードぱんつ下ろしの二つなら、ひとはの方が興味深いでしょうか。クールなひとはがガチレンの剣(初登場)を振り回して悦に入っているのも良い絵面ですが、腰に差した剣が縞ぱんをずらしていて、なおかつキリッと決めたひとはが何とも言えないいい味を出しています。服の前を開けて剣を収める所も何とも言えずえろす!
最高!!とまで叫んだあとに隣に立つひとはに気付いたしんちゃんの心中は察するに余りあります。おまけにようやく場がなごんできたみつばはふたば監視に行ってしまい、さんざん笑いものにしたひとはと二人きり。しんちゃんの星の悪さには涙を禁じ得ませんね。ふたばとのスケート回や今回など、しんちゃんとみつごの誰かとがメインになる回は、ちょっと違った空気があるように感じます。割と軽い話になる様な。のりお先生の遠慮みたいなものがあるのでしょうか。
そしてアニメキャラの設定表。なんと三十路こと海江田先生が当選確実。きっと全力でしんちゃんを追いかけ回してくれる事でしょう。何よりも大事なのは対比表です。最初読んだ時は気付かず、twitter上で指摘の呟きを見て知ったのですが、何と!宮下さんが吉岡と表記されています。もちろん吉宮史観においてこれは正しいのですが、チャンピオン本誌で認められた、というのはまた感慨深いものです。おめでとう!反対に泣けるのが松岡のさっちゃんの紹介コーナーが結局無かった事。これは先週のチーム杉崎ページに入れてあげたかった・・・。来週は1ページ丸々使って松岡さん祭りをお願いします。