100819blog
パパと娘

草次郎パパは和装の方が似合いますね。
頼れる感じ。みっちゃんも満更でもないのでは。

みつどもえ199卵性 おもひでおろおろ

200卵性まであと一回。今回は何とオリジナルのアニメ絵がタイトル!9月に出る10巻の表紙も同時に公開です。こうしてダイレクトに見比べると、原作絵と結構印象が違うのが分かります。アニメの方は草次郎パパが怖すぎるよ・・・。
丸井家の玄関も初公開です。少し古いけれど結構立派な門構え。この家は丸井家の持ち家なのかな。

まだまだ夏です!夏と言えば夏祭り。大体お盆前後なので、永遠に続くはずの夏休みも終りが見えてきて、虫の音と共に心の中を秋風が吹き始める頃です。毎年恒例だよねっと思って見直してみると、意外にも4巻61卵性「アレ、参上」で行ったきりでした。今年はパパと一緒。パパは甚平を着ていますが良く似合っていい感じです。「不審者度が下がる」と娘たちにも好評。パパは和風の顔立ちですよね。もう一生着ていたらいいと思える位です。61卵性に続き、今回もみつごは浴衣ですが、柄が違う!娘たちに浴衣を揃えてやるパパ偉い!そして前回の柄トーンから今回は手描きの柄にアップグレードしています。のりお先生偉い!細かく見ると浴衣の柄だけでなく帯留めも草履も三人で違っていたりして力が入っております。髪型も三人とも可愛くなっていて、この細かさがみつどもえですよね。

さて祭りの賑わいの中、泣きじゃくるのは龍ちゃん。いつもの威勢はどこへやら、杉ちゃんたちとはぐれてシャクリ上げるのみです。143卵性で丸井家にお邪魔している龍ちゃんを見逃さなかった草次郎パパ。作中では出てきていませんでしたが、当然顔を見ているようです。ちなみに龍ちゃんは普通の格好(ガチレンTシャツ)ですが、杉ちゃんなら甚平でも着せそうな気もしますね。丸井家の面々とのコントラストを狙ったのか。そして次のコマの前フリとはいえ、迷子に射的をさせようとする草次郎パパが素敵。次のコマではまるっきり武装した誘拐犯です。

さて、食べ物で宥めようとするも、初期のS設定が顔を出したのか小さな意地悪をしてしまうみっちゃん。というより泣き顔の龍ちゃんに何か刺激される物があったと言うべきか。これをたしなめるふたばの表情が吉岡さんっぽくなっていますね。いいですね。龍ちゃんは当然ですが更に大泣き。

そこにガチレンお面に目を付けたふたばがガチレッドとなって推参。お姉さんをしているふたばが大好きです。龍ちゃんがたちどころに泣き止んだのをいいことに、ひとはとみつばもお面を被って特撮ショーの始まりです。普段いがみ合うみつばとひとはが頷きあって、龍ちゃんの為に息を合わせようとするコマも爽快感があります。ちなみにふたばが被ったガチレッドのお面は61卵性と同じデザインで、この頃からきっちり決めてあったようです。ただ、細かく見ると5人のガチレンジャーに対して戦隊物のお面は7種類、ブラックはありません。ほかはウルトラマン風、ドラえもん風、ポケモン風、アンパンマン風、ディズニー風、プリキュア風などなど。しかし龍ちゃんの愛されぶりはうらやましい限りです。

しかしお面のセレクトがやや残念な事に。人質役のみつばが美少女キャラを演じたくて引き当てたのはニチアサのガチレンの次の番組の強力なヒロイン。龍太の無自覚ながら容赦無いツッコミにみつばも慌てて路線変更です。そこへ追い打ちをかける草次郎パパ。黙っていればいいものを、ひとはのお面は心優しき怪獣と漏らしてしまいます。もちろん悪気は皆無ですが、これでは話が成立しない。勢い敵役はパパに回ってきて…。

すっかり泣き止んでノリノリの龍ちゃんの悲鳴を聞きつけ、チーム杉崎見参。はいいのですが、丸井家の4人目になっているハズの松岡さんもチーム杉崎内に。さては帰宅したか、と思いきや浴衣ではなくいつもの格好をしています。おまけに次号予告が「夏休みも残りわずか。松岡は丸井家にいるのか!?」なのでまだ帰宅していない雰囲気濃厚です。この辺の経緯は来週明らかになることでしょう。

今回はほのぼの回でした。オチはあれとして、娘たちと祭りを楽しむ草次郎パパの姿が見れて安堵しました。そろそろ逮捕・通報ネタではなくてこれまで描かれていないパパの秘密が出てこないかな。杉ちゃんも将来のお義父さんの顔は良く覚えておいて頂きたいところ。次号は節目の200卵性。相当力の入った話が来るはず!!