闇鍋プレイ
麻里奈ママは全くもって正しいと思います。この二人はもっと日常的に色々なものをつっつきあうべきではないでしょうか。
みつどもえ212卵性 食卓のお肉が来るまで
今回は巻中カラー。相変わらず美麗です。かれこれ1年以上画集希望と書いてアンケートを出していますが、まだまだ念力が足りないようです。しかし、寒風の中肉まんその他を頬張る三つ子+チーム杉崎を見ていると自分もコンビニに駆け込みたくなりませんか?おサイフ杉ちゃんが一人何も食べずに財布を握っているだけなのが気の毒ですが、一人で何個も抱え込んでいるみつばとイチャコラ取り合いをしてから食べる算段でしょうか。もぐもぐ幸せそうな吉岡さんを眺めながらパクつく寸前の宮下さんも良い構図ですね。ふたばは肉まんの弾力をひとはのほっぺと比較しているところでしょうか。間違いなくひとはほっぺ>肉まん。
さて長らくご無沙汰の杉崎邸で今回行われるのは鍋。結集したのはみつば、チーム杉崎と千葉しん。ひとはに和牛(1/3パック)を持たせてもらったみつばはホクホク顔です。ちなみに和牛:食肉用の和牛品種、国産牛:国内で飼養された牛(主に乳用牛)であり、国外で飼われた和牛肉も和牛になるはずなので、みっちゃんが持っている「国産和牛」はその通りの意味なのでしょう。しかし、和牛を自慢しようとしたみっちゃんの機先を制し、誇らしげに納豆持参を宣言する宮下さん。虚を衝かれてうろたえるみっちゃんですが、吉岡さんまでが納豆を定番と呼んではばかりません。確かによその家庭料理は狭い常識では測れない意外性に満ちてはいますが、納豆鍋はそんなに定番でしょうか。そう、答えは闇鍋。ちなみに自分は今日まで「持ち寄ったぎりぎり食べられるブツを見えないように放りこむ鍋」以上の事は知りませんでした。もちろん経験もなし。ひょっとしてこれは恥ずかしい事なんでしょうか。
普通の鍋だと思っていたみっちゃんは愕然とします。そんな地獄の釜に気高い和牛様を沈めて良いものか。せっかく杉崎家でやるならウニ鍋やフォアグラ鍋(貧しい発想の例)とかであるべきでしょう。追い打ちをかけるようにいきなり訪れる暗闇。ほのかな蝋燭の灯りに浮かび上がる麻里奈ママ。でも麻里奈ママの「暗闇の中鍋とか色々つっつきあう」って本当に「根本的に間違っている」のでしょうか?やたら詳しいウィキペディアにも「闇鍋の調理は、鍋の場所がわかる程度の暗所で行うことを基本とする。」とあります。もしかして物理的あるいは性的につつき合いをするという意味だったのでしょうか。確かに鍋を火にかけて準備はしなくてはならないので今暗くするのは意味がないかもしれません。
ちなみにウィキペディアの「闇鍋」のページには
・ 闇鍋は、非常に危険な料理であるため、開始する前にあらかじめルールを決めておくことが肝要である。また、独特の作法があり、作法を重視する料理でもある。
・闇鍋とは暗闇の中で行うことから名づけられた。このことからも判るように、闇鍋の調理は、鍋の場所がわかる程度の暗所で行うことを基本とする。
・最低でも1人1品ずつ具を持ち寄る。その際、他の参加者に何を持ってきたのかを知られないようにすると、後の楽しみが増す。このとき、世間一般で人間が食べるのに適していると言われる物を具とするのが基本である(必ずしも守る必要はない)。タバスコなどの調味料や牛乳などの液体、アイスクリームやグミキャンディーなどの汁に溶解してしまうものなどの投入を禁止するなどのローカルルールを定める場合もある。
・鍋に湯あるいはだし汁を沸かす。
・明かりをおとし(明かりを落とせない場合は全員が目隠しする)、それぞれ持参した具を鍋に投入する。このとき、誰か1人を鍋奉行に任命して、調理を任せるというやり方もある。
・十分に煮て、具に火を通す。
・煮あがったら1人ずつ順番に鍋に箸を入れ、具を取り分ける。箸に挟んだものは必ずとらねばならないなどのローカルルールを定める場合もある。
・全員の手に料理が渡ったところで明かりをつけ、取った具を食べる。
必ず一口は嚥下しなければならないなどのローカルルールを定める場合もある。明かりをつけずに取った具を食べ、反応を楽しむルールもある。
とあります。色々工夫があるんですね。驚いたのは、かつては「トキ鍋」を指していたという事。ニッポニア・ニッポンですよ。
漆黒の暗闇の中、みっちゃんの和牛防衛作戦が始まります。
まず遭遇した食材は千葉氏のバナナ。千葉氏の腋で1時間ほど熟成された一品ですが、皮を剥けば中身はきれいだと思われるのでみっちゃんは慌て過ぎなのではないか。和牛様防衛のためと称してバナナをパクつくのは良くないことではありますが。千葉氏は皮ごと鍋に入れるつもりだったと思われます。とにかくみっちゃんがバナナを吹き出した音がオナラに聞こえ、これを真っ先に否定する宮下さんがやや自意識過剰気味。それともオナラの常習犯なのか。みっちゃんに蹴つまずいた千葉氏はみっちゃんの太ももをハムと勘違いしますが、元々ハムは太ももですからあながち誤りとは言えません。実はしんちゃんもハムのみ持参していたようですが、和牛には敵わないものの十分食べられる食材です。千葉氏に優等生呼ばわりされますが、この辺しんちゃんらしい所です。
暗闇の中、みっちゃんは水の入った大きな器と接近遭遇します。闇鍋会場にある水を満たした容器は鍋であっておかしくありませんし、それが土鍋であれば立派な陶器です。鍋にもう具材を入れたことにして和牛を保護する事にしたみっちゃんですが・・・。まだ煮ていないのにささっいただくわよはちょっと気が早いような気が。そして鍋だと思った物体は・・・!?
久しぶりにみっちゃん大ハマリのオチではありますが、個人的にはむしろこのメンバーでの普通の闇鍋も読んでみたかった気もします。吉岡さんと杉ちゃんの具材も謎なままなのが残念無念。吉岡さんは紗江子ママのオーガニック食品である予感。杉崎さんには財力を無駄に活かして謎食材を投入して欲しかった。
杉崎家にご招待の場合は杉ちゃんがみっちゃんを陥れて性的満足を得るのが目的の事が多いのですが、今回杉ちゃんは淡々としていてカメラ50台でみっちゃんの恥辱シーンを全方向から完全記録!みたいなノリはありません。千葉しんも呼ばれているのでクリスマス会みたいなノリだったのでしょうか。それとも何かの仕掛けがしてあったのか。みっちゃんが自爆してしまったので何とも言えませんが、今回7Pなので後日談が単行本収録時に4コマで出てくる事を期待したいと思います。
さて、アニメ第二期は「みつどもえ増量中!」と決まったとの発表がありました。増量されるのはみっちゃんのお腹か吉岡さんの胸か。吉岡さんの胸は増量じゃなくて現状回復ですけど。放送が楽しみです。第二期こそはBS11が地上波と同時でありますように。二週間待ちはもうイヤーー!!