Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2011年01月

みつどもえ219卵性 なんだか男どもの見る目がいつもと違う/卑劣な・・・!!

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「海江田先生練習中」

「まずはこのチョコを受け取って欲しいニャ。次にこの書類に、文面をよく読まずにハンコをついて欲しいニャ。そうしたら一緒に上尾市役所に即時ダッシュ!ニャ!」みっちゃんネコも可愛かったけれど、海江田先生がネコミミ付きでニャ!と言う姿を見たかったのは私だけでしょうか。みっちゃんネコの威力を目の当たりにし、とりあえず自室でこっそり練習してみる海江田先生。頑張れ三十路!負けるな、海江田先生!ちなみにシッポがどこから生えていてどの様に保持されているかは不明です。

みつどもえ219卵性 飼い猫オーブーラン

年単位の周期で出現と消失を繰り返していた丸井家の白い猫。消失説を囁かれる中アニメ第1期に数あるキャラクター達を押しのけて登場し、207卵性で命名されるという快挙を演じた奇跡の猫。そう、チブサです。ビジュアルも初登場時の「ネコの様な生物」から、もふもふの可愛い紛れもないネコへと進化しました。今回はみっちゃんと夢の共演を果たします。

まずはタイトル画のネコみっちゃんに釘付けです。あえて耳ではなくスカートからのびるシッポをメインに据えた素晴らしい構図。アニメも私も増量中ニャン!!とアオリまでネコ全開。いやが上にも期待が高まろうというものです。登校中、今日の暖かさを語るみっちゃんと氷点下の中凍えるその他。いつも足をさらして風の子元気な子な宮下さんですらガタガタ震えながら登校しています。埼玉のよく晴れた朝は本当に寒く、霜柱がぐいぐい伸びていました。そんな中、じっとみっちゃんを見つめるひとは。いつもに増してぽよぽよのみっちゃん腹部を見逃さなかったひとはさんですが、まさか中にチブサが収納されていようとは。憐れみを込めて腹もみをしようとした刹那、いきなり怪しく蠕動を始めるみっちゃん腹部。80年代のグロ系OVA(イクサー1等)ならわたなべぢゅんいちデザインの触手的な生物が飛び出してくるところですが、顔を出したのはチブサ。そして腹部にネコ一匹を収納しても違和感がなかったという皆の大合唱にみっちゃんもぐぬぬです。しかし、これでみっちゃん一人がぬくぬくしていたのは高体温でも何でもなくて一件落着ですが、追求の手を緩めないひとはさん。あまりの容赦無さにふたばまでが「もうやめたげて!!」と泣いて頼むほど。みっちゃんとひとはの戦いは斯くの如く苛烈です。

連れて帰るわけにも行かず、そのまま教室にチブサを連れて行くみっちゃん。207卵性でも普通に教室に連れていっていましたが、いかにゆるゆるの6年3組でもペットの持ち込みは通常はNGな様子。矢部っちの緩さに望みをかけるみっちゃんですが、なぜか颯爽と乗り込んで来たのはみんなも大好き海江田先生(29歳・必死)。今回はこのキャプションが無くて寂しかった。研修に参加している矢部っちの代役ですが、1組はどうしているのでしょうか。ともかく211卵性以来の意外と早い再登場でした。結婚しないの?の質問を一言で沈黙させると緩みきった6年3組の持ち込み品を没収開始。普通に考えて学校にゲーム機は持ってこないだろう!というのは時代遅れなんでしょうか。しんちゃんも自称優等生なら持ってくるなよ、と思いますが矢部っちが率先して持ってくるダメっぷり。それを「あの童貞!」で切り捨てる海江田先生マジカッコイイ。けど教育者として童貞という言い方はどうなのかと思う上に、そもそも先生はどうなの?と聞きたくなります。それはともかく別にバレンタイン関係なくない?と思いきや、決してぶれない海江田先生。杉ちゃんがいみじくも看破したとおり、211卵性のクリスマス潰しに続くバレンタイン潰し!チョコが育む校内のカップルの芽をチョコの没収で摘んで摘んでつみまくる作戦の下地作りだったようです。みっちゃんの所にやって来る海江田先生はさすがにお見通しでお菓子を没収しようとしますが、みっちゃんの語尾に変化が。そして明らかに変化する男子生徒の反応に素早く作戦を変更する海江田先生。バレンタインに向けた男への媚び方の学習!媚びることを知らない気高い海江田先生ですが、目標はただ一つ、その為の必要な努力は惜しみません。

語尾に重ねてチブサが鳴く度にみっちゃんに胸をときめかす男ども。初めは困っていたみっちゃんもこの変化に目を見張ります。そもそも常に人の輪の中心にいたいみっちゃん。語尾にニャンをつけるだけで男どもがニヨニヨし始めるこの威力を把握すると早速ニャンを乱発し始めます。正直普通にしていればこの上なくかわいいみっちゃんの事、ニャンをつけるなんてオーバーキルもいい所ですが、さっそく実践。期待に違わずみっちゃんの周りに集まるオス共。実に分かりやすいですが気持ちはよく分かります。しかし、こっそり背後から媚び方を学習していた海江田先生が思わぬ妨害音波を発します。みっちゃんならブブーでもブヒーでも可愛いだろ、と思いますが、余りにぴったりはまっていたためか、あえなく全員解散する男ども。かくして海江田先生は媚び方を学習しそこねたのでした。

私見ですが、海江田先生が耳とシッポを付けてニャンニャン言い始めた時に抗えるのはガチなロ◯◯ン位ではないかと思います。29歳とまだまだ若く、もう少し牙と爪を上手に隠せば十分行ける筈。海江田先生の今後の活躍が楽しみでなりません。第1期アニメではOPに登場したものの1話でちょっぴり出てきただけで終わってしまいましたが、第2期での活躍はあるのでしょうか。ムフー編集長とのあのエピソードが是非アニメにならないかなと淡い期待を持っています。

次号は何と表紙に巻頭オールカラー!初めてチャンピオン複数買いをする日がやって来そうです。

みつどもえ218卵性 脱げって言ったから脱いだんですー/なんで友人宅で裸になっているんだ我々は・・・

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目指せ!!女子力120%!!

女子力!女子から見てもエロ可愛いという伝説の力!宮下さんの女子力が低いなどあり得ません。しかし、もっと高めたい、さらに磨きをかけたい、その一心から吉岡さんが一肌脱がない筈がない!(衣服的な意味で)

みつどもえ218卵性 極上女子会

チャンピオン8号が発売された120日をもって、2011年は国際宮下年に制定されました!今年は宮下さんの年です。決定!
意味不明ですみません。取り乱すというか落ち着かないというか、これで落ち着けという方が無理と言うか。久しぶりに破壊力の大きな回がやって来た感じです。

事の発端は吉岡さんの部屋。チーム杉崎が3人揃ってガールズトークに花を咲かせています。正確に言うなら花を咲かせている杉ちゃんと吉岡さんと、一人輪の外からツッコミを入れ続ける宮下さん。ティーンファッション誌を読みながら、今年のトレンドについて熱く語っている杉・吉の二人。ファーは何とか分かるにしても、サロペットって何?ミリタリーコーデって迷彩服?となるのが恐らく普通の男性読者。私も当然その一人です。そして読者の気持ちを代弁してくれる宮ちゃんのツッコミ。意味不明の英語とおぼしき単語をマシンガンの様にまくし立てる杉ちゃんには「ルー大柴か お前は」。吉岡さんがモデルが可愛いと言えばケバいといい、杉ちゃんお気に入りのファーブーツを評して「猟師みたいだな」。分かる!いやそうとしか思えません。さすがは宮下さん、ツッコミ役の宮下さんは私たちの依代でもあるのです。しかし、さすがにガールズトークに水を差しまくっては、さしものリーダー杉ちゃんも怒り心頭。それに対して反省の色もなく自分のキャラだから、と「そよっ」な宮下さん。見る見る険悪化する二人に困り果てる吉岡さん。まずは宮下さんの女子力の無さを指摘します。そう、この女子力こそが今回のテーマ。男には分かるようでおそらく永遠に分からない力。もちろん宮下さんにも分かりません。「なくてもよさそうな力」呼ばわりです。

とにかく言いたいことは全部言う宮下さん。売り言葉に買い言葉。杉ちゃんにパンツが見えて鬱陶しいと言われれば、女同士ならいいだろ、と言い返し、女同士何でもいいんなら全部脱げば、と言われればすぱっと全裸に。そう・・・全裸に。まさかの実力行使。風呂でもプールでも何でもない吉岡さんの部屋で。

チャンピオンをめくりながらこの感想を書いているわけですが、ここで完全に手が止まります。見入ってしまうのです。宮下さんの裸体は扇情的かと言われるとそういう事はありません。大事な部分は当然見えませんし、別に性的な感じは全くないのですが・・・。とにかくその存在感が大きい。親友のベッドの上で全裸になって、ドヤ顔で杉ちゃんを見ている。「脱げって言ったから脱いだんですー」などと言いながら。見る側としてはどう受け取っていいのかわからなくなります。おそらく杉ちゃんの表情が全く見えてないせいもあります。せめて驚いた表情を見せてくれていれば、杉ちゃん視点でその感覚を共有できるのですが、おそらく意図的に後頭部しか見せていない。吉岡さんの><顔からは困っている事は分かりますが感情は読み取れません。そんなリアクションに困る状況の中で宮下さんの背中のラインを見ていると、なんだか美術館で西洋絵画の裸婦像を見ているような気持ちになります。確かに裸の女性なのだけれども、かと言って劣情を催すわけでもなくとにかく見つめるしかない宙ぶらりんな不思議な感覚。

何とかページをめくると、杉ちゃんが対抗心を燃やしてか、下着姿になって宮下さんの女子力の無さをなじっています。杉ちゃんは単にみっちゃん体型でないと性的魅力を感じないだけなのではとも思いますが、自分のエロ可愛さを誇っている所を見るとそうでもないようです。確かに杉ちゃんは可愛い下着を身に付けています。ぱんつはみつどもえの掟に従い穿いた状態では絶対見えないのは仕方ないとして、ガーターベルトやキャミソール等確かにエロ可愛さを演出する気満々です。しかし、宮下さんのスポーティな下着のほうがより好ましく感じるのは単なる贔屓でしょうか。そもそもそう言うならば宮下さんの穿いている紐付きのパンツらしきものは、いわゆるパンツなのかも定かではありません。はっきりと穿いた姿が描かれている以上、下にちゃんとしたパンツを穿いていると考えたほうが自然です。これなら別に見えていても良かったのではと思いますが、目の前にスカートの中が見えていたら確かにちょっとウザイ。杉ちゃんのエロ可愛い自慢を受けて、胸の大きさを較べて自分のほうが女子力があるんじゃないかと言う宮下さんは、そもそも初めからそういう事に関心も意識もあまり無いようです。自分の魅力を引き出すつもりが初めから余りない様子で、人一倍体の発育が良い割に中性的なメンタルの持ち主であることが宮下さんの魅力なのかと思えてきました。恵まれていると感覚が鈍るという事でしょうか。そこが(個人的に)吉岡さんとくっつけたくなる理由なのかもしれません。ある意味過剰に性的な吉岡さんを自然に受け止められるのは宮下さんしかいない様に思えるのです。

さて、やや噛み合わない杉・宮女子力合戦のさなかに紗江子ママが帰宅します。最近緩和されたものの、少し肌を露出するだけで出入り禁止になる吉岡家、肌着姿の杉・宮はクローゼットに駆け込んで避難します。二人が脱ぎ散らかした服は、吉岡さんのものとして回収されてしまいますが、なんと紗江子ママから服のセンスがおかしいという指摘が。ダサいとまで言い切られてしまい、ショックの杉・宮。さすがにここは友達をかばう吉岡さん。しかし純次パパに着てみてくれと言われてついに陥落。アオリにある通り二人の服が気に入らなかった、というのが素直な受け取り方かもしれませんが、そもそも杉ちゃんの服は小さすぎ(特に胸回り)、宮下さんの服は大きすぎるわけで、吉岡さんが着れば明らかにおかしくなります。友人の服がおかしければそう言ってしまうのが吉岡さんの性格としてはむしろ有り得そうですし(杉ちゃんのストレートパーマ)、心の底でセンスが悪いと思いながら友達付き合いをする表裏のある人でも無いと思うので、ちょっとモヤモヤする終わり方ではあります。

今回宮下さんの全裸が全部さらっていった感がありますが、吉岡さんの部屋がかつてないほど詳細に描写されています。前回のナマコちゃんぱんつ回では殆ど部屋の描写はありませんでしたが、今回三面図が書けそうな位きっちりと描かれました。女の子らしい可愛い部屋ですが、かと言って過剰でもなくよく片付いた吉岡さんらしい部屋です。

いきなりのガチレン回で虚を突かれたアニメ二期ですが、二話は、ようやくいつものアニメ版みつどもえでした。比較的初期の話に終始した第一期からいきなり7巻のクリスマスに飛んでまさかの王様ゲーム。吉岡さんのいんらんぶりが大発揮。この時だけ胸もわずかに回復していました。この辺いい話が多いので、ぜひ木曜の相談が来ることを期待したいと思います。

みつどもえ217卵性 ・・・昆虫採集?/一銭の価値もないってことよ

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「渡して褒美をもらうわよ→現物で支給」

漫画の世界にifが許されるならば・・・
1.みっちゃん財布を拾う→2.そのまま素直に杉ちゃんに渡す→3.拾得物の10%の謝礼をする必要が生じる→4.財布が空で実は持ち合わせのない杉ちゃん→5.保健室で15000円分をみっちゃんに現物でお支払い
みたいな未来もありえたかもしれません。友達同士で謝礼というのも違和感が無いではないですが、親しき仲にも礼儀あり。そこら辺はきっちりして頂かないと困りますねっ!!

みつどもえ217卵性 ダウジングヒーロー

霊、怪奇現象と言えば夏と相場が決まっています。暑くて寝苦しい夜に外に誘い出されなくては、もののけ・あやかしに出会うこともありません。寒々しい冬に出てくるのは雪女かイエティくらいで、雪が降らなければ全く縁遠い存在です。そのため松岡さんといえば夏、お盆といえば松岡さんなのですが、厳冬の雪上で松岡さんが大活躍する今回。メインを張るのは夏の連続登場以来でしょうか。今回上尾は雪だるまを作れるくらいの積雪に見舞われていますが、私がかつてお隣の大宮にいた時も降るときはそれなりに降ったので、確かにあり得る話です。また、先週の雪合戦のカラーページはどうも今週に繋がるようです。先週の本編のガチレン話はアニメ第2期第1話に合わせたのでしょうか?

すぐに雪を見飽きてしまう雪国とは違い、まとまった雪が降ると自由時間になって雪で遊べる鴨橋小学校。ガッチリ雪遊びしているふたばを残して、珍しく二人でつるんでいるみつばとひとは。ひとはは体温が高いみつばをストーブがわりにする作戦のようですが、厳寒の中二人して足をしっかり出している所が寒々しい。くっつくなと言われてひとはが寒さに息が白くなるところをデモンストレーションした瞬間、一閃する松岡さんの捕虫網。この寒い日中にあっても魂の捕獲を狙う松岡さんの仕業でした。どうやらエクトプラズム的何かと勘違いして反射的に網を降ったご様子。魂を「出したり入れたり』とは、さすが霊絡みになると途端に性的になる松岡さん。霊が捕虫網で捕獲できるかどうかはさておき、研ぎ澄まされた反射は白い息を逃しません。なんて迷惑な。

こういう時に限って財布を落とす杉ちゃん。しかも白い財布を雪上に。夜道でコンタクトレンズを落とすくらい迷惑な話ですが、いくらぐらい入っているの?という吉岡さんの質問を途中で遮った「15万よ15万」という杉ちゃんの叫びによりにわかに校庭にゴールドラッシュが到来します。現金だとしたら小学生がそんなにお金を持ってくるな、と言いたいところですが、吉岡さんが全部言えないうちに杉ちゃんが叫んだ、というのが後々の伏線にちゃんとなっているちょっとずるい展開。15万と聞いて宮下さんも山分け狙いの級友と一緒に血眼になって探しまくっているので「宮下さん!?友情は?」と思わずにはいられません。あっけに取られている吉岡さんと好対照です。

闇雲に探しても、雪上の白い財布はなかなか難しそう。そこで登場するのは松岡さんのダウジング。さっちゃんのダウジングは6巻108卵性で杉ちゃんの家に激しく反応するなど機能する事は実証済み。前回はよくある曲げた棒だったのが、今回はより感度の高そうな振り子に進化。日々精進を怠らぬ松岡さんらしいところです。うんざり顔の杉ちゃんのため息にまたも一閃する松岡さんの捕虫網。

その頃ひとはは雪上の白い財布を発見。みつばに教えて屈みこんで膝まづいたところで懐かしの「面を上げい』。矢部っちですらいらつかせたトラップにみつばが我慢できるはずもありません。しかし今は15万円の10分の1がかかった大事な時。しかし一万円札が15枚入っているはずのその財布はやけに薄く軽かった。なんと財布の中身は空。そして疑われるのは常に第一発見者です。

折しも一向に見つからない財布に業を煮やした杉ちゃんが、ふたばの雪だるまを問答無用でスコップを振るって破壊したうえ級友を集めて身体検査すら始めようという勢い。杉ちゃんをある程度信じていたみつばは財布を渡すタイミングを失ってしまいます。そこへ千葉氏が松岡さんのダウジングによる捜索を提案。誇り高き好漢千葉氏ですが、自分たちを疑うかなり身勝手とも言える杉ちゃんになぜか協力的。雪上に横たわり松岡さんのダウジングを積極的に助けます。そう、見上げたその先にはダウジングして回る生足松岡さんのスカートの奥が。何という策士ぶり。そして><になっている吉岡さんは恐らくその企てを察知しているのかもしれません。さすがです。

ダウジングの振り子はエロ男子たちを無視して過たずみつばとひとはに反応します。咄嗟に財布を雪だるまに突き刺して難を逃れるみつば。(幽霊が額に付ける)額烏帽子のようになった財布を載せた雪だるまを「幽霊だるま」として愛でる松岡さん。ここでも松岡さんの恍惚とした表情と「トロリトロリ」と必要以上に肉感的な擬音が。ともかく邪魔者を始末して、財布の中身に集中しようとするみつばに衝撃の事実が。財布の値段が15万円であって、財布は空。自慢したいがためのただの財布。何とも迷惑な杉ちゃんのお金持ち自慢ですが、これも久しぶりですね。そして発覚する齟齬がみっちゃんを追い詰めていきます。そして姿を表す財布。どうするみっちゃん。何も悪いことをした訳ではないけれど、この状況を説明するのはかなり難しそう。杉ちゃんの前に膝を屈するしかないのか!?

アニメ第2期も始まりました。今回はニコニコ動画で最新話を公開してくれるようで、第1期のようなタイムラグに苦しまなくて済むのはBS11組として有難いこと。第1話は相当物議を醸していますが、個人的にはEDと予告編に希望を見出しました。独立した話として見れば決して悪くない、むしろよく出来ていると言っていい出来の第1話ですが、さりとて無条件に喜び難いというのが正直な感想です。上手いこと話題作りに繋がってくれているのならいいのですが。二話以降の個人的な注目点は吉岡さんがまさかのレコンキスタ!?体の一部的に!?という点。下等な話ですが。

みつどもえ216卵性 奴らの好き勝手は許されませんよ!!/ガチレンなので当然ですね

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「至福のマスクタイム」

矢部っちに自分のマスクを付けていいから、と言われて素直に従うひとはさんに無限の可能性を見た今回。もちろんマスクは正しく着用されて正しく役立ったに違いありません。


みつどもえ216卵性 冬のファンタG

新年あけましておめでとうございます(三回目)!
2011年のみつどもえは楽しげな丸井家vs.チーム杉崎の雪合戦の巻中カラーで始まりました。年末年始に雪で埋もれた某山陰地方からすると、上尾でこんなに降ったら関東一円壊滅でしょ!?と思いますが、雪は降れば楽しいもの。宮下さんが特に楽しげすぎる!ひとはの雪だるまも二人の特徴を的確に捉えていて愛があります。宮下さんの心無い一撃が着弾して修羅場になりそうではありますが、それもまた楽しそう。

本編は新年早々いきなり矢部っちのベッドの上のひとは&矢部っちで始まりました。最近非常に不足していた矢部ひと分が一気に補充され、テンションも上がろうというものです。「ねっ」と言いながら矢部っちのエロ本を手早く紐で括ってゴミに出すひとはは、極言するならばもはや恋人の領域を超えています(オフィシャルには先生と生徒ですが)。お母さん状態と言ってしまってもいいくらい。とは言えひとはが通ってくるのが分かっているなら、矢部っちは男としてとりあえずエロ本は隠せと私は言いたい。たとえひとはがエロ本マスターであっても、どこに隠しても無駄であっても、です。

ひとはと矢部っちを結びつけるのはもちろんガチレン。いつもは冷静で皮肉屋のひとはが、殊にガチレンになると松岡さんを凌ぐちょっとおかしい子になります。ガチレンを語るひとはの眉は常にぐっと力が入っていて目は十字に輝き、いつもの「無意味で無価値だよ…」のひとはのそれではありません。セリフも大幅に増えて断定調になり、やたらと熱く語る人になります。しかしガチレンに没入するあまり、その副作用も時にはやって来ます。感情移入し過ぎた結果、ゲーム内でのガチレンの死に耐えられないひとは。「マリオとか何人死のうとどうでも良かったんですけど…」。そう言えば「しあわせのかたち」にもうず高く積まれるマリオの亡骸、みたいな表現がありましたが、確かにミスをすると死ぬのがゲームのキャラの宿命。しかしひとはにはそれが耐えられません。自分の過ちでガチレンを殺してしまったひとはは矢部っちの手を振りのけて飛び出していきます。

ガチレンを自らの手で死なせたショックから立ち直れないひとはと学校に来ない矢部っち。机に伏して自らを責めるひとはに繰り返し襲いかかるガチレンの死のトラウマ。明らかに尋常でない様子にみつば+チーム杉崎は心を痛めます。宮下さんの「矢部っちが休みなのと関係があるのか!?」は矢部っちとひとはの親密さが周囲にも受け入れられていることを示すものでしょうか。そしてみつばが思い出したひとはの言葉「人を殺めた後ってこんな心境なのかな・・・」吉岡さんでなくても「痴情のもつれ」的な想像が容易に浮かんでくるというものです。

トラウマを克服するにはゲームでのガチレンの勝利を見届ける必要があると考えたひとは。しかし不慣れな自分はガチレンをまた死に追いやるかもしれない・・・。葛藤するひとはが選んだのはやや消極的かつ他人頼みな道。しかしひとはは真剣です。一度はゲームをクリアした矢部っちがひとはの前でガチレンに勝利させるわけですが、かぜで病欠の矢部っちもひとはの真剣さに呑まれて引き受けることに。昨日かぜのやべっちと一つのベッドの上でガチレンを鑑賞していたひとはにもかぜの魔の手が。垂れる鼻、膨らむ鼻ちょうちん。ひとはに鼻ちょうちんとは何とも言えない取り合わせですが、真剣そのもののひとはには自らの鼻ちょうちんすら見えていません。しかし気になって仕方がない矢部っちは何と自分のマスクを掛けるようにひとはに勧めます。そしてためらうこと無く矢部っちのマスクを外すひとは。もしその場に吉岡さんがいたなら「きゃー><!!三女さんそれって間接#♫◯△(宮下さんに口を塞がれた音)」になると思うのですが、そんな事にすら頓着しません。ようやく鼻ちょうちんが視界から消えて落ち着いてプレイ出来ると思ったのもつかの間、ゲームの展開に興奮したひとはがマスクを矢部っちの顔に引っ掛けてしまいます。そこにタイミング良く(悪く)到着するチーム杉崎+みつばの御見舞い軍団。視界に飛び込んできたのは…!

全編ひとはが所狭しと活躍する近年まれに見るナイスなひとは回でした。2011年もみつどもえの年です!ガッチガチに決めるぜ!!

改めてあけましておめでとうございます

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今回たまたま冬コミに一般参加できそうだったので、思い立って個人誌を作成しました。レーザープリンタ印刷の24P程のものですが、本を作るのが初めてだったこともあり、色々ネットで学習しながら手探りでの作業になりました。自分の手の遅さもあって不十分な点が多々ありますが、何とか形にする事ができ、お会いした方々に押し付けるようにして貰っていただきました。

今年もみつどもえを微力ながら応援していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。 
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