Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2011年07月

みつどもえXXX卵性 親御さんたち

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「ちまちまスプーンで変な色のメロンをすくってないで豪快に行きなさいよ!」「あんたねぇ・・・(夕張メロンなんだけど・・・)」
 みっちゃんがカブトムシなら杉ちゃんは外国のクワガタ。夏はまだまだ続く。(iPad2+procreate)

みつどもえの人間模様を思い浮かべる時、避けて通れないのが親の問題。問題と言ってもダメな親とかモンスターとかいう意味ではありません。むしろみつどもえのみんなの親たちはこの親にしてこの子あり、と言いたくなる魅力的なキャラクターばかりで、のりお先生の人物造形の素晴らしさを体現しています。 しかし、作品に複雑さを与えている影の部分に親たちがいるのもまた確か。

筆頭は丸井家の母の不在。作中で直接語られる事はありませんが、みっちゃんの表情や黙って一人で家事を受け持つひとはなど明らかです。その事情が全く語られない事が作品に異様な緊張感を与えています。そして父草次郎は確かに働いているものの、職業は不明。これも母と同じくヒントを全く残さない位徹底的に隠されています。そのお陰で読む側は怠惰な先入観をもって三つ子たちを見る事なく、ひたすら注視し続ける事になります。また、母の不在が三つ子たちの多様な性格や行動の余地を作っているとも言えます。

丸井家と鏡像をなすのが杉崎家。こちらは父親が不在です。父は市長と友達だったり海外に長期出張中だったりと一定の輪郭をもって語られますが、どういう人物かは分かりません。麻里奈ママと龍太は明らかに父を恋しがっていますが、健気な杉ちゃんはそれを見せません。しかしモノを見せびらかしたりみつばに執着したりと心のバランスを危うくしていて、みつばの存在が杉ちゃんの自我を支えている様に見えます。みつばが杉ちゃんを拒絶しないのも、片親を欠く気持ちを理解できるからなのかもしれません。

不在と言えば、おがちんの両親です。妹煩悩な兄を持つとはいえ、作中での描かれ方から兄妹の二人暮らしをしていると想像されます。しんちゃんへの度を超えたストーカー行為がそのせいかどうかは分かりません。加藤さんと伊藤さんも同じ位アレですが、全く説明されていないからです。しかし危うい雰囲気が常に緒方家の周囲に漂っている気がしてなりません。

千葉家もまた、父の影が見えません。千葉氏は稀に見るナイスガイですが、和美ママの影響を色濃く受けているというより、そのミニチュアと言える位そっくりです。もちろんこれは不在を意味しませんし、むしろどんな父なのか興味を惹かれます。

この稿多分続きます。

みつどもえXXX卵性 夏だ!プールだ!みつどもえだ!

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からだを斜め下にまげ、胸をそらす運動ー!!

朝は苦手そうな松岡さんですが、小学生の神聖な義務である朝のラジオ体操へは是非張り切って参加してほしいと思います。ひとはが眠そうなのは一晩中松岡さんの霊トークに付き合わされたせいです。(iPad2+procreate)

そろそろ夏休みですね。あの時永遠に続くと信じた約40日の天国は焼けたアスファルトの逃げ水と一緒に過ぎ去り、虚しく入道雲を眺めやる今日この頃。夏休みはもうみつどもえの中にしか残っていないのです。しかしそのみつどもえ分が決定的に不足している今夏。こうなったら単行本を徹底的に復習するしかありません。

みつどもえで夏休みと言えば
 1)丸井家に集まって宿題
 2)市民プール
3)夏祭り
がメジャーなイベントとして浮かんできます。
これは言っても仕方ないですが、惜しまれるのが埼玉に海が無い事。埼玉の人は夏の海はどこに行くのがメジャーなんでしょうか。是非パパには電車を克服して海へ出かけて欲しいと思います。

今年は中止のようですが、「あげお花火大会」があるにも関わらず、花火大会ネタが無いのも意外なところ。花火はどうしても情緒的になり過ぎるので避けているのか。

帰省ネタも無い所を見ると、丸井家は元々上尾の人なのでしょう。おばあちゃんも一度きりの登場ですが、是非またお目にかかりたいものです。丸井家の母の不在に関わって来るので際どいですが、この祖母にしてこの三つ子ありと思わせてくれるおばあちゃんでした。

 楽しみにしていたのが林間学校。鴨橋小学校と関係の囁かれる某小学校では7/21から二泊三日で群馬県片品村で林間学校が予定されています。しかし良く見ると残念ながら5年生の行事のようで、みつどもえ時空では実現がかないません。しかし5年生の時の三つ子は連載開始時のように絶望的に孤立していたのでしょうか。今となっては想像もつきませんね。

個人的にはザリガニ釣り的な話があってもいいなと願っています。みっちゃんの枕でカブトムシを集める話とか。

みつどもえXXX卵性 プレイバック2010

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松岡さんと三女さん
「三女さん、寝ちゃった?」「寝てるよ…」「チャーンス♡」「⁉」ひとはと松岡さんが一夏を同じベッドで過ごしたという奇跡。(iPad2+ArtStudio)

梅雨が明けて猛暑がやって来たようですね。私の住む所もますます日射しが凶暴になり、蒸し暑さも耐え難くなってきました。所違えど夏は夏。乗り切るにはみつどもえ分が必要です。
2010夏のみつどもえと言えば松岡さん来襲しかありません。草次郎パパをげっそりやつれさせ、みっちゃんのブラのサイズを測定し、玄関にこんもり塩を盛ってお肉を5kgつけて帰って行った真夏の台風。そもそもの発端は恒例の墓地キャンプを親に阻止されて家出という傍迷惑そのものでしたが、意外にすんなり受け入れた丸井家。これはひとはが受け入れたからでしょう。松岡さんはひとはを頼ってやって来たと思うのです。チーム杉崎の一員だった松岡さんからすれば杉崎家もアリだと思うのですが、ひとはの方が気持ち的に近くなっているのでしょうね。かと思えば夏祭りでは丸井家ではなくチーム杉崎と一緒にいたりするので、疎遠になった訳では無いようです。
夏の間、あまり描かれなかったのはふたばとの関係。水遊びをしたりそれなりに楽しくやっていたようですが、この二人、人が立ち入れない自分の世界をすでに持っていて絡めにくいのかも。もっとも秋になってから怪談絡みで二人の話はしっかりあります。
という訳で夏の松岡さん2011を待望しつつ。

みつどもえXXX卵性 梅雨明けはまだか

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晴れた!
南の高気圧と一緒に夏が来た!夏は…アバンチュールの季節だよっ!!(断定)

梅雨も末期の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。こちらは国外で梅雨も何も無いはずですが、頻繁に雷雨に見舞われて絶賛魂を共有中です。4月に来てからほぼ毎日晴れていたのでなかなか辛いものがあります。

こういう時はみつどもえで夏分を補給するに限ります。幸い持ってきた11巻はまさに夏真っ盛り。みつどもえで夏を象徴するのはそう、みっちゃん。甘い汗をだくだく分泌して杉ちゃんやカブトムシを誘引します。代謝が盛んなのって素晴らしい。机と結婚したり扇風機を独占したり夏を満喫させてくれます。無駄に露出の多い水着もヒロインの覚悟の見せ所。決して水着の相対的な面積が…という事ではありません。みっちゃんには夏バテという言葉がなさそうなのも頼もしい。

次は松岡さんであるのは間違いない所。11巻では丸井家に乗り込んで連続登場を達成する荒業に出てくれましたが、そうでなくてもお盆といえば松岡さん。墓地キャンプや恐山など夏になると活発化する夏の人。夏の暑さでアタマが緩くなって初めて周囲の世界が松岡さんを受け入れるのかもしれません。そういう意味では常夏の人。

そしてアウトドアなふたば。ザリガニ釣りやドレスアップなど夏と言われて思い出す回はふたば絡みが多いのです。唯一の弱点である足の裏が危機に晒されるのも、アスファルトが夏の太陽に灼かれるこの時期のみ。

あとは夏休みの間一日と欠かさず逢瀬を重ねていた某二人とかが大変に気になったりします。一体何を…ラジオ体操とか?そう言えばラジオ体操も初期に一回出てきただけなのでまたやって欲しいものです。小学生の夏休みには欠かせない。

みつどもえはとにかく季節感を大事にしているので、思い出そうとするだけで夏の話がドバッと脳内に再生されるのが素晴らしいところ。2011年夏のみつどもえが読めることを祈りつつ。

みつどもえXXX卵性 iPadでお絵描き procreate編

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洗眼機と杉ちゃんとみっちゃんと

君達は二人で仲良く一緒に片目ずつ洗ったらいいと思う。いや、是非そうして下さい。
そしてそろそろ杉ちゃんが水中カメラを実戦投入して水中を華麗に舞うみっちゃんを克明に記録する時期ですよね。ダイビング装備バッチリで。

描いていてふと気付きましたが、今ってもしかしてプールの後に目を洗ったりしないのでは。しばらく前に水道水で洗眼する方が粘膜に有害だという記事を読んだ記憶があります。もしや、と思って調べたら腰洗い槽も今は使わないんですね。プールの水の塩素濃度で細菌やウイルスには十分有効なのだとか。そう言えばみつどもえには両方とも出て来ません。色々細かい所が変わっていくのですね。のりお先生が朝日小学生新聞を購読して小学生情報をアップデートするのもなるほど頷けます。

そして今日7月1日はのりお先生のお誕生日ですね。子供学級の単行本で本名・生年月日をがっちりお書きになっていました。おめでとうございます。

今回はiPad2+procreateで描いてみました。描画ソフトはこれで3種類目ですが、これはかなり使いやすいです。自分の様な描き方(線画のみで色無し)では他を寄せ付けない感じです。iPadで絵を描く時、どのツールがカンバス上に出ていてすぐにアクセスできるかがストレス無く絵を描けるための決定要素なのだという事が分かって来ました。メニューが多すぎたり階層が深かったりするとちょっとイライラします。どのツールを必要とするかは人それぞれでしょうから万人に使い易いソフトは無いのかもしれませんが、procreateはツールが最小限に絞られているため初めてでも迷う事無く使いこなせます。作品のサイズが自由に設定できて、投げ縄ツールがあればほぼ言う事無しです。あと、「写真」に書き出した時に白黒反転して表示されて驚きましたが、ブログに貼り付けた物は正常でした。ソフト側の原因であれば改善される事を望みます。
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