Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2011年08月

みつどもえXXX卵性 もうひとつのみつどもえ

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お祭り、金魚すくいにて。
宮ちゃんが気合で掬い上げた大物がポイを破って落下する所を、すかさず吉岡さんががっちりキャッチ。愛の力だ!共同作業だ!(iPad2+procreate)

空がいつの間にか高くなり、秋の気配が忍び寄るのに虚ろな心を満たすみつどもえ分が不足する今日この頃。こんな時こそ更新がされないせいでブックマークの片隅に埋没しそうなのりお先生のブログ「これはひとりごとの範疇なの?」http://blog.livedoor.jp/ageodai2/を再び訪問すべき時。

最新の記事は昨年の正月過ぎのアニメ化記念おまんが。1ページでこれだけおもしろいのはさすがなのですが、クリックしてよく見るとグレイスケールの情報が残っていて生原稿の雰囲気濃厚です。常々みつどもえが生まれる舞台裏を垣間見たくて仕方のない自分には、修正の跡を見るだけで興奮せざるを得ません。横浜の書店での原画展やみつどもえカフェなど別の惑星での出来事だったので尚更です。そして拍手コメントの返信。切れ味良く上手にはぐらかすあたりさすがギャグ漫画家だなあと思いますが、うがった質問、ストレートな質問にも答えていて興味深いものです。あとは吉岡さんと宮下さんのクッキーおまんがやおがちんの身体の一部チョコまんがなど傑作ぞろいです。
そしていつもよりひわい度の高いイラストの数々。単行本の扉絵やPostscript 絵も大変素晴らしいものですが、直接的な表現でなくここまで濃厚なエロスを湛えた絵があって良いものかと思います。どの絵が好きかは人それぞれでしょうが、個人的にはベッドで眉毛を気にする吉岡さんが最高に最高です。着衣の破壊力ですね。身体のラインを表現するのためチェックのパジャマとか時間が止まるレベルです。

そして初期のイラスト。見慣れたみつどもえのキャラクターと少しだけ違った雰囲気のイラストは想像を掻き立てます。そう言う意味でブログ以上に更新の止まっているのりぺぃじhttp://www.geocities.jp/ageodai2/のギャラリーも興味深いものです。6-3の出席簿を持った矢部っちに似た女教師やみつご達の萌芽としか思えないキャラ達。子供学級ともみつどもえ初期とも違う絵柄で、その来歴に思いを巡らせるだけで不思議な気持ちになります。

などとイラスト巡りをしていると、どうしても欲しくなるのが画集。ブログのコメント返信でないと明言されていますが、何とか出して頂けないものかと思い続けています。

みつどもえXXX卵性 パパのお仕事

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書店の成人向小説コーナーにて。
パパを理解するためのひわい小説選びに励む吉岡さんと、チラ見したひわい小説のセキララ描写にドン引きしつつ目が離せなくなった宮下さん。(iPad2+procreate)

6年3組の皆さんの父親の職業は何か。書かれているようで意外にはっきり分かっている家庭は少ないですよね。思いつく限り、分かっているのはひわい小説家…ではなくて絵本作家のじゅんじぃこと吉岡純次パパのみ。しかも娘はその職業を知らないというおまけ付きです。初登場からその職業は長らく謎のままでした。どう見てもカタギに見えないジゴロな雰囲気ながらピュアな絵本作家という落差が魅力です。現在娘の太眉にインスパイアされて誕生したナマコちゃんが大ヒット中です。
他に分かっているのは緒方一郎太巡査。しかし兄です。緒方家の両親はその実在すら謎のまま。緒方家はどう見ても裕福とは程遠い雰囲気です。おがちんがジャンスカの予備を買える日は来るのか。というか一郎太の首は大丈夫なのか。

顔が分かっていて職業不詳の代表はやはり丸井草次郎パパ。比較的ラフな格好で徒歩で仕事に行っている位で具体的な職業を示唆する描写は特に無し。困窮しないまでも娘三人で余裕はなさそう。ひとはの家事能力が丸井家の頼みの綱。娘たちが小さい頃はおばあちゃんが若いパパを助けたのでしょう。その割に同居していないのが不思議です。
そして佐藤家の父まさのぶ。服装・雰囲気的にはホワイトカラーの勤め人的です。妻のあかりママは専業主婦の様なので生活には余裕がありそう。

顔が不明である程度描写があるのは杉ちゃんのパパ。資産家で市長とも仲良しでいながら海外に長期滞在中。貿易会社の社長とかでしょうか。

間違いなくのりお先生の頭の中にはパパ達の顔と職業がしまってあるのでしょうが、一筋縄には明らかにはならないのでしょうね。みつどもえのすごい所は親達の個性までがキッチリ描かれている所ですが、職業まで描き込むと色々キャラクターがのびのびと動く余地も無くなりそうなので、バランスを考えつつ小出しにされているのかな、と思います。しかし草次郎パパ、あなたは一体何者なんだ。どんなに想像を巡らせても絶対斜め上に躱されるんでしょうけど。

みつどもえXXX卵性 毎日がアバンチュール

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スク水でワルツを
プールサイドは淑女の社交場だよっ!!宮ちゃんは長身でスタイルが良いのでエスコート役にぴったり。(iPad2+procreate)

コミケ初日の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。コミケが終わってお盆を過ぎるとツクツクボウシがセミの主役になって、まだ暑いのに夏がぐんぐん終わってしまいますね。晩夏の「終わってしまう」寂寥感は何とも言えないものです。

そんな夏の終わりと言えばコレ。二学期のプールの授業。夏の名残です。9月の半ばまであったでしょうか。そして一夏の経験を級友達と確かめ合う。具体的に言うと201卵性、はじめてのあばんチュウる的な。
後半の宮ちゃんの受難はいつもの事として置いておいて、心に引っ掛かるのは「別に変わりたくなくて変わらないわけじゃないし」という宮ちゃんの言葉。言い換えると「変わりたいと思っているのに変われない」となるでしょうか。宮ちゃんが望む変化とは何か。発露のかたちはどうあれ友情に篤い宮ちゃんが、友人達から距離を置きたいと思うとは考え辛い。家庭環境の描写が皆無な宮ちゃんのプライベートな世界の変化?もし螺旋の様に経験だけを積み上げながら閉じた時間を過ごすみつどもえ時空からの脱出を望んでいるのだとしたら?
などと煮詰まってくるので、そろそろ再開の気配でも漂って来ないかなと鼻をうごめかす日々です。

みつどもえXXX卵性 全然変わらない宮ちゃん

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この二人の「毎日会っていた」の大部分は「一緒に宿題をしていた」、なんだろうなと思うのですが、それはそれで良いものです。授業中爆睡三昧だった宮下さんが宿題がまるで理解不能で瞳から光が消えるのを、サポートする吉岡さん。吉岡さんはソツなく勉強できそうですが、国語の教科書や社会の歴史の教科書に他人には理解不能な相関図が書いてあるに違いない。

夏も折返しに入りましたね。前回に続いてみつどもえの親御さん達について考えてみようと思って唯一持ってきた11巻をめくっていたのですが、「はじめてのあばんチュウる」にあてられてしまい、吉岡さんと宮下さんがスクール水着で踊りはじめたので延期します。吉宮のベクトルの違いが大きいので、かえって色々妄想を刺激される回ですね。とは言え「木曜の相談」の続きは来ないのでしょうか。連載の再開が待たれます。

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