Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2012年01月

みつどもえXXX卵性 混沌の女神ふたば



ひとは小生の大事な妹っス!
変幻自在なふたばですが、私はひとはを「ひと」と呼ぶお姉さん状態のふたばが一番好きです。ほぼ同時に産まれた3人なのだから姉も妹も無いと思うのですが、そう言われて育ってきたらそうなってしまうのでしょう。

みつどもえの主人公は吉岡さんと宮下さん丸井家の三姉妹である事は疑いのないところですが、この三人がもし一人だったらどうでしょうか。優しいのに高飛車で食欲魔人かつ常人離れした身体能力と絵画の才能を持ち、頭脳明晰で家事が得意。これはもはや人を超えた神に近い存在です。

ここで仮に、一人の超人を三等分して足りない部分にやや残念な常人成分で補ったものが丸井三姉妹だと仮定すると、相反した部分を引き継いだのはみつばとひとはでしょう。性格も容姿も正反対に近い二人は反目する事が多く、ケンカしているのは決まってこの二人です。

では残されたふたばはどうか。ふたばは他の二人にほとんど干渉されません。みつばが時々利用しようとしますが、ふたばは自分が面白いと思えば乗りますが、嫌々従ったり希望を聞き入れる事はありません。ふたばは自由です。そしてその自由は、ふたばの使い方を誤れば人の生死に関わる程の力の強さによって担保されています。誰も力ずくでふたばを従わせる事はできないのです。192卵性でふたばと遊ぼうとした宮下さんがふたばに振り回されますが、焦点の合わない時のふたばは糸の切れた凧の様に心のままに振舞ってその事を当然としています。ようやくいつもの面々に巡り合えた宮下さんはまるで砂漠のオアシスに辿り着いた遭難者の様に安堵します。

ふたばは自分の好きな草次郎父としんちゃんに対しては素直に従いますし、千葉氏その他の男子とは対等に付き合っています。おっぱい好きなふたばですが、ひとはが性表現にまで踏み込んで興味を示すのに対してふたばはおっぱいのみに固執しているようです。みつばは比較的関係性を重視しているようです。三つ子のこの分野での違いが何を反映しているのかはちょっと難しくて分からないのですが、はっきり描き分けられているのは確かです。ふたばだけについて言えば、未分化な感じを強く受けます。身体つきから言えば一番成長しているのですが、心の成長が追いついていないというか、まだ原初の段階にあると言うか。

まとまらないのですが、ふたばが受け取ったのは一人の人間の知性や心の部分以外の、太古からヒトが綿々と受け継いできた原始的な生命に宿る混沌なのではないかと思うのです。

図にしてみるとこんな感じではないでしょうか。人間が知覚できる思考や感情は人間を構成するごく一部の要素でしかない事を考えると、ふたばというキャラクターは実は巨大なのではないかと思えてきます。

みつどもえXXX卵性 単行本の4コマはたのしい



177卵性の4コマに描かれなかった加藤さん

女装しんちゃんのあまりのセクシーさに鼻血を噴出して気を失ったSSS隊の3人ですが、単行本の4コマではおがちんのみしかその後が描かれませんでした。これは体重の軽いおがちんのみ別に階下に運ばれ手当を受けたためと考えられます。他の二人ですが、身長が高く動かしにくい加藤さんは現場のしんちゃんベッドに寝かされ、伊藤さんはまさのぶパパのベッドに寝かされたと推測されます。その結果、しんちゃんリコーダーだけでも自我が崩壊するレベルの「歩く嗅神経」の加藤さんはベッドのしんちゃん香に包まれて大変な事になり、伊藤さんはまさのぶ臭でゾンビ化したものの加藤さんを引きずり下ろしてしんちゃんベッドで蘇生した、的な展開があったのではないでしょうか。

みつどもえの単行本には雑誌連載を読んでいてもそれ以上に楽しめる仕掛けがいくつか施されていて、それだけでしばらく楽しめてしまうのですが、大きな楽しみの一つに本編のその後を描いた4コマがあります。元々雑誌でのカラーページ分で生じる奇数ページを吸収するためのおまけだと思うのですが、本編がページ数に対してぎりぎりの内容を詰め込んであるだけに描き切れなかった展開が垣間見えてこれが大変面白く、連載時もカラーページが来る度に単行本の時を想像してワクワクできるレベルです。

手元にある最新3巻の4コマについて登場人物を主にしてちょっとまとめてみました。

9巻
108p 166卵性 吉岡親子3人
125p 168卵性 ふたば 草次郎 矢部

10巻
43p 177卵性 おがちん あかりママ しんちゃん
75p 181卵性 杉崎 みつば 宮下 松岡
133p 188卵性 ふたば しんちゃん ※カラーページなし

11巻
37p 195卵性 ひとは 松岡
69p 199卵性 みつご 龍太
107p 204卵性 みつご

各巻2~3本で、10巻だけカラーページの穴埋めでないものがあります。欲を言えば各話に一本あれば最高ですが、週刊連載を一人でこなしながら手のかかったカラーページや単行本のカバーや扉絵などのカラーを描くのは想像しただけでも大変ですので、この本数でも4コマを新たに描き下ろすのは中々できない事のように思われます。

登場キャラについてはこの3巻を見ただけでもびっくりする位偏りが無く、みつごだけでは無く主要キャラを網羅しています。漏れている準レギュラーは加藤さんと伊藤さんに千葉氏くらいでしょうか。セリフまで手描きでリアルタイム感に溢れているのですが、面白い事に最新11巻の3本だけ枠線が定規で引いた線になっています。この事から単行本作業の際にまとめて描いているのかなと想像します。あくまでカラーページで生じる奇数ページの吸収が目的なので、4コマを着ける話は決まっており、その話の載ったチャンピオンを見返しながらネタを考えておられるのかなと想像したり。

ちなみに現状だと千葉氏に父兄の前でズボンごとパンツを下ろされた海江田先生が単行本の掉尾を飾ったままなので、三十路先生の幸せを願ってやまない自分としては、早々に連載が再開して無事に12巻が出る日を切望しないわけにはいきません。

みつどもえXXX卵性 みつどもえの冬

120113Blog

冬のさっちゃん
さっちゃんと言えば夏。霊的なナニの活動性が低下する冬は、さっちゃんもコタツ生物に退化しがちなのではないでしょうか。第二の我が家となった丸井家で三女さんとくつろぐ至福の時よ。

今まさに冬。NHKの天気予報では冬将軍が春ちゃんを好き放題に蹂躙している季節であります。・・・語弊がありました。季節感が掲載時と一致するみつどもえでも当然冬になっています。単行本をパラパラめくっていると、キャラたちの服の袖が夏に向けて短くなり、また冬に向かって長くなって行くのは見事なものです。こういうのを見ると、みつどもえは原稿をストックしたりせずにライブで描き進められて行ったのだろうなと思います。

作中の上尾には雪が降ります。雪合戦をしたり、尿で雪に名前を刻み込んだりするに足る雪の量です。しかし毎年というわけでもないのが埼玉の雪としてリアルです。実際の積雪と連載時の積雪がリンクしているかにについてはちょっと調べる事ができませんでした。

そして埼玉の冬は寒い。自分はかなり前に隣の市に二年ほど住んだだけですが、山陰人にとってもかなり
堪える寒さでした。晴れた朝に放射冷却でキンキンに冷え込むので見事な霜柱が立ちます。この寒さの中生足を晒して登校する宮下さんやおがちんはツワモノとしか言いようがありません。

そして冬と言えばコタツです。丸井家のコタツは6年3組の社交場と言って差し支えない位人が来ます。4人家族ですが草次郎パパの体型を考慮してか、それとも三つ子の娘たちの成長を見越してか、かなり大きめのコタツが設置されています。夏の食卓と兼用になっているのでしょうか。ちょっとそこまでは分かり兼ねました。丸井家は台所に直結したダイニングのテーブルとリビングの座卓の二箇所を使い分けて食事をするようです。そして杉崎家の巨大コタツ。バーのカウンターよろしくケーキや紅茶を滑らせていたのがローテーブルだったのかコタツだったのか手元にないので分かりませんが、杉ちゃんの自室にはコタツが設置されています。ちなみに吉岡家にはコタツは確認できません。矢部宅にもどうやら無いようです。

今年の上尾の冬は、どうでしょうか。早く春がくる事を読者的にも望みつつ。

みつどもえXXX卵性 あけましておめでとうございます

2012年あけましておめでとうございます!
今年も連載再開を待ちわびながら、だらだらとみつどもえについて記事を更新して行く所存です。
pixivに投稿した年賀絵です。


上尾市鴨橋地区にある古式ゆかしい鴨橋神社の巫女さんの様子であります。紅白の巫女装束はそれだけで正月そのもののめでたさがありますね。宮下さんの持つ破魔矢にはめでたい宮ちゃんマーク入りの絵馬が、吉岡さんの持つお守りは恋愛成就に縁結びと氏子ならずとも手に入れたい逸品です。


こちらは三が日を終わって甘酒に興じる巫女さん二人です。酒粕から作る甘酒には微量のアルコールが含まれるので、飲み過ぎには注意したいものです。

それでは皆様、今年もよろしくお願いします。
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