Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2012年03月

帰国しました

家のネット環境が何とかなるまで記事の更新やコメントへの返事が遅れます。
繋がり次第再開する予定です。
よろしくお願いいたします。

みつどもえXXX卵性 平行世界のみつどもえ



うーん、やはり違和感が…
連載を再開してくれさえしたらブルマだろうがハーフパンツだろうが何でもいい、というのはこの際無しで。

>鴨橋小のブルマ着用は野田校長の意向ですか?のりお先生の意向ですか?
意向もなにもブルマは全国区で愛用されております。
(ブログの拍手コメントに対するのりお先生の見解)

この一文だけでみつどもえをSFと決めつけてしまって良いものでしょうか。ひょっとしてブルマの絶滅した世界に生きる我々が悪しき平行世界の住人なのかもしれません。こうなったらハーフパンツを性的な眼差しで見続けることで価値観の反転を図るしかないのか。

的な一度文章にしたネタを蒸し返すのはやめにしたいのですが、ブルマが滅びなかった世界は、間違いなく今私達が住む世界とは異なった分岐を経て進行する世界である事は間違いの無いところです。

これに類似した重箱の隅やお約束ネタをあえてつついてみると…

1)草次郎パパをいつまでも職務質問し続ける警察
あれだけ事情を聞かれたら逆に地域の警察と顔馴染みになっていそうな気がします。人相的に目立つのなら尚の事。ひょっとして警察官の異動が激しいのか。もしくは草次郎が「公安にマークされる」系のあやしい立場なのか。

2)鴨橋小学校の校則はどうなっているのか
菓子・携帯電話・マンガの持ち込みが日常化しているようですが、今はこれが普通なのか。見つかったら親が学校に呼ばれるレベルのような気がするのは自分が古いのか。現役小学生から見てこの状態はどうなのかお聞きしてみたいところ。みんないい子なので学級は崩壊しないでしょう。みつばと杉ちゃんがイチャコラするために必要だというのはもちろん承知の上です。

3)みっちゃんが意外と太らない
あれだけ昼夜問わず食べ続けたらもっと悲惨な事になっても良さそうですが、絶妙なラインで体型を維持し続けるみっちゃん。基礎代謝レベルが高いのか。汗かきだし。

もっとあるような気がしましたが、意外に思いつきませんね。もちろんふたばの怪力や時間軸は最初からの大きな設定なので除外です。やはりリアリティが作品を支えているのだなあと実感。

みつどもえXXX卵性 みつどもえ時空の特異点



6年生三学期の「終業式」
「宮ちゃん、4月からはいよいよ6年生だねっ!」「ああ・・・あれ?えっ!?」

たまごまごさんによって世に知られるようになった「みつどもえ時空」。一見無限にループするサザエさん時空に類似しながら、キャラクターは記憶と経験を積み重ね、閉じた時間の中で成長をとげて行きます。みつどもえのキャラクター達が過ごすのは、6年生の一年間です。あたかもらせんの様に流れて行く時間ですが、乗り越えなくてはならない特異点とも言うべき時点があります。

それは本来訪れるべき卒業式と、その後から次の6年生の始業式に繋がる少しの時間。卒業しないのであれば、やって来るのは必然的に「終業式」となり、春休みの中のある時点で時間は振り出しに戻り、6年生の一年間が始まります。

卒業がやって来ない事は予め織り込まれています。セレブな杉ちゃんは中学校は私立に行くのでしょうから、受験勉強をしていても良さそうです。塾で勉強漬けになっているはずのしんちゃん然り。しかし、みつどもえ本編からは別離の気配は消し去られ、私達は安心してみつどもえを読む事が出来てきました。

pixiv等の二次創作で卒業を取り上げる人はいるにはいますが、やはり読者にとって卒業は「忌み言葉」に近いものがあると思います。世界の終焉を意味するからです。しかし雑誌掲載時点の月日とシンクロするみつどもえは、連載が続く限り3月の終わりを通過して無事に4月にたどり着かなくてはなりません。

読者でい続ける事は卒業式がやって来ない事を受け入れる事にもなるので、代わりにやって来るのは6年生三学期の「終業式」になります。この現実世界にない日が本編で描かれることは絶対に無いので、この日と6年生→6年生の春休みは読者の最大限の妄想が許される白紙の日々と言うことになるのではないでしょうか。

みつどもえXXX卵性 ホワイトデー



男どもめ…
3/14に備えてバレンタインデーにたっぷり撒き餌をまいておいたのに、海江田先生の机の上に戻って来たのは愛の告白ではなくて酒ビンの山。今晩は矢部先生を付き合わせようかしら…

バレンタインデーの形は国それぞれだよねっ!!と言う事で、日本のバレンタインは女性から男性へのチョコ、または友チョコに偽装した形での百合チョコがメインになってしまったため、お返しの日が設定されています。ちゃんと一ヶ月ほど熟慮の期間が設けられているあたりに単なる商業主義を超えた親切心を感じるわけですが、 みつどもえの世界でもこの日は決して軽んじられていません。

ホワイトデー回と言えば屈指の傑作である杉ちゃんへのお返し回があります。自称セレブで勝気な杉ちゃんの内面の脆さと、それを支える吉岡さんと宮下さんの温かい友情、そして無意味に百合エロい松岡さんを描き切っていました。のりお先生的にもお気に入りの回だそうですね。しかもブログでのおまんがでクッキー焼きに興じる吉宮まで補完されている充実ぶりでした。

作中でバレンタインデーの渦の中心にいるのはイケメン野郎のしんちゃんですが、おそらく長い戦いの末チョコはおおっぴらに返却または廃棄する戦術に出ているため、ホワイトデーに胸をときめかせる人はいないようです。多分ふたばには返すと思うのですが、肝心のふたばが父へのチョコの残りの犬の◯状の何かしかくれなかったりするので、結局返せないのではないでしょうか。愛とはままならぬものです。

矢部っちももらっていましたが、クラスの生徒に個人的に何かを渡すと言うのは教師的に良くなさそうなので、お返しはしていないでしょうし期待もされていなさそうです。チョコに添えられた手紙の各キャラの手書き文字の書き分けは今思い出しても素晴らしいものです。(ブログに書くのは多分3度め)

という感じで現実世界同様バレンタインデーほどは盛り上がらないみつどもえ内でのホワイトデーですが、個人的にはドロドロに甘い杉ちゃんとみっちゃんのバレンタイン/ホワイトデーネタを妄想しながら連載の復活を待ちたいと思います。

みつどもえXXX卵性 今日は楽しいひなまつり



お内裏さまと…
宮ちゃんの髪で遊ぼうシリーズ。後ろ髪をほどいて立てて、プラスチックの定規を持たせてお内裏さま。あたしで遊ぶな!と怒りそうですが、宮ちゃんの髪の量はクラス随一なので遊び甲斐がありそう。

絵を描いた勢いでお題を設定してみたのですが、みつどもえのひな祭りは杉ちゃんの家で甘酒をだぼだぼこぼした時くらいしかなかった様な。残念ながら手元の3冊には含まれていないのですが、吉岡さんの叫び声がちょっとおかしかったですよね?キィァアみたいな。普通にキャアキャアとしたかったのだろうと思うのですが。オチの腹痛プレイがひどかった(みつどもえ的な意味で)。

小学生女子がメインのマンガゆえ、ひな祭りはもう少し取り上げられてもいい気もしますが、行事の内容がどうにもドラマ性に欠けるのでお話にするのが難しそう。普通の家庭だと並べておく場所にも事欠きますしね。

草次郎パパは女の子の三つ子が生まれた時はおひな様どうしよう…と頭を抱えたのではないでしょうか。普通は家庭にひとセットなのでしょうけど。杉ちゃんの家では杉ちゃん誕生と同時にデラックス1/1ひな人形セットを即オーダーし、夜ぼんぼりの明かりにゆらめく巨大ひな人形を見た龍ちゃんがトラウマを持っちゃうとか。言うなれば現代の兵馬俑。吉岡家では沙枝子ママが見た目イマイチなオーガニック菱餅を作っていそう。おがちん家では一郎太のお内裏さまとおがちんひなが飾ってありそうで怖い。しかし家族の形はどうあれ、女の子の幸せをそれぞれ祈っていそうです。

男としてはこの謎の女の子祭りをみつどもえという装置を通して見てみたいという気持ちはあります。そろそろ休載一年が近付いて来て心が穏やかではありません。
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