Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2012年07月

みつどもえ229卵性 私はまともだよっ/お友達だもんね

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三女さんっ!全身経文ふきふきしよっ!

「看護婦さんにアルコール綿を貰ってきたから全身くまなく綺麗にしようねっ!!大丈夫!油性マジックも綺麗に落ちるから!経験者の言う事は聞いておくものよ♡」・・・二重三重の屈辱に震える三女さん。


夏真っ盛りです。連日の猛暑日の熱量を吸収・蓄積してどんどんおかしくなっていく6年3組の夏の人と言えば松岡さん。みつどもえの夏は松岡さん無くしては語れません。

さて、二本立ての229卵性はひとはにとっての原点とも言える松岡さんと全身経文回です。全身経文と言えば、松岡さんとのなれそめのプールだったり、熱で倒れた矢部っちに施された物が転写されたりとひとはにとって厄以外の何物でもありませんが、連載復活後もひとはを捉えて離しません。


豪華二本立ての二本目は、折り鶴にまたがるひとはさんでスタート。すっごくいい表情をしていますね。そしてもっといい表情をしているのがヨダレを垂らしながら狂喜乱舞する松岡さん。天に昇っています。サスペンダーが外れてぶらぶらしているのがやたら色っぽいのですが、これはどういう意味があるんでしょうか。スカートを留めているのだと思うのですが・・・。


喜びの元は一枚のポラロイド写真。半眼ひとはとウザイまでに決めた宮下さんのツーショットの背後に青白い手が。心霊写真はポラロイドに限る、という松岡さんの主張の賜物でしょうか。常識人として心霊うんぬんにうんざりしているのか、よせばいいのに3階外壁のわずかな出っ張りに人が立っていたからだと主張してしまう宮下さん。怪を否定したいがために不可能を持ち出してしまうその愚は心情的に分からなくもありませんが、理解不能vs理解不能の不毛な戦いを引き起こしてしまいます。そこに「立てない」事を証明するためにそこに立とうとする松岡さん。多分引き留める間もない敏速な行動だったのでしょう。あっけに取られている間に松岡さんの手は窓枠から消え、衝撃音が。


慌てて窓に駆け寄る宮下吉岡三女の三人ににこやかに立てない事を報告する松岡さん。ほっと胸をなで下ろす間もなく広がる血だまり。松岡さんのこの自説の検証にかける情熱は、その方向が正しければ将来例えば何かの科学的発見に結びつくかもしれませんが、決して生かされる事は無さそうでつくづく残念です。


頭を打ったものの、とりあえずの無事が確認され入院した松岡さん。「久方ぶりの凶(狂?)気を肌で感じましたね」という傍観しているような文学的なような台詞回しが三女さんらしくていいのですが、感想を述べている間も無く、友人代表として入院見舞いの取りまとめをさせられる羽目に陥ります。いつもつるんでいるチーム杉崎あたりから攻めていけばいいものを、日頃の交渉の乏しいモブの皆さんの間をうろうろして恐怖を煽ってますますハードルを上げてしまう戦術ミスをしてしまう三女さん。妥協の挙げ句、色紙を放置して勝手に書かせる作戦に出ますが、肝心な「松岡さんへの」を忘れたために色紙が個人的な願い事で埋められただけで無く、自分が「まともではない」と思われている事まで露呈してぐったりさせられます。何も書かなくても松岡さんのためのものだと分かるだろう、という思い込みは松岡さんへの気持ちの大きさ故だったんでしょうか。


色紙がとにかく良くて、どれもニヤニヤさせられるのですが、中でもみっちゃんと杉ちゃんの「てした100にん。丸井みつば」「←みつばが社会的信用を失いますように 杉崎みく」「おかしのおうちにすむ。丸井みつば」「←みつばの存在が抹消されますように 杉崎みく」「げぼく100にん。丸井みつば」「←みつばが社会的に抹殺されますように 杉崎みく」が最高でした。いちいち記名する杉ちゃんの律儀さがいい。「佐藤君と結~~~」になって、結婚と書くのを阻止されているのはSSS隊内部の抗争か、それとも外部の人間の横恋慕を粉砕した痕跡か。


疲れ果てて黒板の下で眠り込むひとは。「せん何とか」という骨を折ってくれという極めて意味不明かつ危険な解釈のもと、ひとはをひしごうとして気絶させてしまうふたば。そして寄せ書きと気絶したひとはを見て、内なる一休さんが答えを出してしまったみつば。もはやひとはには全身経文ならぬ全身寄せ書きの台紙としての命運が定まってしまったのでした。


一つ疑問に思ったのは、ひとはと矢部っちは病院にどうやって行ったのかと言う事。全身にマジックで落書きされた小学生を連れて歩く教師が目撃されたら大問題ですよね。一郎太ならずとも即射○されてもおかしくない。かと言ってこれまで矢部っちが車に乗っていた様子もありません。ひとはにカーディガンを犯人被りさせてタクシーで病院まで連行したのでしょうか。謎です。それを言うなら松岡さんの1巻での全身経文も、登校前の親の目と登校中の周囲の目はどうなっていたのか凄く気になります。とにかく全身経文は危険なファンタジーなのです。


とりあえず松岡さんが入院してしまったので、今年の丸井家キャンプはなさそうですね。今回頭を打った松岡さんの精神にどの様な変容が見られるのでしょうか。アルコールを一気飲みした時のようにまともになってしまうのか。楽しみです。

みつどもえ228卵性 はいてないものは描けないよ/綺麗な土下座だな

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土下座カメラマン

杉ちゃん「私がみつばに土下座!?馬鹿ね!超ローアングルから広角レンズでめいっぱいの接写をしただけに決まっているじゃない!!

そう、土下座は一瞬。写真は永遠。


待ちに待ったこの時がついにやって来ました。この手でチャンピオンをめくり、この目でみつどもえの復活を見る日が来ようとは。棚のチャンピオンに手を伸ばす時に震えなかった人がいるでしょうか。しかしこれが現実である証拠に表紙に三つ子とみつどもえの文字が。そして表紙の新作の三つ子は何一つ変わっていないように見えます。


復活第一作はセンターカラーです。このぶち抜きの見開きカラーを見よ!素晴らしいとしか言いようがありません。揃ってバケツを持って廊下に立たされる三つ子とチーム杉崎+矢部っち。このみっちゃんにテヘペロと言われたら許さざるを得ませんね。個人的には爆睡中の宮下さんを必死で起こす吉岡さんに渇ききっていた魂が救済されました。慈雨です慈雨。あと杉ちゃんのケータイがついにスマホに。ちなみにカメラの位置はiPhoneと同じです。
1P目はこの状態に至るまでの過程が描かれていますが、ひとはを含めた全員が寝癖とは珍しい。丸井家の朝食シーンはよく出てくるのですが、三つ子の朝の身支度はそう言えば今まで見た事がありませんでした。女の子が三人だと押し合いへし合いで大変な事になりそうですね。


さて、白黒ページはがらっと話が変わります。算数の時間。永久機関のように消しゴムが天井→みっちゃん頭→ふたばキャッチ→天井・・・と輪廻を繰り返しております。ピンポイントにみっちゃんの頭部の同じ所に着地を続ける消しゴムにふたばの天才を感じます。コースが読めちゃってるんですね。将来の職業にビリヤードのプロも加えても良さそうです。さすがに耐えかねて席を移ろうとするみっちゃんをローアングルから狙う杉ちゃんの一眼レフ。慌てて座り直しますが、そもそも杉ちゃんに後ろを取られた時点で既に一日数百枚単位で撮影されている気もします。ふたばの目的は蛍光灯に引っかかったパンツ絵紙飛行機の回収でした。


誰のパンツかと色めき立つSSS隊。伊藤さんの「はいてないものは描けないよ」はおがちん関連では屈指の名台詞でしょう。ちゃんと「※緒方さんは「53卵性」以降ノーパンです。」という親切な注釈まで入っております。どうやらふたばは天井を振動させて紙飛行機を落とすつもりだったようで、長い蛍光灯を倒して爆発させた自分から見ても正しい方針のように思えます。破片が飛び散って大惨事になりますね。そしてコースを再計算するふたば。見事矢部っち横の黒板にバウンドさせて紙飛行機直撃に成功。今回のふたばはサヴァンモードのようです。しかしじっと我慢して注意に留めてきた矢部っちがここで静かに切れて外へ。頼りなさそうでいながらずっと温厚さを保ってきた矢部っちの今まで無かった行動に6年3組は狼狽します。


いなくなって初めて分かった矢部っちの存在の大きさ。何だかんだと慕われていた矢部っち。対策が早速話し合われます。謝りに行こうと口火を切るのは吉岡さん。ここぞとばかりにふたばに擦り付けるおがちんとそれをさらにしんちゃんに転嫁する千葉氏。このカオスにびしっと物を言うみっちゃんは何か変な物でも食べたかのような正論ぶり。しかしその実態は大土下座大会。土下座ですよ土下座。しばらく前土下座マンガが話題になっていたような気もしますね。読んでいないので何とも言いがたいのが残念ですが。


土下座するクラスを睥睨するみつば様の目に止まったのは6-3男子の至宝、千葉氏の帽子頭。その素頭はクラスメートでさえ謎のままです。さっそく帽子を脱げと言われて素直に脱ぐかと見せて垂直に頭を落として服でカバーする千葉氏。そこにのこのこ誘引されてきたみつばに炸裂する新秘技「土下座返し」!どこまでも漢な千葉氏は素頭を守り抜いたばかりかみっちゃんのぱんつを大公開する倍返し。先ほどまでのみつば様から打って変わって打ちのめされ倒れ伏す後ろから、杉ちゃんのシャッター音が追い打ちをかけるようにして無情に響きます。


そこに紙飛行機を手に戻ってきた矢部っち。あれほど心配したのに、いつもの矢部っちのように見えます。しかし前後の描写から相当怒りのボルテージが上がっていた様ではあるので、外に出て頭を冷やしついでに取ってきたのかもしれません。ここでケロッとして帰ってこれるのが矢部っちの器の大きさとも言えます。海江田先生なら絶対許していないでしょう。三十路だけに。


矢部っちの土下座で終わるんですが、ここのあおりも「謝男王(シャーマンキング)」。のりお先生復活の裏に板垣先生の存在があったと言う事なんでしょうか。それはともかく、今回の「土下座」はのりお先生からの読者への気持ちなんでしょうね。


あと冒頭のカラーはみんな涼しそうな格好なんですが、モノクロページはみんな長袖なのが気になりました。これまでも作中の季節と実際の季節がリンクしていた事から、この部分はもっと早い季節、おそらくは春頃に描かれていたのではないかと思われます。229卵性は夏かな。とにかく密度の濃い画面構成で、ブランクを全く感じさせない、のりお先生の意気込みがビシバシ伝わってくる再開第1作でした。

228卵性が濃密すぎたので、229卵性はちょっとしてから感想を書きたいと思います。

【スマイルプリキュア】今週のれいかさん妖精となおさん

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予告の果てに

次回予告に濃密に漂うNISSAN香に本能的な危機を感じたれいかファンは多いと思います。しかしABCの予告によれば、なおさんとれいかさんは仲睦まじくかき氷屋を営むとのこと。一安心ですね。やれやれ。

 さて、劇的な最終回の後のエピローグ・・・ではなく仕切り直しの今回。メルヘンランドは巨大な女王様と無数の小さき妖精だけで成り立つ世界である事が発覚しました。
あの世界の妖精達は絵本の世界をひたすらなぞりながら生きているのでしょうか。まだバッドエンド王国の方が人間くさい世界だったなんて・・・。つくづく「正しい世界」を描くのは難しいものだと思わされます。

それはともかく、妖精化した5人は可愛かったですね。しかしここにも語尾に名前を許されたみゆきさんやよいさんアンドなおさんの3人と、いつもの口癖しか許されなかったあかねさんれいかさんの2人という謎の格差が。みゆきさんが勝手に決めるし。あえてリーダーを立てるあかねさんとれいかさんの大人ぶりが光っていました。

やはりと言うか何と言うか、かすり傷一つ負わずに生きていた三幹部+1の皆様。ほっとしますね。きっと光と影のようにお互いを必要とする世界なんでしょうね。悪い何かを倒さないとハッピーエンドには辿り着けないわけで。しかしスーパーアカンベェにデコルを二つ使うと今度はプリキュア側がどんどん集めてしまうのではないか。そしてピエーロ様メーター(仮称)はマジョリーナさんの手作りのような気がしてきました。

そろそろバンクではないプリンセスモードの皆様が見れる事を期待しつつ、来週の放映スキップに備えたいと思います。 

みつどもえ228(-1)卵性 「おまたせ〜連載再開♡」ですってよ奥様!!

120718blog

6年3組大掃除
何しろ1年半近く使われていなかった教室なので、今頃掃除でてんてこ舞いだと思うのです。すぐに夏休みに入ってしまうにしても・・・。

2011年19号の227卵性掲載から1年3ヶ月。長きに渡った沈黙の時は終わり、ついにみつどもえが還ってきます。今までもネットに連載再開の噂が頻繁に流されその度に心をかき乱されてきましたが、今回ついにチャンピオンに予告が載りました。疑心暗鬼の日々はもう終わりです。

来週号にみつどもえが 載っている事を自分の目で確かめるまで安心できないのですが、長かった連載中断が公式に終わるという編集部の宣言は文字通り受け取ってもいいのだろうと思います。連載中断に至った経緯など気に掛かる事はありますが、今は無事に連載が再スタートする所を見届けたい一心です。

来週号は季節的にも夏休みの話を予想していますが、一体どんな話で来るのでしょうか。何しろセンターカラーかつ二本立てですので楽しみ過ぎます。何事も無かったかのようにストーリーを再開してくれればいいなと思います。

今後は時折休みを挟みながらでも緩やかに長く連載が続く事を願ってやみません。今回の連載再開のネットでの取り上げられ方を見て、みつどもえを心待ちにしている人がいかに多いかを実感しました。正直幸せすぎてまだ現実感がありません。指折り数えて来週の木曜日を待ちたいと思います。

【スマイルプリキュア】今週のプリンセスれいかさん

54-086 午後)
こ・・・この髪型・・・すごく肩が凝ります・・・
手にある棒状の物体ではしたなくも
思わず肩を叩いてしまうれいかさん。
プリンセスという名とは裏腹に一人突出してワイルドな髪型になったれいかさん。正直に言って素のままが一番プリンセスなので明後日の方向に進化せざるを得ない星の下に生まれたれいかさん。今後ライオンのように雄々しく髪を振り乱して戦うれいかさんが見られるなんて素晴らしい。今回一部だけ描いてみて思ったんですが、この衣装はすでにロボットアニメのロボット並みのディティールの塊ですね。これが画面狭しと駆け回らせる作画の方って本当に凄い。 

 さて、素晴らしい最終回でしたね。

と言ってしまいたくなる回でした。三幹部+1+1との死闘、遂に復活を遂げたピエーロ様。良かった点は全てのシーンでしたのでもはや挙げる意味すらない30分。自分が今劇場で映画のクライマックスを見ているんじゃないかと錯覚するくらいの濃密な映像とストーリーをまともに受けてクラクラです。

おや、と思ったのは女王様の声が島本須美さんだったという事。途中みゆきさんがカリオストロの城のルパンばりの斜面大疾走と大ジャンプを見せてくれますが、女王様がクラリスだからか!! 東映動画の大先輩である宮崎監督へのオマージュだったんでしょうか。

敵方を一掃してしまった今回ですが、みなさんそれぞれいいキャラなのでそのまま復活してくれる事を期待しています。絵本の中のキャラクターですしね。マジョリーナさんも時々若返ったり、若返りすぎてプリキュア達の年齢まで達してくれたりするって信じてます。 

来週の予告もアレですが、今後の展開が全く読めなくなってまさに第二部スタートですね。楽しみです。
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