Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2012年09月

みつどもえ12巻 私あなたの事何も知らないわ/ぜんっぜん覚えてない!!

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辛辣な海江田さん
たとえあの場面で何人かとのデートに応じていたとしても、最終的に何も変わらなかったのではないでしょうか・・・。海江田さん基準をクリアできる男子高校生なんて間違いなくいないです。相馬くんだって絶対無理。「趣味・特技・親の年収」って高校時代から婚活ですか海江田先生・・・!

みつどもえの巻末を飾る今昔物語。登場キャラの馴れ初めや在りし日の姿を垣間見せてくれる貴重な番外編ですが、12巻は三十路こと海江田先生。題して「三十路大昔物語」!大昔です大昔。高校2年、17歳と仮定して計算しておそらくは12年前、6年3組のみんながこの世に誕生する前のこと。男どもが広末で盛り上がっているので90年代後半~2000年くらいでしょうか。

今は来年に大台を迎え、西の合コン東の婚活パーティーに奔走する海江田先生ですが、高校生の頃はさながら誘蛾灯のごとく男子を集める超モテ期を過ごしていたという衝撃の事実。 しかもフラフラと集まってきた男子にわざわざ高圧電流を食らわせて追い払っていたのです。今でも十分美人な海江田先生ですが、さすがに高校生時代もハイレベル。学年一的なポジションだった模様です。

しかし、群れ寄る男に対しては①よく知らない②知り合う期間を設ける気は無い③ゆえに却下、のとりつく島無き閉鎖回路の自己循環で、本人がいくら「彼氏が欲しくないわけじゃない」とのたまってもこれは無理。さすがにこれでは現状を打破できないと、気が合いそうな男どもをキープする「男牧場」の創設を決意する傍目にはエグい海江田さんですが、本人は大まじめです。男女間の友情的関係そのものを否定する立場上、外部からの徹底的な監視によって当該男子のプロファイリングをすることに。その結果「ストーキングクイーン」の称号を勝ち得てしまい、気付けば男津波もはるか沖合に去って行った・・・という悲しい物語。

そんな海江田先生ですが、同性の友人には恵まれているんですよね。11巻の「親切な海江田さん 」にも出てくる3人の友人と今回の髪の色の薄い人など。だから決して人と交われない訳ではないのです。そんな親友達も一人また一人と結婚していき、ついに残った自分一人。コンビニ弁当と氷結の缶がもの凄いリアリズムです。

そんな海江田先生が男に対して発しているこのオーラは何か。高校生時代や一コマの中に描かれた大学・新任教師時代から現在に至るまで、一貫しているのは完璧主義と妥協の無さ。相手が自分に全てを捧げることを求める、あるいは完璧な人生のプランを既に立ててしまって、そこにぴったりはまる最後のピースとしての相手を探し続けているのか。男からすると失禁するくらい怖い相手としか言いようがありません。

今こうして20代最後の年を、ぐるぐる螺旋を描く世界で小学生をライバル視しながらそれなりに充足して生きている時間は、海江田先生にとってはある意味幸せなのかも。この螺旋がほどけて30歳になり、男を狩人として追わなくなった瞬間にふとした出会いがあるんじゃないかという気がします。でもそれが海江田先生を幸せにするのかは本人にしか分かりません・・・。とりあえず矢部っちがスコープから外れていることは十分理解できた大昔物語でした。

【スマイルプリキュア】今週のうつろなれいかさんとうつろななおさん【第32話】

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一富士・二なお・三掛け軸
れいかさんのバッドエンド空間に必要な三要素。このどれか一つでも欠くとれいかさんは直ちに覚醒してしまうのだ!!なおさんはおいしいものと走り回るスペースが無尽蔵にありさえすれば、永遠にバッドエンド空間にいられると思われます。

前回ジョーカーさんの掟破りの変身解除後の急襲により怠け玉に飲み込まれてしまった4人。 みゆきさんは主人公としてみんなを救いに自ら玉の中へ。玉の中はけだるい空気に満ちた学校、そしていきなり出現する遊園地。5人まとめて飲み込んだ時点でこの怠惰な世界が最大公約数的な中途半端なものになってしまっていてちょっと残念。みゆきさんなら絵本の世界、あかねさんなら小麦粉に満ちた世界、やよいさんは太陽マンの世界、なおさんなら草原と食料、れいかさんは前述の通りとそれぞれが望む世界は5者5様であるはずなのです。さすがのジョーカーさんもそこまでは面倒が見切れないでしょうが・・・。4人を吸い込んだ時点でさっさとバッドエンド王国に逃げ戻って籠城したりしないジョーカーさんは実に大人。

みゆきさんが久しぶりに主人公ばりばりな所を見せてくれました。正気に戻ったれいかさんとなおさんがばしっと揃って登場する所も素晴らしかったですね。そして来週は太秦で時代劇!れいかさんの姫様姿が今から楽しみです。

みつどもえ234卵性 実に残念だよ・・・/悲しい調べ方ね・・・・・・・・・

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いつの日にか・・・

みつばの頭の上に偽装では無い胸を置いてやろう。そう心に誓う杉ちゃんであった。


233卵性を読んでいてそこはかと無い違和感を感じられた方も多かった事でしょう。あるべきでは無いものがそこにある。そう、杉ちゃんの胸、大平原の小さな胸がなだらかな丘陵地帯に!ひょっとして長い休載期間中に育ったのかと思って見直すと、前日の杉ちゃんはいつもの見慣れた杉ちゃん(z=0)です。この一日で一体何が !?


二話目の234卵性は水泳後の更衣室で始まります。233卵性の続きかとも思いましたが、水泳大会の後に「今日のプールも・・・」とは言わない気もしますので、ここはちょっと不明です。なぜか大はしゃぎで着替えをする杉ちゃん。吉岡さんと宮下さんも一緒です。吉岡さんに上機嫌を指摘されても浮かれたままの杉ちゃん。しかし巻きタオルの中で水着を脱いだ時、鈍く湿った二つの落下音が杉ちゃんの気持ちを暗転させます。足元に無残に晒された、円丘状の水を含んだスポンジ様(推測)の何か・・・。それを拾った吉岡さんは元々豊かなる山脈なので、それが何かまるで想像外であるという、杉ちゃんにとっておそらく救いでありまた屈辱でもある複雑な状況。とっさに水分補給用のスポンジと偽る杉ちゃんの背中に突き刺さる、最も知られたくなかったみっちゃんの視線。しかし天使たるみっちゃんは杉ちゃんの言葉をそのままに取ってくれるのでした。しかし何事も見逃さない一対の目が全てを捉えていたことが悲劇を招きます。ところでパッドを拾い上げた3コマ目の吉岡さんがとてもいいですね。次のコマで巻きタオル着用だって分かっているんですけれど。宮下さんも髪を下ろしていて個人的には天国です。


そして日曜・杉崎邸のプール。いつもながらチャレンジングな水着のみっちゃんがぶち抜きで登場します。素晴らしい。みっちゃんの「私にくれないかしら」に宮ちゃんが「杉ママなら本当にくれそう」と返していますが、本当に無条件でくれそうなのが麻里奈ママ。杉ママって呼ばれているんですね。ここまで公然とみっちゃん好きが知れているのなら、みっちゃんが杉崎の子になっても誰も意外に思わないのではないか。


プールサイドでキャッキャウフフの三人をよそに、居間ではひとはによる杉ちゃんの異端審問が始まっていました。平面同盟を結びながら胸部を偽装した重大な信義違反を糾弾するひとは。札束ならぬ胸バッドで頬をはたかれる屈辱を受ける杉ちゃん。胸絡みではひとはに親友指定される杉ちゃんですが、確かにこの二人はよく釣り合います。ひとはの怒りに対し気前よく提供される押し入れ一杯のパッド。なぜこんなにたくさんあるかについてはブルジョワだからとしか言いようがありませんが、サイズや素材などフィッティングを繰り返していった結果溜まってしまったのではないかと思われます。そして一対のパッドがテープの力を借りてひとはの胸にインストールされます。テープを必要としない杉ちゃん>ひとはのようで・・・。いきなり出現した未知の感覚に昂ぶるひとはは全てを許せる境地にまで達します。「心の絆創膏なのよ」のコマに満ちるウムウムウム・・・に笑いながらも、そこに横たわる二人のあまりの深刻さに粛然となります。今回のセリフの切れはただ事ではありません。


みっちゃんに対抗したとしか思えない杉ちゃんの痴女水着をいぶかしがるひとは。この布の面積では明らかにパッドが丸わかりです。しかし見よ、ここからがブルジョワの本領発揮。何とハリウッドの特殊メイクで胸を大盛りに!「じゃあん♪」が泣かせます。そしてあっという間に縮小するひとはの広い心。折り悪く龍太が入ってきて事態は一気にカオスへ。乳首のない姉に衝撃を受ける龍太。確かにこれはキモイ。しかも精一杯盛ったはずの胸が子供認定を受けてさらに傷つく姉・みく。しかしこれ以上盛ると現実感を余りに欠いてしまいそうではあり、ハリウッド的な最大限がこうだったのでしょう。このピンチは「大人になると乳首を出し入れ自在になる」というみっちゃんレベルなその場しのぎで何とか切り抜ける杉ちゃんですが・・・。


乳首は別料金とのことで、肝心な所を節約して画竜点睛を欠いてしまった杉ちゃんに脱力気味のひとはですが、その質感は認めざるを得ません・・・。比較の対象が自分のほっぺという所が実にひとはです。感触を確かめているその瞬間に、出てこない二人を気にして入ってきたみっちゃんと吉岡さん。偽装胸であってもなくてもこれは説明のしようがない。しかも乳首がないという二重のピンチ。さすがに乳首の出し入れでは誤魔化せない相手に、ひとはの手でかろうじて偽装胸を隠す杉ちゃんですが、確かにこれは百合を超えたガチな何かにしか見えません。少年誌ギリギリのシチュエーションを龍太の「大人の女」でダメ押しです。「愛の形はひとそれぞれだよねっ」がのど元まで出ている吉岡さんとどん引きしている宮下さん。みっちゃんの「変態総本山」にはどんな感情が込められているのか・・・。


この膠着しきった状況の中で、「大人の女」のリトラクタブル乳首を学習したばかりの龍太は、早速ひとはがどうなっているかを確認しようとします。出し入れ可能は真実か否か。科学的思考の芽生えですね。龍ちゃん賢い。暴露されたのはテープ止めされた偽装胸部。この場がどう収まったのかは想像するしかありませんが、杉ちゃんもひとはも等しく傷を負ったのではないでしょうか。


というわけで渾身の二本立て、ネタも切れも最高でした。来月も二本立ての模様で楽しみです。来週は単行本関係で残してしまった感想を書きたいと思います。

【スマイルプリキュア】来週のれいかさんとなおさん【第31話】

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永遠の8:40(れいかさんの怠け玉空間)

ナントカ目の次回予告が全部持って行った感が無きにしも非ず・・・。れいかさんの怠け玉空間は現実より厳しい世界でひたすら「道」を究めているのではと思いましたが、なおさんと二人きりのラブラブ空間でもいいかと考え直しました。4人まとめて放り込むとカオスになってあの空間が破綻しそうなので、ジョーカーさんはせめて
暖色と寒色に分けて二人一玉で丁寧に仕事をして頂きたかった。

最後のおもちゃアイテムがついに登場しましたね。せっかくの島本須美さん声なので、「おじさまー!!」とか「何て立派な王蟲」とかのセリフもこっそり入れるといいと思いました。この辺のアイテムは実際の購買対象層の意見も聞いて作っているんじゃないかと思いますが、もう少し長く愛用できるデザインってないのかなと思います。プリキュア達の練りに練った造形に見合っていない印象・・・。

これからおなじみになりそうな黒っ鼻は能力の割にデコル一つな所が経済的です。残り話数的にも勘定が合いそう。しかし三幹部さんもエンジョイし尽くした夏の分、これから厳しい戦いを強いられそうでなかなか辛い展開が予想されます。今までが「やれ!アカンベェ!」を叫ぶだけに近かったので、3週ごととは言え肉弾戦で疲弊しそう。対するジョーカーさんもそろそろ本領発揮といった所でしょうか。三幹部の締め上げだけでなく変身解除後に不意打ちとかなかなか頑張っています。 

今回はあまりみなさんの個性が発揮しにくい展開でした。強いて挙げるなら6等分クッキーをもぐもぐするれいかさんとなおさんが光っていたと思います。 

みつどもえ233卵性 些細なプライド!! / 私の目玉はデリケートなんだよ

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じゃ、あたしは戻るぞっ☆

あわわわわ・・・。
よ、吉岡さんがプールを見学してる・・・めっちゃ見学してるよ・・・。
宮下さんのさり気ないフォローとかもあるよねきっと。

騒がしく・・・なるに決まってるじゃないの!!あんた童(以下略
移籍したかと思ったら直ちに表紙に電撃乱入です。花山さんが学校の中庭の銅像レベルでみつごに好き放題いじられている驚きの表紙。ここまでのコラボって珍しいのでは。花山さんにあわせてのりお先生が描いたんですよね、これ。そして巨大なみつどもえロゴ。背表紙もみつご。大プッシュです。

そして着せ替えカバーはSSS隊!赤い糸で結ばれた三人と糸を何とか躱そうとするしんちゃん。仮にしんちゃんに絡みついてもふたばに無邪気に引きちぎられるのが分かっているのに糸を投げかけ続けるSSS隊。方法は間違ってるけど健気ですよね。そして何気におがちんが大変危険なポーズですね。見返しの4コマの詩織様の工作が意外とざっくりとしたプリミティブな感じで微笑ましい。時限式の落とし戸とかそっくりにウェザリングを施した新品の靴に交換とかしそうなのに。

そして圧巻はポスター。6年3組大集合の全員縄跳びです。まずとりあえず千葉氏は手を頭の後ろに組んで壁を向いてもらいましょうか・・・。 それは後にして、これは原寸大の実物をじっくり拝見したい出来だと思います。是非Champion the Webで売っては頂けないものか。とにかくダイナミック!それでいて細かく見るとクラスみんなのそれぞれの仕草が面白い。デコさんがレギュラー陣の後ろにピタリと付けていますね。
縄の向こう側の端は矢部っちが持っていますが、手前の見えない所には誰がいるのかも気になります。海江田先生?栗山先生?

二本立ての本編は待ちに待った学校のプールから!塩素のにおいしみついてむせる的な紺色大爆発です。そしてしばらく見ない間にビート板と共に力泳できるようになっていたひとは。恐るべき進化です。しかし宮下さんの「カナヅチで全国に名を馳せた」は実に宮下さんなフレーズですが、対するひとはの岡部君への「みっちゃんトップレス」発言もなかなか広範囲に酷い。温厚そうな岡部君も額に青筋が。しかしひとはにはまだ克服すべき壁が残っていたのでした。

水泳の壁は、顔を水につける→水に浮く→水中で眼を開けるという順でやって来ると思うのですが、ひとはには最後のステップが残されていたのでした。鋭く指摘する矢部っち。見抜かれていじけるひとは。しかしこのままでは翌日のリレーに勝てない!まずは宮下さんによる声のガイドから。宮下さんの「ひぎゃっ」がえらく可愛いんですが、ひとはの必死の息継ぎが迫力ありすぎで失敗。深く傷ついたひとはは宮下さんを竹下呼ばわりです。新しいパターンですね。

次はみつば。 ひとはのこよなく愛するガチレングッズで釣る作戦。矢部っちに「妹想い」と言われて大いに照れ隠しはいいんですが・・・。無造作にプールに散布されるガチレングッズ!これはいくらみつどもえのヒロインと言えども許されざる鬼畜の所行。コレクションは本人以外にとっては無価値なガラクタというのは真理ですが・・・。これは胸が痛みます。その上コレクションがしょぼいと追い打ちをかけられる矢部っち。

そこで一肌脱ぐのが男千葉氏。ひとはのチクビ好きを利用しようとして自らの乳首を誇示する下の下の下作戦。 さすがに一発で看破され、みつばに沈められる千葉氏ですが、ここで帽子を剥ぎ取られてひた隠しにしてきた素頭を水中大公開。杉ちゃんと宮下さんには既に飽きられてたネタですが、ひとはの目を見開かせるには十分でした。急浮上してみっちゃんに頭突きを喰らわせる形で髪を隠した千葉氏ですが、どうやら頭頂部に秘密がありそうです。そして千葉氏の「三女さん爆笑」に色めきたつ4人。みつばとふたばが見たくなると言うことは家でも爆笑したりはしない様子です。どこまで笑わないんだ三女さん。ようやく水の中での開眼に成功したひとはの前に立ちはだかる4人。結局真っ直ぐには泳げない運命のようです。

234卵性への伏線が杉ちゃんの胸のあたりにさりげなく張ってあったりするプール回。やはりこれが無くては夏が来ませんね。234卵性の感想は次週に。 
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