Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2013年01月

【スマイルプリキュア】今週の抱きつきれいかさんと抱きつかれなおさん【第48話】

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星に願いを

お星様最強でした。二人で思う存分お祈りすべきでしょう。

認めたくない現実ですが、ついにスマイルプリキュアが終わってしまいました。最後のページが書かれる事で物語は初めて全うされるとは言え、喪失感は日曜からいや増すばかりです。

導入部なしでいきなり始まるオープニングの掻き立てる不安感。やけに早いCM。なんだか卒業式の日を思い出すような慌ただしさでした。そして涙・涙・涙。なおさんに抱きついたれいかさんを素直に喜び切れないこの切ない展開。

ピエーロ様の影が薄かったのは、絶望と怨念というこれからも無くならない普遍的な負の感情を具現化してしまった以上仕方が無かったと思います。わだかまる度に昇華したり浄化したりし続けていくべきものだから、納得の行く消滅はありえないのだと。何となくジョーカーさんは成仏できていなさそうですね。

良いエピソードが星の数程あって、本当に一年間日曜日を待ち焦がれつつ過ごせた事を幸せに思います。とりあえず3月の映画を心待ちにしつつ冬眠したいと思います。

みつどもえXXX卵性 みつどもえがKindleストアに登場!

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Duckbridge小学校再訪

Yuki「やあ!MIYA!何をゲラゲラ笑ってるんだい!?」
Miya「こいつはジャパンのMangaさ!Mitsudomoeっていうんだ。さっきからアゴが外れっぱなしさ」
Yuki「クールだね!何巻まで出てるんだい?」
Miya「残念ながら5巻までさ!続きが待ち遠しいね!」

公式なアナウンスを目にしていない気がするのですが、みつどもえがKindleストアに登場しています。以前から電子コミックスとして出ていた気もしますが、何しろ媒体が自分の機器に合わないと見る事すらかなわない電子書籍なので全く気にしていませんでした。

出版社の権利だけに気を遣って読み手不在の印象しか無い既存の国内の電子書籍とは違い、やはりAmazonのKindleに登場したのはインパクトがあります。今のところ出ているのは5巻まで。早速5巻を買ってみましたが、iPad上のKindleアプリでストレス無く読めます。iPadだと単ページならB6版のコミックスより大サイズです。元々見開きを多用する作品では無いのでこれも気にならず。ただ、400円という価格はこれから読む人には良いとして、単行本を既に揃えている既存の読者には辛い値段です。

ちなみに少年チャンピオン作品で気になった所を探してみましたが、イカ娘が4巻、弱虫ペダルが14巻、シュガーレスが5巻といったところで、まだまだ様子見のラインナップという印象です。新規の読み手を開拓するにしても、これから出続けるという安心感が無ければ手を出しにくいと思うので、是非全巻出して欲しいと思います。 

ウェブサイトの作りからしてネットに対して保守的だと思われていた秋田書店が電子書籍の方向に舵を切り始めたのは興味深い事です。2011年には震災をきっかけにしてチャンピオンのウェブ公開を試みたり、その方向を模索しているようでしたが、Kindleストアへの配信は大きな節目のように思われます。今後のマンガ雑誌のあり方を含め、どの様に変化していくのか見守りたいと思います。個人的には分厚すぎる別冊チャンピオンがKindleで読めるとありがたいと思っています。今自分が新規のマンガに手を出したくない理由は主に占有スペースの問題なので、電子化は大きな福音です。

【スマイルプリキュア】今週のウルトラれいかさんとウルトラなおさん【第47話】

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二人で沈むバッドエンドの海の底

ど派手な戦闘シーンの合間の、プリキュア達が暗くて静かなバッドエンドの海にゆっくり沈んでいくシーンが一番印象的でした。プリキュアの本に垂れたバッドエンド絵の具の効果の激烈さからして、あの絵の具で相合い傘を描いたら二度と浮き上がって来れないんじゃないでしょうか。でも意外と安らぎそう。怠惰の海だし。やらかしついでにポップ兄貴に一筆お願いしました。

さて最終決戦。ヒト化したロイヤルキャンディさんの頑張りに比べて、あれ程出来る兄貴だったポップさんが
本を汚されるわ集中砲火を浴びる妹を指をくわえて眺めているわとその凋落ぶりが気の毒な位でした。ストーリー上頑張ると見せ場を奪ってしまうので仕方ないとは言え・・・。結果として本は守り切ったとは言え、最終回で挽回できる事を祈ります。まずは頭に載せたキャンディを落としたりしないように。

プリキュア達は合体技を放ったかと思えば怠惰なバッドエンドの海に沈み、復活してウルトラ化して・・・と戦い尽くめでお疲れ様でした。なおさんがお腹が空かせていないか心配になるくらいのぶっ続けの戦いぶり。ウルトラフォームはもっとゆっくりじっくり見たかったのですが、アクションがハイスピードで目が追いつきませんでした。それにしてもピエーロ様のどつき回されぶりは気の毒になる位で、怒りの余りブラックホール化するのもやむなしかと。ロイヤルクイーン様と同じく、最後の最後に出番が圧縮された分扱いがちょっと気の毒でした。その分日常のあれこれが楽しめたので仕方が無いのですけどね。

ヒト化したキャンディさんは殊の外頑張り屋さんで、序盤の足の引っ張りぶりからすると大進化でした。鬼畜なピエーロ様の集中攻撃を耐えながら一条の希望の光として輝き続け、ついにはみゆきさんを海から引き上げたその根性に敬服です。暗闇に輝く星のイメージはぐっと来ました。どうもあの世界の人たちは力を受けるとヒトと妖精の姿を行き来できるようなのですが、ロイヤルクイーン様も最後は妖精の姿に戻っていたのかしらん・・・。映画版の絵本の世界の皆さんも、本当は人の姿になった妖精だったのかな。

さて泣いても笑っても次回が最終回です。一年間本当に楽しませて貰ったので、心して向き合いたいと思います。

みつどもえ242卵性 フフフ自慢の息子だよ/信也今晩は家族会議よ

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千葉氏大スランプ
恥じらう女性の姿を鑑賞するためのはずの技が、単なる小さな親切として感謝され続けるのは千葉氏にとり最大の屈辱のはず。思い余ってあかりママにまで技をかけるも…

エロスの探究者千葉氏にとり最大の理解者であり敵である母、和美。自由な漢・千葉氏の場合、理解されている時点で大敗北であり、その上母を練習台に秘技の練習をさせられる時点で千葉氏の内なるエロスは翼をもがれ、母の手のひらの上を這い回る無間地獄の筈。しかし、その究極の逆境にすら負けず、エロスを求めて戦い続ける所が千葉氏の漢たるところ。今日も母との買い物の帰り、公園で母の背中相手にブラホック外しを黙々と練習し続けます。

そこに通りかかるもうひと組の母子、あかりママと優等生しんちゃん。ここで鮮やかな対比となるのが、買い物袋の千葉家の「まるえつ(マルエツ)」と佐藤家の「せいじょういしい(成城石井)」。片や王道的スーパー、そして小金持ち御用達輸入食品店。成城石井で袋いっぱい何を買うのかという疑問はさて置き、両家の経済格差を如実に表しています。そして袋を持って母を助ける千葉氏と、一つくらい荷物を持てと言われてもへの字口で無視を決め込む優等生のはずのしんちゃん。意外なしんちゃんの態度ですが、年相応に反抗期が到来しているのでしょうか。無理やり買い物に付き合わされてむくれているのか。千葉氏とのこの違いは両家の母と子の関係性を反映しているようです。

母の計略にはまり、そこにあるはずのブラホックと戦っているはずがまんまと肩叩きさせられていた千葉氏。恐らくジャージの下の和美母はタイトル絵の通りなんでしょうね。エロいですね無闇に。しかしそこまで考えてブラ不着用だったとしたら、正に策士です。そして自分をさらっとおばさんと呼ぶあかりママにも何かこう、滲み出てくるエロスがあります。鼻息を荒げる千葉氏に共感です。みつどもえの母たちはみなエロ過ぎ。

そこに折良く通りかかるチーム杉崎(含むみつば、除くさっちゃん)。ここで息子をけしかける千葉母はどうなの?と思いましたが、逆に息子は秘技以上の事はしない、という信頼の現われなのかもしれません。管理されたエロスはどうなの?という疑問はとりあえず置いておきます。そこで素直に秘技に走る千葉氏もまた素直。これもエロスにかける情熱がそうさせるのか。オスどもを無視と決め込んだみっちゃんの背中に炸裂するブラホック外しは、肉まん(あんまんかも)を喉に詰まらせたみっちゃんをタイミング良く救命。感謝と賞賛に包まれる千葉氏ですが、無論彼が望んだ反応とは正反対です。性懲りも無く二口目を詰まらせてサザエさん的な擬音を発するみっちゃんを渋々背中を叩くしんちゃんですが、千葉氏の秘技で既に外されていたホックはしんちゃんの仕業に。王道的アンラッキースケベ、安定の受難の貴公子ぶり、エロ神呼ばわりです。

ふたば登場。二人の間で「アレ」で通じる「パンツ食い込ませ」をかける千葉母。もちろんふたばには無効で大喜びです。しかし秘技も女子の羞恥顏志向も完全に母の趣味な訳で、それを現在忠実にトレースしている千葉氏は別の意味でまだまだ発達段階なのではないでしょうか。ふたばは手強いと漏らす師である母の姿を見て、千葉氏はふたばの羞恥を賭けてエロ神しんちゃんに戦いを挑みます。

普段から半裸のふたばを恥じらわせるには脱がすのではなく逆に着せる、という北風と太陽理論の実践を始める千葉氏。着せてもらってぬっくみぃなふたばがかわいいんですが、あれでもやはり寒いんですね。毛糸の帽子と手袋とマフラー着用で残りが下着ではさすがに…ふたばが意に反してちっとも恥らわないのでどんどん着せるうちに千葉氏ルックのふたば完成。形には魂が宿るという事で、早速千葉氏成り切りゴッコ開始のふたばは「ひぎ ひぎ!!」と叫びながら走り回ります。

そもそも秘技が何か分かっていなかったふたば。つまり千葉氏の実践するエロスはふたばからはこの程度の認識だったという事ですが、聞かれてあっさりと答えるしんちゃんは、やはりふたばに対しては心が開いているんですね。何の気無しに答えてからその危険性に気付くしんちゃん。確かにふたばの力で秘技を実践すると生命に関わる事故が発生します。次の瞬間ふたばが下ろしたのは自分のスパッツ!

思わず突っ込むしんちゃんと吹き出すみつば、自分の勘違いを恥じて赤面するふたば。高々と掲げられるしんちゃんの腕。和美ママの判定はしんちゃんの圧勝。佐藤家の家族会議が気になりますね。まさのぶ父は「そのうちふたばちゃんはしんちゃんのお嫁になるんだからいいじゃないか」位言ってさらにカオスを作り出してくれそうです

【スマイルプリキュア】今週のバッドエンドれいかさんとバッドエンドなおさん【第46話】

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BEビューティ「せめて、せめて胸だけでもオリジナルに勝ちたかった・・・」
BEマーチ「潔く諦めろ。プリキュアの定めだ(もぐもぐ)」
バッドエンドさん達の殺伐とした学校生活が見たかった。バッドエンドれいかさんもやはり書道好きで、いつも「美」の字ばかり書いているんだろうな、とかバッドエンドなおさんはかっこ付けている割にいつもお腹が空いてるんだろうな・・・とか色々想像が膨らみますね。そもそも友人関係が成り立たなさそうで・・・。

ついに始まったバッドエンドプリキュアとの戦い。三幹部から抜き取った悪の力と最後のデコルをぱっとお手軽に混ぜた割にはきっちり正反対に仕上がっているあたり、ジョーカーさんの器用さを感じます。バッドエンドプリキュア達が強烈に発するこの「正しい」ニセモノ感を思う時、本当に一回で全員分済ませてしまうのが実に惜しい。最後の全員の覚醒時に対決する相手としては三幹部ではなくそれぞれのバッドエンドプリキュアがふさわしかったのではないかと思わずにはいられません。きっと検討はされた事と思いますが。

ごくごく短い時間でしたが、バッドエンドプリキュア達はその名に恥じないバッドな戦いを見せてくれました。光と影の関係と言うよりは鏡像、あるいは裏返しというべき性格付けでしたね。本体との振れ幅が大きかったのはみゆきさんとれいかさんでした。普段の主張があればあるほど引っくり返しやすそうです。れいかさんはビューティという名前にほんのり違和感があったので、そこが上手に悪い方向に行っていて納得でした。れいかさんが自分で名付けたら絶対「キュア道」か「キュア富士山」ですよね。なおさんの家族想いはこの場ではいじりにくいので、強いものが弱いものを踏みにじる的な方向に行ったのかな。あかねさんの友達思いは上手に裏返っていたと思います。やよいさんについては・・・。相当苦しんだのではないかと拝察します。裏返しにくそう。やよいさんはいい人ですけど。

ジョーカーさんは改心する方向には行かず、大いなる悪の力に全てを捧げて恍惚の中に終わりました。融解の直前の顔芸の素晴らしさはその労苦に報いて余りあるものでした。三幹部が悪人になり切れない分、存分に悪の道を貫けた果報者です。見事な生物都市エンド。最後のセリフが「素晴らしい世界が来る・・・ユートピアが・・・」でも良いくらいの見事さでした。でもあのピエーロ様は本当にちまちまと三幹部に怒っていたのか。悪の存在と言うより意思の無い破壊エネルギーの化身みたいでしたね。

そしてキャンディさんのまさかの土壇場ヒト化。ポップや三幹部がヒト型を取れるので確かに当然なのかもしれませんが、意表を突かれました。むしろスイートプリキュアのハミィさんがヒト化すると思っていたのに・・・。おもちゃの事を考えると安易にヒト型にはなれないんでしょうけどね。妹の姿を見たポップさんの反応が楽しみです。ポップさんは実の兄でもいいんじゃないか。メルヘンランドは女系社会だから、でもいいと思います。

毎年この時期に気分が晴れないのは冬の天気だけじゃなくて必ず訪れるプリキュアの終わりのせいかもと思えてきました。あと二回、身を清めて見届けたいと思います。
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