Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および週刊少年チャンピオンで絶賛連載中の「ロロッロ!」について1話ごとに感想を述べております。

2013年05月

輝く月夜に、翼の君と

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腐れ病のひ・み・つ

腐れ病とはどんな病気なのか、空人の何をどの様にして投与すると治るのか・・・。考え出すと止まりませんね。爪の垢を煎じて飲むくらいだったらいいのになと思いますが、そうもいかないようです。一人を助けるのに一人の空人が必要な雰囲気ですね。

今週のチャンピオンの読み切り、れいかさんの「輝く月夜に、翼の君と」です。れいかさんは今年の初頭に「地下通路の大冒険」で鮮烈なデビューを飾られました。今作では崩壊のただ中にある世界での、人と人ならざる者の交流という大きくてピュアなテーマに真っ正面から取り組んでいます。

読んでいて思い出したのは原作版ナウシカのクシャナ殿下の「生者が死者をうらやむ時代」というフレーズです。ニヒリズムの究極を表した言葉だと思うのですが、そんな絶望の世界で、方や愛する者の体を奇病に蝕まれ、方や仲間を狩り尽くされて一人きりとなって次の世代への橋渡しができなくなった二人に心を通わせ合う余地はあるのか。

読んでいて嬉しくなるのは、病の淵にありながら空人を見てその美しさに打たれるしごろうさんの奥さん(名前はないそうで残念)の存在ですね。 体を蝕まれても気高さを失わない、世界を見る目を閉じないというのは難しい事ですが、その存在を描ききった所に大きな救いを感じます。

あとお弁当箱とその中身のおむすびその他の愛らしさ。どんな時代になっても生活は続いていく、というれいかさんの決意表明だと勝手に受け取りました。作品の舞台は架空の世界だと思いますが、人口や食料など人類の限界に刻一刻と近づきつつある私たちには地続きの世界なのかも知れません。

次回作も心待ちにしています。 
みつどもえの記事は週末に。 

みつどもえXXX卵性 みつどもえカップリング

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ポリエステルの時代

体操服とかスクール水着とか、画一的な制服はそこに押し込められる事で個性が輝いて見える
逆説的にな存在。そこにいる時は苦しかったはずなのに、いざ剥ぎ取られ、放り出されて戻れなくなってしまうと無性に懐かしくなる世界。

そもそもカップリングという考え方そのものを知らなかったと言うべきでしょうか。その筋を専門にしている方々が女性を中心にして数多くいる事や、どうもその時期に中心的に流行る作品があって、登場するキャラクター同士を絡ませて喜びを得ている人たちがいる、くらいの認識で、一体それがどういう事なのかは実感していませんでした。

みつどもえを読むまでは。

吉岡さんの相関図を持ち出すまでも無く、そこには濃淡を伴った人間関係が網の目のようにあり、これまで疎遠だった同士が緩やかに接近してゆく様子がいくつかのエピソードを使って描かれています。そもそも主人公が性格の全く違う三つ子で、それ以外にも感情移入できるキャラクターがしっかり揃っていてぐっと来るエピソードが一つはある。キャラクターは登場の頻度はともかく扱われ方は等価と言って良いでしょう。そんな中で、あるキャラクターに思い入れが深くなると、そこに釣り合わせるべきキャラクターを探したくなってくるのはごく自然な流れでした。

自分の場合気になったのは吉岡さんで、そうなるとそのカウンターパートとして必然的に宮下さんが浮上してきます。そこで宮下さんにも注目するようになると、今度はそのベクトルがひとはにも向いていることに気付かされます。そのベクトルはひとはが皆を受け入れる事で緩和されてくるのですが、今度は吉岡さんがそのひとはと松岡さんの友情をかけて競りあったりし始めたりして、その人間関係の浮動性のリアルさに呆然としちゃうわけです。

しかし、一方でみつば=杉ちゃんのようにぶれない軸もあったりして、きっとのりお先生の中には曼荼羅のような動的な相関図が息づいているのかもしれません。その中では私たちが固執するカップリング的な関係は意味を持たないのかも知れませんが、それでもその痕跡を作中に見出すと嬉しいのは紛れもない事実だったりします。

みつどもえ250卵性 えっ何それ自慢?/いつもはいてないよ!!

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佐藤家の人々

これまで佐藤家ではどれだけの家族会議が開かれてきたのか・・・。パンツを穿かずに頭に着用だけでなく、ノーパンジャンスカ姿で実の姉をストーキングしていたと知れたら、
家族会議は間違いなくエンドレス。コマ数が少なくて残念ですが、フサフサまさのぶ父の破壊力の大きさ。今後の展開が楽しみです。ふたばの絵理姉さんの扱いがひとはからの宮下さん的になって来たのも見逃せません。しんちゃんと幼馴染みのふたばはきっと小さい頃からずいぶん遊んでもらったはずなのに。

今回が記念すべき250卵性なんですね。1回8ページとして、2000ページにわたって丸井3姉妹とその周囲の物語がのりお先生によってこの世に紡ぎ出されてきた事になります。しかもお一人で執筆されている事を考えると、これはまさに偉業と言う他ありません。みつどもえ読者として心からお祝いしたいと思います。

さて、受難の貴公子佐藤信也。天に二物・三物を与えられていながら、その人生はちょっぴりどころかかなり恥辱に充ち満ちています。イケメン税と言うべきものでしょうか?しんちゃんの場合そんな上っ面ではなく、存在の本質なような気がしてくる今日この頃。1/3はSSS隊によってもたらされ、残りは将来の伴侶たるべきふたばと腐れ縁の悪友千葉氏から。今後もしんちゃんは事あるごとに同じような目に遭い続けるのでしょう。

冒頭からおがちん風ジャンスカに身を包んで呆然と公園にたたずむしんちゃん。事の発端は姉・絵理の遅すぎる帰宅とそれを咎める父まさのぶの会話。しんちゃんのストーカーSSS隊が家の前にいて入れないから遅くなるのだと主張する
絵理と認めない父。憮然として部屋に行く絵理ちんはまさに思春期真っ最中の女の子ですが、それが真実である事を知るしんちゃんにはひたすら心の中でわびる事しかできません。娘のストーカーを心配はしても、息子のストーカー被害に「何それ自慢?」で済ませるシーンはしんちゃんには気の毒ですがちょっぴり共感したり。

しかし翌日、たまたま通りかかった公園で目撃した楽しげにスマホで通話する姉の表情は今まで見た事のない生き生きとしたものでした。しかも誰かと待ち合わせをしている様子。弟の胸の中に昨日の不純異性交遊を疑う父の言葉が蘇り、黒い疑惑が広がります。しかも観察の現場をふたばとみつばに見つかってしまうその不幸。素直に事情を説明する所が育ちのいいしんちゃんらしいのですが、ストーキング行為から閃いた二人によって無理矢理ジャンスカを着せられズボンとパンツを奪われて、ご丁寧にほくろまで描かれておがちん役にさせられてしまいます。みつばは伊藤さん、ふたばは加藤さんで、SSS隊なりきりゴッコの幕開けです。

しんちゃんによると絵里姉は「勉強と剣道しかしてないような奴」だそうで、その生活の見た目通りの質実剛健さが窺われます。公園を立ち去る絵里姉を追おうとするしんちゃんですが、SSS隊なりきりに従って、おがちん的行為を強制される理不尽さ。そもそもそれは普段自分に向けられたストーカー行為であって、それを真似させられる事でSSS隊への理解不能性が一層深まったのでは。おまけに姉を見失う本末転倒ぶり。しかしこれで切れたりしない所がしんちゃんの優等生らしい所です。

まずは誰かに見られたら人生が終わるノーパンジャンスカを何とかしたいしんちゃん。 三手に別れて自分は家に戻る作戦はみつばに見破られてしまいます。しかし、しんちゃん以外の男性と接触してしまったみつばは、なりきりの掟に従って腐ってしまう羽目に。口でシュワシュワいいながらうずくまる姿のシュールさよ。というかリアルSSS隊の体が腐るメカニズムも不思議ですね。ここでみっちゃんは脱落します。

さて、なり切った加藤さんのいつもの行動パターンとしてニオイで
絵理姉を探し始めるふたば。加藤さんは辺り構わず臭いを嗅いで回っているのでしょうか・・・。全然普通じゃない普通の人ですね。さて、ニオイに夢中なふたばのランドセルから何とかズボンを回収できたしんちゃん。予想される最悪のオチの回避に成功したと安堵するしんちゃんですが、ハッピーエンドで終わるしんちゃん回などこの世には存在するはずも無く。

究極の身体能力をもつふたばは、かすかなニオイをたどって駅で待ち合わせる
絵理姉にたどりついてしまいます。不純な交遊の舞台に現れたのはだれあろう父・まさのぶ。SSS隊を幻滅させないよう、父の頭髪をごまかすためにわざわざパーティーグッズをもって来た姉。SSS隊をガッカリさせないようにというしんちゃんには永遠に理解できない理由ですが、娘的には髪の薄い父を晒すわけには行かない模様。そして茶髪にグラサンで一気にイメチェンする父。意外と似合う気がします。

この時なぜか
絵理姉になり切っていたふたばは、ランドセルから取り出したしんちゃんぱんつをカツラ代わりに被せてしまうあたり、最近ご無沙汰だった不条理なふたばですね。こうなったら考えても無駄です。凍り付く佐藤家の面々ですが、杉ちゃんから(ふたばが)強奪したぱんつを被っていた時を考えれば、これは自分のパンツなのですから罪は軽いのでは。しかしともあれ「今日も」家族会議な佐藤家。イケメンは辛すぎますね。というかたまにはしんちゃんが救済されてもいい気がしてきました。

エリツィン→エリック→エリントンだった
絵理姉ですが、かつて「姉→」だった事を考えるとだいぶ活躍の場が広がってきた気がします。前回は姉のセーラー服を着させられたしんちゃんですが、次の姉回ではどんなめくるめく女装がしんちゃんを待っているのでしょうか。
130517改稿しました)

悪☆<バッドエンド>おねえさん05 レジーナちゃんといっしょ2

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レジーナちゃんが熱々のこってりバターコーンを食べたいと言うので
お腹いっぱい食べさせてあげました。
(バッドエンドなおさん・談)
レジーナ様は無敵すぎるのでどうしてもこの方向に走ってしまいます。

いよいよレジーナ様が本格始動ですね。バターコーンより焼きトウモロコシの方が・・・とTVの前の誰もが思ったと思いますが。これまでも三幹部はごくごく些細な心の隙につけ込んでいましたが、レジーナ様に至ってはお構いなしにジコチュー化させるという非道ぶり。前回に比べて今回少し幼くなっていたような気がしました。年齢的にはプリキュア達と同じと思っていましたが、どうも少し下のような気がしてきました。わがままな行動・態度に理由付けが必要なのでしょうか。

次回はついにマナさんにレジーナ様の魔の手が迫ります。キャラクターの方向としては同じ天真爛漫さん達なので、二人を掛け合わせて一体どんな化学変化が見られるか楽しみです。最後は意気投合して二人でキュンキュンしていそう。がんばれ六花さん。敵が多くて大変だな!! 

みつどもえ249卵性 おい設定喋り始めたぞ/いろいろ雑な子だなあ・・・

130511blog

ランドセル1個忘れてきた!!(はず)
前1+背中1+脇2+手2の計6個しかランドセルを持っていないように見えるみっちゃん。三つ子+チーム杉崎(さっちゃん含む)で7人ですが、果たして真相はいかに。でも7個目はどこに装着すれば持てるでしょう。頭の上?

毎月の楽しいみつどもえタイムがやってきました。今月は特別です。なぜなら別冊チャンピオンに豪華ふろく「みつどもえ6年3組全員集合レジャーシート」が付いてくるんですもの!!凄くうれしいけど、さすがにこの上におしりは載せるわけにはいかない・・・使いどころを考え中です。ポスター代わりに壁に貼るとか。これまで別チャンのふろくは男率が高かったのですが、是非今後は今回のような方向でと伏してお願いしたいです。

今月は巻中カラーも!うれしい!!さっちゃんの数珠玉に囲われた三つ子+チーム杉崎ですが、直接腕を組んでいる三女さんがちょっと迷惑そうなだけで、みんなリラックスしてます。宮下さんに至ってはお行儀悪くあぐらをかいてぱんつ見えてるポーズをベタで誤魔化してもらってる始末。「怨念キラキラ巻中カラー」というキャッチは天才的だと思いました。

ジャンケンして次の電信柱までランドセルを持ち合いっこする・・・甘美な小学生タイム。しかしそれはおそらく2~3個までで、7人分は大人ならまだしも小学生には無理。そしてその重荷を言い出しっぺでありながら担ってくれるのがみっちゃんクオリティ。7人のジャンケンもストレート負けです。みっちゃんの太もも付近が以前にも増してふわふわ感が増しているのは気のせいでしょうか。夏に向けてスリムになっていくのかな。みっちゃんの体重表ものりお先生は作成していそうです。

とりあえず全部のランドセルを装着したみっちゃん。足は地面にめり込まんばかり。中でも異様に重たいのが胸にかけたランドセル。ランドセルに重りを入れて修行をする・・・その発想はありませんでしたがとにかく重い。必ず失敗に終わるとは言え一石二鳥の作戦をすぐに思いつく回転の速いみっちゃん。ふたばに持ちかけてこのランドセルの中身の重いもの&持ち主特定+重量軽減を図ります。

まず出てきたのは黒色の得たいのしれない名状しがたきもの。おばけ系に耐性0のふたばは直ちに投げ捨てます。ひとはの首のようなもの→ひとはのランドセルは・・・ひとはならばあり得なくも無さそうですが。めげずに二つ目を取り出すふたば。出てきたのは巨大な数珠。さっちゃんが首にかけているアレですね。通学時はさすがにランドセルにしまっている様子。でないと筋肉もりもりの首筋になりそうですね。持ち主は判明したのですが、これではふたばに持たせて荷物を少しでも軽くしたいみっちゃんには都合が悪い。理不尽な押し問答と引っ張り合いの末、切れて散らばる数珠の玉。それを見たさっちゃんは卒倒し、脚本がアレなアニメのようにモノローグで設定(由来?)を語り始めます。はるか昔、寺に住み着いた魔物を(変態)住職が封じ込めた曰く付きの数珠・・・そんなものを首にかけるか?と言う問いはさっちゃんの場合、無論Yesです。三女さんの捕獲にも使えます。

でかいガラス玉(水晶玉?)を連ねたさっちゃんの数珠ですが、明らかに拾えた玉の数が少なく困り果てる周囲。肝心の持ち主に個数を尋ねてもアバウトな長さしか答えません。これ系だと108個とか13個とか不吉な数になりそうですが、どちらも多すぎ少なすぎですね。先ほどの黒い禍々しき物体と併せて極度に怯えるふたばはともかく飛び散った珠のありそうな所を探し回ります。みっちゃんのお腹、ひとはの髪の中、そして杉ちゃんの胸・・・は平面ゆえある筈も無く。ひとはにダメ押しの「知ってる」を言われて恥辱に震える杉ちゃん。鉄板の展開です。

その大きさもあり見つかり始めた珠。相変わらず「あと一個くらいよ多分・・・」と心許なさ過ぎるさっちゃん。さっちゃんに「アバウト・適当・雑」の新属性が見出された瞬間です。心霊関係はマメに収集・整理をやってるのかと思っていましたがそうでもないようですね。色々残念な松岡さんがさらに残念になってパワーアップした感じです。

最後の一個を踏みつけて蹴り上げたふたば。おかげで木の枝に引っかかったかの名状しがたき物体までも出てくるナイスプレイ。わだかまる黒い影に向かって必死で珠が揃った数珠を掲げ、さっちゃんの加勢を得て退散を叫ぶふたば。しかしおぞましき事に物体は自ら展開してふたばを威嚇。ふたばは泣きながら逃げ去ります。

そしてオチ。確かに自動開閉式の折りたたみ傘ってありますよね。ぷんぷんしながら無造作に畳んでランドセルに突っ込むさっちゃん。これはひとは辺りが今から教育しないと将来汚部屋の主になりそうな気配が濃厚です。というか今すでに部屋が悲惨な事になっていてもおかしくなさそう。再開早々負傷したさっちゃんでしたが、完全回復したようで何よりでした。

 
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