Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2013年11月

みつどもえXXX卵性 みつどもえと学芸会

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舞台裏の白雪姫蘇生

詩織様の毒林檎で倒れ伏したみっちゃんのその後は語られていませんが、私は杉ちゃんが自らの危険を顧みずに口で喉に詰まった毒林檎を取り除いて(婉曲的表現)助かったのだと信じています。しんちゃんにその役割を期待するのは荷が重いというか、みっちゃんを常に観察し続けている杉ちゃんで無ければあの異常なシチュエーションで危機を察知できないというか。とにかく杉みつはいいんだよ!!と私は言いたい。

学芸会は今回が初めてなので色々重箱の隅をつつきたいと思います。やはり学芸会の劇ではクラス全員が何か無理矢理セリフを言うのが定番ですが、今回はどうだったのか。石や木や柱という形で舞台に上がっていた人もいたようなのですが・・・。おがちんは石だからいなくてもばれないという加藤さんの言葉からは無生物役の人にはセリフが無かったかもしれませんね。

6年1組の演目は何だったのかが気になる所ですが、海江田先生主役でひらひらのスカートを履いて喜んでいた所を見るとシンデレラでしょうか。王子役は誰だったのか謎ですが、全ての演出は海江田先生を引き立てる様になされていたと断言してもいいかと。

6年2組には小さくて黒髪ストレートぱっつんでお味噌汁で縛りなあの方がいらっしゃるので個人的にはとても見たかった。しかし、2013年もあの方の再登場を見る事なく暮れていこうとは、初登場の時には思いもよりませんでした。

学芸会には父兄も参観するわけですが、今回確認できたのは吉岡夫妻と杉ちゃんママの3人だけ。基本的に自由業な人と有閑マダム的な人なので平日にやっているんでしょうね。上尾の治安を守る一郎太兄は何としてでもおがちんの石ころ姿を見に来ているとは思いますが、もしおがちんの白雪姫がしんちゃん王子とのキスまで行ってしまったら、無差別発砲が始まりかねなかったので加藤さんによるおがちん回収はその意味でも正しかったのかもしれません。

あと気に掛かるのはおがちん・詩織様・みっちゃんの理科太郎君ペインティングが体のどこまで施されていたのかという点。露出部分だけだとは思いますが・・・。みっちゃんに至っては本番中にばばっと描いてしまったわけで。詩織様の白雪姫→王妃への早変わりも気になります。もはやプロ。やはり伊藤さんには女優の道を歩んで欲しい。都合良く衣装が3枚あったりする点についてはオリジナルは1着で、おがちんと詩織様がそれぞれ複製を作っていたという理解で良いんでしょうか。キャストが決まった時点で狙いは定まっていたわけで。 

みつどもえ262卵性 おがちんの命が・・・!!/恋のライバルはそうでなくっちゃ!!

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やはり恐ろしかったグリム童話

Wikipediaで改めて調べてみて、何が一番衝撃的だったと言えばやはり白雪姫の年齢でしょう。城を追い出されたのが7歳で毒リンゴを食べたのが10歳ですよ。みっちゃんたちより年下でメグちゃん世代。そんな
7歳児の心臓か肝臓を取ってこさせて(騙されたとは言え)かっ喰らう妃も妃ですが、保護したものの家事をさせてこき使う7人の小人も一体何なのか。どんだけ早熟なんだドイツの人 ・・・さすがにディズニーもこの設定は無理だったのか、明らかにハイティーンにして誤魔化してましたね。紐で絞められリンゴを食べさせられと続けて欺されるのも10歳ならやむなしかと。あとは妃が焼けた鉄の靴を履かされて死ぬまで踊らされたり、王子がネク○フィリアだったりなかなかです。一時流行った「本当は恐ろしいグリム童話」的な本では常識なんでしょうけれど改めてエグさの際立つお話。昔話は身も蓋もないのが身上とは言え、ここまでアレだと原典を当たってみたくなりました。

前回の不毛な主役争いが明けていよいよ本番直前!明らかに目が死んでいるみっちゃんと杉ちゃんは小人のコスチュームに顎髭。結局7人の小人に仲良く収まったようですが、モチベーションはマイナスまで下がっています。居候かつ生活費徴収と言うといつぞやの夏のさっちゃんを思い出しますね。みっちゃんにとっても忘れられない経験だったのかも。そして何と言ってもツルハシをかついだ吉岡小人がイイ。馬姿の宮ちゃんは王子の愛馬役だったのでしょうか。

前回の「ひとは騙されルール」に従えば主役は矢部っちのはずですが、さすがに大人な矢部っちだけあって主役を無生物の理科太郎君に譲ってクラス内の紛争を回避した模様です。翻って1組は堂々と海江田先生が主役に。明らかに他に選択肢はなかったものと思われます。学芸会で父兄にアピールしても不倫にしかならないと思うのですが、それでもやりたかったんでしょうね。

理科太郎君演ずる白雪姫に命を吹き込むのは黒子として繰演にあたるふたばとセリフ担当のひとは。ひとはの素でダウナー系の演技が理科太郎君に冥界の命を吹き込む超ネガティブな組み合わせ。しんちゃんはイケメンとして満場一致で王子役。衣装も決まっています。しんちゃんと来ればSSS隊が黙ってはいません。加藤さんは安定の「木」役。おがちんは「路傍の石」役ですが、眠りを醒ます王子様のキス狙いで理科太郎君メイクを施して偽装してスタンバイ。伊藤さんも同じメイクと衣装ですが、このために衣装を揃えたとするとさすがはおがちん。むしろまさのぶ父サイン入りのジャンスカの代わりに白雪姫スタイルでしばらく過ごしたりするのではないでしょうか。

舞台裏で出番を待つ理科太郎君+フェイクの二人。関心の低い事にはいいかげんなふたばはおがちんをチョイス。軽々と脇に抱えてステージへ。重くないんでしょうか。破れた伊藤さんの黒い炎が燃えさかります。口許が笑っているのが心底ホラー。 
いよいよ始まった本番。みっちゃんは意外と真面目に演じています。理科太郎君の足揉みをひとはに命ぜられるみっちゃんですが、持ち前の根性を見せてくれます。しかしその足は血の通った人の足。よく見るとおがちんではありませんか。しんちゃんのキスはどうでも良くても主役は譲れないみっちゃん。

何と王妃は伊藤さん。もうこれ以上ない適任ではありますが、理科太郎君白雪姫になりおおせたらこの役はどうするつもりだったのか。そしてこの王妃は役柄以上の憎悪の炎をまんまと主役になりおおせたおがちんに燃やしている世界で最も危険な王妃なのです。早速リアル毒リンゴを加藤さんの目の前でおがちんに食べさせようとする伊藤さん。友の危機をとっさのセリフで救う加藤さんはやはりただのパンツを見られて悦ぶだけの変態さんではありませんでした。慌てて舞台袖に回収されるおがちん理科太郎君白雪姫は、危うい所で本物と交換されます。加藤さんの行為を自分としんちゃんとのキスの妨害としてではなく、恋の戦いのファインプレーとして讃えるおがちん。おがちんの行動原理は基本的に少年漫画なんですよね。理科太郎君に化ける時点で加藤さんにも参加を促すなど「抜け駆け厳禁」のSSS隊ルール厳守なフェアなおがちん。宮下さんの「恋はスポーツ」を地で行っています。何はともあれおがちんを伊藤さんの毒牙から救い出せ、おがちんとの関係も悪化しなくてすんだ加藤さんは安堵します。

そして舞台で伊藤さん謹製の毒りんごをムシャコラしていたのは何とみっちゃん。多分しんちゃんとのキスはどうでも良くて、とにかく主役を張りたい一心のみっちゃんは見るからに危険な伊藤さんの毒リンゴに当たって倒れ伏します。台本通り展開したからにはしんちゃんとのキスもあったのでしょうが、そこはさらっと流してエンド。伊藤さんであるからには洒落にならない毒物が使われていた可能性大ですが、アオリ文によればみっちゃんの体重のおかげで致死量を超えずに済んだとの事。めでたし。めでたし。

という16Pフルカラーの学芸会。 前回のフルカラーもやはりSSS隊がらみの調理実習だったことを思うと、SSS隊は結構優遇されていますね。伊藤さんの毒物のやばさはやはりカラーでないと表現しきれないのかも。一体何を入れたらあそこまでリンゴが禍々しくなるんでしょうか。

みつどもえ261卵性 いや〜堪忍して〜/おトイレでも行きたいの?

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どうせ二人が主役をやりたいなら・・・

ロミオとジュリエットとかどうでしょう。ガチ過ぎてアレなのは承知の上で。 

ついに!とうとうついに!!
やって来ました学芸会ネタ。しかもフルカラー16Pに合わせてドーンと来ました。今まで無かったのが不思議なくらいで、長らく待ち望まれていた学芸会ですが、2話合わせて大満足なボリュームとなっています。カラーもとてもきれいで、是非単行本にはそのまま収録して頂きたいと強く願います。

本編はいきなり小学校の廊下で虐待される杉ちゃんから始まります。しかも杉ちゃんをいびっているのは刎頸の友、宮ちゃんと吉岡さん。しかも明らかに嫌々やっている感じの二人ですが、何が一体どうしたというのか。三女さんも唖然として凝視しています。

発端は6年3組の学級会での学芸会の劇の相談。矢部っちが「主役だけど誰・・・」と言いかけた途端に始まるみっちゃんと杉ちゃんの戦い。挙手をしながらみっちゃんは杉ちゃんのピョンピョンを引っ張り杉ちゃんはみっちゃんのパンツをスマホで撮影しまくるという半ば儀式化された戦いですが、拮抗しているだけに膠着してしまいます。しかしこの事は予想済みだという矢部っち。欠席しているひとはをジャッジに演技力勝負が提案されます。しかも、自分のやりたい演目でひとはを騙せた方が勝ちというなかなか高度な勝負です。そもそも醒めたひとはの目を騙せるものでしょうか。ちなみにこの日は黒板によると11月5日で、おそらく今日12日が学芸会の日でしょうか。練習等を考えるともう少し先か。

虐待される杉ちゃんの演目はシンデレラ、継母や姉達にこき使われるシーン。およそ他人を虐待するとかの正反対にいる吉岡さんが友情のためにバケツで杉ちゃんの頭を小突いたりさせられています。宮下さんの方が少しは身が入っている感じではありますが、さすがにノリノリという事はありません。さすがにこの異様なシーンに釘付けになるひとは。演技力どうこう以前にシチュエーションがアレ過ぎますが杉ちゃんは自信たっぷり。

しかしそこに聞こえてくるセイレーンの歌声。いきなり
もう11月だというのに痴女痴女しい水着を着用して学校の廊下で歌う人魚姫みっちゃん。場面は足を与えられたもののまだ慣れずに立ち上がれないシーン(このシーン知りませんでした) 。宮ちゃんの「ヒザに水がたまったようにしか・・・」という内心のツッコミが的確にして残酷で泣けます。

ひとはを騙すというのがやや分かりにくかったものの、ここでひとはが手を差し伸べた方が勝ちと言う事になりました。哀れを誘う二人の演技が白熱する所に乱入者が。男千葉氏が床で悶えている杉ちゃんを亀に見立てての浦島太郎。確かのこのシーンはそう見えるかも!そして竜宮城に連れて行けと言わんばかりに杉ちゃんの背中にマウントしますが、ガタイのいい千葉氏の重量にさすがに杉ちゃんも手をばたばたさせて大抵抗。そしてこの羽ばたくような腕の動きがますます亀にしか見えません。千葉氏・・・おそろしい子!!苦しそうな杉ちゃんに手を差し伸べそうになるひとは・・・。

しかし、その千葉氏を上空から足蹴にしつつ宙を舞うふたば=ピーターパン参上。これは納得の配役ですが、蛍光灯に紐を結んで宙を飛んでいたものの紐が切れてドアのガラスに頭から突っ込むふたば。これは一歩間違えれば死んでもおかしくありません。さすがのひとはも「だ・・・(大丈夫?)」と声を掛けそうになりますが、「おー痛て
おー痛て」であっという間に復活してしまう安心のふたばクオリティ。しかし、状況を見て設定を変更してオオカミに食べられる赤ずきんに成り変わります。

役者が揃ってあとはひとはのジャッジを待つばかり。 千葉氏は上に載っていると杉ちゃんが亀にしかなれないのでとりあえず抜けた模様。そしてひとはの口から「大丈夫ですか」の言葉が。しかしそれはふたばが突入した時に頭突きを受けて気絶していた矢部っちでした。たんこぶ一つと言われても、ふたばの頭突きを受けて軽傷で済んだのがむしろ奇跡かもしれません。

個人的にちょっと気になったのは、吉岡さんと宮下さんのソックス。吉岡さんはライン入りの黒、宮下さんは赤ライン入りの白が定番ですが、今回は吉岡さんはベージュのニーハイ、宮下さんはファンキーな☆入りになってました。吉岡さんは時々タイツになったりしますが、宮下さんは去年の冬も堅持していたのにちょっと面白い変化です(個人的に)。

みつどもえXXX卵性 みつどもえ料理天国

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究極の壁面 vs 至高のはいてない

みつどもえ界最高の女子小学生シェフの座を争うのはこの2人で間違いなし!
エプロンの下に何も着ていないように見えるのはいわゆる錯視です。

 みつどもえの料理と言えばやはりひとはでしょう。ひとはが料理をしている初出は2巻33卵性「無口な呪文は天然温泉」で、ふたばにぶつかられて鍋をひっくり返しています。続く34卵性ではふたばが「ひとはの代わりに料理を作った」と言っていますので、この辺でひとはが丸井家の家事担当だと言う事が明確に示されます。1巻では3人を閉じ込めた草次郎パパがコンビニ弁当をつついたりしているので、設定自体は既にあったのでしょう。みっちゃんは基本的に消費専門でふたばは見た目は悪いが味は良いという三つ子ですが、交代で分担とかにならなかったのが少し不思議です。一番上手だったひとはが自然に料理担当になったのでしょうか。

 料理と言えば忘れてはならないのがおがちん。ただの穿いていない人かと思いきや、兄と二人暮らしだったり色々苦しそうな家庭の影がちらつきながらも健気にしんちゃんをストーキングしている多才な人だったりします。はっきりとそれが分かったのは12巻212卵性「混入DAYS」でしょうか?みっちゃんに「料理できる系?」 と聞かれて「多少」と答えているあたり上級者の雰囲気を醸し出しています。10巻の巻末では手際よくスクランブルドエッグその他の朝食を準備しつつ一郎太に抱きつかれていますね。フライドチキンの骨から良いダシが出る、とも言っているあたり、緒方家の苦しさがにじみ出ています。一郎太の不甲斐なさが全部おがちんにしわ寄せされて、反動でおがちんがあんな変態に育ってしまったのか。丸井家同様こちらも謎です。

 ともかく二人とも母親不在の環境でやむを得ず、と言う所が共通しています。体型も似てます。苦労の結果磨かれた料理の腕と言うべきでしょう。

 他は吉岡さんと宮下さんが二人でクッキーを焼いたりしてました。ブログのクッキーおまんがはまさに至高と言えるでしょう。吉岡家は紗江子ママの自作ドリンク攻撃といい、マメに料理をする家庭なのかもしれません。宮下さんは料理という印象は限りなく薄いのですが、ポスターで食べていた巨大おにぎりは自作なのかそれともまだ見ぬ母親の愛情弁当なのか。これは長く謎のままで残りそうです。

 母親と言えば麻里奈ママは運動会に子供を模したキャラ弁を作ってきていました。家の規模からするとお手伝いさん的な人が家事を取り仕切っていてもおかしくない感じですが、あえて自分でする辺り
家庭的ですよね。 

みつどもえXXX卵性 ハロウィンとみつどもえ

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Trick or Treat!

すでにイタズラされてますが・・・。バスケットボールってカボチャ色だよねっと言う事で。
宮キュラとヘソだし吉岡ウィッチは素晴らしいものです。再登場しないでしょうか。

近年ゴリ押し感の否めないハロウィンですが、ことみつどもえに限って言えばこれは絶対重要かつ必要な年間行事である事は間違いありません。ストーリー的に無理なく仮装できるなんて素晴らしいの一言です。さすがに家を回ってお菓子をねだるのは現代日本では一般化しなさそうですし、ネタにはならないと思いますが・・・。

節分は知らなくてもハロウィンは熟知している杉ちゃんの存在も大きいでしょう。丸井家のような標準的日本家屋にはややそぐわない行事ですので、杉崎家の非日常空間は絵面的にも非常に貴重です。学校で仮装パーティーをやるようになったらそれも面白そうです。矢部っちや海江田先生が下心丸出しで盛り上げてくれそうです。しんちゃんは女装でしょうね・・・。

あと季節感を大事にするみつどもえでは、10月末というその日付は発売日のちょうど中間になるのがちょっと微妙かもしれません。先取りで行くなら10月発売回に載るでしょうし。きっと今年も杉崎家では盛り上がったと脳内補完しつつ今月の発売日を待ちたいと思います。 
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