Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2013年12月

みつどもえXXX卵性 祝!峰さん再登場

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峰さん再登場祝賀&寄稿告知おまんが
(クリックで拡大されます)
喜び過ぎて勢い余って短いおまんがを描いてしまいました。普段はiPad2+procreateですが、これはちゃんとMac+コミスタで描きました。コミケ最終日に参加される方は是非みつどもえ合同誌を手に取って頂ければ幸いです。12/31までもうすぐですね。

12/6は峰さん記念日!などと浮かれていたのもつかの間、ついに3年10ヶ月の時空を超えてあの方が誌面に帰ってきました。そう!峰さんです。長らくのブランクの後、今のりお先生が峰さんを描かれるのも再登場が近い兆しか?と思っていたものの、節穴な自分は264卵性の峰さんをすっかり見落としていてのりぺぃさんのツイートで初めて気がつく始末。何はともあれめでたい限りです。峰さんは10巻175卵性で大々的に登場しますが、それ以前からちょくちょくモブとして登場しており、その詳細は「みつごのたましい」さんの特集記事で解説されています。何と1巻8卵性から登場している伝統あるキャラなんですね。うんうん。

のりお先生のツイートでもやはりしんちゃんによる縛りネタだったように、今後もしんちゃんの変態性を身をもって暴いてくれたりして欲しいなと願っております。せめてクラスが同じなら、あるいは三十路の6年1組だったら・・・と思いますが、廊下にこっそり佇んでくれていると信じて、いや、何が何でもレギュラーに割り込んでくれると信じています。


峰さんに栄光あれ! 

今年の更新は今回が最後になると思います。
2014年もみつどもえの感想を書き連ねて行く所存ですのでどうかよろしくお願いいたします。 

みつどもえ264卵性 やめろ悪魔め!!/22323522

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ぎゃああああ!!何これかわいいいいい!!

宮下さんの脳内に棲む悪魔宮下と天使宮下。もし間違って現実の世界に現れたら、あっという間に眉毛のりりしいあの人に捕獲される事は間違いないものと思われます。狙われるのは悪魔宮下でしょう(確信)。

宮下さん回は「あたしは宮下」で始まります。チーム杉崎、とりわけ宮下さんと吉岡さんの動向に注目している一部の人にとっては胸の高揚が止まらない瞬間です。しかもいきなり飼育委員を「解雇」されているとか宮下さんらしいと言うか、間違いなく陰で三女さんが手を回したな、というか。正しく言えば「解任」なんでしょうが、あえて「解雇」と言うあたりにスポーツウーマンな宮下さんらしさが滲んでいます。そして頼まれもしないのにプリント配達係を作って就任するあたりも宮下さんらしさ爆発です。何か任されていないと落ち着かないんでしょうね。「まったく人使いが荒いぜ」と満足そうな宮下さん。

このコマの左下には「あの方」が衝撃的な再登場を果たしていますが、これについては来週に・・・

矢部っちに追加で渡された書類は何と通知表でした。授業中の熟睡が祟ってか、テストの結果もよろしくなくて成績に自信が持てない宮下さん。気になるのはクラスメイトの成績。自分より悪い人を見つけて心を慰めようというのでしょうか。そして宮下さんにそっと語りかける脳内の自分。明らかに悪そうなデザインですが、ちゃんと「あたしは悪魔宮下」と名乗るあたりは確かに宮下さんです。そして悪の心に魂を揺さぶられた宮下さんを激しくたしなめる白無垢の天使。もちろん「あたしは天使宮下」の自己紹介付きです。悪魔も天使も「あたし」が一人称なんですね。激しくせめぎ合う悪魔と天使。

そこに己の欲望のままに生きるみっちゃんが颯爽と登場して、通知表を何のためらいも無く見ようと 寄ってきます。激しい葛藤の中にある宮下さんは悪魔と呼んでこれを退けます。いきなり悪魔呼ばわりで珍しくしゅんとなるみっちゃん。吉岡さんが救済するレベルですが、みっちゃんはめげずに人気の無い所で見ようと言い出します。先ほどの脳内の戦いそのままの展開に、天使宮下の言葉をパクってその場を収める宮下さん。あまりの正論にみっちゃんも諦め、吉岡さんは感心しますが、脳内から出て第3者的ツッコミ係に転向した脳内天使悪魔はそっとツッコミを入れます。宮下さんの分身である以上ツッコミは必須ですよね。

しかし無情な風が一番上の通知表を丸見えに!直そうにも両手が塞がっていて出来ずに、慌てて目を逸らす宮下さんと見ていると囃し立てるみっちゃん。男子トイレの前で「見ていない」と叫んでも状況は改善しません。そこに現れたふたばが荷物を教室に運ぼうかと親切に言ってくれます。再度始まる脳内の葛藤。渡して楽になれという悪魔宮下と、渡すと今度はふたばがみっちゃんの餌食になると止める天使宮下。葛藤の末、宮下さんが出した結論は・・・

自分ごとプリントを運んで貰うというエクストリーム折衷案。先ほどの正論に心打たれた吉岡さんやみっちゃん、挙げ句の果てに悪魔宮下にも引かれますが、これはこれで。無事に教室に到着した宮下さんはバランスを崩し、大事なプリントを取り落としそうになりますが、たまたま掃除していた三女さんのお尻で何とか崩壊を防ぎます。とりあえず睨みながらも協力的な三女さん。しかし、歩くとプリントがずり上がり、三女さんのパンツが公開の危機に。ここで最後の脳内決戦。ちょっと混乱するのですが、悪魔はパンツを気にしないで教室に入れと主張し、天使はやめろと言っているのですが、次のコマでは悪魔が三女に嫌われると囁いています。これは宮下さんの混乱を表しているのでしょうか。とりあえず宮下さんは教室に入る事を決意します。

それを粉砕するおで子さんこと虻川さん。プリントの真ん中でドアを閉められ、三女さんのパンツは無事に保護されましたがプリントは散乱。慌てて廊下に戻った宮下さんは、自分があれほど苦悩した通信簿を熟読する三女さんを発見。おもわずヘーイヘーイしますが、何とあれだけ悩んだ通信簿は実は自分の分しか無かったというガックリなオチ。しかも

「22323522」

 の無情な読み上げ。5は間違いなく体育でしょうね。頑張れ宮下さん。負けるな宮下さん。

みつどもえ263卵性 ヒッヒッヒ丸裸にしてやろうか〜/もうシャバには戻ってこれないよ!!

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黒いサン連星

すいません。ネタに合わせて「去年」は飛ばしました。今のさっちゃんも可愛いけど幼さっちゃんの破壊力は強烈。愛くるしい3年前のさっちゃんですが、中身は現在のさっちゃんそのものでした。加えてさっちゃんのファッションの方向性も全く変化していなくて、さっちゃんのブレの無さは多方面で鉄壁である事が明らかに。
 
今さらクリスマスが何の日であるかなどという無意味で無粋な話は無しにしましょう。なぜなら、みつどもえにクリスマスが必要なのは明白だからです。たとえ世界中のクリスマスが中止になったとしても、私はみつどもえのクリスマス回が読みたい。それが生きる喜びというものです。

タイトルはトナカイ的な服を着て一心に祈る松岡さん。松岡さんが祈りを捧げるとすれば得体の知れない冒瀆的な何かとしか思えませんが、この松岡さんはそんな事を微塵も感じさせないピュアな何かを発しています。それが何であったか明らかになってから見るとまた別の味わいが産まれます。

時はクリスマス、所は杉崎家。今まさにクリスマスの準備中。今年も杉崎家で恒例のパーティーが開かれるのでしょう。ツリーもブルジョワ杉崎家にふさわしい立派なもの。宮下さんはその身長を行かして先端の星を取り付けたりしております。そして勢いよく準備するふたば。おっぱい型の飾り付けとはまさに性夜にふさわしいもの。よく考えたものです。

しかし、せっかくの飾り付けを引きむしるやさぐれた人影が一つ。おまけに無造作に床に放り投げて拾わせるその外道ぶり。みつどもえにこんな殺伐としたキャラがいたはずは・・・いますね何人か。しかしそれは、霊に乏しいこの時期冬眠していてもおかしくない松岡さんでした。アンチキリスト的動機がそうさせているのかと思いきや・・・むしろその逆。悪い子にお仕置きをするナマハゲ的存在である黒いサンタクロースを召喚しようとしての振る舞いだったのです。「人生の目標は黒い存在におしおきされる事」。松岡さんが言うと大変性的な響きがありますが、無論これは純粋に霊的な話。

飾りだけでは飽き足らず、人の家のツリーの葉っぱまでむしり始めた非道な松岡さんから守ろうとして木の根元から引きちぎってしまったふたば。贖罪のため自らがツリーとなるその献身的精神にまつおかさんの目論見は脆くも打ち砕かれます。何としても黒いサンタに自らを罰させようという松岡さんですが、その試みは今回始まったばかりではなかったのでした。

みつどもえ時空の事はとりあえず置いておいて、3年前。小3のさっちゃんはクリスマスイブのごちそうを食べながら、黒いサンタを切望していました。とりあえず「両親」と書かれた人影がいるので、松岡家は3人家族の様子。しかし他の父兄の描写と比較すると、松岡さんの両親は出さない気満々のようです。親の困惑が見えるようで、とりあえずゲーセンのプライズ的なサンタ人形にマジックで粗雑に黒く塗られたものが届き、その分かっていなさに放り投げる松岡さん。

2年前。この時は人魂型の髪留めがかわいい松岡さんはごちそうを食べながら「ブラックサンタ」を連発。その結果チョコレート菓子のブラックサンダーが枕許に届いてしまいます。とりあえず食べてちゃんとゴミ箱に捨てる律儀さ。まあこれも娘が「ブラックサンタ」を連発するのでとりあえずこれか?とう両親の息遣いが感じられますね。

サンタそのものは無理としても、せめて罰の小枝は欲しい松岡さん。しかし去年届いたのはお菓子の小枝。何とか娘の希望を叶えようとしての苦肉の策だったのでしょうか。何とかブラックサンタ、略してブラサンとお近づきになりたい松岡さんに、自らのプレゼントを諦めてまでその願いを叶えたいふたばのサンタさんへの手紙。字はアレですが、文末に「かしこ」をつけたりと意外に読ませる手紙です。サンタの存在を信じるふたばを除く丸井家3人がヒザを詰めて作戦会議。

さっちゃんの「ブラサン」に影響を受けてか、ブラを三つでブラサンというひとはのおっさん的発想から、草次郎パパは松岡家にブラを握りしめたまま侵入させられる羽目になる所でした。さすがに丸井家から父がいなくなる訳には行かず、さっちゃんを呼んで希望を叶える事に。杉崎家のパーティーがあったのかは分かりませんが、ともかく丸井家に久しぶりに泊まり込む松岡さん。

ブラx3を握りしめ、サンタ衣装を着て娘達の寝室にやって来た草次郎パパ。誤算はみんな密集して寝過ぎていて枕もとに物を置くスペースが皆無。困り果てた草次郎に浮かぶアイディアは靴下。まつおかさんのリアル靴下にブラを詰め込もうとした父でしたが、事もあろうに松岡さんが起きてしまうハプニング。暗いなかしっかり草次郎パパを見分けてしまったさっちゃんのために、草次郎父を家から追い出してしまうみっちゃんとひとは。辛うじてさっちゃんを誤魔化した二人には怒りの父からリアル小枝が。涙目の二人ですが、これこそまさにさっちゃんの切望していたブラックプレゼント(略してブラプレ)。かえってさっちゃんの嫉妬の炎を燃え上がらせてしまう羽目に。

久しぶりの丸井家でのクリスマスに加え、草次郎パパが大活躍の今回。普段より口数が多い上に、最初期を思い出させるパパのお怒りオチ。盛りだくさんで良いクリスマス回でした。

みつどもえXXX卵性 12/6は峰さん記念日

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ピコラ兄さんからの回答

みねねさん、相談ありがとう。ピコラ兄さんです。みねねさんが好きなかっこいい男の子が変態だったなんてショックだよね。みねねさんの胸のモヤモヤを晴らすとっておきの方法があるからお教えしちゃおうかな。愛の鞭、これしかない。その男の子はみねねさんに変態行為をしたいんじゃなくて、されたいんだよ。思春期の男の子にありがちなんだけどね。だから、みねねさんは勇気を出してその男の子を縛ってみよう。愛の鞭を2,3回ふるってあげればその子も自分がどうされたかったのかすぐに分かるはずだよ。また結果をお便りしてね。待っています。

175卵性(単行本では10巻)を最後に姿が見られなくなっていた峰さん。その後アニメに髪の色違いかつ高身長の峰さんらしき誰かが出てきたものの、全国の峰さんファンの熱望むなしく長いご無沙汰が続いていました。不肖私に至っては、峰さん再登場を祈願するおまんがを4本合同誌に寄稿の挙げ句、5本目をしこしこ描いている(未完成)最中でした。

しかし!!長い不在は意外な形で終わりを告げました。のりお先生のTwitterに2013年12月6日こんなつぶやきが現れたのです。 引用します。
「ピコラにーさん、こんにちは。いつも楽しく読んでいます。実は私の好きな男の子が変態です。とてもカッコ良くてモテモテなのに…。嫌いになったわけじゃありませんが、なぜかもんもんとします。ピコラにーさんならどうしますか?(埼玉県 みねね) 」
そして添えられた
しんちゃんに縛られる自分の姿を思い浮かべて悶々とするどこからどう見ても峰さんな絵。峰さん大復活の瞬間です。峰さんもピコラ愛読者だったという衝撃の事実。緊縛とみそ汁とチョコに加えて新しい属性が加わり私大歓喜。

この調子でみつどもえ本編にも大復活を遂げて頂きたいと願うばかりです。 
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