
やーん本物の方がやっぱりぬっくぬくー!!
たとえ形をどれだけ近づけてみても、1/1みっちゃん(本物)の自然な温もりには敵わないと思うのです。みっちゃんからは遠赤外線とか色々出てそう。夏は汗とその気化熱を利用して自然のミストシャワーになるはず。だから夏も意外と涼しいと思います。
杉ちゃんはみっちゃんが好きです。大好き。何が杉ちゃんをそこまで惹きつけるのかは謎ですが、恋とか愛はそもそもそういうもの。問題はありません。しかし、杉ちゃんにとって問題なのは母親たる麻里奈ママまでがみっちゃんを大好きな事。恋のライバルという訳ではないのですが、ちょっとというかかなり邪魔。美貌と完璧な肉体(とりわけ胸の周囲)と経済力とを備えている場合は特に、です。もっとも杉ちゃんの狂おしいまでのみっちゃん愛の最大の理解者でもあります。
チーム杉崎+みっちゃん+ひとはの5人で杉崎家を訪れたとしても、麻里奈ママは「いらっしゃーい みつばちゃん」と迎えるわけです。別に他が殊更無視されているわけではなく、とにかくみっちゃんしか目に入らない麻里奈ママ。おそらくこれはみっちゃんが杉崎家を訪問する度に繰り返されている儀式のようなもので、みっちゃん的にもさすがにウザいのでしょう。豊満な肉体による抱擁を跳ね返すため、ひとはのランドセルを借りようとしますが、そもそもみっちゃんの脂肪だけで十分として却下されます。案の定「キャン!」と叫びながら弾き返される麻里奈ママ。杉ちゃんの「脂肪と脂肪のぶつかり稽古よ」が的確すぎて何も言えません。ママ大好きな杉ちゃんですが、みっちゃん絡みでは辛辣にならざるを得ないのか。そしてとどめを刺す吉岡さんの「冬になるとみっちゃんがいて良かった」発言。みっちゃんの「夏は?」が黙殺されるのは仕方が無いと思われます。個人的には前述のミストシャワー効果(ただし甘臭い)説も捨てがたいのですが、いつも周囲にいる吉岡さんの感想が正しいかと。
なぜかみっちゃんのスリーサイズを知りたがる麻里奈ママにひとはの助け船が。ずん胴のみっちゃんは一カ所の周囲長が分かればそれで足りるという衝撃の事実。でもみっちゃんは無いなりにある程度の胸があるような気がしますが、ひとは的には誤差の範囲、あるいは単なる脂肪層なのでしょう。
しかしよりによってなぜスリーサイズなのか。その答えはしばらく後に明らかになります。みっちゃんが幸せいっぱいにケーキを頬張っている最中、麻里奈ママに呼ばれる杉ちゃん。何とその先にはメタリックに輝く等身大みっちゃん像が。ドン引きする杉ちゃんに構わず、おヘソ部分の栓を抜いてお湯を注いで見せる麻里奈ママ。板金を叩き出してこのみっちゃんを作るには相当な腕前の職人が腕を振るったはずで、これは杉崎家の財力をもってしてもなかなか出来るものではないはず。恍惚の表情を浮かべてみっちゃん湯たんぽに頬をすりつける母親に杉ちゃんの怒りが炸裂します。
そう、純次パパのナマコちゃんで経済的に潤ってしまった吉岡さんに対抗すべく、杉ちゃんが産み出した「やどかりちゃん」の在庫の山を許さなかった筈の麻里奈ママが、(おそらく間違いなく)特注のみっちゃん湯たんぽを作って我を忘れているその姿。娘の怒りを「それはそれ」の一言で片付けた上に「パパ不在でさみしい」と反撃を完全に封じてしまう意外にえげつない麻里奈ママ。お湯をたっぷりと入れた上で寝室に運ぼうとしますが、余りの重さに杉ちゃんにさらっと手伝わせている虫の良さも見逃せません。
二人で何とか引きずっている所を折り悪くひとはが目撃。必死で弁明する杉ちゃんを尻目にだんまりを決め込む麻里奈ママ。杉ちゃんのみっちゃん愛を知るものには杉ちゃんが作ったものとしか見えぬはずで、黒い・・・黒すぎる。とにかく水を抜く事を提案するひとはですが、残念な事にブルジョワジーの家庭には灯油用のポンプなどはないのでした。となると麻里奈ママはみっちゃん湯たんぽを翌朝どうするつもりだったのか。多分何も考えずに作ってしまったものと思われます。とりあえず庶民の丸井家から持ってくるとしてその場を離脱しようとするひとはと、自らの名誉のため知ってしまった人間を限定したい杉ちゃんは無理に引き留めます。
みっちゃんを殺害の上、内臓を抜き取ろうとしていると勘違いした龍ちゃんは窓から逃走して、やってきたふたばに助けを求めます。もうダイレクトに死体運搬の疑いをかけられた杉ちゃんは、湯たんぽを隠匿してマネキンと称してシラを切ろうとしますが、ふたばに胸を見せるよう迫られます。とにかくみっちゃん型物体と知られるまいと手近な布で顔を覆おうとしますが、なんと実物のみっちゃんが隣で寝ており(どんだけ杉崎家でリラックスしているのか)、自分のパンツやブラジャーをみっちゃんの顔に被せていた最悪の結末に。しかも諸悪の根源たる麻里奈ママは状況を見て逃走しているこの状況、杉ちゃんはみっちゃんをどうなだめたのか・・・。麻里奈ママの意外な黒さが光った今回でした。

