Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2014年06月

みつどもえXXX卵性 みっちゃるの対義語は?

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みっちゃるとはどういう事か

次版の『広辞苑』への収録が取りざたされる「みっちゃる」ですが、その用法と意味は使う人によって異なる事がしばしば見受けられます。そこで「ひと夏のアバンチュールを丸井家で楽しんだおかしな子が美少女霊媒師にだらしなく突出した腹部を弄ばれる」というシチュエーションを用いて考察してみたところ、これは実は「みっちゃってる」のではないかという結論に達しました。重力に抗いきれない湿り気を帯びた腹部の曲線と、そこに容赦なく沈み込む細い指が作り出す曲線。個人的にはみっちゃるとはこんなイメージです。みっちゃりの形は人それぞれだよねっ!!

おまんがだけでなくTwitterでも常に読者の想像を超え続けておられるのりお先生ですが、6月24日には愛らしいみっちゃんのイラストと共に「休憩でみっちゃり」という一言が投げかけられました。イラストからもみっちゃんと関係のある言葉である事は間違いないと思われましたが、その語感のあまりの良さから多くの反応が寄せられていました。のりお先生が示された用例は「お前の彼女ちょっとみっちゃりしてて素敵だな」「松岡さんがみっちゃったあの夏、私はまだ3歳だった」の2文。分かりやすいですね。

個人的には「みっちゃ」の持つふくよかで豊穣な語感と撥音「っ」の持つダイナミズム、拗音「ゃ」の現す粘性感が複合して動的かつ性的な言葉に聞こえます。女性に使われる言葉という感じです。6年3組でみっちゃってるのはご本尊のみっちゃんを先頭に吉岡さん松岡さんあたりかなというイメージ。対義語をイメージすると杉ちゃん三女さんあたりであろうかと思いますが、みっちゃると肩を並べられるインパクトのある言葉を探すのは難しい。光と闇、生と死のように対義語が言葉に命を与える事を考えるといい言葉が欲しい所。のりお先生なら何と言われるでしょうか。うーん。

みつどもえ276卵性 画力とかこんな感じだし/親父が変態みたいになってるじゃねーか!!

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絵の隠し場所

しんちゃんに「呪われた絵の作者」の立場をなすりつけるため、ふたばはしんちゃん作のまさのぶの肖像を自らの谷間に隠し持っていました。一方吉岡さんの純次パパ絵は出て来ませんでしたが、実はその深い胸の谷間に挟まってしまっていたのでは。故意にせよ偶然にせよ、クラスで絵をこの場所に隠せるのはこの二人しかいないということで。ちちの日ですし。はい。

丸井3姉妹の画力はこれまでの経緯から、ダントツでふたば>そこそこ上手いひとは>ぶっちぎりで異次元なみつば、の順のようですが、みっちゃんの絵がさらに伝説に近づきました。むしろインパクトという意味では一周回ってみっちゃんがトップに来ているのでは・・・。

という訳で、トップ絵はパレット片手に創作に励むひとは・・・ではなく捏造に手を染めるひとは。いや、ドッキリの看板を作成しているのか。垂れる髪をかき上げてろくでもない創作に励むひとはさん。本気のひとはを見る事はなかなかないので新鮮な絵面です。

父の日に向け、宿題の父親の似顔絵をニコニコしながら点検する職員室の矢部っち。父の肖像と聞いて気になるのが、おがちんは「兄の絵」だったのかな、という事と宮下さんの絵はどうだったかという事。緒方家の事情は特に気になります・・・。さて、出て来た一枚の絵が矢部っちの心胆を寒からしめます。 どう見てもおぞましい場面、男の顔は苦痛に歪み、大量の血を噴きながら首と胴体が分離しているような(個人の感想です)・・・。しかも制作者は不明。画調から明らかにみつば画伯の絵としか見えませんが、矢部っちにはそこまでは認知されていないようで。

恐怖に支配されかけた矢部っちをさらに襲うポルターガイスト現象!しかし、それはひとは。「ぬるう」という擬音と共に机の下から顕現します。最近矢部っちとの絡みがないなと思っていたら、ちゃんと定位置で安らいでいたんですね。心配して損しました。怯える矢部っちを見てご満悦のひとは。この呪いの父親像はやはりみっちゃん作でしたが、丸めて捨てた失敗作。その余りの衝撃性にひとはのろくでもない回路が閃いてしまったもののよう。さっちゃんの退院歓迎の時もそうでしたが、ひとはは「ドッキリ」看板にも一方ならぬ執着がおありのようです。

折悪しく(折良く:ひとは視点)そこには超ひさしぶりの栗山っちが、何と映画のチケットを持ってお誘いに。多分まだまだ栗山っちを諦めていない矢部っちには天の救いだったはずが・・・偶然にもひとはの「ドッキリ大成功」で粉砕されます。矢部っち哀れ!しかし読者は「矢部ひと」を望んでいるので仕方ありません。ひとはも同じ気持ちのご様子。フラグをへし折って内心満足したようです。

呪わしき父親像は、松岡さんを引きつけてしまっていつの間にか教室へ。その教室では、教壇の上に上がって講談師と化した松岡さんがこの絵のお披露目をしております。杉ちゃんとみつばの「演説?」「政界進出でもすんの?」がいい感じ。みっちゃんは一目で自分の絵と分かるはずですが、さっちゃんに関わらないため見ていないのか、この見せられ方では名乗り出られないのか。しかし、明らかにふたばには強烈な作用を及ぼしていました。さすがアーティストの繊細な魂。おばけの文字だけで夜トイレに行けなくなりそうなふたばには強烈過ぎたようです。

前の話の絡みでこの禍々しい絵をキャラクター化しようと笑顔で提案する松岡さん。グッズ化して一儲けと行ってますが、ナマコちゃんの件を松岡さんは知っているのでしょうか?さて、ふたばも日頃見慣れたみっちゃん絵のはずですが、分からないのは恐怖の余り直視できないからでしょうか。松岡さん的には「非業の死を遂げた生徒の怨念」にしたいので、クラスの誰かの絵であるとつまらない。未提出者に確認を始めます。

まずはしんちゃん。のっけからふたばに「画力とかこんな感じだし」と強烈にdisられていますが、まあ夫婦だから。おまけに自作の絵を出そうとした瞬間ふたばにかすめ取られて呪怨絵の作者にされかけます。しかし、「ふたばの胸で寛ぐまさのぶ絵」のコマは実に何というかみつどもえを象徴する感じですね。うんうん。

次の犠牲者は吉岡さん。確かにエキゾチックな純次パパですが、さすがにこれは・・・。ふたばの「え!?こんなんだよ!?」が吉岡家的に気の毒すぎて噴き出しますね。吉岡さんも絵日記回の時の絵はけっこう上手だったので見てみたいかも。さすがに自分のイタズラが制御不能になりかかっているのを見たひとはさんはその場を上手く収めようとします。黄金の失敗パターンですね。

自分が霊視した草次郎パパの背後霊の絵だと明かし、絵に封じたソレを水で祓って清めた事にするひとは。聞いているさっちゃんとふたばはがっつり信じます。さすがは美少女霊媒師。コップの水をかけてドヤ顔するひとはを携帯で撮りまくるさっちゃん。本当に携帯を持ってたんですね。そしてその背後で恐怖絵を机の上の「ドッキリ」看板に笑顔で貼り付けているふたば。その事に気付かず、ネタばらしをするひとは。テッテレー!!そこには水で絵の具が溶け、さらにホラー度を増した「あの絵」が!!二段落としに絶叫するふたば。そして数刻後、体操服で授業を受けるふたばの姿が!!あ・・・ 。杉ちゃんに続いてふたばまで・・・。最近アンモニアが薫るみつどもえ。次の犠牲者は誰だ!!

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おまけ。
眉毛教信者であられるじゃんぴーさんがTwitter上で開催された「眉毛感謝祭」に描いた絵。
ちちの日の残酷なコントラスト。
じゃんぴーさんの絵は超ひわいなので必見です。

みつどもえ275卵性 何・・・!?何を見せたの・・・!?/い・・・いっぱい欲しい・・・///

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小学生ひわい作家とモデルたち

最近ひわい作品の執筆にまで手を染めているのではないかという疑惑が生じた吉岡さん。スランプになったら友人達に一肌脱いでもらって・・・的な。でも杉ちゃんと三女さんも最近パヤパヤな関係になっていたと言われても驚かないくらい親密になってますね。

ジーザス!ブッダ!そしてエイトミリオンのガッズ達よ!
今日という日がある事を深く感謝いたします!!
ザ・吉岡さん回です。どこを切っても吉岡さん。 時は父の日。父・・・ちち・・・あっ!!
とにかくタイトル画の吉岡さんからして危険なくらいかわいいのです。手に持ったヒマワリは多分ゴニョ下さんのメタファー・・・というのはそっと心にしまっておきましょう。最近はやりのアニメに絡めたアオリはうーん・・・という感じ。

丸井家の食卓。朝食でしょうか。みっちゃんは低脂肪牛乳を飲みながらごはんをムシャコラしてますね。少しでも摂取カロリーを押さえようというひとはの愛を感じます。TVCMでは何と「ナマコちゃんのドロドロ緑カレー」をやっています。ブームはなおも続き、各所に浸透している様子!新作グッズも続々登場しているらしい。みっちゃんの「どれだけ儲かっているのかしら」発言はやや下品ですが、お小遣い額が杉ちゃんを脅かすくらいまで伸びている所をみると半端な額ではなさそうです。ここで草次郎パパが「そんな事聞くんじゃないぞ」とキチンと念押ししているのが親子ですね。今だ職業不詳ですが、キチンとしているのが草次郎パパです。みっちゃん発案のフシンシャちゃんはひょっとしたら行けるかもしれませんね。必ず暗くて狭い所に行かされるオチで。親子の会話をよそに思案顔のひとは。何やら割り切れない表情です。

公園で語り合う貧乳同盟のひとはと杉ちゃん。ひとははナマコちゃん誕生に貢献した経緯を思い出させ、自分たちの報酬の権利について語ります。杉ちゃんの「ゲス・・・ゲスだわ・・・」がダイレクトでいいですね。かく言う自分も嫉妬からヤドカリ君なる絵本を作ってしまった過去からして、ひとはを責める権利はないもののこれはそう言わざるを得ない・・・。しかし大食漢を数多く抱える丸井家の経済状況を考えるとひとはからこの発言が出て来ても不思議ではないように思えるのでした。

早速権利を行使するため吉岡家を訪問するひとは。心理的なバリアが無ければ行動力は元々あるんですよね。矢部っちの家が毎回蹂躙されているように。ところでひとははスカートのままで上がっていますがこれは紗江子ママ的には大丈夫だったのか。さて、遠回しにナマコちゃんフィーバーから来る純次パパの仕事ぶりに話を振るも、そもそもナマコちゃんが純次パパの作品とも知らない吉岡さん。逆に最近のスランプについて心配しています。「ひわいな小説を書くのって結構大変だもんね」の発言は、聡いひとはから自分でも書いているのかというツッコミを浴びます。どうなのか。個人的には書いている説の側ですが・・・。作家の娘ですしね。さらに言えば岡ジュン=紗江子ママ説すらあろうかと。ところで今回は吉岡家恒例の謎ドリンクは出て来ていない様子です。楽しみにしているのに残念。吉岡さんとの会話もそこそこに、さっそくビジネストークに純次パパの部屋を訪ねる二人。残された吉岡さんも父の日と言う事でパパのお仕事に貢献したいと願います。ええムスメや・・・。

岡ジュンの代表作「淫夢の森」を手に盗み聞く吉岡さん。国民的官能小説家の父に級友二人が見せて「脳を刺激」したのは一体何か!?肝心な所でもにょるひとは。吉岡さんに報酬の要求をしてもらうように言う杉ちゃんですが、慌てて止めるひとは。どうやらこの時ひとはは自分が欲しいものを杉ちゃんに伝え、杉ちゃんも納得して安堵した様子。金銭の要求だと思っていたようですね。そこに出てくる純次パパ。最後のコマの「今日は・・・父の日っ・・・」で吉岡さんのバストが強調されているように見えるのは当然気のせいです。

ここで一世一代の芝居を打つ吉岡さん。パヤパヤな(ように見える)二人に割って入って愛のトライアングルを実演!予想外の展開に呆然とする杉ちゃんとひとはの二人ですが、吉岡さんは真剣そのもの。多分二人とも吉岡さんの考えは理解出来たのでしょうが、根本の誤解を解消できないのでどうしようもない。そうとは知らず、なおもひとはにチューを迫る吉岡さん!!しかし疲れ果てた純次パパの琴線をかき鳴らしたのはムスメのパヤパヤではなく、やはりその眉。思えばNAMAの時も眉毛にこだわり抜き、ついにナマコちゃんを産み出したのでした。新作は「ナマコちゃんとドッペルゲンガー」。確かに眉毛は二つで一つ。あくまでも眉毛しか見ていないじゅんじぃ先生。

筆が乗り始めた純次パパにひとはがお願いしたものは・・・作中の魚のようなキャラのグッズ。ガチレン以外眼中にないのかと思ったら、ナマコちゃんにもはまっていたんですね。しかしここで吉岡さんの最後の勘違いが炸裂!久しぶりの勘違いコンボを吉岡さんで堪能できる幸せ。 

みつどもえXXX卵性 紺色の季節

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enfant terrible

今後のみつどもえで台風の目となりそうなお二人。6-3の人間関係がわりあい安定期に入っているので、無邪気な笑顔で乱入して引っかき回してくれるこの二人は貴重な存在。宮下さんの出番も増えそう。

酷暑から一転、実にまっとうな梅雨空になっている当地ですが、いかがお過ごしでしょうか。6月と言えば梅雨・衣替え・プール開きと決まっております。鴨橋小学校は残念な事に私服なので、衣替えと言える劇的な変化はなく気温に合わせて緩やかに服装が変化して行くわけですが、その分のりお先生の服の描き分けが大変に思えるのでそろそろ制服の導入を検討してはどうかとは・・・いや、思ってません。

なぜなら制服分は体操服と水着で十分摂取できるから。むしろ普段の私服がバラエティに富めば富むほどこれら体操着のユニフォーム感が高まると言うもの。制服の良さはどこにあるかと言えば、その統一性がかえって個人個人の違いを逆説的に浮き立たせてくれるという点にあります。同じデザインが違った身体を包む事で浮き出る差異は、ファッションのセンス・趣味による影響を排除出来る分、より客観的・即物的になります。この場合違いはその外側の装飾が少なければ少ないほどS/N比が高く観察できるので、もはや着こなしのありえないレベルで同一化したスクール水着にこそその価値を見出す事ができるのではないでしょうか。

私服の違いに意味が無いかというともちろんそんな事は無いわけで、それぞれの精神的・社会的な違いが反映されてきています。惜しげ無くお金をつぎ込んでいる筈の杉ちゃんの服が、吉岡家で吉岡さんが着ると「センスが悪くなった」と評されたり、おがちんがまさのぶパパのサイン入りのジャンスカを永遠に着続けていたり、着ている服一枚一枚に意味があるのがみつどもえなのです。しかし、その違いは余りに大きいのでそれが覆い隠してしまうものもあると言う事です。

私服の水着は確かに身体を覆う面積は少なくなる分、身体的特徴が出やすくなりますが、むしろ面積が減る分、デザインが占める要素が相対的に大きくなってきます。みっちゃんの痴女痴女しい水着と並べると他のデザインの水着では比較は難しい。みっちゃんと杉ちゃんがmm単位の戦いをするにはやはりスクール水着でなければなりません。杉ちゃんが露見する危険を冒してでもわざわざ水泳の時間に
胸を偽装したのも、スクール水着着用時にこそ発揮できる効果を見越しての事だろうと思います。

一人一人の微細な違いを執念で徹底的に描き分けるのりお先生だからこそ、一見不気味なまでに同じに見えるその紺色の集団を、くっきりとした個性の集まりとして描写できるのだと強く思います。紺色の季節はすぐそこまで来ています。 
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