Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2014年09月

ほぼ週刊みつどもえ Vol.11,12,13 俺は姉がいるから分かるぜ+みつどもえオンリーのお知らせ

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姉と弟

しんちゃんの女性用パンツをたたむ際の手際が異常にいいのは、もちろん実際にやらされているからなのは当然の事。風呂上がりのエリツィンにいじめられながらも健気に頑張ったりしているに違いありません。しんちゃんとエリツィンの間ってちょっと普通の姉弟を超えた何かがありそうに感じます。

色々あってばたばたしている間にほぼ週刊みつどもえの感想が3回分も溜まってしまいました。ところで当ブログでは何となく「ほぼ週刊」と呼んできたほぼ週刊みつどもえですが、のりお先生のツイート的には「ほぼ週」か「ほぼみつ」、秋田書店的には「タップのやつ」、もしくは「みっちゃん」だそうです。「みっちゃんのみっちゃん」とか意味不明ですが、そこはまず文脈ありきの日本人として当意即妙な感じで。今後はこの4つの中で気分に応じて呼び分けていきたいと思います。

 Vol.11は今まさにシーズンたけわなな運動会・・・の前夜。本編でもしっかり描かれたエピソードですが、さらに色々あったんですね。この警官も一晩で何回も小学校を巡回していて仕事熱心。草次郎パパって警察官の記憶をその都度リフレッシュしているとしか思えません。深夜だろうが娘の望むままにさせてあげられるパパの心意気。

Vol.12はパンツサッカー回中のエピソード。禁断の花園・女子のパンツのたたみ方ですが、そもそも女子ってパンツを丸くたたむんですね。そして異常に良い手つきでやり方を説明するしんちゃん。優等生として家の手伝いをしているうちに自然に覚えた・・・それが一番差し障りが少ない説明であろうかと思いますが、エリツィンの理不尽な強権の下、奴隷のようにパンツをたたませられるしんちゃんもなかなか捨てがたい風景ではないでしょうか。ちゃんとのりお先生ご自身でも作成していらっしゃるあたりが尊敬してしまいます。裏のコピーされたネームは何話のものなのか。 

そしてVol.13 ではついに2巻へ。パパが全身をツルツルに剃り上げて授業参観に行った回ですが、娘達からはできれば来ないで欲しいというつらいオーラが発せられています。唯一ふたばだけがパパの心の安息地となっている様子がありありと分かりますが、みっちゃんもそれなりに何とかしようとはしているようで。黒板から全身ツルツルのスーツ草次郎が出て来たら、間違いなくパニックだと思うのですが、21卵性にあるような状態に何とか持って行けたのでしょう。みっちゃんの絵といい、今回の黒板隠れ蓑といい、ふたばの画力は留まるところを知りませんね! 

<みつどもえオンリーのお知らせ>
10月4日(土)に東京は大田区の大田区産業プラザPIOで開催される「みつどもえ」オンリーイベント Triplet Rhapsodyですが、こちらで頒布される「サークルやらないか」さんの宮下さん本に短いおまんがと、そこに掲載されるkekさん主催のリレーマンガに寄稿しました。
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こんな感じのおまんがです。
どこを切っても宮下さんなそよっそよした素敵な本に違いありませんので、お立ち寄りの際は是非お手にお取り頂ければ幸いです。

みつどもえ282卵性 咲子 松岡のお料理クッキング~!!/呪いがきいてきたわ!!

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連帯のグルメ

今回は料理をまずくする方法を学ぶという倒錯した料理教室でしたが、さっちゃんの社会復帰の一環として、三女さんが手取り足取り体を重ねつつ料理を教えるというのは大いにアリなのではないでしょうか。さっちゃんもその気になれば背中に般若心経を書ける異能の持ち主なので、こうすれば霊が喜ぶとか降霊には手順を遵守する等の適当な理由を付ければちゃっちゃと料理の一つや二つは作れちゃいそう。

チョコに続いてカレー・・・
外見からは高い女子力のオーラを発しているように思えるさっちゃんこと松岡さん。彼女はヤバイ。激ヤバです。その内部はブラックホール、あるいはカオス空間。まともな神経の持ち主は近寄っただけで焼き切れてしまいそうな生きた混沌。そんなさっちゃんと連載初期から交友を少しずつ深めてきた三女さんの聖女ぶりが良く分かります。

舞台はいきなり松岡家。ブラックサンタ回で出て来た松岡家になぜか三女さんまで乗り込んで、咲子松岡のクッキング教室。広めかつ整理されたキッチンの様子を見ると、松岡家はかなり裕福なお宅のように見受けられます。「お料理クッキング」という適当かつ無意味な謎フレーズがまさにさっちゃんを体現しています。夏は墓地にテントを張って野宿生活をバンバン送る松岡さんの事、さぞかし料理も手慣れているかと思いきや!!目を覆いたくなるような泥縄式適当料理もどきが展開されてしまう今回。 そもそもおがちんとその座を争うくらいな料理巧者の小学生主婦三女さんが何を松岡さんから学ぶというのか。

その鍵はみっちゃんのみっちゃり腹肉にありました。三女さんのあらゆる工夫をはねのけてなぜみっちゃり腹が成長できるのか。それは、三女さんの料理が美味しいから(ドヤァ)。しかし、一夏でさっちゃんを5kg太らせたその実力はただものではありません。三女さん自身もその事を全く疑っていなくて、おそらく客観的にその通りなのでしょうが、杉ちゃんに自ら読み上げて壁新聞に書かせようとするのはちょっと過剰かも。しかし、どう作ったってまずくなりようがない三女さんには、マズイ料理のサンプルが必要だったのです。白羽の矢が立ったのは、バレンタインで紙にまみれた排泄物としか言い様の無いクレヨン味のチョコを恥ずかしげもなくクラスに持ってきたさっちゃん。

さっちゃんの究極の行き当たりばったりを表現するためには、料理でやってはならないありとあらゆるタブーが投入されます。段取りは完全に破壊され、技術0情熱0のトリプルゼロ料理は当然ながら料理に対する侮辱、尊厳の徹底的否定としか言いようがありません。鍋を点火して直ちに肉を入れたかと思えば、エプロンを着け始め、その後やおら油を注いだ上過熱してしまって遠くから投げ入れる。もし台所に神様がいたなら最初の数分でさっちゃんに天罰が下っていた事でしょう。

壁新聞での回想シーン。やはり一番の衝撃は「時々料理をする」さっちゃん、でしょう。一体何を作っているのか。お墓のお供え物でも作っているのか、としか想像が出来ません。自分の美味しすぎる料理でみっちゃんを肥え太らせた反省から、ひとははさっちゃんから酷い料理を学ぶ決意をします。この時の三女さんのきょどったセリフがいちいちおかしいですね。昔の女學生みたいになっています。

さて、あまりの惨状に我慢できずに手順の誤りを指摘してしまう三女さんと、一々的確なツッコミを受けてその顔色を伺い始めるさっちゃん。料理をまずくするコツを教わりに来たのにこれでは本末転倒。普通に美味しくなっては意味がありません。さっちゃんに表情を読ませないために、諸星大二郎のマッドメンに出て来そうな仮面を被る三女さん。このへんもさっちゃんに精神を汚染されたのか、三女さんまで行動が怪しくなっています。明らかに異常な振る舞いを始めた三女さんに呪いの発動を確信するさっちゃん。

三女さんがふと気付くとそこには松岡さんの部屋。絵に描いたような汚部屋の発する瘴気に意識を奪われた三女さんですが、気付くと整理整頓が完了しているまさに主婦の中の主婦。そしていつの間にか松岡さんの手料理が完成していました。ご飯は炊飯器で炊くから失敗しようがないとして、カレーであるべきものはチョコの時と同じ、排泄物的な何かとしか思えません。ある時点まで普通に見えた料理を激変させた瞬間を見逃した三女さんは松岡さんに取りすがりますが、松岡さんから渡されたのは妖しき呪文の書かれた紙片。 

とりあえず呪文を唱えながら夕食を作るひとはに心底恐怖するふたばとドン引きのみつば。料理の味はともかく、二人から食べている感覚を奪う位の効果あり。めでたしめでたし?

やはり松岡さんは1年位丸井家にホームステイして三女さんに徹底的に教育して貰った方がいい気がして来ました。逆に丸井家がカオスになるかもしれませんが、みっちゃんとふたばの協力を得れば何とか今ならさっちゃんを人間世界に留める事ができるのではないでしょうか。 

みつどもえ281卵性 紫外線=死よ・・・/哀れすぎて近寄れねぇよ

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十五路先輩とピン無し宮下さん

 見所の多かった281卵性中で一番心を揺り動かされたのは競泳水着の中学生海江田さん(多分15歳)。すらりと伸びた四肢と締まったお尻が完璧なハーモニーを織りなす完璧美少女。この頃なら黙っていても入れ食いだったでしょうが、中学生では相手が犯罪者になってしまう・・・残念!多分男なんて眼中になかった一番輝いていた時期でしょう。この中学時代に日光を浴びすぎて、巡り巡って14年後にお肌の危機を迎えてしまったのかも。時間とは常に残酷なものです。
 そしてさらっと「本体」を取り外している宮下さんの姿にショック!!ピンを外すと認識されないというファンタジックな設定が大好きなのに。14巻では普通にピンを付けてプールに入っているので、今回はどういった心境の変化なのか。全コマそうなので描き忘れというわけではなさそう。いつもより髪が前に垂れていてワイルドな感じです。

のりお先生もびっくりの涼しさとなってしまった9月ですが、みつどもえ世界はまだまだ残暑が厳しい!巻頭カラーのみつごの水着も激アツ(チャンピオン的表現)!とくにみっちゃんの鼠径部付近が!爽やかなエロスを体現していますが、仔細に見ると肋骨の辺りの陰影がちゃんとあるので、みっちゃんって意外と脂肪が少ないのでは。夏の間に痩せたのでしょうか。三人三様な水着も来年の夏まで見納めです。

9月上旬はまだまだ体育は水泳です。不在の矢部っちに代わって体育の授業を溌剌と行う海江田先生・・・は何と移動トーチカめいたテントの中に扇風機と共に引き籠もって紫外線に徹底抗戦の構え。ザ・三十路アワーの開幕です。そしてぶち抜きの吉岡さんとふたばの胸よ。みっちゃんのサイズと比較できるようになっている親切な構図。吉岡さんの髪型がプチ宮下状態になっているのも吉宮ウォッチャー的に見逃せないポイントでしょう。常軌を逸した海江田先生の奇行にざわめく6年3組の面々。6年1組的には見慣れた日常風景なのでしょうが・・・。

呆れたみっちゃんが入口のジッパーを下ろしますが、光に怯え、まるで夜行性の齧歯類のように日陰で縮こまる海江田先生。教師の威厳0どころかマイナス坂を転がり落ちて行く海江田先生。そしてそこにタイミング良く溺れるひとは。夏休み前にだるま浮きを習得したものの、まだまだ水と親しむには先は長いのです。吉岡さんの必死の叫びを聞いて、巣から這い出て出て助けに走るか海江田先生・・・!しかし!!おもむろにテントごと走り出し(どうやって!?)、挙げ句の果てにはそのまま水に飛び込んで救出を図る海江田先生。迫り来る不気味な物体と中から招く常態ならざる影に恐怖のあまり泳ぎ出すひとはと得意げなテント(の中の海江田先生)。ここの回想シーンの中学生海江田先生の素晴らしさはもう一度述べておきたい。時代が全然違うけどみっちゃんの口から「高度経済成長」みたいな単語が出てくるとそれだけで面白いですね。全然時代が違うけど。本当は2000年頃でしょうか。30年は時代がずれてますね。

実はスイマーだった海江田先生に泳ぎを習ってはとひとはに勧めるお姉ちゃんモードのふたば。良いアイディアですが、トーチカに籠もっていては教える事は不可能。そこで屋内プールでの練習が杉ちゃんより提案されます。さすがは市長の友達の娘!屋内ならば存分に肌を晒せる・・・海江田先生も一人ノリツッコミを始めるくらいに乗り気に。

そして日曜日!トロピカルに水着と化粧をバッチリ決めた海江田先生が佇むのは水中運動に来たお年寄りの群れ集う屋内プール。いつもは痴女痴女しい水着に身を包むみっちゃんですらスク水着用な本気系空間。海江田先生は言うなれば地元の盆踊り会場にリオのカーニバルの仮装で突入してしまったくらいの浮きっぷり。ここがどこかなのか気になる所ですが、おそらくは毎度おなじみの上尾の市営プール(さいたま水上公園)の屋内プールであろうかと思われます。25mプールなのでサイズは学校のプールくらいですね。そこまでガチな所ではなさそうです。とりあえず教わるひとはの他にはみっちゃんと杉ちゃん、吉宮の5人。友情と姉妹愛に篤い皆さんですが、スク水で来てくれた事に心から感謝したい。

今度は水から出られなくなってしまった海江田先生。とりあえず当初の目的のひとはへのレッスンを始めはしますが、ひとはと親娘と間違われては溺れるひとはを放置して狼狽し、おばあちゃんにお嬢さん呼ばわりされては安堵する安定の三十路ぶり。平泳ぎの足すらシンクロめいたワザで水中で教える始末。帰りたくても帰れない5人に心から同情せざるを得ません。

折り悪く矢部っちまで登場。海江田先生は急速潜航で姿を消します。あの我が道を行くみっちゃんですら空気を読んでしまうその気まずさ。5人とも一刻も早く帰りたかった筈ですが、矢部っちが帰るまで水から上がれない海江田先生を延々と待ち続けた模様・・・。多分このとことん盛り下がる海江田空間が男達を遠ざけているのでしょう。やはり水泳部時代に・・・

そして悲しすぎる後日譚。それとは知らぬ矢部っちに水着をほめられてちょっと浮かれる海江田先生でしたが、水に浸かりすぎた手が・・・手が・・・。理不尽な怒りの一撃で血だまりに沈む矢部っちとそれを発見する栗山っち。きっとこの晩海江田宅ではいつもの倍の氷結が空けられた事でしょう。その氷結はいつもより塩味がしたはず。頑張れ!海江田先生!戦え!!三十路!!
 

ほぼ週刊みつどもえVol.10 私は安い女じゃないから見せられないけど

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ブラ戦争の勝者と敗者

色々あってみっちゃんが
結局「ブラ」をご披露するハメに陥ったら・・・。何だかんだで杉ちゃん的にはとってもハッピーだと思うので、この後仲良く連れだってブラ探しに出かけたりするんじゃないでしょうか。まだこの頃はそこまで仲良くないか。みっちゃんが満足の行くブラ探しが出来るようになるのはさっちゃんが居候する2012年の夏までかかります。

ほぼ週刊も早いもので11回目を迎えました。夏を飛び越え一気に15卵性です。今回はブラ。初めてのブラは本編でふたばが言うように「大人の階段」、男には分からない禁断のステップなんでしょうね。そしてこの辺りからようやくチーム杉崎と本格的に絡み始め、みつどもえ世界がぐんぐん拡がってきます。 

杉ちゃんが教室でチーム杉崎にこっそりブラを披露しているところに混ざったみっちゃん。「あんたみたいに安い女じゃないんですからね!!」の捨て台詞の直後のシーンだと思います。とりあえずブラ着用(ホックの有無って大事なんですね)を主張するみっちゃんと信じない杉ちゃん。吉岡さんはかわいく出てセリフもありますが、宮下さんはまだモブ顔ですね。チーム杉崎時代の幕開けまではもう少しか。ちなみにこの頃の宮下さんのヘアピンは飾りが上に来ている(過去記事)のですが、ほぼ週刊では現在と同じように飾りが下になっています。結局シリアスに描き分けられていたのではないようで・・・。

多分この時点で丸井家にはブラは一枚もないのだと思いますが、みっちゃん画のブラがメガネにしか見えないのは現物を知らないせいなのかみっちゃん画伯の作風なのか判断に苦しむところです。その下にさらさらと描かれた杉ちゃんブラはさすがに実物感溢れていますが、クラスで一番ブラの必要がないのもまた杉ちゃんだというのが悲しいところ。杉ちゃんがわざわざ手作り品を着用するのはお店に行っても買えないから・・・?

みっちゃんと杉ちゃんのブラジャー画対決で、黒板がメガネ+ブラという絵面になった所でメガネ巨乳の栗山っちが入ってきて・・・という懐かしの変態教室パターンです。栗山っちも何だかんだでこの頃は新任の矢部っちを気遣っているんですね。着任したのは1年位しか違わないとは思うのですが、年も近いしこの頃はまだ希望があったのかも。しかし黒板に大書されたメガネ+巨乳ブラ、おまけにメガネに付けられた「重要」を見て、自分を題材にした矢部っちの変態授業と勘違いし、心の中の矢部っちについた変態タグがまた一つ増えたものと思われます。

15卵性で出て来た大型スーパー?デパート?(この回では今は無きSATY)の女性服売り場の店員さんはまた出て来て欲しいですね。 
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