Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2014年12月

突発峰さんおまんが

前回の記事の峰さん絵を100回クリックすると爆乳になる説」を唱えて下さったみつたまさんに捧げます・・・

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皆様良いお年をお迎え下さい!!
 

冬コミ寄稿のお知らせ&ほぼ週刊みつどもえVol.25,26 なんだか元気になってきた

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HAPPY HOLIDAYS!

いつもは白黒でお茶を濁すiPad2+procreateで描いている絵ですが、せっかくなので色を塗ってみました。
毎年の
冬のみつどもえ合同誌には峰さんを勝手に変身させて戦っていただくおまんがを描いているのですが、そんな感じ(+サンタコス)の峰さんと特製ローストチキンみそ汁で本年は締めたいと思います。
と、いうわけでコミックマーケット87(
12/30火曜日・3日目)ケ-26aの「サークルやらないか」さんの合同誌に短いおまんがを寄稿いたしましたので、是非お手にお取り頂ければ幸いです!

Vol.25は、何と言っても臀部で歩行するふたばが全てでした。一体どういうお尻の構造になっているのか。もはや超人類としか言いようが無いお尻の持ち主ふたばさん。体を全く左右にブレさせる事無くお尻の動きのみで高速移動している様は・・・。人類の進化の方向についての示唆を与えてくれると言えましょう。残念ながらスパッツはお尻ほどは丈夫では無かったようで穴が開きいてしまった所を将来の夫であるしんちゃんに発見されたふたばさん。この時パンツが無事だったかは不明ですが、おそらくこの高速移動に耐えられる素材とも思えません。トイレでお尻を墨汁で塗ってカバーしていますが、一体どのくらい誤魔化せたのか。まあ鴨橋小学校のみなさんは某穿かない人のお陰で耐性があると思いますが。そしてその後地面に黒々とお尻の跡が発見されますが、お尻をすりつけて歩くというよりホップしながら機動しているのですね。

Vol.26はひとはさんが大変けしからん事になっていて素晴らしいですね。草次郎パパの体格に合わせたサンタ服だともっとぶかぶかの様な気もしますが、審美的にこの位がちょうど良いと思われます。ズボンの裾に入ったり色々している時はみっちゃんも含めてパン一的ないでたちになっている気がするのですが、家族だからそんな事は気になりませんよね!みっちゃんがもう少しスリムだったなら、変形二人羽織によるツインサンタが完成していたはずで、こちらも見てみたかった気がします。

次回は1/8(木)に更新との事。2014年のほぼ週刊みつどもえは完全週刊みつどもえでした。のりお先生お疲れ様でした!来年はそろそろチーム杉崎がバリバリ来そうで楽しみです! 
(眠気に負けて色々中途半端だったので加筆訂正しました) 

みつどもえ288卵性 殺してもノーカン・・・/じゃあマタネ♥一郎太さん

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まさのぶ(女性)と言う事は・・・

あかり(父)、エリツィン(兄)、信也(娘) と言う事になるのではないでしょうか。まあエリツィンはどちらかと言うと凛々しい方だし、しんちゃんも可愛いから女の子でもいいよねっ!!しんちゃんが女になるとSSS隊も百合百合と言う事になって世界も平和!!(投げやり)今後おがちんがまさのぶサイン入りのジャンスカをどうするかが見物ですが、お兄ちゃんの彼女だから許す事にする気がします。おがちんの目に映っている世界ってどうなってるんでしょうね。

 怒濤のおがちんクリスマスはまだまだ続きます!!まずはこのタイトル絵の超大作アクション映画感を見よ!まさのぶ父に漂う強烈なハードボイルド感!一郎太はニューナンブの銃把を握りしめ、詩織様は目が据わりすぎてコワイ!!おがちんは最後儚く散るポジション。一体何が始まるというのでしょう。

 何と緒方家が初公開!意外にも一軒家でした。
玄関の引き戸や裸電球を見ると、決して新しくも大きくもない感じでかなりシンプル。しかし、前回ふたばに貰ったしんちゃんの靴下(で作った雑巾)がちゃんと額に入れられて飾られていて、良く片付いた居心地の良さそうな部屋です。一郎太に渡した手紙がその部屋の引き出しにある所を見ると、自分だけの部屋ではないのかな。そして12巻以来久しぶりの私服(ジャージ)姿の兄・一郎太。今日は非番なのでしょうか。しかしこの兄妹、本当に境遇が気になって仕方が無いですね。両親はどうしたのやら。兄が警官になっている所をみると(採用時に身辺調査があるとか)、そんなに荒れた家庭だったとも思えず謎です。

 おがちんが見つけてしまったのは、自分が兄に託してサンタさんに出したはずの手紙達。前回ふたばに、いつもお願いしたのとは違うプレゼントしか来ない悩みを吐露していたその答えがここにありました。しかもその手紙は封すら切っていないのです。ついにおがちんのサンタ実在が崩壊・・・と思いきや。サンタに嫉妬していたと叫ぶ兄と疑う事無く受け入れる妹。緒方家の闇は深い・・・。加藤さんと詩織様もドン引きです。事もあろうに愛する妹は「サンタさん」に直接渡すと言い始め、一郎太は決意を固めます。サンタを自称する変質者を裁くのは上尾の治安を預かる自分の使命であると・・・。これを考えると、一郎太がおがちんの手紙を開封しなかったのは良かったのかもしれません。もし中身を見ていたら間違いなくしんちゃんの身に危険が及んでいたでしょう。

 加藤さんと詩織様と合流したおがちんは、早速「サンタさん」に手紙を渡すため佐藤家の玄関に張り込みに出かけます。詩織様と加藤さんは2010年以来、胸に引っかかっていた疑問、おがちんサンタ=まさのぶパパという結論に達します。佐藤家の血が流れているから触られても腐らないのだと。しかし、しんちゃん以外の男性に触られると腐る(肉体的に?心理的に?)というのは謎設定ですよね。一応三人ともそういう事になってますが、単なる暗示かとも思いましたが、まさのぶ父なら大丈夫というのもおかしいですし。みつどもえ作中の不思議の一つとして解明が待たれます。

 張り込みの末、ようやくほろ酔い加減のまさのぶ父がフラフラとご帰宅。既に辺りは暗くなっています。駆け寄るおがちんに気付いたまさのぶ父の頭に突きつけられた鋼鉄の銃口と「メリークリスマス」 の雰囲気とは真逆な逝った目付きの制服警官。制服で市民に拳銃(間違いなく実弾入り)を突きつけるというリアル世界では免職待ったなしのシチュエーションですが、一郎太は揺るぎません。ここでまさのぶを撃ったら妹は直ちに路上に迷うというのに・・・。しかし、愛する愛梨がこの変質者を触っても腐らないという事実は一体・・・。そしても愛梨の言う通り本当に妖精ならば、射殺しても罪には問われない・・・。

 ひょっとしておがちんが男に触ると体が腐る、というのは一郎太が吹き込んだのかもと思えてきました。この辺の経緯ってこれまで説明されたのかな。この手の洗脳は一郎太ならやりかねませんよね。自分の知らぬ間にしんちゃんという例外を作ってしまったのは計算外だったのでしょうか。おがちんも二人でご飯を食べながらしんちゃんの話を延々としそうなものですが、兄には内緒なのかな。

 咄嗟にまさのぶは女だと叫ぶ詩織様。ナイス機転!天国の扉のノブにガッチリ手をかけていたまさのぶパパも即座に合わせます。まさのぶ女説によっておがちんの「幼い」サンタの夢を破壊されて加藤さんは怒っていますが、まさのぶが一郎太の手にかかって死んでいたら、おがちんはどこかに収容されて離れ離れ、佐藤家も大黒柱を奪われて崩壊していた事を考えると、詩織様のファインプレーはいささかも曇りません。ひょっとして初の善行なのでは。そしてまさのぶ父。さっきまで死の一歩手前にいた素振りすら見せず、手紙を読ませて一郎太を説諭の上、彼女にまでなってみせるその侠気。ただの調子のいいおっさんじゃなかった!! まさのぶ株急上昇ですね。今後はまあ、おがちん絡みで色々起こるでしょうけれどそれはその時と言う事で。

みつどもえ第287卵性 靴下同士が融合するわけよ・・・/あと法律で裁けない存在だし

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サンタさんへのお手紙執筆中

おがちん自らによる発案とは言え、パンツを穿かない系女子であるおがちんのスカートの内部に直接マジックで字を書くと言う事は・・・。最初に書いたふたばもですが、これを確認したひとはもどう思ったのか。ひょっとしたら学校で散々見慣れた「日常の風景」なので何も感じなかったのかも。
それはそうとして今回以降、おがちんを見るたびに頭の中で「ベロリ!!」という擬音が付加されそうです。 

 みつどもえがクリスマスを取り上げる限り、世界からクリスマスを無くそうとするいかなる陰謀も許される事はない。これは世界の真理かつ根本です。そのみつどもえにおけるクリスマスですが、初期の丸井家限定クリスマスから龍太のサンタ実在を守り抜く杉崎家でのクリスマスパーティーの戦い、そして最近その戦場は佐藤家とサンタを巡るSSS隊へと焦点が移りつつあります。今回はSSS隊でもその隊長にして象徴であるおがちんに密着した愛憎渦巻く豪華2本立て。異色の展開です。

 まずは巻中カラーで英気を養いましょう。サンタ服のみっちゃんが今まさに煙突に詰まろうとしております。こういうのはスレンダーなひとは向きでしょうが、みっちゃん的には自分でやってみないと気が済まないのでしょうね。みっちゃん服の設定画はのりお先生がTwitterで公開なさっています。カワイイ!ふたばは安定のトナカイ。赤い鼻とクリスマスベルの髪留めがキュート。一人背を向けて物憂げなひとは。ひとははクリスマスなんか滅べばいいのに・・・位思っていそう。特に今回はそう思ったに違いありません。

 本編は6年生にして教室でサンタさん宛のお手紙を書いてしまうピュアなおがちんから始まります。2011年クリスマスイブのまさのぶサンタとの遭遇から早3年。いまだにおがちんのジャンスカには燦然と輝くまさのぶサインが入ったままですが、見比べると初出時にはスカートの右側にあったサインが左側に移動しているなど、時間の経過を感じさせます。今年のプレゼントのリクエストはしんちゃんの履き古した靴下で、洗濯していないナマのブツを特に希望しているものと推測されます。そしてその靴下はおがちんの靴下に納まり、幸せな融合を・・・。想像してふひひと笑みを漏らすおがちん。これが絵面的に許されるのは小学生女子まででしょう。

  そんなおがちんの至福の妄想タイムを打ち砕くふたばの「持ってるよ」。背後から手紙を読まれたあげくのその一言。しかもおがちんの希望にぴったり合致の穴あき靴下。持ってこさせたその靴下は・・・雑巾に加工されていました。この場合ポイントはこれが既にトイレ掃除に用いられたかどうかですが、おがちんの深呼吸の様子からして「しんちゃんの香り>>その他の臭い」を満たしていたと考えて良さそうです。思わぬ所で早々に目標物をゲットしてしまったおがちん。ちなみに「今月の目ひょう イスをくりぬかない」はおがちんの仕業でした。しんちゃんはまだ穴あきイスに座らされているのか。

 おがちんにとってふたばは不倶戴天の敵ですが、ふたばにとってはただのパンツを穿いていないクラスメイト、そして今この瞬間はサンタの実在を信じる同志的存在。ふたばの「サンタの話をすると空気がピリッとしない?」に敵愾心を超えて同感してしまうおがちん。多分この時期のこの二人は周囲にとってはまさに腫れ物扱いなのでしょう。似たもの同士な二人のサンタトークが始まります。おがちんの悩みはプレゼントが常に希望のものではないという事。このあたりは次の288卵性への伏線になっていて見事です。回想シーンの髪をほどいたおがちんもなかなかレアで貴重。一郎太のセレクションが普通にかわいいのもポイントです。「のびしろはあるわけよね」の沈んだ表情もおがちんらしくないしっとりした情感が籠もっています。

そんなおがちんに対して希望が全て叶えられているふたば。おっぱいプリンはひとはの特製でしょうか。それを聞いてパパがプレゼントをくれているのではという身も蓋もなく核心を突くおがちん。青ざめるみつばとひとは。思ったよりしおれたふたばの姿に言い過ぎたと思ったのか、手紙を見たかどうかに話題を変えるおがちん、意外といい奴です。そこで出てきた悪魔のアイディア、サンタさんにしか開けられない手紙。ひとはとみつばも思わず接近してしまいますが、あえなく追い払われてその真相は謎のままに。

 これは丸井家の一大事。早速対策会議が開かれますが、パパはふたばを甘く見てか楽観的です。そこにサンタへの手紙を出してくれとやってきたふたば。なぜかおがちん同伴。首をかしげる草次郎パパに突きつけられたサンタへの手紙は、なんとおがちんの太ももに書かれていました。ご丁寧に肝心の部分はスカートの中。あまりの事に頭を抱えるみつばとひとは。ドヤ顔で説明するおがちんに「重要なことだね」と淡々と返すパパも素敵。しかし、冷静を装ってもこの事態のどん詰まりはどうにもなるものではなく、おがちんを伴ってとりあえず投函に向かうパパの心中やいかに。

 ところでパパのモノローグの「ストーカーの中身」は「スカートの中身」でしょうね。おがちんの場合ストーカーの中身でも間違っていないところでフフッとなります。そこへ飛び出してきたひとは。さすが賢い!おがちんのスカートの中身の確認に成功します。ここのベロリ!!では白昼堂々おがちんの下半身が外で晒されたわけで、なかなか衝撃的なシーンです。まあおがちん的には日常とは言え・・・。不思議なのはここでパパに伝えようとしたひとは。後でこっそり伝えても良かったと思うのですが、まあそれはそれ。そのジェスチャーは貧乳に悩むひとはとしてふたばに伝えられ、ふたばはひとはへのおっぱいをサンタさんにお願いすることに。こればかりはどうしようもありませんね・・・。

 希望したプレゼントが貰えなかったのは去年のブラサンの時もそうなのでは・・・と思いましたが、ふたば的にはさっちゃんがブラサンに遭遇できたので良かったんですよね。みつばとひとはが巻き添えを食っただけで。

ほぼ週刊みつどもえVol.24 隠れ巨乳ってやつ?

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あのぎこちない杉ちゃんをもう一度

今ではすっかり盗撮慣れしてしまった杉ちゃんですが、この頃はまだドキドキしながらみっちゃんの痴態を貧弱な携帯カメラに収めて満足していたのでした。あの頃の初々しい杉ちゃんにもう一度会えるなんて!

記念すべき25回目の「ほぼ週刊みつどもえ」は、ついに杉ちゃんが主役です。これまでの徹底したみつごメインから、ようやく花開くチーム杉崎ネタ!横道好きな自分としては、主旋律はみつごに安心して任せておいて、チーム杉崎などの脇役達をじっと眺める読み方が好きなので、ようやく来たか!という感慨もひとしおです。この登場キャラの等価感とほどよい群像劇感がみつどもえの一番好きなところです。

みつばを社会的に抹殺する事に命を燃やす杉ちゃんですが、結果として自分を社会的に抹殺しつつも決して諦めないその強い意志は愛ですよね・・・。業すれすれの。みっちゃんの痴態をいくら記録しても、誰かに見せる事もかなわずHDDの容量が膨らんでいくだけという孤独な戦い。そしてそんな杉ちゃんを時間をかけつつ受け入れていくみっちゃん。ああ純愛。

今のように完全に馴れ合ってしまった二人もいいですが、この頃の緊張感ある関係はやはりよいものです。38卵性で一気に二人の壁が決壊するまでの儚い時間ではあるのですが。杉ちゃんが出てくると必然的に吉岡さんと宮下さんも出てくるのでさらに嬉しいんですよね。はああ・・・。

今回杉ちゃんの胸から携帯のアンテナが伸びていましたが、懐かしさがこみ上げてきました。もうそんなに時間が経ってしまったのですね。みつどもえ時空の中でも折り畳み携帯がスマホに置き換わっている中、ちゃんと当時のみつどもえ世界を再現して下さるのりお先生に感謝です。 
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