Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2015年02月

ほぼ週刊みつどもえ Vol.32,33,34 恋の電波はビンカンにキャッチだよ♡

150228blog

今そこにある「3」

吉岡さんの「サブリミナル作戦☆」で3を見せられた矢部っちの目に飛び込んできたのは吉岡さんの・・・。狼狽した矢部っちは素数を数えて自らを落ち着かせる。吉岡さんは無自覚だから・・・。
早く育て三女さんの胸!!

Vol.32
みっちゃんあれだけパンツのコレクションを持っていながらふたばのを穿いたりするんですね。ひとはとみっちゃんならともかく、ふたばとみっちゃんも意外にサイズが違うみたいで・・・。みっちゃんに穿かれたら全てみっちゃん専用になる事を考えると、パンツ的食物連鎖の序列はひとは<ふたば<みつば(捕食される順)で間違いなさそうです。あとはあれだけ服装に無頓着なふたばもパンツには執着があるらしい事が意外。あそこまで落ち込むとは。考えてみれば確かに普段身に付けている衣服が3点しかなかったら、その中のパンツの比重も大きくなるのはやむを得ませんね。

Vol.33
やったー!!ついに吉岡さん回です。長かった・・・!
吉岡恋愛レーダーが反応したと言う事は「矢部→ひと」は無いという事なんでしょうか。ひとは→矢部はあると思うんですが、どうなんでしょう吉岡さん。未だに通っていますしね。
ところで3を見た時に吉岡さんの胸を見てしまった人は反省文ですね。でも普通はそう思いますよね。矢部っちもサブリミナル作戦によって3人と付き合ったという偽りの記憶がインプットされていたりして。それに対する「悲しい嘘をつかせてしまいました」というモノローグの美しくも残酷な叙情に心打たれます。そもそも吉岡さんのモノローグ自体がとても珍しい気がします。そういう点も含めて宝物のような回でした。

Vol.34
長らく栄華をきわめたチクビ王朝の
繁栄に影が差し、マムロン帝の率いる新興のチブサ朝が力強く勃興を始めた事を強く印象づけたこの回。みっちゃんのお腹肉の自然な揺れがネコの狩猟本能を強く刺激する模様。やはりみっちゃんの「服従させたい、支配したい」という雑念が猫じゃらしを揺らす動きを曇らせていたのでしょう。ビバ腹肉ビバ重力。みっちゃんは30秒ほどで飽きるでしょうからダイエット効果については疑問符が。 

みつどもえ291卵性 体の一部が入っているやつしかねぇ・・・/ダメよ私達はまだ子供なの

150219blog

ウイスキーボンボン・・・?無ければ作ればいいよ!

しんちゃんは浅ましいチョコ漁りをするくらいなら峰さんに頼んで作り方を学べばいいと思うのです。調べてみたらすっごく難しくて時間もかかるみたいですが、
最近出番の無い峰さんには、幸い時間だけはたっぷりあります。峰さんなら、きっと峰さんなら作ってくれる! 来年のバレンタイン回までには・・・。

パンツハンモックに眩惑されてつい感想を後回しにしてしまった今回。あのしんちゃんがクールなパンツ変態イケメンの仮面をかなぐり捨てて、チョコに飢えた狼となって学校を荒らし回る衝撃のお話。鴨橋小学校のバレンタインに激震が走ります。

巻中カラーはチョコレートファウンテンな三つ子。お返しは325倍らしいのですが、何を基準にしましょうか。パティシエっぽい三人の衣装がどれもかわいいですね。 

佐藤家では愛娘からチョコを貰ったまさのぶ父がウッキウキの大はしゃぎ。難しい年齢のエリツィンですが、何だかんだでパパが好きですよね。良い娘です。対照的に沈鬱なしんちゃん。今日は多分一番一年で面倒くさい日。貰っても仕方ないチョコレートなど確かに焦げ茶色のクレヨン程度の価値すらない、むしろマイナスな物体なのでしょう。彼が唯一受け取るのはふたばのチョコのみ。イケメンで義理堅いしんちゃんですが、まさのぶ父の上から目線お裾分けウイスキーボンボンを口にした瞬間、彼が築き上げてきた自我が崩壊に向かい始めます。その芳醇な味わいに今までのチョコレート観を完全に覆されたしんちゃんは、完璧イケメンの仮面(だいぶ綻んでいるのは置いておいて)をかなぐり捨てて、一匹の飢えた狼に身を堕とすのです。

愛妻ふたばから今年のチョコを受け取るしんちゃん。去年は宮下さんの指をしゃぶってまで味わったはずのふたばチョコですが、ウイスキーボンボンに心奪われたしんちゃんには未調理のカレールーくらいの価値しかありません。まるで気のないしんちゃんにチョコを思わず取り返すふたば。せっかく去年に較べて上手に出来たチョコなのに。しかし毎年確実に上達していますよね。最初は○○○にしか見えなかったとは思えない。

教室にいれば、周りにチョコを持った女子が回遊を始めるイケメン水族館なしんちゃん。女子の気配を察知した千葉氏と田渕くんはさっそく謎の探索行動に。女子にチョコを入れる時間を与えるつもりのご様子。「空き教室」に「故障した便所」という言い訳のチョイスが最高です。しかもSSS隊にすら見破られるそのわざとらしさ。しかし!しんちゃんまでが「校舎裏の芝生の様子を見に行く」という大異変。苦しいフォローを入れる加藤さんを尻目に、畳みかけるようにわざとらしい「チョコ受け取る宣言」まで。瞬く間にチョコで埋もれるしんちゃんですが、受け取ったチョコはウイスキーボンボンどころか禍々しい体の一部入りのチョコのみ。恐るべし小学女子。むしろこのチョコをその筋のマニアに売り払ってその収益でウイスキーボンボンを一生分買えるのでは。あと毎年千葉氏達は体の一部チョコを貰って食べていたんでしょうか。闇が深い・・・。

ボンボンを探し求めて、あてない放浪に出たしんちゃんですが、巡り会いは存外早く訪れました。焦りに自分を見失った海江田先生(29)が事もあろうに「言わば婚約指輪」とまであからさまに公言しつつボンボンで小学男児達を誘惑しているではありませんか。ウイスキーボンボンへの渇望と海江田先生の毒牙を天秤にかけるまでに落ちぶれたしんちゃん。海江田先生と結婚する明確なイメージを持ってすら、まだその渇きは止まらない!エリツィンのボンボンには何かヤバイ薬でも入っていたのではないかと疑うレベルの依存度です。

そこに颯爽と現れたのが我らがヒロインみっちゃん。カメラの監視をものともせずに忍びよったものの、男子限定の文字に律儀に反応。早速しんちゃんを利用しようとしますが、もはや恥も外聞もないしんちゃんの脱ぎたてほかほか衣装で男装させられて一応ボンボンを確保。もはや末期のジャンキーっぽいしんちゃんは早速その禁断のチョコに手を伸ばしますが、こんな時に限って優等生なみっちゃん。酒の入ったチョコなど言語道断。みっちゃんの食欲は合法性を重んじるのです。パンツ姿でみっちゃんを壁ドンするしんちゃんと抗うみっちゃん。これは絵面的にヤバイ!

突如背後のロッカーから出現する三十路先生。「10年早いわ腹立たしい!」という教育者失格の欲望丸出しの言葉は、「アルコールは」に翻訳されてしんちゃんに突き刺さります。泣きながら逃走するしんちゃん。みっちゃんの言葉から早まった事を悟るも既に時は遅し。かくしてしんちゃんは海江田信也にならずに済み、海江田先生は教師の威厳を守れた?のでした。

今回はしんちゃんがギリギリまで暴走した珍しい回でした。家に帰ればまさのぶ父のボンボンがまだ残っているかもしれませんが、あそこまでの依存を見るとしんちゃんはお酒は飲まない方がいい人かも。将来ふたばがお酒に泣かない事を祈るのみです。直近の課題としては、受け取ってしまった大量の体の一部入りチョコのお返しをどうするかですね。優等生のしんちゃんがあれをそのまま放置は出来ないはず・・・。 

みつどもえ292卵性 お前らもパンツを脱げ!/今日はちょっと・・・ノーパンデーだから・・・

150213blog

ミャーちゃんのハンモック

「何だかこのハンモック、首筋が○○○○するニャ・・・」
問) ○○○○に当てはまる適切なオノマトペを答えなさい。

犬派?猫派?宮下派?と問われたら吉岡派!!と答えたいのは山々ですが、そうは言わせてくれないタイトル絵の宮下さんの性的さ。猫耳タンクトップスパッツな宮下さんとか、この国は一体どうなってしまうのでしょう。響き渡るヘアピンの音にそよそよとした未来しか見えない今日この頃。この暗い時代を照らすのは半脱ぎパンツ!そう、みつどもえは今、半脱ぎパンツ一色なのです。

冒頭から意味不明で恐縮ですが、今月のみつどもえを読まれた方なら分かって下さるはず・・・。そのくらい衝撃度が高い今回。

そもそも事の発端はひとはの膝上で眠りこけるチブサ。一時は自然消滅説がささやかれていたチブサですが、のりお先生の元に愛猫マムロンが降誕した今、みつどもえ界の百獣の王は猫、すなわちチブサなのです。先月あれほどアピールしていたチクビ時代のあっけない終焉。やはり齧歯類とネコ類では動物としての引き出しの多さが違いますよね。諸行無常。

膝の上に居座られて動けないひとはと、それをいい事に背後から接近して一方的に親睦を深める宮下さん。一時のような反射的な拒否はないものの、基本的に限度を知らない宮下さんのウザイ振る舞いにひとはの忍耐は一瞬で限界に。我を忘れて立ち上がり、おかげでチブサは安眠を奪われます。ならあたしの膝の上で寝ればいいだろっ☆(そよっ)な提案は爪の一撃で断固拒否。ネコに愛されない宮下さんは自分は犬派と言い放ち、トイレに立ちます。そもそも犬にも吠えられそうな宮下さん。そして追い打ちをかけるひとはの「座ってしてね」ですが、宮下さんなら立ってするかもな・・・と思わせてくれるミラクルな一言かもしれません。

しかしネコの心は人には読めぬもの。何という事でしょう!さっきあれだけ拒否した宮下さんについて行ったチブサは、あろう事かトイレに侵入の上、宮下さんの半脱ぎパンツをハンモックにしているではありませんか。そして何より宮下さんのパンツが普通にかわいいではありませんか。以前全裸になった時の色気0のボクサーは一体何だったのか。そして「次号につづく」のメタさ加減。あまりメタに走らないみつどもえでは珍しい展開ですが、普通にあれ?短い?と思っちゃいますね。

しかしここからこそが今回のメインテーマ。幕を開ける宮下さんの悪魔の思いつき、パンツハンモック大会。審判はチブサ。そしてこのみつどもえ史上最も破廉恥な戦いをすら避けがたくするチブサの野生の視線。「チブサもやれって言っている!!」の孕む狂気!こうなると人は抵抗出来ないのでしょうか・・・人間の万物の霊長としての尊厳はどこに。杉ちゃんの「戸締まりはした・・・」を合図にまさかの絵面が炸裂です。みつどもえにおいて「定位置にない」パンツはOKとは言え、これは天国なのかはたまた地獄なのか。そしてひとはの「ノーパンデー」の真意は。もしかして・・・。まさか・・・。

そして始まるパンツハンモックの品定め。みっちゃんのパンツはダルダル。これは今週の「ほぼ週刊」と連動しているネタですね。エロかわ杉ちゃんのパンツは布面積が小さすぎ。吉岡さんは恥ずかしくて足が開けず。うんうんそうでなくては。結局宮下さんのオーソドックスなパンツが一番というオチ。

結果、宮下さんのパンツは脱がされてチブサのハンモックに。まさに「パンツ丸出しの変態装置」。ノーパンでの帰宅を強いられそうになる宮下さんですが、みっちゃんのはき古しを提供される事に。しかし、どう考えてもフィット感0でずり落ち確実な未来しか見えません。そこに帰ってくる草次郎パパ。変態装置は近くのタオルで隠蔽され、そそくさと丸井家を後にする宮下さん他チーム杉崎。

外ではキャップ、家ではタオルな草次郎パパ。変態装置のカモフラージュにされていたとはつゆ知らず、手早く巻いて宮下さんの置き忘れたカバンを手に外に飛び出してきます。そして頭に輝く宮パン。宮下さんがノーパンで帰宅しなくて済んで本当によかった。本当に・・・。 

今回48コマ中、13コマに半脱ぎパンツ、5コマに脱げた宮下さんのパンツが登場していました。パンツの過剰摂取は健康を損なうおそれがありますので注意したいものです。

291卵性の感想は来週に・・・ 

ほぼ週刊みつどもえVol.31 スリル&快感遊戯よ!

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生佐藤くん手に入れたらまず何する~?
生佐藤くん♡を強奪した詩織様はおもむろに地下室の扉を閉め…

さてSSS隊もそろそろエンジン全開です。現物に手を伸ばせば触れられる距離での「生写真」とは一体何か。自分達で撮った写真は普通生写真とは言いません。誰かが撮った写真を何らかの手段で入手したものが生写真になるのでしょうが…昔遠足や運動会の行事写真が貼り出されて注文したりしましたが、アレ的なシチュエーションでしょうか。しんちゃんが写り込むとその写真の注文数が増えるみたいな。

そんな写真が手に入ったとして、SSS隊ならどうするか。加藤さんは枕の中に入れるそうですが、加藤さんなら写真に写ったしんちゃんの発するかすかな匂いでハッピーになれそう。おがちんの服の下を通り抜けて行く生写真は、3人の中で体型的におがちんにしかできない技と言えます。全方向からくまなく通過させようというおがちんの徹底ぶりですが、この頃はまだパンツを着用してたんですね…

そして伊藤さんはまず写真を強奪するところから。強奪された写真は永遠に太陽の下には出て来れない定め、伊藤さんの愛の檻の中で朽ち果てる運命なのでしょう。その間に何が起こるのかは乙女の秘密ってやつでしょうね。
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