Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2015年05月

ほぼ週刊みつどもえVol.45,46,47 やめよ!?この話やめよ!?/・・・あっ痴女って・・・騙したな!?

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加藤真由美氏ペーパー使いすぎ事情の観察

・・・という訳です!!

 連日夏日が続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
気温も暑いがほぼ週刊みつどもえもアツい!激アツ(秋田書店的修辞)!!主に性的な方面で!

Vol.45
296卵性で極めてリアルな上半身の裸体像を公開されてしまったひとはさんですが、今回その形状がハムスターのエサに酷似している事まで明かされてしまいました。チクビという存在を体に刻みつけておきたいというひとはの願望を叶えるべくヒマワリ柄のネイル等工夫を凝らしますが、今一乗ってこないひとはに、前述の悪魔的発想に至るふたば。危うくバストサイズどころか大事な部分を欠損しそうになったひとはさんですが、このコマだけ抜き出した時の絵面の危険さ。確実にみつどもえという漫画のジャンルが変わってしまいそうな破壊性を秘めています。さすがのひとはさんも厨二がかった願望をあわてて引っ込めるあたり、ふたばのトリックスターとしての底知れぬ力を感じる回です。実際コワイ!

Vol.46
危険な回が続きます。むっつり変態なしんちゃんと身も心も共有すべく、変態行為に身を投じるおがちん。頼まれたら断れない加藤さんのペーパー使いすぎ事情を個室の上から凝視していた所を詩織様に発見されます。SSS隊では変態濃度は薄い伊藤さんには理解出来ない世界。しゃがんだおがちんより恥じらいながら個室を出る加藤さんの方が来ていると思うのは私だけでしょうか。おがちんは恥じらい0ですからね。しかし、おがちんの表情も思い詰めた感じが出ていてこれはこれで。前回に続き、このコマだけ抜き出すと何のまんがか分からなくなりそうですが、こっちは否定できない気もします。

Vol.47
みっちゃんの痴女。メグちゃんとかおるちゃんに痴女について誤った概念を植え付けかけた本編ですが、龍ちゃんも同じく痴女を尊敬すべき存在として捉えていました。杉ちゃんのパパラッチ行為は特に龍ちゃんに隠す事無く大っぴらに行われていたようですね。意外と脇が甘い杉ちゃんにキュンキュンです。ドン引きしながらも杉ちゃんの気持ちを知って満更でもなさそうなみっちゃん。痴女と痴漢ではややその立ち位置に違いがあるように思えますが、無事龍ちゃんの痴女に対する認識を改めさせるのに成功です。個人的にはあちゃーってなっているみっちゃんが大好き。自分の失敗を頑なに認めないみっちゃんには珍しいショット。杉ちゃんも隣にいるのがポイントが高いですね。 

みつどもえ298卵性 やめろ仲間意識やめろ/ギャー女子のランドセル漁ってるー

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こうなったら徹底的にパンツを辱めるわよ!!

ややネタ的に旬は過ぎていますが、しんちゃん程男の娘が似合うみつどもえ男キャラもおりませんな。みっちゃんの体操服を無理矢理着せられたしんちゃんは、この後
無数の男共と蟻んこにたかられたに違いありません。その様子をキャーキャー楽しむ女子たち。アリだなっ(アリだけに)。 

本命視されていながら児童会会長選挙で屈辱的大敗を喫したしんちゃん。未だにその傷から癒えず、297卵性のみっちゃんと全く同じ構図で落ち込んでおります。二コマ目までシンクロさせて来るのりお先生。2本立てを存分に活かしておられますね。そしてみっちゃん本人が傍迷惑なシンパシーをもってしんちゃんに近付いてきます。しかし、敗者は敗者。得票差が若干あろうがしんちゃんはみっちゃんと同レベルに堕ちた事に変わりは無し。

みっちゃん的には自分と対等な立場にあるのはしんちゃんだけ、という意識なのでしょうか。この辺りの心情を吐露するみっちゃんがやけに可愛く描かれているのが何とも。「人間顔だけじゃ・・・」のコマの横顔や、その後の吹っ切るような笑顔が特にいいですね。セリフはあまりにみっちゃんなのが残念ですが。しかし、今のしんちゃんにはこのみっちゃんを拒絶はできないのでした。

選挙でのブザマな敗北後、女子たちからのしんちゃんの扱いは「ただの人」になったようで、ラブレターもニオイを嗅がれる事も無くなりました。ニオイを嗅ぐのはSSS隊だけじゃなかったのか!という驚愕の変態小学校はともかく、その事をしんちゃんも実は寂しく思っているというのが意外。やはり女子が寄ってくるというのが彼のアイデンティティだったのですな。ふたばという本妻がいながら・・・。愛嬌が無い、コミュ力が無いと責めるみっちゃん&ひとは。自らを棚に上げまくりながらも積極的なひとはもこんなにしんちゃんに今まで絡んでいたっけ、という感じでノリノリです。

 そんな弱みにつけ込んで、みっちゃんの人気回復を名目にしたしんちゃん辱め大作戦が展開されます。ライバルは潰せるうちに徹底的に潰す。選挙に負けてもその本質は揺らぐ事はないのです。久しぶりのSなみっちゃん。そしてそれに付き合ってあげちゃうしんちゃんも実はみっちゃんの事が・・・と思わされます。

とにかく男は愛嬌。ラフな感じでズボンの前をオープンなしんちゃん。しんちゃんも意外にノリノリで全開で「よっ」。さすがに後で恥ずかしくなっているあたりが実によろしい感じです。満面の笑みを浮かべて見守るみっちゃんですが、ドン引き女子も顔を赤らめて指摘してくれて、そこまで疎外されている訳ではなさそう。ホッとするしんちゃんと不満げなみっちゃん。もっとキモがられて罵倒or無視展開を予想していたのでしょうか。

次は机を散らかして女子の母性にアピール作戦。無慈悲にランドセルの中身をぶちまけるみっちゃんですが、一瞬で机が磨いたようにピカピカに。「直接手出しはしない」のがルールのSSS隊が、これを奇貨として全部持ち去っていったという(みっちゃん的には)予想外の展開。輝いているのは舐め取られたからでしょうね。定規等の小物は捨てたつもりで行けばいいとして、教科書はどうするのやら。とりあえず輝く机は女子にアピール出来たようで、安堵するしんちゃん。それでいいのか・・・。 

かくなる上は言葉責め。チクビを持たせて動物好きをアピールと見せかけた上で、微笑みながらその名前を女子に言わせる女王様みっちゃん。今回のみっちゃんは確かにSい!しかし!もじもじ羞恥に悶えながら恥辱ワードを口にするしんちゃんはかえって女子の母性をキュンキュン刺激!!我々が同じ事を言ったら即決裁判で現場で射殺されるところを、イケメン力で軽々と凌駕するしんちゃん。唖然とするみっちゃんはしんちゃんのイケメン力を軽視していた模様です。 

やる事なす事裏目に出て、しんちゃんをがっつり回復させてしまったみっちゃん。しんちゃんも大感謝です。しかし諦める事を知らないみっちゃんは自分のお菓子が詰まったランドセルすら使って最後の悪あがきを試みます。女子のランドセルを漁って菓子を盗み食いする悲惨な男を演じさせようとしますが、なぜか女子は普通に受け入れています。赤いランドセルを漁っていたはずなのに・・・。しかし!ランドセルの背面についたみっちゃん汁に誘引されたのか、単に菓子に引き寄せられたのか、アリがたかってランドセルを黒く塗り潰していたというまさかの展開。さすがにアリまみれのランドセルは普通の男子用には見えないとは思いますが、そこはそこ。ここは上尾市立鴨橋小学校。全ての道はみっちゃんに通じるのでこれでよいのです。

みつどもえ297卵性 カツアゲじゃないから!!/こんなの全然おっぱいの感触じゃねーよ!!

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握手会の服!!

今回地味にツボを押されたのは、握手会の時のみっちゃんの服が直前まで杉ちゃんが着ていたものであること。おそらくそのアルファベット3文字的雰囲気から三女さんが掛け合って交換して貰ったのだと思うのですが、そりゃ杉ちゃん的には表面的には渋って見せても内心はガッツポーズだったに違いないですよね。握手会が終わって服を返して貰っても、なぜか体操服の杉ちゃんが目に浮かびます。帰宅後ただちに杉ちゃんコレクションに収蔵されたに違いありません。 

会いに行ける雌豚・・・というどこかで聞いたようなアオリですが・・・。こんな表情のみっちゃんが手を差し伸べてくれるのなら、収入の大半を一度も再生されない円盤に注ぎ込む気持ちもひょっとしたら分かるかもしれません。

タイトルとは打って変わって沈痛な面持ちのみっちゃん。児童会選挙の歴史的大敗からずっとこの様子だそうで、敗北を受け入れられないでいるのでしょうか。このブログでも各候補の得票について若干の予想をしてみましたが、今回はまさにその話題。まさか答え合わせを本編で楽しめるとは!!

みっちゃんは3票、ひとはは8票。ひとはのサイキック演説に8票入ったのは驚きでしたが、全校的に見れば五十歩百歩。しかし少なければ少ないほど、1票の重みが増すのもまた事実。とりあえず慰めに入るチーム杉崎ですが、蓋を開ければ全員ひとはへ投票でした。杉ちゃんの清らかなみっちゃん愛はひとはへの貧乳同盟の同志愛には敵わなかった模様。宮下さんと吉岡さんは予想通りでした。

推薦人であるふたばは当然として残る1票は誰か。当然焦点はそこに絞られます。みっちゃんの交友範囲での投票についてはこれ以上可能性が無くなり、必然的にその1票は陰でみっちゃんを見守る第三者の愛のまなざしの持ち主のものと言う事に。みっちゃんの興味は敗戦からそちらに移っていたのでした。

しかし!何とひとはがみっちゃんに1票を投じていたとふたばに告白!何という姉妹愛。ふだんは罵り合っていながらも、そっと差し伸べられたひとはの想い。それを伝えようとするふたばをひとはは制止します。照れるひとはが何とも可愛いですね。みっちゃんはみっちゃんで自分を好いてくれているはずの「シャイボーイ」の存在が心の痛手を癒やしている様子。つくづく前向きにできていますよね。

そんなみっちゃんにひとはが贈る癒しの舞台。「 1ヶ月に1人の美少女」という有り難みが紙のように薄いタイトルですが、
堂々の握手会が開催です。前述の通り、みっちゃんの服は杉ちゃんのもの(2Pでの杉ちゃんの後ろ姿参照)。スレンダーな杉ちゃんの服を着られるみっちゃんは、今回少し痩せたのかもしれません。逆にこの瞬間、みっちゃんの服を着た杉ちゃんが目を血走らせてくんかくんかしていると想像すると杉みつ分を補給できますね。ありがとうのりお先生。

とは言え、当然みっちゃんは店ざらし状態。握手を強要しようとした気弱そうな男子は、のど飴を差し出して助命を乞う有様。カツアゲじゃないから!!と叫びながらのど飴はしっかり奪い取るみっちゃんさすがです。シチュエーション的には針のむしろだと想うのですが、それでものど飴をカラコロ舐めながら座っているみっちゃんもある意味妹想い。

次はふたばの出番。日頃のネットワークを通じて男子を大量動員です。その釣りエサはふたばにふさわしく「おっぱい」。みっちゃんの掌の感触=おっぱいと言われたらこれは疑う事無く信じますよね。「時速60kmの車窓から手を出した時の感触」よりは夢があります。むしろそうであって欲しい。実際みっちゃんの手は限りなくふかふかしていそうですし。おっぱいの擬似的感触を確認しに来た男子達の握手の仕方やまとう空気がキモくなるのはある意味どうしようも無い事。握手業に精を出すアイドルの気持ちが分かった所でまさかのしんちゃん登場。しかし、彼は既に親友の母の胸を揉みしだいた前科を持つ男。和実ママとみっちゃんでは感触が違うかもしれないという点に思いが至らないのが残念なしんちゃんですが、とりあえず掌=おっぱい説は否定されてキモイ行列は解散となります。シャイボーイはいずこに。 

次の人の波はまさかのひとは目当て。ややユニーク(婉曲)な雰囲気の男女4人はひとはのテレパシー演説に反応してしまった熱烈なひとはマニア。何というか彼らだけでもスピンオフ作品が作れそうな個性の輝きを感じます。さすがに嬉しくならなくはないひとはですが、みっちゃんの殺意の視線を浴びてやや居心地は悪くはあります。しかし、ここで票読みをするみっちゃん。この4人+松岡さん+チーム杉崎で8人、ならばひとはの1票は・・・。

問うみっちゃんに答えるひとは。それを確かめたみっちゃんの心は、ひとはの予想と違って暖かい感情で満たされます。やはり姉妹愛があってのみつどもえ。素直に喜ぶみっちゃんの笑顔がいい。しかし!そこでしんちゃんへの投票を告白するふたば。みっちゃんの心の支え、「シャイボーイ」を守るためのあえての告白。裏切りの投票もまあ妻だし仕方が無い。しかし、おそらく最初から「シャイボーイ」はどうでも良かったみっちゃんには聞きたくなかった一言となりました。でもなら誰が一体みっちゃんに。謎は謎として残った今回の選挙。今後への伏線なのでしょうか。 

ほぼ週刊みつどもえVol.44 赤面ゲットだぜ

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秘技「透視」破れたりね!

この際千葉氏がおがちんの持ち物を触れるはずが無いという事は忘れましょう(某ハンバーガー屋の社長の感じで)。最初から無いもの、すでに露出しているものは透視のしようがないわけです。さすがおがちん!隠すと言う事の無意味さを教えてくれる!

真冬の厚着も夏のスク水も千葉氏にとっては全て同じ。しかし、肌に近ければ近いほど秘技の成功確率も上がります。そんな千葉氏に立ちふさがるみっちゃん。予め水着を着ておくスマートな作戦です。ある程度千葉氏の紳士さに依拠した戦法ではありますが、敵の出方を予想するのは兵法の必定。

一瞬はぐぬった千葉氏ですが、直ちに目標を脱いだパンツに切り替えるダイナミックさ。皆の恥ずかしがり様を見ると、穿いているパンツを見られるよりも屈辱的な模様。袋の中の脱いだパンツを意識される、という一点で女子たちが算を乱して逃げ散る様子に大満足の千葉氏。さすが紳士。

個人的には服を半脱ぎになって水着を見せるみっちゃんを食い入るように横目で眺める杉ちゃんが一番ツボでした。愛ですね。 

ほぼ週刊みつどもえVol.43 ポコリ

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上陸用架橋と潜水艦

ひとはに見本を見せようとしてそのまま30cmほどの水底に沈するふたば。ふたばは高速で泳ぎ回らねば体が水に浮かないマグロ的鋼鉄の体(比重的な意味で)なのでした。ふたば=浮かない、みつば=沈まないという点ではひとはの方が姉達に較べると普通に泳げるポテンシャルがありますね。水嫌いさえ克服さえすれば、ですが。

長らく夏のたびに舞台となる上尾市の水上公園(本編では「市民プール」)のデビューとなる今回。60卵性ではふたばの水泳指導で溺死しかけて顔が水に浸けられなくなったひとは。この時は水深がそれなりにある「こどもプール」でしたが、ほぼ週刊では水深がヒザ程度の「赤ちゃんが水浴びするプール」にまで後退しています。とにかく水に顔を漬けることから始めるひとはですが、ふたばに植え付けられたトラウマは殊の外深く、赤ちゃん達のための人間スロープと化してしまう始末。確かにこれは浅すぎて、泳ぐのはおろか普通に顔を水に浸けるのも一苦労です。

一夏で一体何人の赤ちゃんを背中に走らせたのか、夏を終えたひとはの腕には可愛らしい力こぶが。このポコリのひとはの当惑しきった表情の可愛らしさだけでご飯が3杯いける素晴らしさ。仮にこれが夏を通してみっちゃんのスロープになった場合、ひとはのスレンダーな体に似つかわしくない筋骨隆々とした腕が完成してしまう訳で、赤ちゃん程度の負荷がちょうど良かったようです。 

お風呂の中でふるりとしたり、プールでポコリしたりと最近のほぼ週刊ではひとはが大活躍しております。 
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