
私は庭木になりたい
佐藤家の土と佐藤家の水さえあれば、おがちんは軽く100年以上生きていられる。そう思いませんか?意外と植物的だったおがちん。佐藤家の栄養素を長期的に吸収するとどうなるのかも気になる所。
去年の夏祭りの産物であるところのみっちゃん金魚。おがちんの胃液に耐えた強靱な生命力で再度の登場までもぎ取った上に、イブという名まで貰う大抜擢。もはや準レギュラーと言って過言ではないでしょう。これでみつどもえ界の非ヒトキャラはチクビ、チブサ、イブのスリースター(何もかも皆懐かしい・・・)となりました。
自分はみっちゃん=ナウシカ説を秘かに唱える者ですが、何と去年のあの日から毎日しんちゃんの家に通い続けて金魚を見守ってきたみっちゃん。寒い日も暑い日もみっちゃんを迎え続けた結果、しんちゃんはみっちゃんの発汗量を直ちに予測して対処できるまでに調教されていました。おそらく、それまでに廊下がアリまみれになったり等の失敗を繰り返して来たのでしょう。みっちゃんのレッドカーペット(タオル回廊)は実は極めて実用的な要請に基づくものだったのです。そして今回、みっちゃんの汗に加えておがちんの唾液まで。おがちんの唾液の匂いは、しんちゃんにパブロフの犬的な恐怖をもたらす刺激となっていると予想されるので、これまたタイムリーな処置となりました。もはやしんちゃんにはふたばの側にしか安住の地は残されていないのですね。
周囲に完全に無頓着だと思ってきたおがちんですが、あかりママには的確にゴマすりが出来る所を見ると、しんちゃんのストーキングに集中するために単に不要な気遣いを省略してきただけの様子です。おがちんが「日本庭園」について語る日が来ようとは。迎合的なおがちん=他人の話を聞けるおがちんなわけですから、おがちんがおがちんに見えないというか、本当はやれば出来る子だったというか。料理など色々得意分野があるとは言え、こんなおがちんの姿が見られて新鮮です。
とにかくみっちゃん化して水槽が手狭になってしまった金魚のために、みっちゃんの鶴の一声(+あかりママの同意)で猛暑日の中いきなり庭に池を作る事になりました。自らの力を見せようと俄然張り切るおがちんに対し、ふたばの名を出しさらにおがちんをさらに煽り立てる鬼畜なしんちゃん。そのつもりは無かったでしょうけれど。まさのぶパパがふたばを市営プールに連れて行くというのはどういうシチュエーションでしょうか。いくら息子の嫁とは言え・・・。
ふたば憎しの一念で穴掘り機械と化したおがちんの元に、張り込み用の水分補給を持って戻ってきた加藤さんと詩織様。張り込んでいたはずのおがちんの穴掘り姿を見て、まず侵入用トンネルだと発想するあたりがもはや手遅れなSSS隊ですが、熱中症で倒れたおがちんを手際よく土盛りで隠蔽する詩織様の手際の良さを見ると、過去に相当やってきたのは間違いのない所。しかしなぜしんちゃんに見つかってはならなかったのか。しんちゃんに醜態を晒すのを恐れたのか、倒れたおがちんが佐藤家内部に運び込まれるのを防ぎたかったのか。二人の到着後、おがちんが倒れるまでの間に事情を説明できなかったと理解すると、とりあえず隠しただけだったのかもしれませんが。
埋められたおがちんに水がかかると、なぜか生気を取り戻していくおがちん。太陽の光と水と土壌中の栄養(佐藤家に限る)で息を吹き返す植物的な何かなおがちん。しんちゃん以外の男性に触られて腐るのと同様の謎の現象がまた一つできました。ただちにおがちんに倣って土中に埋まるSSS隊。そして沁み渡る佐藤家の栄養素。こういう時に服が汚れる事をためらう事無く土を被るあたりにプロフェッショナリズムを感じずにはいられません。
過去すでにあかりママの前で血の池に倒れたSSS隊ですが、次は土中への遺棄とさらにエスカレート。今夜の家族会議はますます白熱しそうではあります。少し残念なのは池の完成と共に、みっちゃんが佐藤家に上がる事も少なくなりそうな事。ちなみにみっちゃんの最後のセリフ「ないじゃなの」は「ないじゃないの」であろうと思われます。


