Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2015年11月

ほぼ週刊みつどもえVol.69~73 無駄の極みだよ・・・/バカだからかな・・・

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ゆ・・・ゆきちゃん・・・!?どうしたんスか?

目の前にまろび出た宮パイに理性を失う吉岡さん。しかも見分けがつかないのをいい事に、一人称と語尾をふたばに偽装した上で欲望のままに弄ぼうとするのであった!(体操服は交換したと言い張るつもり・・・かな?)しかし15分間友人の露出した胸をみつめ続けるというのも何かの修行のようなシチュエーションですね。出す方も見る方も。

Vol.69
ベッドを巡る姉妹の確執。ちなみに本編タイトル&おまけ4コマでは「ベット」表記になってますが、今回はちゃんとベッ「ド」に。ひとはとの同衾にガマンできずに破壊されたベッドで寝ようとするみっちゃんですが、壊れた部分に寝ているコマがシュールかわいい。回収業者が来た時、わざわざ狭くなった所から出ようとしているのはみっちゃんのマゾ性ゆえでしょうか。慌てていて挟まってしまっただけか。

Vol.70
個人的に好きなスク水お尻大破孔の後日譚。水着の在庫が無くてやむなく修繕するわけですが、おそらく市内のスク水を根こそぎ買い占めたのは某杉ちゃんなのでは疑惑。心ゆくまでみっちゃんの穴あきスク水を堪能しようとしたのでは・・・。仕方無く繕ってくれるひとはですが、当ててくれたパッチワークが今日のみっちゃんパンツの柄と被ったという理不尽なクレームが。しかし、みっちゃんのお尻に装着するとパンツの方はもはや原型を留めないまでに変形するので、装着状態では同じにはならないという高度なパンツネタ。宮下さんが毎コマ律儀にツッコミを入れているのも懐かしい感じ。ところで他の穴あきメンバーはがどうなったのか気になりますが、吉岡さんは昔の水着を着ようとしてぱつんぱつんで大変な事になり、宮下さんは穴塞ぎに例の宮下マークを付けた所を想像してみました(ラフですが)。タップのタイトルがいつまでも「おりしの穴に」のままなのは例によって例のごとくの秋田式放置術? 
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Vol.71
ふたばの旺盛な創作性ははてるてる坊主ひとつとっても手を抜く事を許さない!体部分の造形もねじったティッシュで完璧に再現。しかもお茶を吸わせて微妙な部分の微妙な色合いを楽しんだり、鼻腔に両足を入れてクンカクンカな変態気分を楽しめたりする多能性まで!まさに無駄!だがそこがいい!

Vol.72
ついに来ました!個人的に愛してやまない吉岡さんの眉毛ネタ。逆にふたばの眉を太くすると吉岡さんになれるという夢のオプション付き。他の判別方法としては、水に沈めた時浮くのが吉岡さんで沈むのがふたば、というのも可能です。魔女審判・・・。体操服に着替えてドヤ顔でシャッフルしている吉岡さんがかわいいですね。体操服の交換まではしないのね・・・。吉岡さんの眉毛の15分間はまさに奇跡の時間。ぜひまたこのネタを本編でお願いしたい物です。

Vol.73
テーブルと結婚したはずのみっちゃんですが、もう扇風機に浮気を・・・。かつてこれ程までに愛された扇風機があったでしょうか。生まれ変わったら扇風機になろうと心に決めた方も多かろうと思います。しかし、娘を思う父には聞き過ごせない「結婚」の二文字。パパの息はなんだか暑そうなので、しばらくしてふたばに離縁されたものと推測されますが、パパには至福の一時だったはず。

みつどもえ309卵性 宮ちゃんのお母様・・・とか?/ピッタリだったから・・・つい・・・

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お前もまっ平らにしてやろうか!!

上尾市内の小学校の女性教諭(29)が勤務先の女子児童(11)を自分が母親と間違われたと因縁を付けた上、サウナに連れ込む事案が発生。あれだけ飲んで入浴してを繰り返してもあまり酩酊しているように見えないので、先生はお酒に強いみたいですね。
海江田先生と宮下さんって似てるんだな・・・体つき以外は。間違われた時、宮下さん自身はあまり反応していませんでした。まだ見ぬお母様に思いを馳せちゃいますが、登場する日は来るのか。

やって参りましたスーパー銭湯。9巻167卵性でみんなで行った所とは違う新しい場所のようです。後ろががら空きな宮下さん、きっちりくるんだ吉岡さん、頭のタオルと隠し方に品がある杉ちゃんと3者3様のタオルの使い方が細かく書き分けられております。杉ちゃんはさすがにホラーなオブジェと化した偽装胸は外したようで心持ち表情が曇ってますが、額の出た髪型は新鮮でかわいいですね。

ガマン大会をしようと開けたサウナの扉のその向こうにわだかまる、ぬらりとした闇。目撃した三人の恐怖は察して余りあります・・・。まさにヌシ、生き物で言えばオオサンショウウオ。蒸気を身にまといながら姿を現したのは海江田先生。杉ちゃんの何気ない「中年」に反応しまくりです。ひとはが「進撃の巨人・・・」と呟いていますが、これは秋田書店的には問題なかったのでしょうか。そもそも各話のサブタイトルからして他社のまんがが元ネタだったりするので気にするだけ野暮かもしれませんが、
実在のフィクションを徹底して登場させないみつどもえ世界にも「進撃の巨人」は作品としてあるという解釈でいいんでしょうか。

サウナで火照った体を水風呂で冷却する海江田先生。そこに13巻239卵性での龍ちゃんを毒牙に掛けようとした因縁の対決をすっかり覚えていない杉ママが(暗くて顔が見えなかった?)登場。しかし4歳からの付き合いでも、麻里奈ママは宮下さんのお母さんの顔を知らないのですよね。ますます気になる宮下さんの私生活。実際の海江田先生は杉ちゃんに刷り込まれたイメージとはずいぶん違っていたようですが、「山に棲んでいるお婆さん」を本人の前で言ってしまうと杉ちゃんが学校で色々辛い事になりそうで気の毒。わざわざ「SATに連行された」云々を自分で言っちゃう三十路もアレですが。

三十路熱に当てられたみっちゃんとひとはは一旦上がって休憩へ。目ざとく海江田先生の服を発見して漁り始めるみっちゃん。気になっていたのはブラだったのはこの年頃ゆえ、なんでしょうか。たしなめるひとはですが、三十路ブラを渡されて何やら思う所が生まれたようです。そして杉ママブラの放つオーラの強烈さにたじろぐみっちゃんの表情が良い!アニメなら透過光でしょう。愕然とするみっちゃんとそんなブラを利用してここぞとばかりに「おっぱいの気持ちに浸る」ふたばの発想はさすが次元が違います。

意外と早く上がってきた海江田先生。デトックスかつ美肌目的と思われたサウナは、加えてお酒を美味しく飲むためでもあったようです。まごう事なきおっさんの発想。海江田先生は夢を追わずにむしろそちらに振り切って生きた方が楽かもしれません。ブラが無い事に気付いた海江田先生ですが、それを打ちのめす吉岡さんの「してきたの?」ツッコミ。11歳にブラを付ける必要はないけどしてきましたか?と言われる身にもなって頂きたいものです。久々の宮下さんの「吉岡」が嬉しいシーンですが、真正面過ぎてさすがの宮下さんも青ざめるレベル。

最後に手にしていたはずのひとはの様子が明らかにおかしい。しかしふたばはふたばで杉ママのブラを海江田先生の物と勘違い。渡されて装着した海江田先生の胸にできた空間の圧倒的存在感。これは海江田先生が小さいのでは無く杉ママの体型がおかしいと理解すべきでしょう。あまりの惨事に目を伏せる吉岡宮下杉崎の面々。海江田先生も凍り付いたと思います。胸の大きさだけが人生ではないにしても・・・。

再度のみっちゃんの問いかけについに自白するひとは。斜め上に転がり続ける事態の連続に言い出せなかったようです。ふたばにしてもひとはにしてもちゃんと謝る所がいい子ですよね。しかし、その謝罪の言葉が海江田先生にとどめを刺しました。ひとは=海江田先生という残酷な、あまりに残酷な事実。確かに以前、海江田先生がひとはの服をそれなりに着れていたのでこれは事実なのだとは思いますが・・・。最初にブラを取ったみっちゃんが声を掛けようとしますが、全裸の宮下さんがそっと制します。おそらく海江田先生は潰れるまで飲み続けたに違いありません。 

みつどもえ308卵性 遅いハロウィン・・・/圧倒的勝利よ

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友人に深刻なトラウマを与えてしまいました (埼玉県・完璧セレブ(11))

Q.ピコラ兄さんこんにちは。私には何かにつけ張り合うライバルのような親友がいます。先日、私はその友人への優越感を持ちたいという理由でバストのサイズを偽装したのですが、成形上の問題で醜悪な形になってしまい、それを見た友人にショックを与えてしまいました。それ以来私が着替えをしようとするとその友人はフラッシュバックを起して恐怖に震えるようになってしまいました。私は一体どうしたら良いのでしょうか。
 A.完璧セレブさんこんにちは。つまらない意地の張り合いで友人に精神的な傷を与えてしまったんだね。ニセモノで得た優越感は長続きしないと言う事はキミにも分かると思うんだ。だから、ありのままの自分をさらけ出して友人に見て貰うしかないと思う。たとえそれが凹凸のない完全な平面であっても、友達の心の傷を癒やすためなら、今のキミなら思い切って見せられるよね?

杉ちゃんのいつ終わると知れないおっぱいサーガ。なまじ財力があるだけ、安易な方向に走りやすくそして予想を超えた惨事を招くのが杉ちゃん。重病と間違われたり三女さんとの女子と女子の関係であると間違われたり。しかしそれでも懲りないのが杉ちゃん。杉ちゃんのバストが少しでも育てばこんな悲劇は繰り返さなくても済むというのに・・・神様は残酷です。

性格や方向性が正反対なために、そんなに絡む事のない杉崎・ふたばライン。しかし今回は杉ちゃん(なぜか巨乳)が礼を尽くしてふたばさんをお出迎え。そして初公開の杉ちゃんのおっぱい研究室に招き入れます。白々しい「我が親友ふたばさん」にも深く考えず喜ぶふたば。ふたばクラスになると些事に構わなくても生きていけるのです。

古今東西のおっぱい資料を集めた「おっぱい創作部屋」。杉ちゃんの「天は二物を与えず」などと抜かしておりますが、無いのは芸術的センスだけでしょうか。まあそんな所が杉ちゃんなわけですが、今回ふたばを利用して何やら企んでいる様子。ふたばなら上手に操れば外部に漏れる恐れはないはず、と思いきやいない所にいるのが三女さん。しかし彼女ならおっぱい同盟の同志。

発端は新しいスーパー銭湯へ皆で行く事になり、例によってハリウッド特殊メークを胸に施してしまった日に遡ります。直ちに見抜く三女さんはさすが怜悧というか杉ちゃんがワンパターンというか。しかし特殊メークにも色々あります。その技師の専門とおそらくコミュニケーション上の問題から、杉ちゃんの胸は見るも無惨なエイリアン的オブジェに・・・。泣きながら引きちぎる杉ちゃんと憐れみを禁じ得ない三女さん。そこでふたばが登場なのですが、有り余る豊かな胸の持ち主に憐憫をかけられながら胸を偽装してもらうのは、さすがに耐えがたい屈辱なのでした。偽装をやめて自胸で自然体でいれば、と思いますがそれが出来ないのが杉ちゃん。

穴の開いた石膏像に入った杉ちゃんの胸の上にシリコン状の素材を盛っておき、そこに石膏像に合うようにおっぱいを成型させるという杉ちゃんの作戦ですが、当然一筋縄でいくはずもなく。ふたばにとっておっぱいは回転体の紡錘形であるべきらしく、ろくろを要求するふたば。紡錘形を作った上で自然に重力で変形させようという事のようです。さっそく回転地獄に巻き込まれる杉ちゃん。しかし粘土の塊と違って、長さのある石膏像(with杉ちゃん)を回転させるとその回転半径内では作業ができません。

ミッション・インポッシボー(インの後の中黒は不要ですよね)! 宙吊りになって上空から成型するふたばさん。さすが天才の考える事は常軌を逸している・・・。終わらない回転運動の中でリバース寸前な杉ちゃん。さすがに危険を感じた三女さんはこんどはふたばを回転させます。この場合両手の中心が回転の中心に一致すべきなのでしょうが、おそらくふたばの超人的な運動能力でこれを可能にしていると思われます。(作中のコマでは無理なような・・・)

そして晴れの舞台、新しいスーパー銭湯の脱衣所。早速ふたば作の偽装胸を披露する杉ちゃんですが、度を超えた回転運動で成形された為か、乳首が悲劇的な形状へ。むしろスプラッター胸の方が非現実感が強くてまだましなレベル。完成後よく確かめた筈ですが、装着しているうちに変形してしまったのだと推測されます。見せられたみっちゃんが気の毒・・・。そして次回の舞台は銭湯内部へ。そこでもまた衝撃的なおっぱい展開が。よく見ると脱衣所に既にいるんですね。さすが細かい!

みつどもえ16巻(下) 彼女のは・・・パンツに触れずに下ろせる/エロスの天才

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ブルマいっちょで闊歩する白石あかりさん17歳(くらい)

和実先輩の前でペロリっとスカートをめくって見せる若き日のあかりママにキュンキュンですよ!しかもその後気付かない間にスカートを脱がされた挙げ句、ブルマを下ろされちゃったりなんかしたりして。男装時の和実ママの帽子が48だったり、千葉家ではひわいな数字の帽子を被る掟でもあるんでしょうか。

描き下ろしがてんこ盛りだったので上下に分けてみた16巻の感想ですが、何と言っても壁新聞と選挙ポスターのひどさが光り輝いていました。

三女さんと吉岡さん編集による捏造まみれのゲス新聞ことガチ新聞ですが・・・トップを飾るのはしんちゃんと田渕くんの熱いホモ交際疑惑。写真もどう考えてもキスなんかしていなくて、廊下で二人が交錯するのを待ち構えて撮った感アリアリです。しかししんちゃんネタは全校女子への受けは抜群なはずで、まさにゴシップ紙の王道を行くネタでしょう。三女さんがゲス記事を書くのは仕方が無いとは言え、まゆげ星から地上に遣わされた天使たる吉岡さんまで「専門家の見解」としてしんちゃんと田渕くんが「結婚に至るのでは」ですよ。そして「ブロー・吉岡」のガチ恋占い。ブローはBrotherのBro.なんでしょうね。似合っていないグラサンがかわいい。内容はいつもの吉岡さんというか何でもデートしてればいいんだね記事です。三女さんのガチレン記事は無節操にプッシュされるゲスラゴンネタに苛ついている様子。そして杉ちゃん撮影による麻里奈ママ写真はみっちゃんとのジェネレーションギャップに打ちのめされるまさに前ページからの続きネタ。さすがの細かさです。

そして選挙ポスター。
1)本編では脅迫文書めいた切り抜き文字だった詩織様と加藤さんによる田渕くんの推薦文は、何と完成形ではモールス信号に!ガビョ布先生によると「トテモイイヒトアカルイヒトデス」だそうです。モールス信号化したのは詩織様か加藤さんかが気になりますが、詩織様だと考えるのが自然でしょうね。潜入工作のためにマスターしたのでしょう。
2)三女さんのポスターはさすがにお乳首様は見えなくて残念というか当然。候補者名も血文字風に三女というおどろおどろしさ。公約の「想像せよ・・・。」でフフってなりますよね。宮下さんの「やる気マンマンマン!!」もウザイ感じに正鵠を射ていてますますウザい。 
3)みっちゃんのポスターはみっちゃんの公約の三本の矢が素晴らしい。給食増量・デザートの義務化・食料の持ち込みの自由化ですが、今まで持ち込みは一応制限されていたらしいのが驚き。ふたばのサインは初めて見た気がしますがかわいい。
4)しんちゃんの公約もみっちゃんと同じで個人的事情がだだ漏れですが、欲望に忠実なみっちゃんとは異なりこちらはかなり深刻。この公約を実現するつもりでいたのなら、落選した時のしんちゃんの落胆ぶりも大いに理解出来ます。仮にしんちゃんが会長になったらSSS隊をどうするつもりだったのか。何をやっても無駄だったと思われますが。
当選した小金井くんのポスターも正直見てみたい所です。きっと非の打ち所がない完璧で紳士なポスターだったに違いありません。

4コマも盛りだくさんでした。個人的には三女さんの「先生だけに・・・私の可愛いチクビ」がその強烈なミスリーディングさで気に入りました。万が一受信した画像がリアル乳首だったら・・・矢部っちは失職間違い無しでしたね。手を使わず下ろせてしまうみっちゃんパンツはむしろきつくて下りないのではと思ったり。伸びてブカブカになっていたという事だとは思いますが。みっちゃんとのジェネレーションギャップに打ちのめされる麻里奈ママもかわいかった。30代前半なんでしょうか。

そして今昔物語。女子高時代から和実先輩に様々なセクハラを受けてきたとされるあかりママですが、実際は特に一方的なものではなく、意外と良い感じの関係でした。あかりママから見た和実先輩はちょっと困った人だけど頼れる感じだったんですね。この距離感が心地よくて、この二人のエピソードだけをもうちょっと見せていただきたいと切望しちゃいました。しかし和実ママは既に秘技の域を超えた神技というか、ブルマが紛失した事すら忘れさせてしまうとは・・・。あかりママもブルマの数が減っていて不審に思わなかったのか。まさのぶパパとの馴れ初めも気になりますが、とりあえず17巻の今昔物語は吉岡夫妻の馴れ初め等を希望したいです。今から17巻が待ち遠しくなるステキな16巻でした。マストバイ! 

みつどもえ16巻(上)匂い過多だよ・・・/校庭の木々も赤面している様子です。

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草次郎ビュー

巻頭カラーおまんがの宮下さんのせくしーなブリッジポーズを反対側から見てみたいという欲望に従ってみましたが、草次郎パパの一人称視点だともう少しえげつない構図になると思います・・・。娘達との日常で色々見慣れているはずですが、さりげなく視線を外すパパ。とりあえずちょっとその場所と替わっていただけませんでしょうか。(懇願)
(宮下さんのパーカーを忘れました・・・)

待ちに待った16巻が刊行されました!今回ついに電子書籍版も同時発売となり、みつたまさんに伺った所によれば11月6日の0時3分頃にはダウンロード可能になっていたとの事。私が住む山陰地方などでは単行本は2日遅れで店頭に並びますので、そのギャップが無くなった事になります。私もKindleで予約していましたが、起床して立ち上げた所すぐにダウンロードが始まり、新時代の予感に胸が震えました。ただ、紙の単行本の背表紙・裏表紙・カバー折り返しのみつどもえ川柳は収録されていません。いずれにしても両方買うので問題はないなっ。個人的にはかさばる別冊少年チャンピオンが電子化されると福音だと思います。

今回の16巻の大きな美点は何より描き下ろしページが目白押しである事。連載を雑誌やwebでチェックしてきた方もマストバイの嬉しい内容てんこ盛りとなっております。単行本には各書店でステキな特典が付きますが、その内容についてはみつごのたましいさんできっちりまとめられていますので是非ご覧下さい。個人的には、今回のゲーマーズの特典は将来世界遺産に登録されることが予想されますので入手されるべきかと思います。

表紙はいつも通りみつごで変わりませんが、今回はそれぞれのペットがお供しております。勢いよく跳ねるみっちゃんの金魚(イブ)とそれをふたばのお腹から狙うチブサの連係プレイ。ひとはと愛を語らうチクビは相変わらず体型が太ましいままのようで・・・。ひとはの微妙に乱れたパジャマも見所でしょう。3人それぞれの服もペットに合わせたものになっています。ハムスターはパジャマなのかと問われたらきっとそうなんだろうと答える他ありませんが・・・。

帯では宮下さんが「お前らパンツを脱げ!」と叫んでいますが、これが全くミスリードでは無いのは本編で描かれている通りです。最近みつどもえ関係のグッズが急速に充実しましたが、これも16巻に合わせてきたようで、周到な準備が窺われます。

裏表紙はチクビ、チブサ&三女さんですが、腹部に装着されているガチベルトのデザインが従来と変わっている点が目新しい点です。次の裏表紙は三女さんを崇拝する集団か金魚か。峰さんかもしれませんが。みつどもえ川柳はSSS隊。相変わらずです。16巻には未収録ですが、まさのぶサンタに加えてエリツィンという入手経路も加わったのでアツいクリスマスが期待されます。

中表紙は極めて性的な麻里奈ママ。ドMの二文字が目を引きますね。ママの暴走するみっちゃん愛ですが、杉ちゃん的にはどうなんでしょうね。自分の事は愛してほしいし、みっちゃんを巡ってはライバルになるのかな?この辺りの親子間の微妙な関係がみつどもえですね。

目次は今回はカラーで、15巻279卵性の肝試し回がモチーフです。よく見るとふたばの背後にせまる謎の手(メンツ的にみっちゃんかひとはですがひとはか?)とか墓地で絶賛入浴中のさっちゃんなど色々楽しい仕掛けがあるのはいつも通り。13,14,15巻は中表紙→カラー漫画→モノクロの目次でしたが、12巻以前のパターンに戻したようです。この辺はブックデザイナーの判断なのでしょうか。

巻頭カラーは宮下さん祭り。全身汗だくで裸足かつ匂い過多の宮下さんがチブサを手懐けようと、コマ狭しとうざかわポーズを取りまくりです。世界宮下遺産登録間違い無しでしょう。匂いを増すためにランニングして汗だくになるあたりのストレートさが宮下さんの持ち味。チブサも宮下さんのパーカーで落ち着いた所をみると受け入れたのでしょうか。最後、草次郎パパが入ってきてブリッジが崩れ、チブサが下敷きになって台無しみたいなオチも宮下さんならありそうではあります。

今回は4コマに壁新聞に衝撃の選挙ポスター、あの二人の赤裸々な過去を語る今昔物語、ほぼ週刊の補足絵(!)と描き下ろしが満載となっておりますので、次回はその辺について感想を述べたいと思います。 そうこうしているうちに別チャンの発売日も迫っていて、みつどもえ満載の11月ですね!
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