Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2016年09月

ロロッロ! VER.1.0 溺愛するあまり少女誘拐まで・・・/お嫁にいけなくなる

160930blog

ちくびを再確認するちとせ

かなりの高空を飛行中でも自分の身の危険を顧みずにイチカ氏(13)のちくび確認に固執したちとせさん(12)。片方のちくびを無くしたイチカに対称性を保つためもう片方も外すことを提案。天才科学者の娘であるちとせさんには秘めたる変態ネスが色々隠されていそうで楽しみ。ちなみにイチカのちくびを外した後どうなるのかは本編で明らかになることは少年誌的に無理そうなのが残念。どうなっているのかは妄想するしか・・・ 

ついに始まった週刊チャンピオンでの新連載ロロッロ。みつどもえとは違ったテンポで畳みかけてくる展開と新鮮な読後感が詰まった快作でした。みつどもえとはまんがの文法が違っている印象ですが、これはこれで凄く面白い。1話完結ではないので来週が楽しみ。短期集中連載がいつまでなのかもドキドキです。

前の記事で色々予想してみましたが、そもそも二人のうちどちらがちとせかという予想からして結局「ちとせ=金髪ちゃん」で大外れでした。ロロッロの予測不可能性の前に膝を屈したという事で、悔しいながらも読者として平伏するのみです。また伏せ字だらけの予告の▢予想は、結局「お▢」だけ間違っていました。言い訳するなら予告の読み仮名が1文字だったのが実際は2文字だった訳ですが、そこはまあ秋田書店なので色々言う方が無駄でしょう。

巻中カラーで始まった記念すべき第一回。目を引くのは、これまでアナログの水彩だったカラー絵が、今回デジタル彩色に変わった事。みつどもえとは徹底的に変えていこうというのりお先生の決意が窺われます。今回出てきたちとせ、イチカ、ポリス、森繁博士の他にもクラスメイトとおぼしき少女キャラが3名で、次号以降のお楽しみでしょうか。同居人は自称▢▢ッの▢には何が入るんでしょうね。「ロボ」かな。

森の中の
ログハウス的な建物、森繁製作所。研究所ではなく「製作所」な所が不思議です。朝食後の片付けをしているちとせからは、どうやら父娘2人暮らしの雰囲気が漂っております。その割に片付いた室内と台所。最初のりお先生のツイッターのペン入れ中の画像で見たコマでは実験室に見えたのですが、実際は普通の台所でした。TVのコマーシャルの「ピポ」を見る限り、2016年の日本とさほど技術的には差は無さそうです。

溶接マスク+裸エプロン+謎の室内履きというHENTAIスタイルの父は、体格的、後ろからの頭部の造形から草次郎パパを思わせます。この先森繁博士は素顔を明かさないと見ましたがどうなるでしょうか。両手両足鼻口(死んじゃう!)にテープをされて登場したイチカ。このどう考えてもヤバイシチュエーションでも、回覧板の行方不明者名簿を探せるちとせはなかなか普通ではありません。6年の歳月をかけて開発された炉端イチカ(13)さんですが・・・つまりちとせの小学生6年間が開発期間だったわけですね。どちらかというとお子様なちとせに対して、太めの足とそれなりに育ったイチカ。いい対照です。

家を出て安全な距離を取ったと見るや逃げろと叫ぶちとせ。ぼーっとしているようでちゃんと考えているしっかりさんです。この微妙な距離感がこの年頃の父娘ですね。しかしイチカは自分がロボットだと主張してやみません。13歳の平均学力と一般常識、自身の取説があらかじめインストールされているイチカですが、13歳の平均というのがミソかと。エネルギー噴射は足の裏か尻の付近が選べる親切設計ですが、ちゃんと靴を脱いだりパンツを下ろしたりする律儀さがステキです。

どうしてもロボットだと信じてくれないちとせにイチカが差し出した奇妙な物体は自身のちくび。天真爛漫なイチカが震える様はなかなかどうしてかわいいものです。しかしドン引きしたちとせに振り払われたちくびは無惨にも側溝のなかへ。「お嫁に行けなくなる」と慌てるイチカがかわいいですね。

学校に着いたと思いきや、着いたのは交番。弾痕が生々しく残る交番の主は戦闘派かつグラマラスな婦警さん。森繁博士の逮捕が自身の機械的な死に繋がることを演算したイチカ(HDD搭載?)は、論外と封印していたお尻付近のエネルギー噴射で急速離脱。婦警さんが銃に手をかける所から脱出で終わる無声映画的シークエンスと1P丸ごとの飛翔シーンは、のりお先生の漫画ではかつて無かった表現で新鮮です。この舞台のヨーロッパ風町並みから舞台が日本そのままではないことが示されます。

基本的にはポジティブでノリノリなイチカですが、飛行中でもあくまでちくびを確認しないわけにはいかないちとせの方がキャラの強さでは上を行くかも。このブレ無さは科学者の娘たるゆえんでしょう。バランスを崩して墜落したところは見たところ学校のようですが・・・ここで以下次号。こう来られては次号を読まない選択肢はないでしょう。

期待と不安で迎えたロロッロですが、読み終えた今喜びと期待しかありません。

みつどもえ328卵性 女王の秘めごとを/理解の範疇を超えてるわッ

160922blog

みっちゃんの嫌いなもの

杉ちゃんに二言無し。約束通り残した魚の骨をもりもり食べられて居心地の悪いみっちゃん・・・これも一つの愛の形だよねっ><(みっちゃんと杉ちゃんを逆に並べてしまいました)

楽しい給食の時間。矢部っちにとってはにぎやかを通り越して「騒がしい」ようですが、その給食の時間をクラスで一番エンジョイしているのはもちろんみっちゃん。おかわりは当たり前です。食育的には大変素晴らしい気持ちの良い食べっぷりですが、吉岡さんの何気ない質問が教室の空気を一変させます。

「みっちゃんって嫌いな食べ物あるの?」

全員がその答えを聞き逃すまいと全教室が静まりかえります。読者も間違いなく一瞬手が止まったことでしょう。普通の質問に思えますが、吉岡さん特有の悪意無きえぐるような際どさを伴っていたようで、みっちゃんはご立腹です。

「そりゃ私にだってあるわよ」「嫌いな食べ物くらい」

この発言は6ー3の静寂によって6ー4にまで伝わり、廊下に黒山のオーディエンスが一瞬で大集結しました。6ー4は今のところ名前のあるキャラは輩出していない現時点では謎のクラスですが、やはりみっちゃんの威光は校内の隅々まで行き渡っているようで、その影響力の強さをまざまざと見せつけられる思いです。ところでこの給食時のみっちゃん班のメンツですが

 三女|杉崎|みつば
 ーーーーーーーーー
 ??|宮下|吉岡

となっていて、いつものチーム杉崎+みっちゃん+ひとはなのですが、描かれていない三女さんの向かいが誰か気になりますね。ふたばかさっちゃんかのどちらかではないかと思うのですが、ふたばはしんちゃんと夫婦茶碗を実践中である可能性が高いと判断し、さっちゃんではなかろうかと思われます。

掃除の時間に盛り上がる「みっちゃんが嫌いなもの」議論。しんちゃんは以前みっちゃんが給食中に何かを吐き出した瞬間を目撃していました。みっちゃんが口に入れたものを外に出してしまう・・・確かにこれは事件です。しかし、何を出したのかは不明なまま。みっちゃんも察して何を話しているのか聞き耳を立て始めます。そんな中、宮下さんの「豚・・・じゃないか(共食い的な)」という割と失礼な発言が耳に入ってしまいます。

みっちゃんの中で出た結論は「パンツの柄」。久々のみつどもえ的勘違い展開が発動です。安心感のある王道的展開ですね。みんな知っているという三女さんのツッコミに今日はタイト目のスカートだから見えていないと返すみっちゃん。つまり毎日見せているわけですが、その視線を意識した上での動物柄だったわけですね。聞きに行ったしんちゃんは当然パンツ魔人という認識なので、みっちゃん的には齟齬は起こりません。断固拒否のみっちゃんに、ますます疑念が深まる杉ちゃんと吉岡さん。嫌いな食べ物を聞かれて困ることはないはずなのに・・・。

みっちゃんを家に招いて探ろうとする杉ちゃんですが、杉崎家ならばフルコース料理でみっちゃんの反応を探る事も不可能ではないでしょう。いつもなら飛びつくはずのみっちゃんですが、ご馳走を餌におびき寄せられパンツを奪われる恐怖から拒絶。この後の杉ちゃんの「私が食べてやってもいいけど」は愛の告白ですよね。それを「理解の範疇を超えている」と拒絶された時の杉ちゃんのショックたるや。
でもみっちゃんパンツをむしゃら・・・むしゃら・・・している杉ちゃんのイメージは間違ってもいないという。

結局誤解は解けたわけですが、嫌いな食べ物は魚の骨と判明しました。そもそも魚の骨は食べ物ではないと言いながら、やはり杉ちゃんはみっちゃんの魚の骨を食べてあげたのでしょうか。心の中では食べてあげていたかもしれませんね。基本的にみっちゃんの嫌いな「食べ物」はない、という事で結論が出ました。ヒロインは偏食したりしない!

みつどもえ327卵性 くっ・・・パンツ愛は本物だな/合法的にパンツ被ってんぞ

160914blog

パンツ防災頭巾が女子に及ぼす影響

丸井家の古パンツを原料とした防災頭巾は男子達にパッションをもたらしたわけですが、本来持ち主に最も密着した衣類であるパンツなのですから、装着することによって人格の憑依くらいは起きてもいいんじゃないでしょうか。それが特別な関係にある者同士ならばなおさら・・・ 

西日本に暮らしているとあまりピンとは来ませんが、9/1は関東大震災の起こった日であり防災の日。鴨橋小学校でも当然防災訓練が行われます。防災訓練と言えばアゲオ名物みっちゃんスプリンクラーですが、2016年、新しいムーブメントが防災訓練に勃興しました。パンツ防災頭巾。この文字列を見ただけでみつどもえだと分かってしまうこのしっくりさ加減。

優等生のしんちゃんはともかく、千葉氏や田渕くんまでガリガリノートを取りながら熱心に授業を聞くという異常事態。そして彼らの頭には謎の布をキルティングしたやや不格好な頭巾。いつになくシリアスな千葉氏から漂う張り詰めたサムライの空気。しかし、その頭巾にはみっちゃんにとっては既視感のある柄の布地が。

その正体はふたばが愛する夫しんちゃんのために夜なべして作ったパンツ防災頭巾。最初渡されたしんちゃんがやけに嬉しそうなのがいい感じです。久しぶりに感じるふたしんの発する「長らく連れ添ってきた夫婦感」は格別。その頭巾がパンツの塊と聞いて慌てるしんちゃんも原点に戻ったようで懐かしい。顛末を千葉氏軍団に聞かれてしまい、あっさりと頭巾を渡しそうになるしんちゃん。しかしふたばのぽつりと漏らした一言がしんちゃんの脳裏に呼び起こした「徹夜で頑張っているふたば」のイメージが辛うじて食い止めます。それがパンツだからではなく、ふたばが作ってくれたものだから。しんちゃんのメンタルもイケメンと言わざるを得ないこの展開です。

とは言いつつも、結局千葉氏以下4人分も作ったふたば。絵は描けるのに字は書けないなど器用なのか不器用なのか良く分からないふたばですが、裁縫は得意だったようです。パンツのようなパッチワークに向かない形の布を縫い合わせて綿を詰めるわけで、これはなかなか高等な技術の産物。しかしふたばの技術をもってしても紐状の杉パンツは頭巾にするのは困難な事でしょう。とにかく全女子のパンツ頭巾が一同に集まったらさぞかし壮観だと思われます。しかしこの頭巾のために必要なパンツの量を考えると、丸井家の家計に占める女子パンツ費の割合が気になります。エンゲル係数に対してみつどもえ係数とでも命名したい。ちなみに緒方家は当然0ですね。

ポーズを決めて並ぶ5人の頭巾男たち。田渕くんの「合法的にパンツを被る」発言は、暗に非合法的にパンツを被ることもあり得るという事を示してはいますが、女子の羞恥を追求する千葉氏の美学に反していると思われるので実行されたのかは不明です。そしてなぜか全身にみなぎって来るパッション。しんちゃんがそのパッションを共有できないのは日常的に頭部にパンツを装着しているからかもしれません。

パンツ頭巾作りで疲れたとはいえ、あの超人ふたばをバスケで圧倒する頭巾男軍団。千葉氏のダンクシュートの力強さよ。何だかんだいいながらしんちゃんもカッコマン度が急上昇していて、吉岡さんのいんらんセンサーが反応するのも無理はありません。しかし千葉氏他がこれだけ力を漲らせても、やはりしんちゃんのイケメンラインを踏み越えられないのはなぜなのか。しんちゃんに「元々備わっているものが・・・」と真っ正面から言われて歯軋りしますが、しんちゃんの頭巾には極めてレア度(レアリティ?)が高い三女さんパンツのしかも貴重なクロッチ部分が使われている事が発覚。しんちゃんは三女さんのパンツの柄を把握していたわけで、これは事案ですね。クロッチを解説するのりお先生のパンツ画も冴え渡ります。大量にパンツを穿き潰すみっちゃんとは違ってパンツの損耗度が低そうな三女さんのパンツが貴重なのは自明ですが、ふたばの愛を口実にこの頭巾に執着を見せるしんちゃん、怪しすぎます。

防災訓練当日、避難することなく力なく横たわる千葉氏。パッションを燃やしてくれる頭巾は、その効果の反面体力を奪っていく・・・確かに説得力のある設定ではあります。しかし、それは三女さんのパンツ入り頭巾を奪おうという千葉氏の奸計。レアパンツ欲のためなら親友すら裏切るパンツの魔力でしょうか。千葉家の神棚にパンツ頭巾が飾ってあっても、和実ママは納得して許してくれそうですね。もみ合うしんちゃんと千葉氏ですが、この混乱にケージから出てしまったチクビが柔らかそうな頭巾に入ってみつどもえの戦いに。チクビにパワーを与えたのはやはり三女さんのパンツ。圧倒的なパワーで千葉氏を壁に叩き付ける覚醒ぶり。これを見るとしんちゃんに力を与えたのはやはり三女さんのパンツのクロッチ部分と言わざるを得ません。

そんな事は露知らぬ千葉氏。せっかく女子の好感度が上がってきたところなのに、頭巾パンツを告白してしまう羽目に。しかしこれだけのブースト効果があるのならば、このパンツ防災頭巾を被ってみたくならない人はいないはず。ところで発覚後、パンツ頭巾はどうなったんでしょうか。みっちゃんに回収されてしまったの
か、5人の家の神棚にそっと供えてあるのか。裁縫の得意な方はリアルに再現して公開していただきたいものです。

***ちなみに頭に被るパンツ的物体については、のりお先生はDPZのこの記事はお読みになったのか気になりますね。

新連載『ロロッロ!』に迫る

160903blog

二人三脚のストーリーに・・・なるのか?

今のところキャラクターとしてはこの二人だけが公開されてはいますが、一体どんなストーリーが展開されるのか全く読めない9/3現在。ロロッロの世界にブルマがあるのかどうかは分かりませんが(無い予感)、とりあえず体操服を着せてみました。みつどもえでは目の下側にハイライトが入るのですが、公開されたイラストではハイライトが入らない描き方になってますね。キャラも「半開きさん」に近い気がします。あの世界を発展させたのでしょうか。ちひろとちとせ・・・さて。

夏に始まると予告されていたのりお先生の週刊少年チャンピオンでの新連載。なかなか告知がなく、途中のりお先生から追加するから遅れるというツイートがあったきりでやきもきしていましたが、ついに9月29日から連載開始となりました。予告がのりお先生のツイートにも載りましたのであとは待つだけです。キャラもさることながら気になるのはその予告の伏せ字の多さ。

お友達が出来ない中等部1年生の森繁ちとせ。
そんなちとせの前に突如現れたのは、
▢▢いだり、チ▢▢せたり、
から▢□□▢▢したり、
公安にマークされている、
ちとせの父親が開発した
の・・・!!? 

友達ができない中等部1年生の
森繁ちとせ。そんな彼女の前に
突如現れたのは、自称
▢▢□▢で・・・!!? 

ロロッロというタイトルが既に伏せ字の▢で構成されているようなもので、この▢に当てはまる文字列は色々あるとは思いますが、「開発」等から推測して音的にも「ロボット」かなあ・・・と。 読者の予想を常に上回るのりお先生ですから、そう思わせておいての、が来そうではありますがここは素直にそう仮定して伏せ字を予想してみました。

お友達が出来ない中等部1年生の森繁ちとせ。
そんなちとせの前に突如現れたのは、
ンツいだり、チクビせたり、
からジェッ噴射したり、
公安にマークされている、
ちとせの父親が開発したの・・・!!? 

友達ができない中等部1年生の
森繁ちとせ。そんな彼女の前に
突如現れたのは、自称
ロボットで・・・!!? 

パンツやチクビは見え見えなひっかけの様にも思えますが、みつどもえ的思考で素直に考えるとこうかなと。「お▢」の▢は一音で文脈から体のパーツと推測しましたが、手も目も「お」には続かないし、ここは口(くち)を誤って▢にしてしまったのではと無理矢理に。

この伏せ字の正解はこれから小出しにされていくものと思いますが、随時答え合わせをしていきたいと思います。

あと、そもそもちとせは水色ツインテちゃんか金髪ちゃんのどちらなのかという問題があるのですが、とりあえず水色ツインテの方であろうと推測しています。中学1年生っぽいのはこちらかと。のりお先生のツイートのペン入れ中と思われる画像には金髪ちゃんの方が出てましたが・・・。ロボットっぽい不思議ちゃん感があるのは金髪ちゃんの方だと思いますが、思いっきりミスリードに引っかかっているのかもしれません。それもまた良し、ですが。

何はともあれ9月29日が待ち遠しいですね!
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