Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2016年11月

みつどもえ332卵性 いかがわしいものはやめよう!!/詐欺です

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へー 1/1フル可動宮ちゃんかあ・・・

この場にいなかった人達が何を売っていたのかが気になります。宮下さんはヘアピンかな、とも思いましたがあのヘアピンを売るなんてMOTTAINAI(死語)!! という感じで、ご本人が売られていたら直ちに買う人がいるだろうなと・・・

フリマ、フリーマーケットのフリーはfreeではなくflea、すなわち蚤の市ですが、捨ててしまうより安値でも誰かの元に行った方がエコとの発想の元、リアル世界でもよく学校の催しの中で行われております。もし鴨橋小学校のフリーマーケットが現実世界であったなら、みつどもえ読者の
札束を洗う争奪戦が勃発しそうですが、作中でそうなったのはしんちゃんの放出品程度でまずまず平和なものでした。

丸井家の売り物はまずはひとはのエロ本。以前河原に捨てようとして中学生に奪取された事件がありましたが、あれからも着々と溜まったみたいですね。てっきり完全にガチレンにシフトしたのかと思っていましたが、相変わらずやや年齢層が高めの層向けエロ本ばかりで、これをチョイスするひとはの心中が思いやられます。求めているのは母なのか・・・ふたばは乳首の取れたおっぱい枕。むしろトップレスさんの薄い本でも製作したら男子が列をなしてプチ同人誌即売会になるのではと思いますので是非来年には検討して欲しいものです。ついでの内容を誌面でも公開して下さい。みっちゃんは麻里奈ママと作ったオリジナルブランドパンツ。おそらく未着用のものと想像されます。ここはやはり引くべき一線があったという事でしょう。作中で一番色々服を着ているみっちゃんの事、古着を放出すれば特定の買い手が直ちに言い値で買ってくれそうですが・・・

とりあえずこれらの品は、パパの前にずらっと並べた絵面のため。パパは「闇市」と言っていますが、もう少し倫理的に問題のあるお店に見えます。むしろパパが何を放出するかを見て、パパの生活背景を探れたら面白かったとも思いますが、とりあえず売り物は娘達のいかがわしい放出品のみ。いかがわしいものをやめると何も無くなってしまった丸井家のスペース。仕方なしに娘達は商材を確保しに他のスペースに向かいます。

まずは杉崎家とみっちゃん。杉ちゃんの高価な衣服が5万円〜で売られていますが、さすがにこれは強気すぎて売れないでしょう。安売りはしないと言い放つその横でもりもり値を下げているみっちゃん型湯たんぽ。本人の了解なしに売っていいものかとも思いますが、無事にみっちゃん本人に押しつけられて商材確保成功。なぜこれが売りに出たのかと思いますが、14巻の登場時にもあった通り、みっちゃん型の湯たんぽをお湯で満たした場合、「息を吐いた時の人体の平均密度=1,270 kg/m3(Wikipedia先生)」から考えて30リットル以上のお湯が入る事になり、金属製の本体の重さとあわせて持ち運びができない位の重さになります。その後、杉崎家の財力でお湯の出し入れをするシステムでも作ったかと思っていましたが、使用を諦められていただけだったようですね。

次は最近杉崎家に続く財力を誇る吉岡家に向かう三女さん。吉岡さんの古着ならばアタッシュケースにお札を詰めて向かうところですが、パンダ型の帽子(初出は・・・いつでしたっけ)を三女さんが無事に100円でお買い上げ。紗江子ママがナマコちゃんグッズを懸命に売ろうとしていますが、ひょっとして人気が低下してきたとか?三女さんのナマコちゃん好き設定はどうなったのでしょうか。

そしてしんちゃんとふたば。立っているだけで女子の行列ができるしんちゃん。ふたばの巧みな誘導でポケットティッシュのオークションが始まりますが、さすがのしんちゃんもドン引きする盛り上がり。あのおがちんが2千円を投入しようとしていますが、ギャンブラー父からお小遣いの供給を受けたのかもしれませんね。

ふたばはチブサのネコグッズを売る事にして、とりあえず仕切り直し。誰が一番高く売れるかの戦いとなりました。ターゲットその1は千葉氏。積極的なセールスが展開されますが、まず抜け出したのは三女さん。吉岡さんから買った帽子を加工して被ったパンツ型帽子にするというピンポイントなセールスで何と2万円ゲット。原資はしんちゃんのポケットティッシュオークションですが、万札を持ち歩いている小学生女子というのも恐ろしい。佐藤家の出店を狙って持ってきたのでしょうか。

次はしんちゃんのポケットティッシュを落札し損ねたSSS隊。SSS隊にとってしんちゃんはどういう存在なのかと思わず引いてしまう絵面の連続。ふたばの言う「たまに使っていたよ」がしんちゃんとの関わりでどういうシチュエーションなのかアレですが、SSS隊のファンタジー的にはバッチリ填まったようです。買われていったこれらが隊内でどのように使用されたか・・・はあまり考えないでおきたいと思います。

第3の犠牲者は矢部っち。そもそもその存在を理解する事すら難しいみっちゃん湯たんぽを即座に断れる矢部っちのみつご力(りょく)。長年の付き合いで碌なものでは無い事は直ちに伝わったようです。パンツを付けたりの必死の営業も効果無く、最後の手段に出るみっちゃん。貯金箱と称して1円を奪うと押しつけに成功。しかし、草次郎父をマークしていた一郎太に三女さんが密告。おそらく矢部っち宅にみっちゃん湯たんぽがあると色々邪魔になる事を危惧しての裏切りであったのでしょう。みっちゃんの涙ながらの告発返しに後ろ暗い顔をする二人。ふたばもSSS隊にあえてミスリードを承知で売りつけていた模様。黒いふたば、好きですよ。

そんな中、ふと「等身大人形」に目を留める一郎太。以前しんちゃん人形が犠牲となった交通ルール教室に使えるとの判断で、1000円でお買い上げ。みっちゃんの名誉と尊厳は保たれた・・・かに見えました。後日、みっちゃんの目の前で車にひかれるみっちゃん湯たんぽ。金属製でそこそこ重量もありそうなので、ぶつかった車の方も只では済みそうもありませんが、とりあえず有効活用はされているようです。 

みつどもえ第331卵性 愛梨・・・大きくなったな・・・/おとっ・・・お父さん・・・なのっ・・・?

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父はいつでも見守っているよ

娘がパンツを穿いていない事に気付いた父の心境はいかばかりか・・・ヘタに近づくと一郎太に射殺されそうですが、おがちんより年上の一郎太は父の顔を覚えているのか。謎は深まります。

今回331卵性の衝撃はその唐突さもあって長く記憶に残る事でしょう。
冷血のギャンブラーこと焼き芋屋のおじさん(夏場はテキヤさん)が、みつどもえ随一の闇であるところの緒方家の父であったとは・・・。重度のシスコン警察官である兄・一郎太と妹・愛梨の二人が肩を寄せ合って暮らしてきたわけですが、父は意外なくらい近くにいて娘の成長を見守っていたという事実。

始まりはみっちゃんが焼き芋を買ってきた事から。3個買ったら付いてきたガチレンのパチモンおもちゃ「木気戦隊 カチコチレンジャー」。そのあまりに分厚いおもちゃのラインナップから、ちゃんと正規の番組ですらある気がしてきます。しかし本家ガチレンジャーを心から愛するひとはにとってはまさに冒瀆そのものの存在。みっちゃん的にはひとはにはガチレンのおもちゃ、ふたばに1本与えて自分が2本という目算でしたが、さすがにパチモンよりはイモが欲しいひとは。残念ながら時すでに遅く、イモは光速でみっちゃんの体内に送り込まれていました。

そんな中、イモの袋からレシートを発見するしんちゃん。夏の屋台の景品の余りだと完全に見くびっていたひとはですが、レシートに記されたガチレンのレアおもちゃに俄然目の色が変わります。レシートの日付の10月22日土曜日はひょっとしてのりお先生が執筆していた日時なのでしょうか?とにかくイモの袋におもちゃのレシートは意図なくして混入はありえないはず。冷血のギャンブラーからの挑戦状にひとはの目が輝きます。今や戦いあるのみ。

悠然とタバコをくゆらせながらひとはを待ち受けていたギャンブラー。自分が街を離れる事を告げようとしますが、ひとはとその他は景品の数とイモの数のチェックに余念がありません。「離れて暮らす娘を見守ってきた」「街を離れて新しい生活を送る」等々の重要情報をすっ飛ばされてさすがに怒るギャンブラー。おまけ5個にイモは10個。イモを買い占めれば30000円のレアアイテムがひとはの元へ。楽勝かと思えましたが、これまでの戦いからひとはにはそんな安直な方法は取れなかったのでした。ギャンブルにはギャンブルで応える。ひとはのお小遣い(500円)を賭けた戦いが始まります。しかしみっちゃんは500円であの量のお菓子をどうやって入手しているのか・・・

ギャンブルは心理戦。娘の事で揺さぶりをかけようとするひとはですが、なぜかギャンブラーは乗ってこないばかりか娘への手紙を託されるひとは。単なるはったりに余りに重い「おまけ」で返されて完全に動揺するひとは。慌てて突き返します。当然帰ってきたおまけはカチコチレンジャーのパチモノ。完全なる敗北ですが、ここで物欲に駆られたひとはは恥も外聞もなくその場の全員を総動員して総当たりに。SSS隊と千葉しんから100円ずつ徴収して最後の決戦に臨もうとしますが、しんちゃんのサイフから出た硬貨という宝に狂ったおがちんに引っさらわれて涙目のひとは。ふたばに憐憫をかけられるひとはもなかなかレアですが、説得されるおがちんもやはりいい奴ですね。

仕方無く焼き芋を買おうとするおがちんに、渡される父からの手紙と頭に置かれた大きな手。まさかのまさか、見守ってきた娘がおがちんだったという超展開。イモギャンブルはどこに行ったとも言えない超展開。おがちん本人すら知らなかったという事は、物心つく前からギャンブラー改め緒方さん(緒方は母方の姓である可能性もありますが)は家を出たという事のようです。しかし、そんな年齢では一郎太もまだ子供だったはずで、母親が二人を育てていたと思われますが、その母はいまいずこ。そしてこの後緒方父子の間にどんなやり取りがあったのかも大いに気になる所ですが、そこは回収されずにEND。

一郎太とおがちんはホクロの位置まで結構似ている兄妹ですが、ギャンブラー氏とはあまり共通のパーツがないように思います。まだ見ぬ母親譲りの顔立ちなのでしょうね。何の伏線もなく判明したおがちんの父親。以前の詩織様の緒方家探索が余りにダークだったので、父親を出して中和しようとされたと考えるのは穿ちすぎでしょうか。結果的に救済になっていない気もしますので、気のせいかもしれません。一郎太を含めた緒方父子の今後が気になります。あと、一郎太が警官に採用される時の身辺調査でテキヤ的な仕事もしている父であっても採用に影響しなかったのかも気になりますが、それ以上に一郎太がアレな事を考えると些細な事なのかもしれません。

とにかく疑問符で頭がいっぱいになった今回。続報が待たれます。 

ロロッロ! VER.5.0 昨日の夜博士に大人の女にしてもらったんだ〜〜

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友達になった二人?

ちとせのイメージする「友達」がどんな関係なのかは今回の集中連載では示されませんでしたが、女の子同士で色々やりたい事はあるんだと思います。描き忘れましたが、この二人の後ろでうみちゃんがキーッとハンカチを噛みしめながらジェラっているはず。ちとせはうみちゃんも時々構ってあげて下さい。 

ダメ大人ポリさんにお引き取りを願ったあとは念願のお食事タイム。学校では給食時間があったはずですが、これはどうだったんでしょう。ちとせが「ロボット設定どしたの」と訊いているからには、食事シーンは学校では無かったのだろうと推測されますが果たして。食事はちとせが作っているようですが、ステーキとつけあわせ、シチューにパンとずいぶん豪華です。丸井家のひとはのごはんと十分タメを張れそうなおいしさが伝わってきます。もりもり食べるイチカの姿にちょっと嬉しそうなちとせ。

味覚センサーで食事を楽しめるというのは、確かに「お友達」には必須の機能です。ついでに食物を分解してエネルギーに利用できるようになっていれば完璧ですが、そこまではイチカのボディには詰め込めないでしょう。とりあえず「取り出し」で対処するわけですが、のりお先生ヒロインの宿命として嘔吐しないわけにはいかないのです。喉の奥のボタンを押してリバース。ちょっとこれは使い所に悩みそう。

研究室で反省会をする二人。客観的に見れば、ちとせが信じられないくらいの再現度で学校生活と家庭生活をこなせたので大成功だとは思いますが、実際にやらされる本人にはとても許容できない欠点があった模様。防水性と冷却ファンの位置、あとは首の取り外し機能を要求します。冷却ファンはズボンを履いたら冷却不全になっちゃうのかな?本人が納得しなければ、あっさり作り直しに応じてくれる森繁博士は良心的な技術者だとは思いますが、さすがにその要求を満たすには年単位の時間が必要のようです。今のイチカも7年がかりなので仕方が無いところではありますが。

アップデートのためにしばらくの別れになると告げるイチカ。大人の体にしてもらうとはしゃぐイチカに思いをぶつけるちとせ。つれない態度を取っていても、イチカの出現はちとせには嬉しい出来事だったようです。ちとせの部屋に用意された自分の布団を見て、ようやくちとせの真意を悟るイチカ。自分を友達だと受け入れてくれていた事に心が満たされるコマはいい表情です。

アップデートはしない、と博士に告げるイチカ。色々不満はあっても、ちとせの友達でいられれば良かったわけです。しかし、大人のボディは諦められなかったイチカ。すっと豊胸用のシリコンバッグを取り出す博士とその手触りを喜ぶイチカ。

翌朝、アップデートをせずに、ずっと一緒にいる事を告げた(と思われます)イチカですが、「大人の女に〜」のコマの凶悪さよ。そして聞いた瞬間受話器を取る(よく見たらダイヤル式の電話機ですね。クラシック!)ちとせの相変わらずの反応の素早さ。急行してくるポリさんですが、あのダメぶりを見てもポリさんへの信頼は変わらないんですね。その後はマムロボでも渡して帰って貰ったんでしょうか。

イチカも人格や意識のデータを自在に移せるのなら、ボディだけ別に作って貰えば良かったのでは・・・という気もしますが、イチカのボディは普通に億単位のお金がかかりそうですのでやはり無理だったのかな、と。森繁製作所の謎は深い。次の短期集中連載でまた色々分かってくるといいなと思います。林田さんは寝たままだし、ドヤ顔さんは登場すらしませんでしたし。

濃くて楽しい5週間でした。是非またみつどもえの間に上手に挟んで少しずつ進めて頂きたいと切に祈っております。
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