Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2017年08月

みつどもえ348卵性 なんでクラスの支配者たる私が後列に甘んじなきゃなんないの/なんなんだこのクラス・・・

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みつばだけをパンモロにさせていられるかっ!/私達も脱ごう!宮ちゃん!!

 もし杉崎茂雄氏がみっちゃんに言われるがまま再撮影をしていたら、99回目くらいで宮下さんと吉岡さんがしびれを切らせてこんな感じになっていたかもしれません。おがちんという存在がある以上クラス全員パンモロは無理なので、心優しき吉岡さんが全裸を主張した可能性は高いと思います。みんなで脱げば怖くない。

 ついにこの記事を書く日がやって来てしまいました。2009年4月29日に139卵性の感想を書いてからこの記事を公開する2017年8月29日で3044日だそうですが、みつどもえを見送る日が来るなどとは想像もしていませんでした。その間には長い長い休載など色々ありましたが、正直まだ終わった実感はありません。

 そんなみつどもえの連載完結回ですが、秘かに「フルーツバスケット」もしくは「卒業式」で締めくくるのだろうと予想をしていました。1卵性のみつご達が完全に孤立していた矢部っち着任歓迎フルーツバスケットは、今やれば全然違ったものになるでしょう。また、小学6年生を締めくくるなら卒業式かとも思いましたが、前作「子供学級」で最終回=卒業式はもうやってしまっていたのでした。卒業式だと本当に終わってしまうのでこれはナシですね。

 そんな中、のりお先生はあえて「記念撮影」を連載のとりあえずの締めくくりに持ってきました。え!?地味!?と当初は思いましたが、今となってはこれ以上のイベントは無かったと思えます。何よりみつどもえはのりお先生が「一生描く」と宣言された以上終わってはいないのです。そして6年3組全員を1枚に納められる最高のシチュエーション。長い連載の中で全員が集合したコマは今回が初めてです。340卵性の修学旅行のバス車内が一番近いシチュエーションですが、見切れたり顔が見えなかったりしているクラスのメンバーもいました。

 最終回のタイトルは「モロッロ!」。様々な漫画や映画のタイトルのパロディとして続いてきたサブタイトルにおいてついにセルフカバーです。「みつどもえ→ロロッロ」を嫌みの無い形で明示していてこれも確かに最終回感があります。

 よく晴れた校舎の屋上で、勢揃いして記念撮影の一コマ目。これがある意味理想の集合写真だったわけですが・・・矢部っちと34人。ここで伊藤詩織様に命がけの告白特攻を敢行した田渕くんが欠席しているのが恐ろしい。彼の孤独な魂はまだ日光を彷徨っているのでしょうか。あと1卵性でみっちゃんの椅子となっていた「犬口くん」は当時のアニメスタッフが出した「みつ子日和 1卵性」にはクラスメイトとしてはっきり存在が確認できるのですが、連載の方ではやはりいなかった事になっているようです。服装的には9月っぽいので、みつどもえ伝統の掲載時のリアルタイムな季節感はそのままです。つまりいつも通りという事です。

 撮影者はお久しぶり(9巻170卵性)のパパのいとこの杉崎茂雄おじさん。思えば杉ちゃんの盗撮技術の高さも脈々と流れる杉崎家の血筋ゆえだったのかもしれません。杉ちゃんがみっちゃんを裸に剥いて撮影するおじさんをナチュラルに想像した事を思うと変態の血を争えない人なのかも。今回はみっちゃんの風に煽られやすいスカートに翻弄される溜息の多いカメラマンのおじさんです。カメラはNikon。

 シャッターの瞬間、ふわっと舞い上がるみっちゃんのスカート。確認を求められる矢部っちですが、力強く「みつばちゃんなんで大丈夫です!!」と断言。宮下さんからも「パンモロがデフォ」との証言もあり、みんな終わった終わったと教室に直帰です。杉ちゃんは10枚買うと言わずに頼めば元データを貰える立場ですが、やはりみっちゃんに恥辱を与えるには公式ルートで買う必要があるのでしょう。

 必死に抵抗するみっちゃん。 穿いているパンツは見せないというみつどもえの掟に従い、パンツを肌色で消されたり、田渕くんの笑顔で隠されたり最終回にふさわしい痴女的な絵面のオンパレード。懐かしいクラスの支配者気取り設定も生きていて、最前列でないといやだと主張。ふたばがスパッツを差し出しますが、ただでさえ裸に近いふたばがますますな格好に。次は矢部っちがひとはの口車に乗ってパンモロ披露。矢部ひと好きの皆様には大変良質な燃料が供給されました。

 さっちゃんだって負けてはいません。降霊術で霊にめくれ上がったみっちゃんのスカートの中身を隠させるという提案。みっちゃんの股間に蠢く触手的な霊とみんなの目に入った黒線がどうにも扇情的です。三女さんは「色情霊だね」とクールに両断。最後まで三女さんとさっちゃんは絡んでくれました。どうしても両手ピースがしたいみっちゃんはみんなにスカートをおさえさせるという自己中心的解決法に至ります。みんなのうんざりした顔がいいのですが、ここでちゃっかりおで子さんと貝塚さんが混じっております。歓喜せよみつどもえモブ民!

 最後の瞬間が訪れます。みっちゃんの分泌する何かに刺激されたのか、くしゃみするふたば。こうなったら何人でおさえても止められません。パンツごと降ろされたみっちゃんのダブルピース笑顔とそっとその部分を隠す田渕くん、そしてみっちゃんの股間に集中するクラス全員の視線。
この最後の瞬間、みっちゃんは正しい意味でクラスを支配したと言えるでしょう。そして矢部っちの脳天気な笑顔。SSS隊は最後までしんちゃんしか見ていないですね。詩織様に拉致されたしんちゃんの心の傷は癒えたのでしょうか。手前ではチクビがあざとく跳躍しています。

 次回349卵性がさらっと始まったとしても何の違和感も無い今回は、みつどもえ読者にとって終焉ではなく新たな始まりを予感させるものでした。この1年キャンプあり修学旅行にも行きでひょっとしたら、という恐怖を秘かに覚えつつ楽しんできたのですが、海江田先生が独りでいる限りみつどもえ時間は終わりません。週刊チャンピオンで再開されるロロッロも楽しみですが、きっとまたひょっこりみつどもえの連載が始まると信じたいと思います。

みつどもえ第347卵性 きっと笑顔も不気味パターンだよ!!/声が不気味パターンのやつ

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1000卵性くらいの三女さん【想像図】

ついに笑顔を手に入れた三女さん。これまでの成長曲線に当てはめると、未来の三女さんはこんな感じの豪快さんになっていてもおかしくはないはず。その真偽は未来で確かめよう!

 ついにこの号を手に取る日が来てしまいました。まだ新しいみつどもえを楽しみにして生きていけない日々というものがちゃんと実感できていません。あの長い休載の日々ですら希望はあったのです。それでも連載完結号の2話はいつものみつどもえで、その締めくくり方も希望が持てる形だったと思います。まずは347卵性の感想から。

 連載当初はぎりぎり3人で何とか保っていたみつご達の世界ですが、11年経った今はチーム杉崎のメンツ4人(さっちゃん入りなのが嬉しいポイント)と普通に机を囲んで談笑できちゃっています。特に三女さんは宮下さんのややウザトーク
でもかつての様にどこかにスッと逃げる訳でもなく、正面から真顔で聞いていて求められれば感想も言える。そしてこれを今読む私達も何の違和感も感じない。11年かけた三女さんの成長はこのくらい確かなものだったのです。(でも宮ちゃんは親切だと思う

 そんな中、吉岡さんから三女さんの笑顔を見ていない問題が提起されます。確かにカラーイラスト等も含めて笑っているコマを思い浮かべる事ができません。11年間笑わせずに描き続けてきたのりお先生のブレの無さにも感銘を受けますが、これは事態です。そこにさすがに家の中では「たまに」笑うという証言が姉二人からもたらされます。早速再現画像が作成されますが、みっちゃんのキュビズムとふたばの現実空間歪曲乳房が合わさってリアリティのかけらもない絵に。畳みかけるように「笑顔も不気味パターン」とか言い出すさっちゃん。一夏をひとつのベッドで過ごした間柄ですが、その間さっちゃんに笑いかける事はなかったのですね。でもさっちゃんの想像図のひとはの笑い方はシチュエーションによってはありそうな気がします。主にみっちゃんとの抗争の中でみっちゃんが無様な痴態をさらした時とかに見れそう。

 そんなこんなで始まった「三女笑わせ王選手権」。先鋒は姉ふたば。死後硬直時に笑い顔を作らせようとでもいう必殺の一撃。とは言えさすがにお互い一番長くいる間柄、その殺気を感じ取り髪の毛一本を残して避ける三女さん。手に汗を握る展開ですが、ふたば的には「コチョバシ攻撃」だそうで。この勢いでこちょばしたら全身の骨が砕けるのではあるまいか。そんな中、じりじりと包囲の輪を狭めてくる選手たち。

 次鋒吉岡さん。光を失った眼でゴソゴソと棒状のものを取り出すやさぐれ吉岡さんを見られるとは何たる眼福か。しかし、ナイフを取り出す所を幻視してしまった三女さんは慌てて逃走します。まだまだそこまでの信頼関係は築けていなかったのです。吉岡さんが取り出そうとしたのは魔改造ナマコちゃんですが、ひわい!!形がひわいすぎる!!一体何のためにこんな改造を・・・そうか宮下さんに・・・(違います)

 次はみっちゃん。直接手を下さず積極的に下僕を活用していくスタイルはさすが女王の風格。ところで矢部っちが着用させられたブラはやはりみっちゃんが直前まで着用していたもの・・・? 「みつばちゃんが見せなよっ」と言いながらブラを着用のままボタンをしめている矢部っちもなかなかに謎であります。一応乗ってあげたという解釈でいいのでしょうか。そしてそのやり取りを栗山っちに目撃される訳ですが・・・良かったね栗山っち!!最後の最後に出番が!!1巻あたりの懐かしいシークエンスそのままに栗山っち退場です。

 さっちゃんは笑い話で三女さんを攻め落とそうとしますが、怪談どころではないダークな雰囲気をまとわせての話に三女さんはたまらず逃走。さすがに何かがおかしい事を悟り始める三女さん。残念ながら真逆の方向に・・・

 最後は宮下さん。三女さんの愛するチクビを使って笑わせようという手段を選ばぬ外道ぶり。水を張ったバケツを飛び越えさせる作戦ですが、何だかんだと言って迫力のある宮下さん。「飛べ!」と言われて自分が窓から飛びそうになる三女さん。宮下さんの言う事を聞いてしまうなんて、と思いますが、逆にこれまで無視してきたのは宮下さんの力を認めていたからという事になるのでしょうか。だとするとこれまでの冷たい態度がちょっと変わって見えますね。

 近くにいたメンバー全員がチクビに注目している中、通りかかった矢部っちだけが三女さんを見ていました。飛び降りを阻止しようと慌てて駆け寄った矢部っちはチクビのバケツにけ躓き、吉岡さんの魔改造ナマコちゃんを咥えて転倒。そこにうっすら浮き上がるみっちゃんのブラ。このコンボ技についに三女さんの笑顔が解禁。世にあまたいる矢部ひと愛好者の皆様的にはガッツポーズのシチュエーションであった事でしょう。そしてこれがとても良い笑顔。11年分347回を凝縮した笑顔ですものね。ちょっと笑い声が残念だったようですが、普段あまり笑わないせいでおかしいのか、三女さんの歌声の延長線上にあるのか。笑わないのはそれを自覚しての事かもしれませんが、これからみんな馴染んでいくんでしょうね。

 この話がこの位置に来たという事は、のりお先生として笑わない三女さんをとても大事にしていたのが分かります。万感の思いで三女さんの笑顔を描いていらっしゃったに違いありません。 

みつどもえXXX卵性 夏コミにてみつどもえモブ合同誌を発刊します!

裏表紙

裏表紙です!
表紙はじゃんぴーさんによる素敵なエロカワ表紙となっております。

 じゃんぴーさんとの共同サークル「眉毛の形は人ぞれぞれだよねっ」において、みつどもえモブキャラオンリー合同誌「モブの形は人それぞれだよねっ」をこの夏のコミックマーケット92で発刊します。

 今さら言うまでもなく、みつどもえは多彩なモブキャラによって成り立っている漫画です。もちろん三つ子やチーム杉崎などのメインキャラの魅力も大きいのですが、読めば読むほどモブキャラのキャラの立ち方が眩しく感じられるのです。そんなモブキャラたちにスポットを当てるべく、21名の寄稿者による30名以上のモブキャラ堂々大行進の1冊になりました。44Pオフセット本、表紙はカラーです。

 また、膨大なデータとナイスな記事群でみつどもえ読者を支える「みつごのたましい」の管理人みつたまさんと拙Made in USSRがジョイントして「みつどもえモブ不完全データファイル」を掲載しました。短期間での急なお願いにも関わらず、みつどもえが
これだけの数のモブキャラに支えられていた漫画である事が一目瞭然のデータ集を編纂して頂きました。手前味噌ですが一読の価値があろうかと思います。

 頒布は8月12日土曜日、2日目の東6ホール ナー54bにてzenitが皆様をお待ち申し上げております。当日はみつどもえ最終話が別冊チャンピオンに掲載される日でもあります。近くにお寄りの際は是非足をお運び頂けますようお願いいたします。
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