Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2018年02月

ロロッロ! ver.19.0 ……犯されそう/エロ同人みたいな空気…

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小堀ちゃん愛好会発足!
 教室での振舞いとロボット愛好会でのキャラが正反対な小堀ちゃん。一体どちらが本当なのか。そしていまだに柱のキャラ紹介では「性別不明」のまま。愛好会の諸君はロボットの前に小堀ちゃんの性別を解明するのが先ではないのでしょうか。林田さんはシャレにならないのでやめてあげて!!

 自分で「驚愕の」とか言うな!と思わず編集部に突っ込んでしまいそうになりますが、何と3月8日発売の週刊少年チャンピオン15号から、のりお先生の新作「僕の心のヤバイやつ」が始まります。驚くなかれ、ロロッロとのW連載だそうです。嬉しくないのかと問われればもちろん嬉しいですが、作業量的に大丈夫なのか本当に心配です。みつどもえ休載の轍を踏むことにならないと良いのですが…見守るしかありません。戦慄のサイコスリラー⁉︎との事ですが、伊藤さんのおがちん宅探訪回はまさに身の毛もよだつサイコスリラーだったので、夜中にトイレに行けなくなってしまうかも。

 これまでダンスから相撲まで、手当たり次第に部活にチャレンジしてきたイチカとちとせ。主にイチカのロボパワー承認欲求のせいで不調に終わってきました。そんなこれまでを振り返るイチカですが、相撲部では全国優勝へ導いた事を考えると、そこそここなしたという自己評価もそこまでは大外れとも言えないような。確かにその他は全滅ではありましたが… 辛抱強く付き合ってきたちとせちゃんも偉いと思います。

 そんな2人にフランクに声をかけて来る性別不明の小堀ちゃん。Heyと呼びかけられてSiriじゃないと応じるイチカですが、これ系のテクノロジーネタは何年先まで理解されるのやら。杉ちゃんの折り畳み携帯みたいに懐かしむ日が来るのは避けられませんね。テクノロジーの世界、特にAI関係は日進月歩。イチカからは小堀少年という呼び方に落ち着いたようですが、乱歩の「小林少年」的な両性感から来ているのでしょうか。そんな小堀少年の所属するのはまさかのロボット愛好会。まさにイチカにとっては自分を崇拝する教団的な組織と言えます。降臨したメシアさながらに「讃えよ」と入室するイチカ。多分これまでの生涯(まだ短いですが)で最高の瞬間だったはず。

 君臨する神のごとく、ロボット崇拝者たちの研究内容を聞き届けるイチカ氏。1人目の眼鏡くんは巨大ロボットへの愛を吐露。オタクな願望の割に、どういう構造なら実現可能かという真面目な内容で割と好ましいのですが、今回なぜだかAIが発情しちゃっているイチカには巨乳願望としか聞こえません。イチカの妄想の中の巨乳イチカ、イイですね!博士に頼めばどこまでも盛ってもらえるので不可能でもないし。

 2人目のメカクレ氏はAIの学習能力愛。いわゆるディープラーニングでしょうか。しかしこれは「調教」に変換されます。3人目はロボットのパーツ等へのややフェチな細部への愛を語ります。構造への愛。神は細部に宿りますからこれも理解出来る。それに対しては隅々まで、特にジェットの噴射部付近を観察される自分を妄想するイチカ氏。しかし痛覚のないロボットに物理的な調教は不可能っぽいのと、イチカのお尻付近がどうなっているのかという問題があります。ちゃんと作り込んであったらそれはそれでちょっと・・・という気がしますよね。それはともかく、こんなド妄想中学生が森繁博士の考える「普通の女子中学生」という事になるのですが・・・イチカは生み出されてから自律的に学習してしまったんでしょうか。ネットとかで。でも最初から割とアレでしたし・・・。

 会員たちの濃厚なロボット愛をひわいに誤解釈してもう限界なイチカさん。妄想に悶々としているイチカと、シチュエーションが全く理解できない冷めきったちとせとの会話がシュールです。エロ同人って…気に障る事を言ったのかと気遣って出てくる小堀ちゃん。この辺の心遣いが細やかですよね。あと1人で部に昇格できると聞いて、しかたなく意を決して中に戻っていくイチカ。「実はロボットではない」と言われてキョトンとする会員の皆さん。ここで本当にイチカがロボットだと知れたら…多分イチカが想像したようにはならないんでしょうけどね。みんな純粋そうだしイチカが望んだ展開になったのでは。

 ここからイチカの一方的な逆襲が始まります。小堀ちゃんと言えば、ガールズに馴れ馴れしく接近して、聞かれもしていない金持ちアピールするのがいつもの教室でのスタイル。どうやら教室とここでは演じているキャラが真反対なのです。この愛好会にいるのはシャイでギークなボーイズばかり。ここでの小堀ちゃんはロボだけが支えの女の子恐怖症少年で、ギークくん達にも自分たちより根暗でオタクと言われるほどのナード。どちらが本当の小堀ちゃんなのか。イチカに肩に手を回された時の反応を見る限り割と地が出ている感じでしたね。指の仕草はやはり女の子を否定できない気もします。

 触るときは自分から触るという小堀ちゃん。いつも鋭いちとせも教室の姿が演じているキャラなのではと指摘。イチカの痴女AIにこれらの情報をインプットすると、導き出される答えは・・・女子嫌いを自分から触りに行く事でごまかしていたシャイボーイだからこっちからイジメちゃおっ><という解がはじき出されました。ロボパワーにまかせて嫌がるのを無理矢理押し倒し、体じゅうまさぐられてしまう小堀ちゃん。ちとせも「エロ同人みたいな空気」と息を呑む破廉恥絵巻です。もちろん愛好会のギークボーイズも生唾を呑みながら目の前の痴態に見入っております。「ははーん…」みたいなエロイチカの表情が特にいいですね。博士は何というものを生みだしてしまったのか…

 少年誌的に行くところまで行くことは無論なく、放り出されるイチカととばっちりのちとせ。そんな2人の傍に、何故か廊下で爆睡中の林田さんがロボ愛に満ちた寝言を言いながら出現です。彷徨いながら各所で寝ている感じですね。とりあえずロボット愛好会の部昇格は林田さんの入会で解決しそうですが、ロボ少年達が眠りこける林田さんの研究を始めないかやや心配ではありますね。そして聖母みたいな表情でそんな少年達を見守るイチカ。彼らが目の前の超高性能ロボットイチカに気づく日は来るのでしょうか。そしてイチカとちとせの部活を求める旅はまだまだ続きます。今回も暴走するイチカにちとせが文句も言わず付き合ってやっていましたが、この2人もだいぶ親密さが増して来ました。

ロロッロ! ver.18.0 ……私はまあまあよ/うん…ほんとごめんね

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うみちゃんの乳首間距離測定
 乳首間の距離と胸囲が比例するならば、うみちゃんの乳首間距離を測定することによって比例計算でイチカの胸囲を知る事が出来るのではないでしょうか。相撲部に入部した後すっかり無くなっていた筈のイチカのバストは今回ずいぶん復活していました。ゆえに実際の乳首間距離は微妙ですが、当ブログではうみちゃんのスタイルの良さを広く知っていただきたいという意図の元に、うみちゃん>イチカ説を取りたいと思います。

 初めてのブラ。これは古今東西避けては通れない大問題であります。古くはみつどもえの時代より主にみっちゃんがその大任に応えてきました。ロロッロは中学校が舞台ですので既にクリア済みかと思えば、何とイチカが未装着。あの体型でそれは危険すぎるというものです。

 学校の体育の長距離走で涼しい顔でちとせを抜いていくイチカの胸に、明瞭な二つの突起を認めたちとせ。友のちくびを守るため、猛ダッシュで男子の視線を遮る友情パワー。戦い終わった後の更衣室でのガールズトークでそれとなくブラの着用を勧めてみるちとせですが、ストレートにそう言えないのがちとせ。擦れて痛くないのかと遠回しに言ってもイチカには通じず、擦り減っているかも、みたいな無機質なロボトークへ。とばっちりで覗き込まれて真っ赤になるうみちゃんが可愛いですね。ここでついに決意を固めるちとせ。唯一の話相手であり、おそらくは既に装着を開始したうみちゃんでなければ乗ってもらえない相談。美しき友情の形です。

 日曜日…何とうみちゃんとちとせがおデートです。待ち合わせ場所は公園のように見えますが、森繁製作所の前庭でしょうか?思いっきりベタなツンツンを振りまくうみちゃんですが、内心嬉しいのが見え見えなのがかわいいところ。うみちゃんはどう頑張ってもPCがベースで、町のお店じゃなくて通販サイトとオークションで調べてきての「エッヘン」顔を披露してくれます。のりお先生のツイッターでも「今週の見どころは初デートに失敗する童貞みたいなうみちゃん」とまで言われる始末。でもこれもうみちゃんなりの精一杯なんですよね。そんなうみちゃんにちとせも「違う、そうじゃない」とは言わない優しさ。

 しかし、そんな事よりもっと根本的な問題がありました。胸囲が分からないとブラは買えません。それを知らなかったちとせは当然未装着なのでしょう。慌てて測りにいくちとせですが、手にはなぜか小さな物差し。しかも測定中にパパが邪魔に入ります。辛うじて測れた数値は「18cm」。割と生々しいイチカの乳首間距離ですが、この数値が妥当なのか、一体何を参考にして求められたかは今後検証の必要がありそうです。そして何より物差しを当てられているうみちゃんが良い。「メジャーで胸囲を測るのっ」の手をくるくるさせるジェスチャーもかわいいですね。

 そんな中、博士が謎の脅威に怯えています。人工知能の研究機関がイチカを調べ、博士の成果を盗み取ろうとしているという事ですが…博士も0からイチカが作れたはずもなく、研究者間で開発競争があっても不思議ではありません。今後の波乱の展開を予感させる描写です。博士自身もイチカ開発の記者会見を開いていたので、イチカの存在は別に秘密でも何でもないとは思うのですが・・・

 賢いうみちゃんはメジャーがない状況を、とりあえず手近な紐での測定でカバーしようとします。足元の紐ですっ転んだイチカの胸囲を測ろうとしますが、博士の話を聞き、拘束されると考えたイチカはお尻ジェットで緊急脱出。後に残されたのは上下の制服のみ。さすがに付き合いきれなくなったうみちゃんは怒って帰ろうとしますが、ちとせはきちんと謝った上で楽しかったと告げます。「まあまあ」と返すうみちゃんも頬が染まっています。2人の間の美しききらめきが即物的に描かれているのが面白い。この展開をぶち壊す全裸イチカですが、最近はお尻ジェットのためにパンツすら穿いていなかった事が発覚。ノーパン痴●ロボにブラをさせようとしていたちとせの徒労…ですが、うみちゃんとの距離が縮まった事を思えば、今回の事は無駄でも何でもなくこの上なく有意義だったと言えるでしょう。

ロロッロ! ver.17.0 やめよ⁉︎もうやめよ⁉︎/私は世界の真実を知っている

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親友と書いて「マブダチ」
 遂に登場した作中最も謎深き女、林田さん。うみちゃんはマブダチを自称していますが、単にちとせとの友達獲得レースに勝ちたいだけ以上の関係性があるのかも。色々出来て、才色兼備と言っていいうみちゃんの孤独の原因ももしかして眠れる哲学者、林田さんの中に…?次の再登場が待ち遠しい!

 イチカという友を得て、学校でありがちな「ペアを作って」が怖くなくなったちとせ。美術の時間も「そんなに言うんならいいけど…」と地味に強気です。コミュニケーションモンスターのイチカなら、ちとせがいてもいなくても別に困りはしないというのに。そんな中、イチカはもう1人の友も忘れてはいません。ちとせの永遠のボッチ友、うみちゃんです。しかし、うみちゃんは林田さんがいるからと、林田さんを起こさないように小声でお断り。小声を表現するのにフォントをうんと小さくするのって的確で斬新に感じるのですが、これまでに類例はあったんでしょうか。これって紙の印刷だと読めないのでは。無造作に揺り起こそうとするちとせに小声で抗議するうみちゃんですが、「死ぬほど疲れている」云々が本当なのかは謎です。

 これまで林田さんが起きて活動しているのを見た事がないというちとせ。イチカが言うように学校の行き帰りはそもそもどうなっているのかというのはもっともな疑問。あと給食とかおトイレとかも・・・。目を覚ました林田さんが自分を友達扱いしていたうみちゃんをどう思うか、というイチカですが、「クソ野郎かもしれないし」という心配はどうなんでしょうか。それを聞いて決然と林田さんの目を覚ますと宣言するちとせ。むしろ林田さんがクソ野郎である事を期待しての事でしょう。

 流麗な鉛筆さばきで林田さんの頭頂部を活写するうみちゃん。めっちゃ上手い。それを巨乳先生に見咎められてからの反論もいちいち論理的で、やはり出来る子なのですね。やっている事は謎ですが。芸術とはそういうものでしょうと言われれば先生も引き下がるしかありません。矛先は寝ている林田さんの方へ向きますが、ここでもうみちゃんが秒速で自分の似顔絵をこれまた美麗なタッチで描きあげて見事に誤魔化します。うみちゃん絵と自分の絵との余りのレベルの違いに嫉妬するちとせ。イチカもうみちゃんの実力を認めますが、なぜここまで色々出来て1人パソコン部なんでしょうね。

 実力行使を開始するちとせ。筆洗いバケツの水換えを装って林田さんにぶつかって起こそうとします。演技のわざとらしさに思わずイチカが突っ込みますが、そこはちとせ。ちゃんと手のひらに赤の絵の具を塗りたくる仕込み技で林田さんの拉致に成功。この辺の冴えはさすが森繁博士の娘、知略ではうみちゃんに負けてはいません。廊下に連れ出して床を転がしたり顔に水を控え目に垂らしたりしますが、眠れる林田さんはまるで起きる気配なし。思い余ってパンツを降ろすという強硬手段に出た上、無関係のイチカにビンタを強要するいじましさ。あくまで小声で抗議するうみちゃんといい、どうしようもないので保健室に連れて行こうとするイチカ。結局一番まともなのはポンコツイチカという現実。

 半脱ぎパンツのまま、イチカにお姫様だっこで運ばれる林田さんは股間のスースーによって目覚めます。問われるまでもなく語り始める林田さん。この世界に気づかれる事なく潜んでいる人工知能について語り、知的なロボットの存在を告げます。余り「研究」っぽく聞こえないのはご愛嬌でしょうか。しかしイチカにとっては一番聞きたかった内容です。喜び勇んで2人に聞かせる前に再び深い眠りについてしまう林田さん。林田さんを起こそうと水責め足蹴とこの件に関してはちとせに負けずに血も涙もないイチカですが、この状況を打開してくれそうなのは彼女だけ。

 しかし林田さんも想像を超えたぶっ飛びキャラでした。夜中中思索にふけって日中寝ているにしては、朝夕の登下校で起きている姿を見られてすらいないのは不思議ですね。うみちゃんとの関係も気になります。本当にうみちゃんからの一方的な関係なのか。

 ところで最終ページのイチカの呼びかけが「ちとせちゃ‼︎ちとせちゃ‼︎」になっていて「ん」がないのは誤植でしょうか?
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