Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2018年07月

ロロッロ! ver. 40.0 精神の自殺よ/枕営業ってほんとにあるんだ……

IMG_0442
美ボ会新規入会記念特別カラー
 大野さん、福村先生、小堀少年というこの選ばれし3者3様のボディがあれば、美ボ会の繁栄は永遠に約束されていた筈…早々に拒否されてしまったのは残念な事でした。マリンスポーツ、バーベキュー、海水浴にありのままの姿で打ち興じる3人の想像図です。何気に先生の名字も初公開となりました。個人的には特に大野さんの活躍に期待しておりました。今後も出てきて欲しい!

 地獄の様な猛暑が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。しかし学校はいよいよ夏休み!夏休みの恒例行事と言えば部活の合宿です。マリエンヌ会長が高らかに宣言する「恒例」の第「1」回夏合宿の開催ですが、さすがに聡いうみちゃんはその矛盾に気付いて1人でもごもご言っております。そんな雑音に負けたりはしないのがマリエンヌ会長。いかにもお金持ちそうな会長さんの別荘でのマリンスポーツにバーベキュー、そして海水浴という夏を満喫できそうなラインナップ。ちとせちゃんもそのスーパー陽キャなラインナップに興奮を隠せません。しかし、そんな興奮も、キャンプファイアを囲みたいというイチカのささやかな希望が却下された事でその実態が明らかになり唐突な終わりを迎えます。何と美ボ会の合宿、つまりこれらのイベントは会長さんとイチカの2人で粛々と全裸で行われる苦行(会長さんは除く)である事が判明してしまったのです。

 何とか部長と2人きりは避けたいイチカですが、ちとせ達は美ボ会でない以上参加資格はないという頑なな会長さん。逆にちとせ、うみにも仕方がないとは言え手の平を返すように拒絶されます。確かに全裸ではね…そしてこれら3つのイベントも、海絡みの2つはイチカにとって塩水という致死的になり得るもの。とにかく脱ぐ事に至上の価値を見出す会長さんにとって全裸での活動はまさに宗教行事。こんな事に1人では到底付き合いきれないイチカです。

 という事で、早速他の犠牲者を捜しはじめるイチカ。要は美ボ会の会員を増やしてしまえば楽しい合宿になるはずなのです。イチカ作成の勧誘ポスターはイラスト入りで中々の力作。イチカはポンコツとは言いながら、ちゃんと色々出来るんですよね。早速演劇部の大野さんを引っ掛ける事に成功。しかし、美ボ会とは何かという一番答えたくない質問を突きつけられます。正直に話せば大野さんが行ってしまうのは確実…苦し紛れにイチカは「美しい街を守るボランティアの会」という美ボ会とはまるで正反対のサークルを捏造してしまうハメに。

 その結果として大野さんを始め小堀少年、この度晴れて名前の判明したイチカ達の担任の巨乳先生こと福村先生の3人が美ボ会への入会を希望する予想外の大収穫。まさかの展開にぞっとするうみちゃんとちとせ。まともそうに見える人達の中にこんなにも露出欲求が蠢いていたなんて…

 声高らかにボランティア活動への思いを述べていく3人。志望動機は3者それぞれです。大野さんは純粋な興味から。人がやりたがらない事の持つ崇高な使命を語ります。しかし美ボ会の実態を知るちとせとうみちゃんには裸身を晒す大野さんしか浮かばないという大変に挑み続けるこの絵柄のギャップ。最高の勘違い展開です。しかも「気持ちよくなる」とまで言い切る大野さん。この健康そうな美少女の内側には、どんな歪んだ裸身への愛があると言うのでしょうか。

 小堀少年は不純だけどと前置きしながら進学への有利さから入会したいと語ります。確かに内申点的にもボランティアには実利が伴います。あえてそれを隠さない小堀少年(当ブログでは少女説を採っております)はなかなか誠実な人柄。初登場時のちょっと嫌な金持ちの子弟から随分とキャラが変わりました。しかしちとせとうみちゃんの頭に浮かぶのは、入試の面接で居並ぶ試験官を前に裸身をさらして少しでも入試を有利にしたいとあえて恥を耐え忍ぶ小堀ちゃんの姿。ドン引きするのも無理はありません。体のラインは女の子ですね。

 大人しそうな顔をして実は経験者だとカミングアウトしてくる福村先生。休みのたびに男子たちに混じって汗水たらして邁進していた学生時代を思い出しています。先ほどの小堀ちゃんを受けて、自分も就職や教授へのアピールという側面もあったと告白する先生と、それもあるよね、という表情の大野さんと小堀少年。しかしこれも汗だくになって裸身で悶える先生しか浮かばないうみちと。しかも大学生と来ればもうこれは枕営業でしょというちとせちゃん(中学1年生)。世の中の露出志向者の意外な多さに、これまでの健全な世界観が揺らぐのを感じている表情です。

 裸身露出活動に思わぬ賛同者の多い事に感涙するマリエンヌ会長。当然次の話題は活動の詳細になって来るわけですが、イチカとしてはこれを機にボランティアサークルになってしまった方がマシなくらいだと考えて当然でしょう。しかしまず当面の目標は合宿を乗り越える事。物理的に脱ぐ事を語る会長さんの言うことを、とりあえず精神論に置き換えて何とか辻褄を合わせようと奮闘するイチカ。しかし、肝心の合宿の話に持ちこもうとして、まだ活動もしていないこのメンツでの合宿は有り得ないという形で釣り逃してしまいます。少し焦りすぎましたね。早晩バレる事ではありましたが。

 最後の望みを断たれて肩を震わせて絶望するイチカを慰めたくて、本当は行きたいんだよと語りかけるちとせの優しさ。うみちゃんも同じような気持ちでいるようです。それを遠くから見守っていたあおい部長が遂に決断。美術部も一緒に合宿をしてくれる事になりました。背の高い会長さんが書いた所に書こうとして、ギリギリまで背伸びしてプルプルしている所がなんとも可愛い…会長さんにとっても自分の裸身を描いてくれる美術部員がいなければ、合宿の価値も半減だった筈なので異論は無い様子。腐女子3人組も喜んでおります。イチカの奮闘があっての合同合宿、これで一件落着と言ううみちゃんにこの期に及んで「美術部でも美ボ会でもない」と冷たく指摘するちとせ。

 アオリでも心配されるうみちゃんの合宿参加ですが、参加しないと言うことは随一の人気キャラであるうみちゃんにあってはあり得ないとは思います。当ブログでは美ボ会枠での参加になると予想したいと思います。でも常に予想を斜め上に裏切るのがのりお先生ですので、想像を超えた参加の仕方になりそうな予感もあります。なんにせよ夏満開な展開が期待できそうです。














ロロッロ! ver. 39.0 人間の方がこわいのか…/私が噴射したとこちゃんと見といてよ‼︎

IMG_0416
林田センセーから噴射された謎の液体の成分分析記念特別カラー
 イチカは口に入れたものの成分分析なんかが出来そうな気がします(想像)が、さすがのうみちゃんもこれには思わずドン引き。標準的な中学生の知識がインプットされているイチカですが、こういう排泄みたいな自分には起こらない現象についてはどう思っているのやら。林田さんに尿意を告げられて一応「ヤベェ」とは言っていたので理解はしていそうですが…その割に自分の足元のホカホカした体温に近い液体の水たまりには特に注意を払う様子がないので、本質的な理解が違うのかも。ちとせちゃんも家で全然トイレに行かないイチカを怪しんだりはしていそうです。

 猛暑の中いかがお過ごしでしょうか。ロロッロの作品世界でも現実並みの猛暑が続いているようです。窓を開けて排気ファン前回のイチカ。「オナラじゃないよ排気だよ」のアオリに確かにその解釈もありだなと思いますが、こんなに連続的にオナラが出ないだろうとも思います。とにかく熱と水に弱いイチカ。そんなイチカにUSB扇風機をアピールするうみちゃん。うみちゃんはこういうの好きそうです。感覚が私達に近く設定されている気がします。こんなに可愛くないですけどね。あいにくうみちゃん愛用のPCは電池切れ間近ですが、心配ご無用。イチカのお尻にはUSB端子が完備されているようです。ジェットを噴射したり排気口があったりと酷使されているイチカの下半身。うみちゃんも流石にこれはNGですが、おもむろにスカートをまくったイチカは割とアリではないでしょうか。スマホとか色々充電出来て便利!絵面はアレですけど。

 内側から涼しくなりたいイチカに、背筋にぞっと感をプレゼントするちとせ。それにヒントを得て肝試しを発案するイチカとそれに完全に前のめりで食いついてくるうみちゃん。この必死感がうみちゃんらしくて微笑ましい。私色々くわしいからって何なんでしょうね…と思いきや本当に詳しいのがうみちゃん。どうやら校内への侵入経路を発見してから夜の学校に忍び入りたくて仕方がなかったようで、これは理解できます。嬉しさのあまり舞い上がっていてややウザめになっちゃってるのも可愛い。イチカにグサッとやられてもとりあえず流していける関係が築かれているのですね。

 そんな中、1人気配に神経を研ぎ澄ませていたちとせが不審な物音を検知します。完全にビビる2人と全く怖くないちとせ。いきなりの物音と出現するあやかしの影にうみちゃんは絶叫しながら遁走し、イチカはへたり込みます。確かにこれは怖い。おばけですか?と尋ねて人間と言われて初めてイチカの影にかくれるちとせ。要するに人間が怖くてそれ以外は別にどうという事はないのです。なるほどこれはぼっちになるわけです。しかしその声には聞き覚えがありました。常時睡眠の林田センセーが寝ていて閉じ込められてしまったようです。内側から鍵が開かない親切設計。相変わらずイチカはセンセーにちとせに自分がロボットである解説を求めますが、センセーの膀胱はそれを許さない状況にあるのでした。

 鍵はとりあえずすぐには持ってこれないのでうみちゃんのロープを借りに行くちとせ。外からジェットで救出してなおかつそこをちとせに見てもらいたいイチカ。いつものパターンです。しかし、ちとせに見てもらおうとしたら、用務員室から鍵を借りてきたうみちゃんにその目論見を阻まれます。センセーの尿意を聞かなかったにも関わらず、ちゃんとするべき事は出来ちゃううみちゃんはやはり有能。一方で限界間近なセンセーを救うべく、イチカは上昇を開始します。窓の外に達したその時、センセーもまた限界に達していました。限界まで抗った上での不本意な解放…しかしセンセーの表情にはそれ以上の何かがあるような。言うなれば涅槃。

 とりあえず救助は要らなくなった+入ってこられると困る状況になったため、無情にもイチカの目の前で閉められてしまう窓。イチカはイチカでジェットはそう長くは保ちません。そんな中、ようやく開けてもらった扉。礼を言ってそそくさと出て行くセンセーですが、ちゃんと歩いているシーンは登場後初めてですね。そしてやはり夜間はふつうに活動できるようで、昼夜逆転は間違いのないところ。瞬間移動などの謎は残ったままですが。

 一方イチカも燃料切れ直後にようやく窓から部屋に入れました。せっかくのジェット噴射を見てもらえなくて怒っているイチカですが、その足元にはちょうどいい感じに水溜りがホカホカと湯気を…戦慄するちとせとうみちゃんですが、多分すぐに誤解は解けたはず。3人で無言でモップで床を拭く姿が目に浮かびますね。

ロロッロ! ver. 38.0 同性でもわいせつ罪は適用されるんだよ/もちろん新品よ

IMG_0401
歴史は繰り返す!記念特別カラー
 ちとせに救援パンツを提供したばかりに、自らは下半身がスースーしてしまったうみちゃん。そんなうみちゃんのスカートを非情にもめくるちとせの想像図。しかし、それは5年前から繰り返す2人の友情の輪廻の結果だったのでした…最後のコマの続きを想像したとき、うみちゃん的な最適解はこうなのではないでしょうか。常時ノーパン羞恥心0のイチカに無駄かつガサツにめくられてしまう可能性もありますが。

 先週刺身のツマ的に出てきたうみちゃんのスク水姿でしたが、何とそれは今週に至る伏線だったのでした。遡ること1時間前の教室でのうみちゃんとちとせイチカの会話シーンから始まります。学校指定のプールバッグを提げて入ってきて、今日からプール開きだと挨拶するうみちゃんに、初めから精密機器だから見学と返すイチカ。すでに作中の時系列は適当だとコメントされていますので、短期集中連載時の防水スーツ回との前後を考える必要はないのでしょうが、前回の水没の危機から博士に防水スーツの必要性を訴えたのかも。

 自慢げに制服の下に着込んできた水着を披露するちとせですが、ある事に気付いて慌ててプールバッグ無いを探し回ったあげく絶望して沈黙します。その気配を前の席から背中で感じ取っていたうみちゃん。どこまでちとせの事が好きなのやら。そんなうみちゃんの頭には過去の数多のちとせパンツ忘れ事件がよぎっていたのでした。

 5年前の小2の時、この時からお互いしか友達がいなかったこの2人。うみちゃんに家から着てきた水着を「時短テク」とドヤるちとせはある事に気づき祈るようにプールバッグの中を探し回ります。小中でプールバッグの種類が違うあたりのりお先生らしい細やかさですね。結果としてプール後に下半身がスースーしてしまったちとせ。横行するスカートめくりの周りでウロウロしていますが、逃げればいいのに男子の様子を窺ったりして、確かにうみちゃんが言うように「めくってほしそう」にも見えます。そこはめくってあげるのが友の務め。しかしこのノーパン小2はわいせつ罪は同性にも適用される等々をまくし立てて逆にうみちゃんを追い詰めます。ライバルにノーパンが知られた事への逆襲なんでしょうけれどね。しかもその後も毎年同じことを繰り返してきたようです。

 そんなちとせがまたパンツを忘れると見越してちゃんと用意してきたうみちゃん。新品を渡すというのはうみちゃんなりの一線の引き方なのでしょう。ちとせが出て行ったのを見計らって、ちとせの脱いだ服に紛れ込ませようとしますが、そこで我に帰ります。友人の着替えを漁っているうみちゃん自身の姿も変態であり、また見覚えのない下着が入っていたとして、ちとせに不気味がられこそすれそれを喜んで穿いてくれるはずもありません。堂々と正面から渡す事にするうみちゃんですが、しかしどうやってパンツを渡すという高いハードルを越すのか。

 ちとせに競泳勝負をもちかけるうみちゃん。負けた方は勝った方に何か物をあげるルール。これならば堂々とパンツを渡すことができます。あげるものがない、と沈むちとせを何とか励まして乗らせようと頑張るうみちゃんですが、意外ともの1つ1つに愛着を持って使い続けるタイプのちとせに苦戦します。ヘアゴムはママにもらったもの、だそうなのでそんなに遠くない過去までママは一緒にいたのではないかと推測されます。イライラして鼻かんだティッシュでもいいと叫んで変態扱いされる報われないうみちゃん。とにかく私に勝て!というのがうみちゃんの純粋な要求です。

 しかし泳ぎ始めるととにかく遅いちとせ。前回イチカに「ガチ泳ぎ」と言われていましたが、確かに速いとは一言も言っていませんでしたね。負けるためにわざとゆっくり泳ごうとするうみちゃんですが、体育の先生に「溺れてる?」と声を掛けられたと思って一生懸命否定しますが、これは隣のレーンの林田さんの事でした。しかも肝心のちとせは立ってそっちを見ています。人の気も知らないで…とついにしびれを切らして泳ぎ始めるうみちゃん。中々うまく行かないものです。

 授業後、諦めと怒りで無言で着替えるうみちゃん。その表情に何かを察して話しかけるちとせですが、うみちゃんの表情は固いまま。重ねて何をくれる予定だったの?と尋ねるちとせ。うみちゃんの気持ちは伝わっていたのですね。この言葉を聞いたうみちゃんの心中は察してあまりあります。うみちゃんの努力は無駄ではなかった。無事にパンツを渡せてちとせにも喜んでもらえてめでたしめでたしのはずが…ちとせに渡すパンツに気を取られたのか、自分のパンツを忘れてしまったうみちゃん。ここで繰り返されてきた「はっ」が最大限に生きてくる巧みな構成です。そしてもじもじスカートを押さえながら下半身の涼しさを耐えるうみちゃんと、それを遠くから見守るちとせとイチカ。イチカは無事に水上の死のトラップから生還したようで何よりでした。

 うみちゃんの魅力が100%詰まった回でした。うみちゃんいい子過ぎ、そしてちとせのことが好き過ぎ回。全うみちゃんファンのためのまさに夏にふさわしいエピソードだったと言えるでしょう。うみちゃんに栄光あれ!

ロロッロ! ver. 37.0 意味のないパフォーマンス/今度ハ人間ヲ殺シタナ

IMG_0397
小堀少年人命救助記念特別カラー
 色々あったけど、無事に林田さんを救出する事に成功した小堀少年。しかし、女子しか姿の見えないプールの授業でプールサイドで見学なんかしちゃったりして、もうこれは性別不明を返上してもいいのでは。それとものりお先生の巧みなミスリーディング?まあこれをきっかけに小堀少年と林田さんが接近してくれると面白くなりそうです。小堀少年にも林田さんも解明されるべき点が山ほどありますし。

 夏です。夏といえばプール!ロロッロ世界でも2回目のプール回。短期集中連載だった前回はイチカのムキムキな防水スーツが大変印象的でしたが、さすがにあれはないと言う事になったのか、普通に見学しております。あの時は顔が濡れることを心配していましたが、今回はだいぶ防水は向上しています。森繁テクノロジーの勝利。そして最近やや出番の少ないうみちゃんが、スクール水着でサービスカット。ちとせとの体型の差を見せつけております。何となく所在無げなちとせです。

 そんなプールサイドのお友達は大野さん。お腹が痛いのに筋トレを命じられて腐っていますが、イチカはなぜ大野さんが休んでいるのか分かっていないのですね。ロボだから仕方がないと言えば仕方がないのですが。いらぬお節介を焼こうとして迷惑がられていますが、博士は知識だけでも入れておかないと、ちとせ絡みでまた一悶着起こしそうな予感。その横にはピポと小堀少年。「言っとくけど僕はただの風邪気味だからね」という事は少年は今回は大野さんとは違った理由で休んでいるというわけで、つまり性別は…でもこの体育教師を見る限り、なかなか断定はし難いところ。ピポはプール見学女子を記録するというエグい行為に。この辺の感じはやはり女性作家ならではでしょうか。

 そんな会話をしている間に、林田さんが例によって突如涅槃スタイルで出現。大野さんも不思議がるこの瞬間移動の謎。ちゃんと着替えているのも不思議です。そして寝言ではタイムリーにイチカがアンドロイドである事などを呟いておりますが、動力源は読者にも気になる点です。イチカもそろそろ諦めればいいのに、ちとせにその寝言を聞かせようと必死です。そのちとせは冒頭の冴えない表情とは裏腹の見事な泳ぎっぷり。ロボットダンス以外にもちゃんと得意分野があったようです。そういえば冒頭のカットもゴーグルの挟み方が経験者っぽいですね。

 基本気が短いイチカは起きない林田さんに業を煮やして、起こそうとして水中に転げ落とします。高性能ロボに学習の二文字は無いのです。顔を水に浸けたまま浮かび上がる林田さん。その時にはもうイチカの手の届かないところへ…にわかに緊迫するプールサイド。ためらう事なく飛び込んで救出に向かう小堀少年と的確なアシストをするピポが頼もしい。股からヒモが垂れ下がる絵面はややアレですが…本来どういう使い道の為にあるものなのやら。林田さんの無事を確認し、スク水に引っ掛けて救出の準備が整います。しかし、ピポに引っ張られて大きく開いてしまう林田さんのスク水の胸元と、それを凝視してしまい鼻血を噴出してミイラ取りがミイラになる小堀少年。この辺の反応で性別不詳を引っ張って来ますね。うーん…

 今度は事態の責任を痛感していたイチカが水没の危険を冒して向かいます。水没即死なので勇気ある行動であることは間違いない。最近のイチカは背中の排気口から水が入らなければ何とかなるので、ビート板をお腹に敷いてソロソロと接近。小堀少年を救出します。林田さんとまとめて救出しようとした時、たまたま通りかかってしまったちとせ。救助を頼むのかと思いきや、しつこく林田さんにロボ情報を言わせようとするイチカ。この邪念がある意味高性能の証…目を覚ました林田さんは残念なことにカナヅチで、パニックになってかえって事態を悪化させます。

 結局ビート板を林田さんに渡して1人コースロープの上に残されるイチカ。ちとせは泳ぎを再開するし、上空ではピポがイチカを水没させようと隙をうかがっているしで大ピンチなイチカ。それを不思議そうにみている大野さんと体育の先生ですが、先生が林田さんを救助していればよかったような気もしますが…まあそこは小堀少年の機敏なアクションが優ったということでしょうか。全編を通じて男性は先生だけですので、小堀少年は女性でいいと思うんですが、どうなんでしょう。

記事検索
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ