Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2019年01月

ロロッロ!ver. 65.0 たしかに タラバ蟹/ 青春ドタバタラブコメ…

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トミ子先輩参戦でますます林田センセーの森繁博士像がカオスになるといいな…

今回の林田センセーのチョコ作り妄想図のセンセーの表情が大変可愛かったのです。しかしトミー先輩には久し振りにトミ子さんになってもらって、華ちゃん会長の友チョコを狙って頂きたいところ。


 久々の林田センセー回+バレンタイン!そう!今の林田センセーはトミー先輩と森繁博士が入れ替わった状態の非実在人物に恋する天才オトメなのでした!!そんなセンセーはいつものように寝ていても、バレンタインというピンクワードは聞き逃さないのです。しかし、それが何であるかは全くご存じないといは、浮世離れにも程があります。対するロボ少女ことイチカもそれが何であるか知らない。未知の単語を問われたイチカは自動的に検索モードに入ってしまいます。「バレンタウン」と入力しても、ちゃんと「もしかして」が機能するのはGoogle様のお陰。しかし、イチカには中1の平均的な知識を前もって入れてあった筈なのに…森繁博士の想定する中1にバレンタインが皆無だったとしたら仕方がないのでしょうか?とりあえずGoogle+Wikipediaで大抵のことは何とかなるのです。イチカの発言をネットサービスと看破するちとせの振る舞いは、既にイチカがロボである事を受け入れたようでもありますが…イチカの単なる奇行としてもう気にしないのかな。


 そんなポンコツな2人にちゃんと正しい中1知識をまとめて伝えてくれるちとせ。しかし林田センセーの反応はまさに純真そのもの。チョコあげたら気持ちがバレる、だからバレンタインデー!?などとやはり夜中も寝ているのではないかというズレっぷり。この時点で関連情報が一通り頭に入ったのか、イチカの方は反応がまともになっていますね。しかし、付き合うかどうかを男子に委ねる事への疑問はたしかにその通り。後ろの陽キャ女子も大賛成です。林田センセーって起きているときは割とアツい人柄なんですね。


 君たちは作らないのかと言われて白々しく「作りませんよー」とちとせの顔を見ながら言うイチカは、既に友チョコをちとせと作る気満々と受け取りましたが、さっきまで知らなかったのにさすが適応が速い。それともちとせに貰う算段なのか。これは来週に答え合わせが来そうです。美術部でみんなで友チョコ作りとかだといいですね!うみちゃんの手編みマフラーに続く「重い」チョコが見てみたいです。


 そんな中、素直に森繁博士(トミー先輩)にチョコをあげたい気持ちのセンセー。作り方は知らないから、森繁製作所で学びながら作れば、直接チョコをあげれて一石二鳥とすぐに構想をまとめてきます。好きな男子はいないのか、と言われてちとせを見ながらいないんだなーのイチカ。ちとせは謎のおっさんギャグ…今回いつもとノリが違うのは何故なんでしょう。


 そんな中、林田センセーの脳細胞はフル回転を続けています。どうすれば森繁博士(トミー先輩顔)と一緒にチョコ作りが出来るか。その解はちとせとイチカにチョコ作りをさせ、自分も便乗する事。チョコを作るには2人の「お眼鏡にかなう男子」が必要である。そのためには爽やかイケメン男子との接触が必要となる…そこで選ばれたのが校庭でサッカーに興じる3年生。あたかもピタゴラ装置のように、林田センセーの設置した物体に導かれるようにしてボールがちとせの後頭部を直撃します。恐るべきセンセーの頭脳…でも3階の窓の外に枝があるのはちょっと謎。そしてちょっとしたトラップミスのボールが装置によってぐんぐん加速されていくのは力学的にアリなのか。ともかく今回の装置がセンセーのずば抜けた知能の実力の初公開でしたね。本人も自分の頭脳に自信を持っている事も分かりました。


 ボールを投げ返す時に出会いが生まれる筈でしたが、爽やか先輩にときめいたイチカは力を制御できず、先輩の顔面にロボ力全開でボールを投げ込む計算違い。命に関わり得る事態ですが、幸い卒倒しただけで、僕ヤバの山田みたいな鼻の固定具で済みました。先輩を保健室に連れて行く事になり結果オーライ。3年B組の保科先輩もイチカの事は憎からずといった雰囲気です。ここで思い出したようにロボアピールを始める残念イチカに保科先輩はドン引き。ここまでは流石のセンセーも読めませんでした。そこに割って入るちとせ。そもそも最初に被害を被ったのはちとせですが、ちゃんと忘れていたことも含めて謝ろうとする保科先輩は心もイケメン。秘技「頭ポンポン」でちとせの懐柔を図りますが、その程度で堕ちるほど安くはないのがちとせ。頭部の精密検査費用を先輩に請求し始めます。絶望するセンセー…


 と、思いきや大本命が向こうからやって来てくれました。友の負傷を知り、トミー先輩が現れます。思いがけない僥倖に打ち震えるセンセーですが、保科先輩に装置考案の為のサッカー観察をしていた事に気付かれてしまい、肝心の本命を前にして不本意な展開に。さあこのピンチ、どうやって切り抜けるか。センセーの頭脳の真価が問われる!!


ロロッロ! ver. 64.0 壁から大人のおもちゃが飛び出してきたり…/ゲスの脱がせ方 

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もしあおい1人がお見舞いに行った時に起こっていたであろう事

あおいが仕方なく隅から隅まで拭く→お返しに華ちゃんがあおいを全身くまなく拭く→→→色々→→→翌日あおいも発熱→2人でラブラブお休みエンド→見守るお父様

みたいな展開が想像されませんでしょうか。


 インフルエンザが流行する今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。ロボのイチカはカゼをひきませんが、常に寒々しいカッコを好む会長さんは、日頃の全裸が祟って無事にお風邪を召してしまいました。それにしても全裸+マスク+マフラーというマニアックなスタイルがとてもよろしいですわ…


 あおい部長とイチカちとせの3人でお見舞いに行くのですが、2人は羽根つきの時みたいに部長に誘われた形でしょうか。見えて来たのは予想通りの大豪邸。合宿の別荘もすごかったですが、本宅はさらに豪邸です。杉崎家とどちらがセレブなんでしょうか。


 自動開閉の門扉に見とれていたら、急に伏せろ!と叫ぶダメな大人が…合宿以来お久しぶり!のポリスです。登場2コマ目のポリスの股間をアオリ上げる構図がヤバイのですが、ちょっと有り難みが薄いのが残念。ポリスだし。可愛い妹が華ちゃんの毒牙にかけられるのが心配で付いてきちゃったご様子ですね。ポリスの想像の中で待ち受ける華ちゃん邸に仕掛けられた数々の変態な罠。壁面にそそり立つ「大人のおもちゃ」の絵面の凶々しさにポリスの業の深さを思わずにはいられません。ただの願望なのでは…


 豪邸につきものと言えば執事でしょう。いかにもセバスチャンな(偏見)に案内されて華ちゃんの部屋へ。ポリスに頭にライフルを突きつけていて取り乱さない辺り相当デキる執事さんです。普通にお嬢様のお部屋に案内してくれます。


 臥せっている華ちゃん会長は確かに苦しそうです。これだけ見ると普通に深窓の令嬢なのに…ポリスもドアを蹴破りたい所を、後ろ足でコツンで我慢です。病人に対する気配りを忘れないあたり、意外と優しいところもあるようで。華ちゃんのお部屋はいいニオイのする日頃の行いとはかけ離れた感じの落ち着いた部屋です。普通かどうかはアレですが、お嬢様と言えば天蓋付きベッドは譲れないところ。


 目を覚ました華ちゃんはいきなり着替えを要求。汗で身体に張り付いた寝間着が全裸よりも危険です。その堂々たるエロコメぶりに、ちとせとイチカが男子でない事を残念がる程。ここは当然あおい部長の出番ですが、どんなひわいかつ卑劣な罠が潜んでいるかもしれないというポリスの判断で、ポリスが着替えを受け持つことになります。銃でボタンを引きちぎり、手錠で拘束した上に足で身体を拭く絵面の強さ…でもちゃんと着替えさせる律儀さ。


 一段落して落ち着くと、ここにいる皆が両親とあまり会えないという共通点がある事に気付きます。ちとせもイチカが出来るまでは孤独だったのでした。まだ見ぬ母は一体いつからいないのでしょうか。やはりというか何というか、ポリス・あおい姉妹も両親がいない事も判明。親の不在のもと妹を守りたい一心で、警官の兄や姉が常軌を逸して行くのはみつどもえからの伝統のようです。でも高嶺家には執事がいて凄いというちとせですが、そんな上等なものはいないと言う華ちゃん。ではさっきの男は…?


 高笑いと共に再登場する偽執事。娘の汗だくになった寝間着を腕にかけて高らかに名乗るのは、何と普段は忙しいはずの高嶺父だったのでした。娘が心配で帰ってきたのでしょうか?人を驚かせるのが趣味だという父ですが、ポリスの怒りの銃弾にしめやかに失禁。これは確かにちょっとタイミングが悪かったかも…でも華ちゃん同様斜め上のサービス精神が旺盛なようで、確かにこれは父娘!今後も活躍しそうなお父様でした。でもこれでポリスと高嶺父がご挨拶した事になりませんか?これって愛だよね><と言う事で当ブログは華あおを見守って行く所存です。

ロロッロ! ver. 63.0 いい加減あの2人を自らを慰めるためのおもちゃにするのはやめないか……/「ちんぽ」とか~~ 

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入部後半年後のアミちゃんとランちゃん
 すっかり美術部に馴染んで「創作」にいそしんでいるじゃないかと想像してみたり。「この世の闇を知らないリア充の陽キャ」なんて幻だったんや…

 陰の者としてこの世に生を享けながら、陽の者を騙って生きる業の深き女、北大路美玲。その姿はver. 56.0で既に見てきたところです。彼女はその業が露見するかしないかのギリギリのライン上で性的な快感を得ている訳ですが、今回いきなり陽サイドの友人を自分の本拠地に連れてくるという暴挙に出ました。前回美玲先輩のヘテロ本の台詞読み上げに涙ぐんでくれた陽友のアミちゃんとランちゃん。何となく懐かしい感じの響きがあるお名前です。

 友とカラオケに行くに当たってバッチリメイクを決めていたため、会長さんにも認識されない変身ぶりです。目の中の花はカラーコンタクトなんでしょうか!?のりお先生の「作った可愛さ」の記号が窺えて興味深くもあります。元々の美玲も可愛いと思いますが、こうして見ると確かに地味だった美玲。自キャラがメイクでこうなる、というのりお先生のシミュレーションが楽しくもあります。
 
 とりあえず全裸の会長さんには服を着てもらい、腐女子仲間とちとせからは性的な薄い本を取り上げてから招き入れるまでに周到に自分のイメージを守る美玲。陰の道はけもの道、知っちゃいけない知られちゃいけない(うろおぼえ)なのであります。しかしアミ・ランの2人の清々しいまでのギャルぶりよ。先輩だろうが誰だろうがお構いなしのウェーイぶり。嫌いじゃない…決して悪くないぞ!!とギャル道に目覚めそうで怖いくらいです。

 黒板のちんぽ画をあえて消さない美玲先輩にツッコむイチカに、静かにその心理を解説するミシェル。これは背徳のゲームなのだと。取り上げた薄い本もあえて少し見える形で自分のバッグに入れたりと、さすが仲間の細かいディテールを見逃していません。そんな美玲の業の深さに慄然とするイチカ。

 美術部なのに誰も描いていない、とかゲームやろうとか一々陽キャなアミさん。胸の方もかなり陽キャでござるな…(ニチャァ)と卑屈にニチャってしまいそうになります。そこで陽を騙る美玲先輩の提案は「絵しりとり」。これは先日「僕ヤバ」の担当の方がのりお先生とやった旨をツイッターで報告なさっていました。きっとこの為のネタ出しだったのだと納得です。

 まずはアミさんで「タヌキ」、なかなかどうして絵が達者です。次のミシェルは「タヌキ」→「信楽焼」→「股間のアレ」という発想か、「きん」を連呼して美玲のボルテージを上げにかかります。2つの袋的なモノを描いてまでして「巾着」で落としてくる時のフラットな表情が好き。ランさんは無難に「くま」。こちらも可愛いですが、2人の間で絵柄を変えてくるのりお先生芸の相変わらずの細かさに脱帽。次は会長さん。「まん」を連呼しながら全裸開脚の自画像を描き始める大暴投。美玲の興奮度も危険水域に達します。そこでさらっと吹き出しと枠線を加えて「まんが」で落とす。何というワザマエ!!次のアミさんの「ガチ」は何が描かれたのかは見えませんが、のりお先生的には「ガチレンジャー」だったりするんでしょうか。次の「ち」に早くも動揺する美玲ですが、あまりの興奮の連続に汗でメイクがぐちゃぐちゃに。そこをささっと直してあげるランさんの器用さと優しさに、あおい先輩がついに動きます。

 入部を勧めようとするあおい部長を、個人的な性的嗜好のためにあえて押しとどめようとしてしまう美玲。そしてそれを静かに指摘するミシェル。言い方はアレですが…ハッとなる美玲と既に空気を読んでいなくなっている2人。美玲の邪魔になっている事を察して身を引こうとする2人に、きちんと謝り自分から入部を勧める美玲。美しい友情の姿がここに!

 めでたく2人と絵描きしりとりを再開する運びになりましたが、最後の伏兵ちとせが「ち」で始まる棒状の物体を描いて待ち構えていました。これからは陽キャの皮をかぶっていたみれいも友にも少しずつ陰な自分を晒していかないといけなくなった訳で、とりあえず挨拶程度な軽さで「ちんぽ」発言をする美玲ですが…正解は「チョリソー」。友にもドン引きされて完全にノックアウトの美玲。しかしこの後美術部の実態を知った時に陽キャの2人は一体何を思うのか。急展開の美術部から目が離せません。

ロロッロ! ver.62.0 男子はクソ/今日ビッチしてたから… 

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サーモグラフィは騙せない
 イチカに備わったサーモグラフィ能力によって暴かれるちとせとうみちゃんの体温上昇。既に和解してしまった今では意外性がやや乏しいところですが、この2人が接近すると明らかに赤く見えるのは間違いの無い所でしょう。

 冒頭いきなりデロデロに溶けたイチカの臀部で始まった今回のロロッロ。溶けたプラスチック(?)によって局部が隠されるという嬉しいのか嬉しくないのかよくわからない絵面です。痛覚を持たない(暑がったりはしてましたが)イチカには、熱いストーブは命に関わるトラップとなるようです。気をつけろと言われても痛みを伴わなければ身に沁みないのは人間も同じですね。それはそうと、次のコマのイチカと博士の位置関係とイチカの表情の組み合わせはこのコマを抜き出して吹き出しの中をソレっぽく変えるとかなりヤバ目の絵面に…今年も挑み続けているロロッロ!です。

 ロボパワーの誇示から「より人間らしく」へシフトしたイチカの欲求ですが、今欲しいのは「痛覚」。確かに人間らしく振舞う上で痛み、恐れ、悲しみなどのネガティブな感覚はより高い次元に達する為には必要なことかもしれません。 しかし、イチカに与えられたのは熱を可視化するためのサーモグラフィ能力。イチカの不満ももっともですが、全身にセンサーを埋め込んで痛みを感じるようにするにはおそらくボディの新造が必要になるのではないでしょうか。五感のうち4つまでは備えていますし、触覚もありそうなので何とかなりそうな気もしますが。末期のガラケーとdisりながらも、ちとせの体温分布も見れてそこそこ使えそうな機能に思えてきたイチカでした。

 教室のみんなの温度を見てみると、寒さで青く見える中で一際体温が上昇している少年を発見します。演劇部の大野さんと語らっている少年はイチカが近づくとさっと体温が低下します。なぜ大野さんの時と自分の時で違うのかと本人に問いただすイチカですが、情報通のうみちゃんに解説されてようやく納得です。とりあえずサーモグラフィで恋愛感情を観察できることを学んで俄然やる気の出てきた調子の良さがイチカです。大野さんの「でかさ」を強調するイチカですが、背と胸…?

 そんなイチカにタイミングよく近づいてくる男子が1名。期待して見てみると何の変化も無い真っ青野郎でした。ガッカリして追い払うイチカですが、追い払われた方も意味不明だったでしょう。しかし完全にビッチモードに入ってしまたイチカは手当たり次第に男子に声を掛けて回りますが、完全に無反応。もっと熱くなれと修造さんになっても反応なし。実際自分がイチカに寄ってこられたら無反応ではいられないと思うのですが、既に様々な奇行で見放されてしまっているのか…そんな中、欲情に光り輝いているオタ集団を発見。「みれぃたそ~」のみれぃはプリ●ラでしょうか?とにかく興奮させたくて胸の谷間を披露したり机に寝そべったりとサービスに努めるも、3Dの身はギーク(ナード?)達を冷え冷えにさせただけで不発に終わりました。「男子はクソ」はけだし名言というべきでしょう。

 ちとせを放ってビッチに勤しんでいる間に、ちとせは美術部でイチカに断られたカイロを配布していました。脱いだ会長と部員たちを一応見てみると、ほんのり発熱する会長と冷静そのものの部員という悲しみが可視化されました。会長も服を着ている時間より脱いでいる時間の方が長いくらいのお方ですので、見る方ももはや慣れっこ…と思いきや。みんな下腹部付近がほんのりと発熱しているではありませんか。驚愕するイチカですが、熱源はさきほどちとせが配布した使い捨てカイロだったというオチ。あおい部長だけは自前の発熱があってもいいとは思いますが、今更裸を見て興奮する間柄でもないのかも。最近だとスマホでもサーモグラフィ化できたりするので、実際に見てみると面白いのかもしれませんね。地味にテクノロジーなロボ機能回でした。

ロロッロ! ver. 61.0 正の字にする必要なくない?/まっ…まだ…奥の方にあるから…!!

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まゆげ年特別企画:語られなかったイチカvsあおい部長
 このメンツの中での羽根つき強者であろうイチカとあおい部長の幻の対戦を妄想してみました。戦いはほぼ互角、あくまでも正の字にこだわるあおい部長と眉毛をひたすら濃くしていくイチカ。いつしか部長の顔には黒々とした2匹のナマコちゃんが…

 いつの間にか「連載時の季節」とシンクロするようになったロロッロですので、今回は当然お正月回です。やはりこの形式の方が読んでいて落ち着きますね。ストーリーを追うのは僕ヤバに任せ、ロロッロはよりみつどもえ的な方向に回帰するのかどうなのか。僕ヤバも1回完結性が強いので、また長めの続きものもロロッロでやるのかもしれませんが。

 あおい部長のお誘いで羽根つきに向かうちとせとイチカ。森繁家の正月でも行われていた羽根つき。仮面に書くので勝った気分になれなかったとの事ですが、森繁博士はいつから鉄仮面スタイルになったんでしょうね。ママンの不在と何か関係があるのか。

 町の広場では部長さんが浮かない顔で筆を振るっていますが…その先には振袖をはだけた会長さんと、その内腿に黒々と書かれた正の字。まあっ!12回も!?的なシチュエーションです。1回部長が勝つごとに会長さんが着物をはだけて、股間に書かされていたようで⋯正の字は会長さんのリクエストか部長さんの趣味か。とにかくあおい部長がうんざりして美術部LINEに助けを求めるのも仕方ありません。会長さんは2人きりでも良かったみたいですけどね☆

 しかし呼ばれて来たのは2人だけではありませんでした。真っ先にすっ飛んで来たのは我らのうみちゃん犬。木の陰でこっそり様子を窺っているつもりがバレバレ、しかも部長さんにはちとせ達が来なければ帰るつもりだった事までお見通しでした。忘れがちになりますが、うみちゃんも立派なぼっちコミュ障なんですよね。同レベルで張り合ってくれるちとせがいなければ、お正月も一人でPCに向かうだけだったはずのうみちゃん…そんな彼女にはちとせのおもち何個食べた?マウントも心地よいはずなのです。

 しかしちとせが来たからにはもう安心。急にリラックスして羽根つきを昭和だと軽くdisりながら、念願のちとせとの対戦に自信満々で臨むうみちゃん。初球はまさかの空振り。しかも墨で書けなくなるまでというデスマッチルールでの負けられない試合となります。容赦なく押し付けられる極太の筆に華ちゃん会長も大興奮。そんな中、超手前に落とすうみちゃんの大人げ0の卑怯な攻撃に、ちとせのハートにも火がつきます。この2人、放っておくと後ろに打ったり始めるのでイチカが線を引いて再スタート。

 しかしうみちゃんはとことん弱かった…奥の奥まで墨を塗られて真っ黒になって、始めて羽子板の大きさの秘密に気付きますが時すでに遅し。無効試合だと抗議しますがその時点でみんなウンザリしてしまっていてお開きに。あおい部長と華ちゃん会長がちゃんと手をつないで帰るのがいいですね。実にいい。帰り道、実は楽しかったと告白するちとせ。正味うみちゃんとしか対戦していなかったのでイコールうみちゃんと遊べて楽しかったとも取れる訳で…その一言を後ろから追尾してきたうみちゃんに聞かれてしまいます。何せ全身真っ黒なので闇に紛れて見えなかったという…塗られたのをいい事に全裸で街を闊歩しているうみちゃんもうみちゃんですが。でも楽しかったのはうみちゃんも同じ。帰ったらちとせの筆の感触の余韻を楽しみながらシャワーを浴びるのでしょうね。もしかして奥の奥まで塗って欲しくて負けていた⋯?というのはうみちゃんの性格上無さそうではありますが。会長さんはわざとだったのかも。

 今年もたくさん脱ぐ宣言のロロッロ。その脱ぎっぷりを当ブログも追っていきたいと思います。


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