Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2019年05月

ロロッロ!ver. 80.0 いわば性の戦場… / よ…夜の実力を… 

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ドキッ!女だらけの性の戦場!!

 近ドゥーを買いに来る不倶戴天の中年オヤジを手ぐすね引いて待ち構えるアミ・ランのギャルコンビ。しかし会場を回遊するのは女のみ。まさか近ドゥーの青い性を買い漁るのは同性…?でもホンワカ百合まんがだから無きにしも非ずだし…的な。


 未成年の中学女子でありながら、卓越した画力とハイセンスなガチホモ漫画で同人界を席巻するミシェル金剛こと近藤みちか。夏合宿ではコミケに向けて腐女子軍団で原稿に精を出していましたが、今回はよりディープな「オスケット」に参加する模様です。


 しかしオタク特有のもったいをつけた言い方はリア充陽キャには通じません。いつの間にか楽しいサークル参加が援助交際でわが身を売る悲惨な性搾取に取り違えられてしまう悲劇。そして陽キャは友を見捨てないのです。


 近ドゥーをどうしても放っておけないアミ。オスケット会場まで尾行して付いて来たそのど根性、ギャルは強い。ここまで来たらもう隠しても仕方ない。しかし、同人活動への理解の皆無なギャルと、その事を理解できない腐女子の決定的な認識の差が悲劇を産みます。


 いかがわしい同人誌販売と援助交際。会場まで来ても全く状況を理解しないアミ助と違和感を覚え始めたラン、そして2人がここが何をする場か理解していない事が分からないミシェル。ひたすら自分を安売りするなというアミ助の迫力に、ついつい同人誌の値札を5万円に書き換えてしまうミシェル。コミケサークル参加の剛の者すら狂わすアミのパワーおそるべし。


 結局仁王像のようにオーラを放つ2人と値札が完全に買い手を遠ざけて大失敗に終わったミシェル。もう手っ取り早くギャル2人を転ばせて同人者にしてしまうしかありませんね。ちとせは遠い後ろ頭、イチカは背景で歩鳥に踏まれ、うみちゃんも横顔のみという徹底的なミシェル&ギャル回でした。

ロロッロ!ver. 79.0 男根強調ポーズ‼︎ / もっと激しくしごくんだ

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この後メチャクチャ補導された(ポリスに)

 デリカシー皆無なバストサイズ暴露のせいでちとせに振られた歩鳥。仕方なく「先輩」のイチカを拉致して焼き鳥屋に行って一杯。基本的に大体のものが洋風なこの世界に、焼き鳥屋があるというのがちょっと新鮮でした。しかしピポ時代から飲酒していたとは思えず、結局この人格はおっさんとして後天的に作られてインストールされたものなのだと思うと、森繁博士は一体何を考えているのやら…


 イチカと同じ部活に入ってイチカの命を狙う以上、美ボ会入会は必然だった歩鳥。「旧ピポ」という表記なのでもうピポへの後戻りもなさそうです。ミシェルに「受け」を宣告されたので、会長さんに当然のように脱がされる歩鳥ですが、思わずみんなの前では封印していた電子音声で喋ってしまいます。この世界にも「初音ミク」はいるようで…お陰で歩鳥の声をイメージ出来るようになりました。ロボットとバレたと思わず口を覆う歩鳥の仕草と、その体が宿すおっさんスピリットの乖離が楽しいですね。しかもみんなまるで気にしない。バカというか何というか。これまで主張し続けてきて全く気づいてもらえなかったイチカはもうすっかり諦め顔です。


 入会すると言った以上入会はするが、裸は待ってくれという歩鳥。そのいたいけかつ純真な様子に会長さんは心を貫かれっ放しです。裸を強制する会ではないと言い出す始末にイチカ怒りの脱衣。結局イチカの思い込みだったというオチですが、もう脱がずにはいられない身体になってしまって手遅れなイチカ。なおも歩鳥に密室での秘密のポージングを迫る会長さんですが、ここで正妻、いや彼氏のあおい旧部長登場。会長さんは脱ぐに脱げない高等部の美術部に居場所がなくて、中等部に来ていたのですね。歩鳥にも「彼氏」認定されたあおい旧部長はトレードマークのサイドテールをすっぱり切ってイメチェンしちゃっていました。確かに少年的な凛々しさもあるかも!ところで高等部の制服にはやはり十字のマークが入っているのですね。


 入会した以上は面倒でもデッサンモデルの任を果たそうとする歩鳥。先輩のイチカにお手本を見せろと頼みますが、「先輩」「お手本」という持ち上げワードでイチカを気分良くさせてしまってさらにゲンナリ。歩鳥は行動原理がスケベ中年なので、優しい言葉に乗じて腐女子組にどんなポーズを取ってほしいか自分でやってみろと持ちかけます。「スーパーセクシーポーズタイム」とか昭和のおっさん丸出しですが、ミシェルの「男根強調ポーズ」にさなの「ケツを広げる感じ」とガチホモを要求されて粉砕されます。本物には勝てません。ちとせは胸がないし…


 諦めて描く方に回る歩鳥。目の前にはアミ先輩のたわわな胸が。女子の姿をいい事に、絵の具を飛び散らせて脱衣を狙いますが、そこにさらに着色してアートするアミ先輩に敗北。さすが根は真面目なギャル。しかし捨てる神あれば拾う神あり。ラン先輩がスカートの汚れを落としてくれるではありませんか。男目線では大変至福な感じとなり、思わず男根強調ポーズを取ってしまう歩鳥。意外とモデルも悪くない事に気付いてしまいます。


 割と好き放題していた歩鳥ですが、ちとせはなれない様子でうろうろしていたように見えた歩鳥を気遣います。産みの親の娘なので仲良くするのはいいのですが、ちとせの全データが入っているというのは、森繁博士としてはイチカに加えて歩鳥も友達にしようとしたという事でしょうか。女体採点おじさんとしての旧ピポとしては何とかしてやりたいちとせの胸。親切心で焼き鳥に誘うも、正確なバストサイズを大公開してしまう痛恨のミス。うみちゃんを喜ばせるだけに終わって残念。しかしもうすっかり馴染み始めてますね。


 今の生活の拠点はなどまだまだ謎の多い歩鳥。しばらくはスーパー歩鳥タイムが続きそうです。

ロロッロ!VER. 78.0 私たち姉妹じゃん‼︎ / 緋村ちゃんは……受け

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歩鳥はイチカお姉様のものです!


 やはりと言うか当然と言うか美ボ会にまんまと入会してしまった歩鳥。そしてミシェルの一存で「受け」とされ、みんなの「妹」として美術部にご奉仕する屈従と忍辱の日々が…。かつては屈強な男であった筈の彼の精神も、ついには崩壊してその外見に見合う美少女のソレになってしまうのであった…的な。


 ピポの引き金1つでイチカの頭部は砕け散り、あわや…という物凄い引きで終わったver. 77.0。これ程次週が待たれた事があったでしょうか。しかもその間にコミックス4巻にのりお先生のインタビューまで。濃密なロロッロ!ウィークとなりました。


 センターカラーは歩鳥が独り占め。凄絶とも言える笑みを浮かべて舌なめずりをする歩鳥。制服のシュラグの赤と白タイツのコントラストが強烈です。このスタイルや真っ赤なマニキュアはピポ、いや歩鳥のセンスなのでしょう。下品かわいいがピポ、いや歩鳥の持ち味か。


 完全にイチカの生死を握りながら、しかし銃を収める歩鳥。まだ不完全な第2形態で目的を達してしまったら楽しみが減るというもの。しかしこのぶち抜きといい、のりお先生の歩鳥に注ぐパワーがすごい。間違いなく2年生編の1つの軸という事でしょう。前回イチカの心にくすぶっていた違和感が遂に結実し、この一件完璧な美少女が天敵のピポである事を悟るイチカ。そしてそのボディは安心と実績の森繁製作所製。博士のやつ裏切ったな、と来るかと思いきや「変態じゃん」で済ますイチカ。そして認めざるを得ない歩鳥。目覚めた彼が新しいボディを見た時素直にそう思ったのでしょう。可愛いんですけどね。しかしイチカもちとせも知らないところでボディを作り、人格を移植した訳で、博士の実力はただ者ではありません。そして浮かぶのは今歩鳥がどこに居住して誰が入学させたのかという疑問。ここら辺に2年生編の鍵がありそうですがしれっと森繁製作所に同居し始めそうな気も。


 結局ピポに宿った人格を核にして森繁博士が心と体を与えたという事は、イチカにとってはまぎれもない妹です。私たち姉妹じゃん‼︎のイチカの嬉しそうな表情。さっきまで殺される寸前だったとは思えません。この大らかさがイチカの美点ですね。抵抗する歩鳥ともみ合ううちに引っこ抜ける腕。まだ未完成で声帯も機械音声のままな歩鳥のボディですが、人間としての完成度を極限まで高めてあるイチカにはうらやましいポイントなのですね。しかも外れた腕は遠隔で動かせるという。


 元のピポのボディが気になったところで肝心の小堀ちゃんがピポを抱いて登場。主への愛は確かにあった歩鳥は慌てて向こうを向きます。ピポは歩鳥作成時に元に戻されたようです。急に変な事を言わなくなったピポの事を寂しがる少年と彼を捨ててきてしまった事に思いのある歩鳥。2人の気持ちを察して外れた腕で握手させるイチカ。何ていい奴。ピポなりに支え続けた小堀ちゃんとの別れ。強く生きそしていい女を抱けというあられもないメッセージを下品なハンドサインで伝え、結果としてイチカが下品な事に。


 割とプリミティブな男性原理で出来ている歩鳥の人格。イチカと決着を付け、美術部のスケ共を思いのままにして乳首の色を確認する事を第2の目標にするおつもりのようです。ここでイメージに出てくるのがギャル2人にうみちゃん、腐女子組からはみれいのみであるのが興味深い。そしてその目標はあっという間に叶うだろうというイチカの予想。しかもまとめて…ここでポッキーをタバコのつもりでふかしている歩鳥。基本おっさんなのに、美少女がすると何でもかわいいという身もふたもない真実。


 イチカ殺害のために「同じ部活」として美術部に入部した歩鳥ですが、実は美術部員ではなかったイチカ。翌日当然のようにいる会長さんに引き合せられる歩鳥。何の部なのかイチカに聞くも、ミシェルの断により「受け」宣言がなされる歩鳥。流れるような攻めの会長によってするっと脱がされる歩鳥。まさか部員の乳首の色を把握する前に自分のを晒す事になろうとは。自分の痴態を野獣の目でスケッチする部員を見た時、ピポであった何かは崩壊してしまったに違いありません。ようこそ歩鳥、美ボ会へ…


4巻の記事は稿を改めて続きます


ブログ開設10周年を迎えました

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山田に扮した宮下さんとイチカに扮した吉岡さん
 当ブログでは一貫して吉岡さんと宮下さんがより一層仲良くなる事を祈念してきました。今後もより一層精進して参る所存にございます。しかし、のりお先生は本当に身長差カポゥがお好きですよね。お陰様で私も立派な身長差フェチになりました。程よい身長差が吉宮の良い点です。

 2009年4月24日に今は亡きpixivブログに最初の記事を投稿し、4月29日に最初のみつどもえ感想記事(139卵性)を投稿してからついに10年の節目を迎えました拙ブログ。2011年のみつどもえ休載と2012年7月の連載再開、2017年のみつどもえ連載終了を見送り、今はロロッロ!の感想を細々としたためつつ何とか生存しております。固定テーマで週1回の更新、絵と文章というスタイルがたまたま自分に合っていたのかなと思います。平成も31年で終わり、まさかの元号またぎとなりました。令和の時代、一体いつまでつづけていけるのか…

 ブログというメディアも、SNSの興隆の陰で何やら古くさい存在になってきました。しかし怒涛の様に流れ続け、あえて振り返る事のないSNSとは違った、ちょっと緩い時間が流れるブログは今となっては貴重に思えます。しばらくは新しいメディアに完全に取って代わられる事はないのではないかと…しかし、旧来の「ホームページ」の宝庫であったジオシティーズの消滅とともに、のりお先生の「のりぺぃじ」が時空の彼方に消え去ったように、ブログも永遠に続く事はないでしょう。当ブログも存在が可能な限り、ゆっくりと更新を重ねていきたいと考えております。

 以前はみつどもえの掲載号が出たその日のうちに更新する事を自らに課して来た当ブログですが、昨今の個人的状況からちょっと難しくなっています。今年は可能な限り週末の間に記事を仕上げる事を目標にやっております。もし良ければ時々覗いてやって頂けますと嬉しいです。

 それでは令和の時代もますますのりお先生のおまんがが冴え渡ります様に!
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