3年生たちはどうやってあの大量のコスプレ衣装を用意したのか
最初は1人1人が手縫いしていったのかと思いました。可愛い物好きのラン先輩あたりが主導したのかも、とか。でもミシェルが「選んだ」と言っているので、既存品なのかもしれません。よく見るとこれまで作中に出て来た衣装も多いようですし。うみちゃんとちとせのは今回が初?に見えるので、これは作ったのかもと思ったり。
前回に引き続き3年生を送る会です。うみちゃんの劇的なゴンドラ登場からようやく落ち着いて、車座になって座ります。3年生が7人、下級生が5人、美ボ会が2人といったところ。前回頑張ったエロ漫画はひとまず置いておいて、下級生から先輩へのお手紙朗読からスタートです。ロングヘアを真ん中で分けた人からスタートですが、端に座ったちとせが驚愕の表情を浮かべます。
漫画で手一杯になってしまって、肝心なお手紙を失念してしまったちとせ。ヤバイくらいガタガタ震えております。あまりの不手際に潔く死を選ぼうとすらするちとせ。しかし今回の送る会は、先頭を切って頑張ってきたちとせ。何とか救いたいイチカは久々にプロジェクションマッピングを使う事を思いつきます。一応美ボ会会員として、美術部とはきっちり分けてオブザーバー的立場ではいるものの、その生い立ちからもちとせを助けるのがイチカの使命。上半紙で十分なのにスパッと全身脱衣した上で、手紙の在り処をちとせに尋ねますが…そもそも書く事を忘れていたちとせ。これではどうしようもない。
そうこうしている間に順番が回って来ます。ゾンビのような表情でゴニョるちとせを見て、事情を素早く察したミシェル。ぱっと自分たちからのプレゼントタイムに切り替えてしまいます。この人を部長に選んで本当に正解でした。3年生からの逆サプライズはコスプレセット。部員1人1人に合わせたコスプレ衣装を進呈します。「呪滅の柄」方面でいくつか見た事があるものもありますね。歩鳥やイチカにもちゃんとあるのが嬉しい。うみちゃんにはバンピレラ的痴女衣装、ちとせにはちとせの愛するペーターラビット。自分の事を、ちゃんと見て聞いて覚えてくれていた先輩たちにちとせはまだ感謝の言葉を伝えられていませんでした。
先輩達からの気持ちを受け取ったちとせは、渾身の勇気を奮って自分の手紙を読んでいない事を大きな声で伝えます。そして1人1人に向けた感謝の言葉を、アドリブだけで伝え切りました。自己中心的なコミュ障だったちとせは、この2年間でこれ程までに成長を遂げていたのでした。こういう成長をきっちり描ききって見せてくれるのが、みつどもえ以来のりお先生の作品の素晴らしいところではないかと思います。
みんなで描いたマンガを「描いてきました あたし」と言ってしまうのは、まだまだ成長の余地があるという感じのちとせですが、一方のうみちゃんもちゃんと「みんなで描いた」と言えてますので、こちらもちゃんと成長しました。しかしその漫画は残念ながら表紙だけでお預け。かなりガッツリ描き込まれた表紙なので、中が気になるところなのですが・・・今までミシェルたちもバンバンエグめのBL本を出していたので忘れていましたが、みんなまだ中学生。内容的には18禁なので、読むのは3年後というオチ。描くのはいいのか、という問題がある気がしますが、これって表現の自由に関わる事かも。
無事に3年生を送り出せたちとせ達下級生。内部進学なので劇的な別れもないのがちょっとホッとしますね。




