Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2020年03月

ロロッロ!ver. 121.0 ヘイSiri“死に方”“楽”/いやなタイムカプセル‼︎ 

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3年生たちはどうやってあの大量のコスプレ衣装を用意したのか

 最初は1人1人が手縫いしていったのかと思いました。可愛い物好きのラン先輩あたりが主導したのかも、とか。でもミシェルが「選んだ」と言っているので、既存品なのかもしれません。よく見るとこれまで作中に出て来た衣装も多いようですし。うみちゃんとちとせのは今回が初?に見えるので、これは作ったのかもと思ったり。


 前回に引き続き3年生を送る会です。うみちゃんの劇的なゴンドラ登場からようやく落ち着いて、車座になって座ります。3年生が7人、下級生が5人、美ボ会が2人といったところ。前回頑張ったエロ漫画はひとまず置いておいて、下級生から先輩へのお手紙朗読からスタートです。ロングヘアを真ん中で分けた人からスタートですが、端に座ったちとせが驚愕の表情を浮かべます。


 漫画で手一杯になってしまって、肝心なお手紙を失念してしまったちとせ。ヤバイくらいガタガタ震えております。あまりの不手際に潔く死を選ぼうとすらするちとせ。しかし今回の送る会は、先頭を切って頑張ってきたちとせ。何とか救いたいイチカは久々にプロジェクションマッピングを使う事を思いつきます。一応美ボ会会員として、美術部とはきっちり分けてオブザーバー的立場ではいるものの、その生い立ちからもちとせを助けるのがイチカの使命。上半紙で十分なのにスパッと全身脱衣した上で、手紙の在り処をちとせに尋ねますが…そもそも書く事を忘れていたちとせ。これではどうしようもない。


 そうこうしている間に順番が回って来ます。ゾンビのような表情でゴニョるちとせを見て、事情を素早く察したミシェル。ぱっと自分たちからのプレゼントタイムに切り替えてしまいます。この人を部長に選んで本当に正解でした。3年生からの逆サプライズはコスプレセット。部員1人1人に合わせたコスプレ衣装を進呈します。「呪滅の柄」方面でいくつか見た事があるものもありますね。歩鳥やイチカにもちゃんとあるのが嬉しい。うみちゃんにはバンピレラ的痴女衣装、ちとせにはちとせの愛するペーターラビット。自分の事を、ちゃんと見て聞いて覚えてくれていた先輩たちにちとせはまだ感謝の言葉を伝えられていませんでした。


 先輩達からの気持ちを受け取ったちとせは、渾身の勇気を奮って自分の手紙を読んでいない事を大きな声で伝えます。そして1人1人に向けた感謝の言葉を、アドリブだけで伝え切りました。自己中心的なコミュ障だったちとせは、この2年間でこれ程までに成長を遂げていたのでした。こういう成長をきっちり描ききって見せてくれるのが、みつどもえ以来のりお先生の作品の素晴らしいところではないかと思います。


 みんなで描いたマンガを「描いてきました あたし」と言ってしまうのは、まだまだ成長の余地があるという感じのちとせですが、一方のうみちゃんもちゃんと「みんなで描いた」と言えてますので、こちらもちゃんと成長しました。しかしその漫画は残念ながら表紙だけでお預け。かなりガッツリ描き込まれた表紙なので、中が気になるところなのですが・・・今までミシェルたちもバンバンエグめのBL本を出していたので忘れていましたが、みんなまだ中学生。内容的には18禁なので、読むのは3年後というオチ。描くのはいいのか、という問題がある気がしますが、これって表現の自由に関わる事かも。

 無事に3年生を送り出せたちとせ達下級生。内部進学なので劇的な別れもないのがちょっとホッとしますね。

ロロッロ!ver. 120.0 同性でもラブできる/じゃ生やすのは? 

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ちとせとうみちゃんの熱い創作トーク

 ちとせの発案で、3年生を送る会のメインイベントは3年生を2次キャラ化して漫画化して進呈する事になったのですが、内容はまさかのエロ漫画。そして生やすのはアリという事は、必然的にラストの大ゴマは3年生によるムカデ連結での絆になると想像されます。しかし7人で円を形成するのは角度的にキツい。そこで全部員(美ボ会含む)で繋がったならば、きっと美しい円弧を描くはず。みたいな熱い議論を交わしながら作り上げていったのではないでしょうか。


 これまでロロッロ!を引っ張ってきた、濃いキャラ揃いの美術部3年生たちがついに卒業を迎えます。豊富なメンツがいたはずの美術部も、3年生が抜けてしまうと名前の与えられた2年生はちとせとうみちゃんだけ。1年生も歩鳥は美ボ会で他に部員がいるのかどうかも不明です。美ボ会にイチカと歩鳥がいるものの、来年は実は結構ヤバいのでは・・・そんな美術部を引っ張っていくのはちとせかうみちゃんでしかありえないのですが、今回はちとせがとりあえず来週の3年生を送る会を仕切ります。最初のコマの凛々しいちとせ・・・は残念ながらちとせのイメージ。どう頑張ってもみんなの前では声が小さい。わずか7名の部員を集めるにも、イチカのおせっかいボイスが必要な有様です。

 いつまでもちとせに手を出すイチカを見かねてたしなめる歩鳥。確かにこれからは、ちとせとうみちゃんがリーダーシップを取らねば部に未来はありません。その言葉に納得しつつ、今までになく前向きな事を言い出した歩鳥をニヨニヨと見るイチカ。隙あらばエロに走っていた歩鳥も、対象だった華ちゃんやアミ先輩がいなくなったら今までのようにはいられないはず。


 ボソボソ提案を求めるちとせ。名も無き部員達からの積極的な発言は望めそうにありません。しかしこういう場でさっと提案が出せるうみちゃんは頼れるいい女。内容は口から出まかせの結婚式案なのですが、とりあえずこれで場は和む筈・・・と思いきや、ツッコミ待ちをしても力のない賛成しか返ってこず慌てるうみちゃん。この主体性の乏しい在校生達に未来はあるのでしょうか。腐女子軍団やアミランならここでドッと湧いたでしょうに・・・。

 慌ててちとせに振ってみるうみちゃんですが、実は何も考えていなかった訳ではなかったちとせ。3年生たちを2次キャラに起こして描いてきました。妖精なアミ先輩、剣士?なラン先輩、ネコなミシェル、ウサギなみれい、侍な砂奈。これ自体は企画そのものでは無かったようですが、「マンガみたい」という部員の一言で、これでマンガを制作するというアイディアがちとせに生まれます。


 とりあえずマンガでも承認欲求を満たそうとしていたうみちゃんという経験者も現れて、にわかに活気付く美術部員たち。イベント事は苦手でも、創作方面になると生き生きし始めるのは美術部員あるあるっぽいですよね。しかし雲行きが怪しくなって来たのはうみちゃん発案によるミシェルの男体化から。これはちとせが毅然と拒否。「同性でもラブできる」は長く残る名台詞ではないでしょうか。ところで、ver. 118.0でも「ちんちん生やしてもいい」と言われていたように、のりお先生的には女子に生やすのはアリなようです。結果、3年生を送るおまんがは生えた同性によるラブものになったと思われます。


そして迎えた送る会の当日。どんなにショボくても練習してでも驚いてやろうという3年生の心意気。これを迎え撃つのはまさかのうみちゃんのゴンドラ登場。さしもの3年生も目を剥きます。適当に言っていたのかと思いきや、本当はゴンドラがやりたかったうみちゃん。結婚願望的な何かでしょうか?残念ながらこのゴンドラはイチカのロボパワーでも支えきれなかったようですが、とりあえずサプライズ大成功です。

 つかみは上々、次回は送る会本番だといいですね。みんなが描いた3年生の生えラブおまんがの内容が非常に気になります。

ロロッロ! ver. 119.0 かたくなに名前を明かさない/ 人間の尊厳とは… 

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一匹飼うと自然と増える法則の応用

 すでに人間としての尊厳を捨て切っているポリスなら、いっその事自然に増えてしまったネコとして住んでしまえばまだワンチャンあるのでは。しかし、ポリスももう妹が変態と性的な関係になる事自体を阻止しようとはしなくなりましたね。


 森繁家で保護されたネコが高嶺家に引き取られていってからしばらくになります。夏休みの合宿で別荘に連れてこられたりしていましたが、その後高嶺家で分裂増殖してしまったようで、数えただけで5匹程になっていました。ネコの増加に伴い家事に手が回らなくなった高嶺家では、お手伝いさんを募集しております。家事だけなら華ちゃん会長だけで何とかなっていたとの事ですが・・・そういえば高嶺家は学園理事長のパパは出てきましたが母はまだですね。この広壮な屋敷に親子だけで住んでいたのなら、あおい旧部長が住んでしまうのも仕方がないと言わざるを得ません。


 招かれたイチカとちとせですが、もう1人招かれざる者がドアの隙間からじっとこちらを窺っています。かつてあおい旧部長と共に住み着こうとしたポリスは、一旦は追い出されていた模様。しかし愛する妹のためか、はたまたネコのためかお手伝いに応募してきたのでした。ブチ抜きのポリスのメイド姿。控え目に言って大変よろしいのでは!スタイルも元々抜群ですのでメイド服もよく映えます。ネコの世話のため、警官の職を投げ打っての応募のようです。となると、ポリスの呼び名も普通に名前になるのかと思いきや、「メイドと呼べ」だそうで。名前は最後まで不詳のままで行くのでしょう。あおい旧部長も名字は不明のままですしね。


 そこに待ったをかけるもう1人。窓にイケメン座りをして颯爽と登場したのはこちらもバトラー服に身を包んだトミー先輩。NTRで脳を粉砕されたにも関わらず、華ちゃんへの想いは変わらないのでしょう。残念ながらお手伝いさんの枠は1名のみ。ここにポリス変わってメイドとトミー執事の真剣勝負が開幕します。これまで接点の無かった2人ですが、並べて見るとなかなか良い釣り合いです。幼馴染だけあって高嶺家には通じているトミー。しかも華ちゃんとあおい旧部長にはしっぽりくつろげと言えるNTR脳。この時点で有利です。イチカ達は立場上ポリスを応援する方向のようですが…


 まずは料理対決。勢い込んで先制を狙うポリスですが、手にした出刃で削っていたのはゴボウ(この時点でおかしい)ではなく木の枝。火起こしを始めますが、まさか家でも常にこのやり方で火を起こしていたのか…他方学園一のイケメンでありながら、見事に料理を進めるトミー。味も素晴らしいようです。ちなみにトミー先輩の料理はアシスタントが美麗に仕上げているのが面白いですね。掃除もテキパキと完璧にこなすトミーに対し、便器を手で磨けと熱弁するポリス。まさかあおいさんとの姉妹暮らしでも手で磨いて…?まあそれはそれで捗りますが。


 起死回生をかけたネコちゃん対決。ネコになり切って遊ぶポリスととりあえず構ってくれるネコ達。これは行けるか?と思いましたが、トミーはネコの食事も完璧に手作り。ポリスも思わずガッつく美味しさ。おまけにネコあしらいまで完璧。これはもう何一つかなう所はなく惨敗のポリス。


 イチカ達と3人でトボトボと帰路を辿りますが、どうやらメイド服で家から来たポリス。さすがに交番の同僚の目線は恥ずかしいようです。初登場の他の警官ですが、イチカはすかさずポリスの呼び方にかこつけてポリスの名前を聞き出す作戦に出ますが、あっさりとセクシーポリスを提案されます。自分がセクシー系だという自信はあるようです。まあ何もせず口を開かなければ確かにセクシー系なのかも。


 一方の高嶺家では、夕食作りのトミーをおいて、華ちゃんとあおいさんが日のあるうちからひわいな事を。眉一つ動かさずに料理を続けるトミー執事と思いきや、出来上がった料理はトミー先輩の心象風景のようなデロデロの何かが出来上がっておりました。「できました」では無いのでは…しかし自分が1番興奮する行為が行われていては仕方がないのでしょう。敢えなく富三郎さんは職を解かれ、次の人が募集されたというオチ。華ちゃんももう少し配慮してあげればいいのにと思います。どうせ広い家なんだから見せつけるようにしなくてもね…

ロロッロ!ver. 118.0 高等部の美術部は光のオタク感がキツい/百合におっさん割り込ませてもいい 

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趣味の形は人ぞれぞれだよねっ><

 あれ程「まとも」を強調され、幼馴染みの華ちゃんとついついお付き合いするようになってしまった以外は常識人だったはずのあおい旧部長が、実は高等部最下層の特殊クラブに所属するしりメンZのどマイナーカップリングの愛好者だったなんて…ミシェルと絵で張り合う実力者ですから、当然創作もしている筈。百合女子がやおい二次創作に没頭できる自由な世界こそが、ロロッロ!の多様性の根源であるのかもしれません。常にエロスの中心が自分である華ちゃん会長に、その耽美な世界を理解できるのかは謎ですが、そこは愛の力で。


 みつどもえの時から「主人公が全く出てこない回は傑作回」という法則があると個人的には思っていたのですが、今回も大変素晴らしい回でした。今回の主役は腐女子3人組と高等部の華あお、そしてテーマは多様性。この限りなく拡散していく感じが最高にのりお先生、という読後感。ひたすら2人の関係性を突き詰めていく僕ヤバとの同時連載だからこそ産まれた回なのかもしれません。


 卒業間近な腐女子3人組が歩くのはお隣の高等部。中高一貫校ならではの事前の部活見学のようです。心なしか表情の厳しいミシェルとさな。案内役を買って出たのは華ちゃん会長で、部員勧誘の必要がない美ボ会会長という身軽な立場ゆえでしょうか。しかし、3人一緒に部活に入るとは限らないとはねつけるミシェル。ただならぬ剣幕にみれいに事情を聞くと…


 この不仲の発端はミシェルのしりメンZにおけるカップリング嗜好をさながディスったゆえとの事。みれいにも分からないキャラだったので相当マイナーなのは間違い無さそうですが、そこに口を出すかはオタクとして守るべき最低ライン。ここはミシェルの言い分に分があると感じますが、さなも引く気はなさそう。この辺のカップリングについては1番センシティブな部分だそうで、腐女子組解体もあり得る事態のようです。男からするとちょっと理解し難いのではありますが…それでも一応3人でつるんで行動はするのが面白い。


 当然腐女子組はみんな高等部でも美術部に入るだろうと思っていましたし、あおい旧部長もその様に勧誘してきます。しかし、みんなが中等部で美術部にいたのは、他に近い部活が無かったからだったのかもしれません。ひたすら美術部で絵画制作に打ち込む旧部長たちは腐女子たちには眩しかったようで、実は居心地は良くなかったのですね。特上の素材(ボディ)を提供してきた華ちゃんにとっても、その感情は初めて知るものだったようです。


 1番腐女子組に近そうなのは「漫画アニメ研究部」ですが、通常の部活動は地上階にあるのに対して研究部・同好会は地下にあるようです。漫研はちょっとヤバい雰囲気。某探偵漫画の悪の組織的な部員の皆様が、詰問めいた質問を投げてきます。華ちゃんも困惑する位のノリですが、あっさりとかわして行くミシェル。Twittterのフォロワー数も、みれいならずともミシェルの圧倒的フォロワー数で粉砕するのかと思いきや、あっさり「やっていない」とかわします。初対面では隠蔽するのがオタク、というさなの解説ですが、そもそもフォロワー数を初対面の相手に聞くものか?という気もしないではありません。無事にオタクとしての口頭試問を突破し、今後は逆に是非入ってくれと懇願されますが、なぜか背を向けるミシェルとさな。本棚のバラバラさ加減から、部員たちのぬるさを感じ取ってしまったようです。この件に関しては見解が一致する二人。オタクの道はかくも険しい。


 何と地下にはさらに下層があり、そこにはマイナーな「クラブ」がひしめき合っていました。この魔宮めいた3層構造は華ちゃん会長のお父様の趣味でしょうか。明かに荒廃した陰鬱な雰囲気で、華ちゃんもあえて進みたくはないようです。さなとはぐれた一行が行き当たったのはコス部。ミシェル達創作系のオタクとは毛色の違うオタクの巣です。何とそこで人気作品「呪滅の柄」コスを決めていたのはさな。ver. 86.0で見せた素顔よりもよりシャープな眼鏡なしのお顔!背の高さも相まって、大変お似合いです。本人も満更ではなさそう。しかし自分の容姿に自信がある人達の活動であるコスプレは創作組とは相入れないもの。対立はしても、自分と同じ側と思っていたさなの脱皮に、裏切られた思いのミシェル。


 そこから奥は完全に魑魅魍魎の世界で陰の気が満ち満ちています。廊下に充満する呻き声は「百合ふたなり」「攻守逆転」「真空パック」と業の深そうなものばかり。しかし不思議な居心地の良さを感じるミシェル。そこに「しりメンZ緑青クラブ」を発見するミシェル。この展開はまるで寝ている時に見るとりとめのない夢のような感じがありますね。喜び勇んで入室すると、そこには何と、薄い本を手にした旧部長が椅子の上で正座!この表情可愛すぎる。ベストオブあおいさんです。ミシェルにとっては眩くて正視できない筈の人がこの薄暗い趣味の同志だった衝撃。「部はかけもちできるから…」も何だか可愛いですね。


 世界を光と闇の二元論で捉えていたミシェル。それを気付かせた美術部の顧問の麗人も「全身タイツクラブ」のメンバー・・・ってあなたは教師なのでは。集まってくる様々な変態さんの中で和解するミシェルとさな。女装、緊縛、ケモコス?と業の深そうな人ばかり。しかし、美術部顧問の「百合におっさんを割り込ませる」は絶対に許されないわけです。この後顧問が顔が変形するまで殴られたのかは不明です。ガッ・・・ガイアッ!?ですね。


 あおい部長の腐女子バレ、さなの素顔解禁、高等部の魔窟発覚といい感じにカオスが広がってきたロロッロ世界。のりお先生の描く多様性大好きクラブの部員としては最高に楽しい回でした。

ロロッロ!ver. 117.0 もう陰キャとは呼ばせないッ/私…ッ 大なんだけど!? 

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ちとせに不幸の手紙を出したのは結局誰なのか問題

 ラブレターに偽装した不幸の手紙に振り回された1日を送ったちとせですが、誰がこんな酷い仕打ちをしたのかは最後まで分からずじまいでした。今回クラスで積極的にちとせに関わっていたのはこの3人ですが、振舞いを見る限りこの中に犯人は居なさそうですし…もしかして長らくご無沙汰な林田センセーや小堀少年!?歩鳥もあり得ますが、エロスに走る事はあってもこういう陰湿な事はしなさそうだし…真相が明かになる日は来るのか!?単行本のおまけ4コマに期待したいと思います。


 久しぶりの巻中カラー!ちとせを巡るイチカとうみちゃんの恋の鞘当て!的な構図と雰囲気が素敵です。困り顔とポーズでちとせがいつもより色めいているのがとっても良い感じ。うみちゃんの太ももも凶悪ですね。タイトルやサブタイトルの配置も凝っていて面白い。


 ところでねとらぼGirlSide掲載ののりお先生インタビューは大変ディープでしたね。「僕ヤバ作者インタビュー」と銘打たれているだけあって、話の中心は僕ヤバでしたが、ロロッロ!も2話分まとめて2週間ごとに1週間を作画に当てる、ネームからオールデジタルで作業など、のりお先生の漫画製作についての突っ込んだ知見が目白押しでした。いつかロロッロ!についても細かく聞いてくれるインタビューがあるといいな…僕ヤバも面白いですけれどね。


 さて、いつもと変わらぬ朝のいつものロッカー。いつもと違うのはハートの封がされた手紙が一通。ちとせを電撃が貫きます。身に覚えは無さそうですし、周囲にそれらしき動きも無さそうに見えます。とりあえず中身を確認しなくては。


 今やすっかり気を許せる親友なイチカですが、親友だけにこの手紙を見せた時のリアクションも想像出来てしまうちとせ。全く悪気無く、100%の善意に基づいてちとせを晒し者にしてくれそう。さすがにこれはいたたまれない展開です。ロボなのに居眠りしてしまうイチカの隙を見て、こっそり手紙を開封しようとしたところ…


 もう1人の親友が見計らったかのようなタイミングで妨害してきます。まだ懲りずに配信に邁進しているうみちゃん。パンチラを装って得た視聴者数を自慢して来るわけですが、そこはちゃんと見てないふりをしながら見てあげているちとせ。この絶妙な距離感。そしてうみちゃんに見せた場合に起こる事態もシミュレートできてしまうちとせ。うみちゃんが冷静にラブレターで飛行機を折れるかは大いに疑問で、実際はちとせ以上に慌てふためきそうではありますが、とにかく見せるのは危険と判断されました。


 かくなる上はトイレの個室でプライバシーを確保した上で見るしか無いわけですが、こんな時に限って連れションに来てくれる親友2人。うみちゃんと一つだけ空いた個室を奪い合うハメに陥ります。手紙を読むというミッションは忘れられて戦いが優先となりますが、あっち向いてホイに誘い込んで、その隙に個室を占拠するというエグいうみちゃんの頭脳勝ち。怒りに震えるちとせを尿意限界と理解したイチカは手洗いの上にしゃがませて緊急時だからと優しく排尿を促す友情プレイ。さすがにこれは無理なちとせ。


 かくしてちとせの時間は、意外なほどに誰かと関わり続けながら過ぎていきます。かつてボッチオブボッチな虚無そのものの時間を過ごしていたちとせとは思えない充実ぶり。周囲から人が絶える事がない幸せ。放課後の美術室には信頼して事情を話せる先輩までいます。打ち明けるならこの人、ギャルなラン先輩。百戦錬磨の強者とちとせが頼む先輩ですが、実は純情派なのはお約束。告られ経験は豊富ですが、片っ端から断ってきたのでしょう。そしてちとせはちとせで心に決めた事がありました。手紙が誰からであれ、今自分の周りにいるみんなが優先なのだと。ラン先輩にも伝わったその気持ち。


 しかしその手紙は「不幸の手紙」でした。読み上げてからがっくり落ち込むちとせですが、今のちとせには、出すべき5人はあっという間に見つかってしまうという泣いていいのか笑っていいのか分からないオチ。出す相手には事欠かないのはそうですが、うみちゃんやイチカには絶対に出せなさそうにも思えます。となると誰なのか。美玲先輩の後ろ姿がありましたが・・・さてさて。

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