Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

2020年10月

みつどもえXXX卵性&ロロッロ!ver. XXX 吉岡さんとあおい部長

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いんらんまゆげーズ

やはり作品を高めるのは太く凛々しい眉毛。まゆげは世界を救う。


みつどもえを代表するいんらん眉毛こと吉岡ゆきとロロッロ!の誇る常識人眉毛の(名字不詳)あおい。

この2人の共通点は…そう。

まゆげ!以上!


 吉岡さんの眉毛に狂って今日ここまで来てしまった身としてはこれで十分ではありますが、あえて共通点を探すならば…


1)非常に親密な同性の友人
でしょうか。あおい部長に至っては成人後フランスに渡って同性婚まで果たしましたしね。吉岡さんも将来は約束されたようなものでしょう。異論は認めません。


2)自分だけの世界
吉岡さんは隠そうともしない恋に恋する暴走いんらん機関車。あおい部長は常識人を装いながら、どマイナーなカップリングに身を焦がす乙女。確固たる世界の持ち主という点で似たもの同士と言えるのではないでしょうか。
 

3)比較的小柄ながら豊かなボディ
下世話ながら見逃せないところです。やはり眉毛の濃さがそうさせるのでしょうか。吉岡さんも育っていますがあおい部長もなかなかです。


 相違点は山ほどありますが、家庭環境が一番違うかもしれません。片や売れっ子の絵本作家で極端に内向的な父と嫉妬と淫乱の塊のような母。経済的には豊かそう。もう一方はどう考えても色々おかしい血なまぐさい警察官の姉と2人ぼっち。父母の消息は作中一切語られません。最後まで名字も分かりませんでした。むしろどちらも極端な家庭の中で十分に素直に育ったと言えなくもありません。

 あおい部長の見せる完璧なリーダーシップに較べると、吉岡さんはやはりまだまだ年齢相応かなと思います。でも杉ちゃんに見せた優しさを見る限り、将来は人の気持ちに寄り添って物事を進めて行けそうです。

 あと、吉岡さんの眉毛は剃っている間は本人と認識されない等のファンタジックな設定が奢られていましたが、あおい部長はポリスと共通の眉毛、程度で太眉そのものが強調される事はありませんでした。この点はやや眉毛主義者にはやや物足りなく思われた部分です。

 良い眉毛は良い作品にこそ宿る。そんな事を考えさせてくれる2人です。眉毛に栄光あれ。

みつどもえXXX卵性&ロロッロ!ver. XXX 杉ちゃんとうみちゃん

201008blog

気が合いそうなこの2人
 どちらも頭が良くて飲み込みが早いので、あっという間に分かり合って意気投合できそうな2人。お互いのライバルへの執着心も我が事のように感じられるので、主人公ネタでわいわい盛り上がれそう。

 みつどもえでもロロッロ!でも、強烈なスパイスとして作品を盛り上げてくれるのが強敵(とも)の存在です。最初はいかにもいけ好かない雰囲気を漂わせつつ登場しながらも、ライバルの主人公に病的に執着した上で、実はそれまでの振る舞いが愛の発露だった事をさらけ出してくれる王道展開。一見強気なようでいて心の底ではコンプレックスに苛まれながらも健気に自分の道を貫くライバルキャラの生き様こそ天晴れなり。

 そんな杉ちゃんとうみちゃんですが、これまで見てきた主人公キャラよりも共通点が多いように思われます。思いつくままに列挙すると…


 1. 髪型が特徴的

 2. つり目がち

 3. メカに強い

 4. 賢い・成績が良い

 5. 家が裕福

 6. 相手を陥れるためなら手段を選ばない


みたいな感じでしょうか。

 1. ライバルとしてキャラ立ちは最優先です。常人では務まらないので特異な髪型でまず印象付けを狙って来ます。杉ちゃんのピョンピョンとうみちゃんの犬耳お団子はまさに好一対なユニークヘア。つかみはまずここから。

 2. 主人公のド反対を狙ってデザインされるライバルキャラは、釣り目のキツめな美少女になるのは役柄上仕方がありません。杉ちゃんの一重まぶたとうみちゃんのグルグル瞳もキャラづけの一環でしょうか。

 3. 共感が求められる主人公はあまり突出した何かを持てませんが、ライバルはテクノロジーに頼ります。杉ちゃんの携帯とカメラ、うみちゃんのiPad Proとどちらも高額な機器を自在に使いこなして主役たちを攻めて来ます。そしてローテクな返しをくらったり自滅したりであえなく敗退する王道パターン。

 4 . 頭がいいのも基本ですね。色々企んだりテクノロジーを使いこなしたりなど、頭脳明晰でないとライバルは務まりません。未来のうみちゃんは割と能力を無駄にしている気もしますが出来る割に抜けているのも大事です。

 5. 家が裕福なのもお約束です。やはり自分以外の力で得た絶対的優位から見おろすのがライバルというもの。杉崎家ほどのスーパーセレブではないにしても、戌井家のうみちゃんも高価なiPad Proを数台学校に持ち込んだりしてました。対する主人公サイドは丸井家が庶民を売りにしていたのに対して、森繁家は博士の社会的なステータスも高くて物質的にも不足はなさそうだったので、経済的な対比という意味ではちょっと意味あいが違うかもしれません。

 6. ライバルに対する行いが割と非道に近いレベルまで行ってしまうのもライバルとしての業かも。特に少し仲良くなってから、元のキャラに戻らされるときにエスカレートしがちになります。もっともこれは相手への真剣さの現れでもあるかもしれません。

 これまでつんけんしていたキャラがある瞬間ふとデレる展開って、分かっていても快感を伴いますね。そもそも単なるテンプレにとどまらないのりお先生のキャラ造形によって、主役を食うくらいに生き生きしていることから読者としてもますます好きになってしまうライバルキャラ。でも役柄上あまり満たされない立場になっちゃうので、本当にお疲れ様とねぎらいたくなります。

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