
【速報】宮下さんの下の名前決定【悲報】
もちろん逆に「チクビ 宮下」さんである可能性は排除できないのですが・・・。猫のチブサの時といい、丸井家の動物絡みで名前がおかしくなるのが定番化してきたミャーちゃんもとい宮ちゃん。その真の名前が明らかにされるのは一体いつか。あとひとはの「サンジョリオン」が地味にかっこいい。
2013年のみつどもえがついに開幕しました。定番となりつつあるカラー扉も「別チャン連載開始記念 連続カラー企画(気付けばナント)第5弾」のキャプションが。イグルー式に組み立てられた本格カマクラと草次郎+三つ子雪だるま、カマクラの中ではチョコレートフォンデュ。フォンデュの串の飾りがさりげなくひとは・ふたば・みつばになってるのが細かいですね。みっちゃんダルマがみっちゃんの頭を直撃寸前0.5秒前ですが、串がノドに刺さりそうでこれもさり気なく怖い。相変わらず見事かつ眼福です。
そして2013年はやはりこの人から。「あたしは宮下」という懐かしいモノローグと共に颯爽登場の宮下さん。今学期?は動物飼育委員に任命された宮下さんは、6年3組で悠久の時を過ごすチクビの世話に邁進中です。思えばチクビ程みつどもえ時間の恩恵を受けている存在はありませんね。二年程と言われる寿命を遙かに超えた長命を謳歌しています。適当かつがさつな生き方を貫く宮下さんですが、命の次にチクビを大事にしつつ宮下さんとの腐れ縁を育むひとはさんが黙って見ているはずもなく。早速鬼のケージ(作中ではゲージになってましたがcageですね)チェック。
あらゆる形でひとはを刺激してやまない宮下さんは今度はチクビを「チクリン」呼ばわりする暴挙に出ました。投げやりな名前が醸し出す絶妙なミヤシタ=アトモスフィアに、元々寛容とはほど遠いひとはさんは早速これまでの「宮(任意の文字列)」呼称から「山ナントか」にレベルを下げて反撃。しかし長年のひとはの攻撃に耐えてきた宮下さんはすかさず「サンジョリオン」呼ばわり。この時「愛称で呼ぶ」と言われて少し期待していた三女さんが思い描いていた呼び方はどんなものだったのかが気になります。このコマの吉岡さんがかわいい・・・。
しかもこのチクリンが呼び水となってクラス内で、由緒ある「チクビ」が消滅の危機に。ケージを被ったまま火消しに走るひとはさん。ケージを被って「チクビだよ〜」と歩き回る姿にこれまたふたば伝統の「なり切りゴッコ」の伏線が!見事な構成です。
反省0の宮下さんの「なあ、チクリン」に校内放送で「チクビだよ」の遠隔ツッコミを入れるひとはさん。ある意味息の合ったコンビぶりと言えましょう。さすがにドン引きの宮下さんですが、このコマの吉岡さんもかわいい・・・。今回地味に百面相な吉岡さん。「あたしに任せとけって!」で胸に叩き付けられたチクビですが、女子力の高い宮下さんゆえ助かったものの、ひとはor杉ちゃんの場合は即死もやむなしでした。女子力って大事。
宮下家での週末という生命の危機を救うため、チクビのレプリカを得意の裁縫で作成するひとはさん。しかしこの愛らしさがこれまた懐かしいみっちゃんの微Sマインドを呼び起こしてしまいます。「やめて チクビ引っ張らないで」「ちょっとつぶしてみるだけだから」この会話こそまさに音読して味わうべきみつどもえ会話の精髄でしょう。
そこにチクビ脱走の報が。入れ替えのチャンスと見たひとはさんはレプリカにしばしの別れのキスを贈りますが、それをじっと見つめていた本物は傷心を癒やすために若い女の許に走ります。探し回るチーム杉崎+ひとはが目にしたのはこれまた超懐かしの1年生、メグちゃんの掌に憩う「エカテリーヌ」。黒いオーラだだ漏れでメグちゃんに迫るひとはを尻目に、「チクビ、チクビって言うんだ」と爽やかに名を告げる宮下さんとそれに応えて駆け寄るチクビ。一年生達も納得してめでたく場も収まり、宮下さんを認めるひとはと「声に出して読みたい日本語!!」とまで言ってチクビの名を称揚する宮下さん・・・。しかし!!
新年早々に宮下さん分を十分に吸収でき、懐かしのメンツにも会え、みつどもえ十八番の勘違いネタで締めくくった良い回でした。懐かしいキャラ・設定もてんこ盛りでまさに2013年のスタートにふさわしい回だったと思います。242卵性の感想はまた来週に。
三つ子の仲良しぶりが伝わってくるカラー絵で心温まりますね(^^)
宮ちゃん回なのにセリフが少なかった気がした吉岡さんですが、読み返すとほぼ全コマで隣にポジショニングしてますねw