160611blog

「三女さん何か見えた?」「今までの人生が早送りされたよ・・・」「すごーい!走馬灯だねっ!」

個人的に17巻描き下ろしで一番輝いていたのは、三女さんの隙をついて崖からダイブするさっちゃんの躍動感とはじける笑顔でした。しかしさっちゃんと三女さんの体重差と落下の勢いを考えると、三女さんが崖の上で無事でいられたはずも無く・・・。二人で岸に這い上がり、服を乾かしたりしていたのではないでしょうか。夏だからすぐ乾くし、さっちゃんもテント一式を持ってきてたので何とかなったとは思います。どんな目にあってもさっちゃんを見捨てない三女さん。

待望のみつどもえ17巻が発売されました。Kindle等の電子版は発売日の午前0時にはダウンロードが始まりましたので、実質的に全国のタイムラグが無くなった事になります。自分のような遠隔地の住人的には電子版で本文を楽しんだ後、ゆっくりと川柳や裏表紙を楽しむというスタイルになります。電子版は大きく表示されて印刷も綺麗ですが、やはり紙の本にも良さがあると実感。

表紙のみつごは浴衣で湯上がり。みっちゃんの牛乳とひとはの丹前、ふたばは頭をぶんぶんさせて髪を乾かしているところ?丹前を着ているところを見ると、家族旅行で温泉に泊まっているのように思えます。みっちゃんのノースリーブ浴衣から見える腋が・・・腋が・・・!この惜しげの無さがみっちゃん。

川柳はみっちゃんと大いなる海の相似性を謳い上げるスケール感大きなもの。海は母。つまりみっちゃんも母。生命は海の水から生まれたことを考えると、みっちゃんの汗もみつどもえ全ての生命を育むゆりかごという事なのです。

扉絵はあかりママ。お腹の周りの感じから、しんちゃんに弟or妹が!?と思ってしまったのは秘密です。まさのぶめ・・・エロ厳禁な良妻賢母に何てことを・・・!次巻は紗江子ママでしょうか。

巻頭カラーおまんがはズバリ「アバンチュール準備中」。主に杉ちゃんが準備していますが、一部を除いて意外なまでにナイスバディである事に驚きました。さすが麻里奈ママの娘。三女さんの着用想像図のストンとした体型との落差に、かえって貧乳であることの杉ちゃんの悲しみが実感されます。あとは胸!胸だけあれば・・・という心の叫び。値段を聞いた吉岡さん+宮下さんの「そんなに面積小さいのに!?」「銀座の土地かよ!!」というダブルツッコミがリアリティ。三女さんも5万円であのサイズのダイヤはない事をよく知らないというあたり、意外な盲点があって微笑ましい。丸井家の生活に宝石は無関係ですしね。せっかくのエロコメ展開も、すでにみんな見飽きてしまっているみつどもえ世界。

そしてまさかの吉岡さん相かん図Ver.2.0!5巻巻末のVer.1.0に較べて登場人物大幅増!仔細に見ると三女さんと矢部っちの間の矢印が反転したりしておりますが、全部が全部ナシとは言えないところが微妙な相かん図。これを見ると吉岡さんの世界も広がったんだなと感じます。明白に存在している関係には矢印がないのは相変わらず。

海回は巻頭に加えて後日談もある充実ぶりでのりお先生の意気込みが窺われます。17巻ではこのコントが今回一番楽しかったかもしれません。ひたすら縄をつけて飛び込もうとするさっちゃんを阻止し続ける三女さん。そこで話題をずらして縄を持たせるように仕向けてついにダイブ成功!なわけですが、さっちゃんの話の持って行き方が三女さんの思考パターンを知り尽くした感じなのが松ひと的においしいところ。まんまと乗せられた三女さんと笑顔全開のさっちゃんだけで満たされます。

人気投票の描き下ろし。ひとはのみんなの個人情報云々はのりお先生の気持ちそのままなんでしょうね。実際の票数と投票人数はさすがに公開されませんでした。みつごの一角を崩した宮下さんも見切れつつしっかり登場。

そして先日フィナーレを迎えたほぼ週刊。みつごは昔はそっくりだったという衝撃の事実。少なくとも6歳時点ではそっくりとは既に言いがたいような・・・。

POST SCRIPTは今までのひわい路線を捨てて、じゅんじぃ先生のマネージャーとして忙しく働く紗江子ママ。大人の女性の色気で勝負といったところです。じゅんじぃ先生の椅子が腰に優しそうなメッシュバックだったり、のりお先生の日々の作家としての戦いが現れております。場面もまさに〆切りギリギリな感じですが、ひたすら黙考するじゅんじぃ先生と何とか〆切りを延ばそうと苦戦する紗江子ママ。ナマコちゃんヒットの舞台裏を垣間見せてもらった貴重なショットでした。

裏表紙は
千葉氏としんちゃんに挟まれて何となく不憫なポジションにいる田渕くんがまさかの抜擢。しかも思い人は詩織様という・・・。彼には是非強く生きて意中の人を射止めて頂きたいものです。

単行本を読むとすぐ次が楽しみになるみつどもえ。18巻はまた半年後でしょうか。まずは別冊チャンピオンと、チャンピオンでの新連載を楽しみにしたいと思います。